なんだか…ジュ・ト・ヴじゃなくて、デ・ジャ・ヴ(いまだまっちーショック引きずり中…。)。
どこかで見たぞ、この光景。
私は、小学生の頃から伊藤みどりさんのファンで、心の師匠で女神と崇め奉っております。
今年のJGPSから、樋口新葉ちゃんを密かに応援してきました。
全日本選手権への出場が決まってから、マスコミは煽りまくり、「浅田真央2世」とかなんとか言っておりましたが、
「あのスピードとジャンプの幅と足は伊藤みどりさん系やろ…。」(※高さはみどりさんは規格外なんで)
「あの足の太さがないと(失礼)ジャンプは跳べないのよ!」
と思っておりました。実際、ジュニアグランプリファイナルでも、手足が長く細く優雅な選手に混じって、パワフルな滑りとジャンプと表現力で一人異彩を放っておりました。
スケーティングの評価は、一位のサハノビッチに僅差でしたな~。
表現力は、優雅でエレガントな永井優香さんも好きですが、新葉ちゃんはまだ13歳ですからこれから学んでいくことでしょう。
しかし、音とリズムにのせて踊り、ジャンプが跳べるのは持って生まれた才能だと思いますので、長所を生かしてこれからもすくすくと伸びていってほしいです♪
みどりさんも、伊藤みどりはアーティスティックか?で現役の頃から議論されていたけど、ユーチューブで動画を見ると、コメント欄で今でもその議論があって面白いです。200数コメあって。
また、あの強気な発言がとってもいい!
フジテレビのサイトより。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2014/141226-535.html
Q.将来の夢は?
「オリンピックで金メダル」
Q.オリンピックはピョンチャンで大丈夫ですか?
「はいっ!(笑)」
Q.世界選手権は?
「世界選手権でも金メダルとりたい…もちろん」
Q.全部勝ちたいんですね。
「はい、全部勝ちたいです」
こういう発言、どこかで耳にタコができるくらい何度も聞いたことありますねえ。
ええ、羽生君です。くりそつですww
真央ちゃんだって、小さい頃は金メダルを取りたいってはっきり言っていたし(そして、この前のNHKのインタビューでも、口に出さないだけで、金メダルのためだけに4年間練習してきたことを語ってくれていました)、これくらいの気持ちでないと、トップには行けないと思います。
なんと言っても、あの、ジュニアグランプリファイナルで、練習時に絶対に進路を譲らなかった(日本代表3人談byナンバーより)という、おそロシアの女子シングル選手達とガチ対決しないといけないのですから…。
それで、全日本選手権が終わって、ヤフーニュースでシンバちゃんのニュースを探しました。
何気なく見た、スポーツ報知の「【フィギュア】樋口新葉、18年平昌「金」へ4回転トーループ!女子初の大技挑戦」の記事を見て、コメント欄を見てぎょっとしました。
まず、今の時点でコメントが1000超えている。これだけでも異常。
そして、13歳の女の子に向かって、ありとあらゆる罵詈雑言…。しかも、ほとんどフィギュアスケートの演技とは関係ないことでです。
原因は、どうやら全日本の生中継中に自分より上の得点を出された時のお顔がぬかれてしまったこと。
そして、発言がどうやら生意気?らしいこと。
あと、真央ちゃんと比べて「同じ位置に付けられて良かった」と言ったこと。
ココ!真央ちゃんと比べてというところがミソです!
これがあっこちゃんやミキティや荒川さんと比べて…と言っていたら、こんなわんさかコメはこなかったでしょう。
そして、新葉ちゃんがキム・ヨナさんとミキティのファンで、二人のようなスケーターを目指しているというところも原因でしょう。
マオタ(一部熱狂的真央ちゃんファン)とキムヨナ、美姫アンチを刺激しているようです。バッシングするのに理由なんてないんです、とにかく、嫌い。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いですね!羽生君アンチと全く同じですね!
羽生君の強気発言バッシングの時と同じかほりがいたします。
たった一言二言のコメント、1回抜かれた表情だけで大の大人がこんなに罵詈雑言あびせるなんて、どうかしてます。
それこそ、大の大人がまだ中学生の女の子を捕まえて、「感動させてくれ」「金メダルとってくれ」と感動をさせてくれることに依存している証拠なのではないか。そして、その依存心を女子フィギュアスケーターに押しつけているのではないでしょうか。
本当に自立している、町田選手のような大人なら、こんなことは書かないはずです。
中身を見ると、フィギュアスケートファンだけではないようですが…。
謙虚な選手は素晴らしいです。
大ちゃんやしょーま君のように、ちょっとモジモジしているのも、かわいいです♪
しかし、同時に二人とも「自分は負けず嫌い」と公言しています。
それを、外に向かって言うか言わないかだけのお話です。
また、口に出すことで、自分自身を目標に向かって追い込むという効果もあります。
これは、学校や会社などでもよく使われる手法ですよね。
町田選手や羽生選手は、その効果を狙ってあえて強気な目標を口に出しています。
真央ちゃんだって、年齢を重ねてからは言わなくなったけど、どう見ても超負けず嫌いでしょww
みんな、勝ちたい、全部勝ちたい、金メダルを取りたいと思っているから、あんなに氷に何度も叩きつけられても練習ができる。
新葉ちゃんや永井さんなどの新世代だけでなく、日本の女子シングル選手が相手にするロシア女子シングル選手がいかにレベルが高いか、新葉ちゃんくらいの強い気持ちがないと、太刀打ちできないか、データ貼っとくわ!
