今朝は忙しかった。。。
全米のアイスダンスSD→カナダ男子シングルSP→全米男子シングルSP。
その中でも特筆すべきは、パトリックでしょう!
○Canadian Championships 2016 Patrick Chan Short Program
ファビュラス!
心配させんなやwあんなに弱音を吐いていたのにパーフェクトな爆走神演技で103。58点。
「はにゅーがあんなPCSもらってるけど、うちのパトリックだって10.0とれるんだかんね!」
な気持ちを感じました!いえ、あの演技は文句なしです!
ダイナミックなパトさんの4T+3T、大好物です。
明日のフリーも本当に楽しみです~♪
実況も「ユズルハニュー」言ってましたからね!
そしてナム君、成長期か。。。きついですね。
長身手足長いのは大きな武器になるので、ぜひとも乗り越えてほしいです(口で言うのは簡単ですが)
アメ男子の実況の時に杉田さんが言っていましたが、身長が伸びるとバランスと同時に「目の位置も変わる」ので、ジャンプを跳ぶのが難しくなるそうです。目から鱗でした。
なるほど、目の位置か。。。ナム君、そーた君、ロマン君というにょきにょき長身組がまさにそうなのかもですね。
ケビン君の「カウボーイ・ビバップ」は、楽しそうに滑っていて、見ているこちらもうれしくなりました。
この曲かっこいいから好きなのよ~アニメも凄くかっこいいです。
曲は、「花は咲く」を作曲した菅野よう子さんです。幅広いですよね~。
パトリック以外は団子状態なので、フリーでどうなるか楽しみです。
全米男子シングルSPは、去年と違って空席が目立ったあるね。上位陣が軒並み欠場だからしょうがないわ。
ロス・マイナーさんはクワドなしで90.90点で2位。確かに良かった~ロスさん好きなんです。表現がやわらかい。アボ様のように軽妙洒脱系、ある意味絶滅危惧種です。
しかし、少しびっくりなのは1位のアーロン君と4位のネイサン君のPCSの低さですかね。
でもこれでもアーロン君は随分とPCSは高くなりました。特にSSの評価が高くなっているのにびっくりしました。確かに6分間練習の時からスケートがスムーズで、4Sも凄く安定しているのを感じました。
ミルズ先生はコンパルソリーからさせるそうなので、もしかしたらそれでスケーティングの改善とジャンプの安定性につながっているのかも。
ネイサン君は真顔でマイコーはどうなんろうか。。ちっとでも表情をつけたらどうだろうかと思うんだな。もったいない!
明日も朝早くから全米アイスダンスFDを見るので駆け足での感想すみません。
アイスダンスは、SDで1位のチョクベイと2位のシブシブズの差があまりないので必見です!
あと、男子シングルSPで2回クワドを成功させ、アメリカ男子シングル史上初のショートで2回クワドを成功させるという歴史的記録を打ち立てたネイサン君が4位になったことについて、アメリカのマスメディアでも議論になっているようです。
○Brennan: 16-year-old Nathan Chen shows why he’s a future U.S. figure skating king(USA TODAY)
「16才のネイサン・チェンは米国フィギュアスケート界の将来のキングである」
グーグル先生に英訳してもらった文をそのまんま載せようかと思ったのですが、なんとなく原文をそのまま読んだ方が意味が通じる部分が多かったのでwやめました。ちなみに超英語は苦手です。。。
全体的な意味としては、記者のブレナンさんは、SPでクワドを2回跳んだネイサン君が4位なのはアメリカのフィギュアスケート界のためになるのか、ということでしょうか。
確かに、今シーズンは男子シングルにとっては革命的な年であり、その震源地は紛れもなく「羽生結弦」という希代の天才であり(あえてはっきり言い切ります)その流れにのることなく、相変わらず4回転がないトータルパッケージ力の高い選手をワールドに派遣して、2年後の平昌オリンピックで勝てるのか?という問いかけでしょうか。
今のアスレティシズムな流れに米国のフィギュアスケート男子シングルはすっかり仲間外れのようになっているとも(私の意訳です)。
ネイサン・チェン君こそが羽生選手に対抗できる選手であり、今年のワールドで経験を積まなければさ来年のワールド1回のみでいきなりオリンピックにのぞむことになるので、平昌のことを考えると、今年のワールドでぜひとも経験を積ませたい、という思いがあるのでしょう。
羽生君もソチの2年前のニースワールドに初出場し、飛躍しましたからのう。
そして、ネイサン君からこんなお言葉も。
“It was a big risk for me, but I thought this would be the best time to do it,” Chen said of his two quads. “I’m trying to set myself up as a senior skater, and I think this is a big step for me. Hanyu is a huge role model for me. I honestly hope to be what he is now eventually in the future. I think now is the perfect time to try it, while I’m still young.”
「羽生選手は僕にとって大きな目標です。将来彼のようになれたらと思う。」
うれしいです!
あさってのフリーでどうなるかわからないけど、2クワド、羽生君と同じ構成wで転倒なし回りきって着氷乱れはあったけどPCSで差がついたネイサン君。
PCSは目検討ではなく、各項目でちゃんと基準があるから、それを逸脱してヒャッハーな採点をするというのもジャッジとしては難しいでしょう。
しかし去年まではヒャッハーしていたのにねww
アスレチックな演技が嫌いなのかな?