ジャッジはロシア選手権は結構ゆるく(岡部さん解説から、ゆるかったような印象です)、全日本選手権は非常に厳しかったと思うので、比較はあまりできないと思うけど。
2014ロシア選手権プロトコル
http://fsrussia.ru/files/docs/competitons/1415/rusnat1415_protocol.pdf
女子ショート
1 エレーナ・ラジオノワ 74.13点
2 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ 73.62点
3 エヴゲーニヤ・メドヴェジェワ(←ジュニア) 72.57点
4 アンナ・ポゴリラヤ 71.17点
5 アリョーナ・レオノワ 67.99点
4位まで全て70点台…汗。
女子フリー
1 エレーナ・ラジオノワ 143.32点
2
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ 138.73点
3 エヴゲーニヤ・メドヴェジェワ(←ジュニア) 137.24点
4 アンナ・ポゴリラヤ 133.34点
2014全日本選手権プロトコル
女子ショート
http://www.jsfresults.com/National/2014-2015/fs_j/national/data0203.pdf
1 本郷理華 66.60点
2 宮原 知子 64.48点
3 樋口 新葉 64.35点
4 中塩 美悠 60.07点
5 加藤 利緒菜 58.10点
女子フリー
http://www.jsfresults.com/National/2014-2015/fs_j/national/data0205.pdf
1 宮原 知子 131.12点
2 本郷 理華 121.93点
3 樋口 新葉 117.47点
4 村上 佳奈子 110.74点
5 永井 優香 110.55点
〔参考点〕
2013全日本選手権(オリンピック前年)
(※オリンピック前年で点数は上げぎみ、また、あっこちゃんも語っていたようにソチOPでは回転不足判定が厳しく、その流れは2014-2015シーズンにも継続され、エッジエラーも厳格化・減点が大きくなっているので、一概に2014全日本のレベルが落ちているとは言えない。)
女子ショート
プロトコル
http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/data0203.pdf
1 浅田 真央 73.01点
2 鈴木 明子 70.19点
3 村上 佳奈子 67.42点
4 宮原 知子 66.52点
5 安藤 美姫 64.87点
女子フリー
プロトコル
http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/data0205.pdf
1 鈴木 明子 144.99点
2 村上 佳奈子 135.10点
3 浅田 真央 126.49点
4 今井 遥 125.53点
5 宮原 知子 125.06点
厳しい判定の中、こんな素晴らしい点数を出したのだから、国際大会では堂々と胸を張って行けるはず!次の国際大会までに修正しましょう(^O^)
ちなみに、ソチ前に回転不足や着氷でゆるゆる判定だった全米選手権で選出されたアメリカの選手は、ソチOPで軒並み回転不足をとられていました…汗。
もしかしたら、スケート連盟は、そういった前例を見て、同じ轍を踏むことを恐れたのかもしれません。
だから、これで良いのです。
国内大会だから参考値だろうけど、エッジエラーも少なく、こんな点数出しちゃう&国外より国内競争の方がよっぽど激しい猛少女達と戦わなきゃならないんだから、新葉ちゃんくらい強気でないと金メダルはとれませんぞ!
全日本は最終日、女子フリーを見て、永井さんと坂本さんもいいなあと思いました。
永井さんはエレガントで氷の上で映えますね~好き♪
坂本さんはあまり注目されていないけど、JGPSの頃からジャンプの幅、高さがあると思ってたけど、滑りも緩急があって、素晴らしいと思いました。加点も素晴らしいです。でもPCSはあまり出ないのね泣。もしかしたら将来大化けするかもしれません。
ジュニアは、ロシアに負けず劣らずバラエティに富んだ個性を放ってました。
シニアも頑張って~佳奈子ちゃん・°・(ノД`)・°・
今回の判定はシニアには厳しかったけど(今のジュニアはエッジエラーやジャンプの質を厳格に判定されてきた世代)、まだ時間はあるから、世界選手権までには、きっとできるようになるよ!
佳奈子ちゃんの特にSPは鳥肌ものでした!
もちろん新葉ちゃんのSPも素晴らしく、フライングスタオベしちゃった♪
まだ13歳なのだから、あまりマスコミが煽って、新葉ちゃんや有望なジュニアの選手達が萎縮して潰されてしまうのは悲しすぎるので、適度に応援するくらいの報道に留めておいてほしいです。
これからも、樋口新葉ちゃんを応援します!
※新年からこのような記事で申し訳ない汗。でも、13歳の女の子にこんなことをするなんて、我慢できませんでした。
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