やはり「ミスパーフェクト」がお好きなように、トータルパッケージの能力が高い選手でないと認めずらい雰囲気があるのかな。
歴史が長い分、案外保守的なのかもしれない。
アメリカのフィギュアスケート人気の低下について、同じ記者さんが1/21に同じ新聞に記事を掲載していらっしゃいましたので参考までにリンクを貼ります。
○Brennan: Here’s why U.S. figure skating has fall
en so far(USA TODAY)
「アメリカのフィギュアスケート人気はなぜここまで落ちたのか」
やはり女子シングルスケーターのメダリストが必要、という結論かw
男子ではなく女子なんだな。
日本も、羽生君と真央ちゃんが引退したらドーンと引き潮がくるかもしれないと思っているの。
実力があるのとスター性は別物だからのう。
だから、ずっとフィギュアスケート人気があったアメリカの現在の状況は対岸の火事ではないと思っております。
ちなみに日本のフィギュアスケート人気がなくなったら引退後の羽生君が活躍する場も少なくなるわけでww
いつまでも、あると思うな人気と金。
それにしても全米と全カナダを見てあらためて思う、羽生君の天使性と容姿と実力とカリスマ性の絶妙さが奇跡のようなものであることよ。
コメント
ネイサン-チェンくんは あの「無表情」をどうにかして~と思っていたから、ホントに !!
技術はあるのに 地味…。バルセロナのEXで 羽生さんと並んだ時のグレーの衣装を見て、そう思いましたわ。
アメリカは 見た目が華やかな人がPCSの点数が高くなるのかなぁ…? わかりませんが。
記者さんの書かれた「平昌を見据えるなら、 今 ネイサンにワールドの経験を積ませるべき」って説も なるほどですが、 ブラウンたち年長者にクワドを習得してもらう方を優先するのかな~?とも思います。
カナダの方はパトリックが!!!!
これは絶対に羽生さんが 更にメラメラになりそうですね~( *^^*;)
ボストンが楽しみです。
色々考えさせられるお話を ありがとうございました。
更新を楽しみにしています。
パトリックのカナダ選手権の情報と、USA TODAY の記事2本のご紹介、ありがとうございました。とても興味深く読ませて頂きました。 パトリックは、最近のパターンを見ていると、精神的な脆弱性が見えますよね。13年GPFで羽生君に負けたら一気に自信を失い、オリンピックでボロボロの演技。スケート・カナダSPで、羽生君がルール・アウトで大差で6位になると、パトリックはフリーで良い演技。GPFでは、同じルール・アウトをして大差がついただけで、引退しようかと追い詰められ、羽生君のいないカナダ選手権では良い演技。他人に影響され過ぎの感がありますね。トリプル・アクセルが鬼門になっていますが、12年ワールドのフリーで空振りアクセルしたのに異様な大差で勝った時に、このままではヤバイと、勝って兜の緒を締めていたら、羽生君にオリンピック取られないで済んだかも知れないのに。でもスケート・カナダと、今回のカナダ選手権SPでスタンディング・オベーション受けて喜んでいる顔を見て、ソチの銀は悔しかっただろうから、パトリックにもこういうヒーリングな日があって本当に良かったと思いました。と同時に、我が羽生君の、他人と比較せずに自分を高めようとする意志の強さ、他人がベストの演技をした上で勝ちたいという気高さ、14年中国杯衝突事故でも諦めない、かっこ悪かろうが何だろうが真っ直ぐに闘おうとする闘争本能を、本当に凄いと思い、これぞ帝王の資質と再確認した次第です。見た目はソフトなのに、男の中の男ですよね。
全米を観ております。面白いですwww 個性豊か、表現力豊か。スケーティングや基礎的なベースがしっかりしているので、見ごたえのある演技が多いです。
フィギュアを観てる側として、ゆづを応援しながらも、アスレティシズムな流れだけじゃつまんないな。と思っているので、米国にはこのままつき進んで行ってほしいですw ガラパゴス的な進化をしていってもいいんじゃないかな。
また、ルール変わったらどうなるかわからないしね?w
ネイサンのPCSの低さは、観ていて納得でした。露スケ連だったら、天才出現としてアゲアゲするかもしれないですけどw
露の女子なんかを観ていて、新しいジャンプ技術力の高い若い子は次から次へと出てくるのに定着しない現状がありますよね。何が本当に正しいのかは長い目で見ないとわからない気がします。
フィギュア男子が若い子だけの競技になったら、正直つまらんです。ジャンプだけじゃないからね、フィギュアスケートは。ルールの手入れが入ってほしいと思っているのは、私ですたー(爆)
全米女子を見てました。
華やかで、エンターテイメント性いっぱい!
これに人気がないなんてもったいないわー。
「結果は大事」痛い程知ってる某ファンっすけども。
アカデミー賞授賞式のレッドカーペットを歩いててもいいんじゃね?な天賦の華が咲き乱れておりますな。
それを思うとネイサンに渋いのも…うん。まぁ…(笑)
でも、GPF会場でジュニアの子達を引き連れて、
「おい。いくぞっ!」な感じで歩いてた彼をテレビで見て、
スタンドバイミーみたいとか(笑)
ないものじゃないと思うの。板前カットがダメとかでもないと…それこそ、ぺろっと何かが取っ払われるが来ると思いたいわ。
で、アメリカがハリウッド風味として、ロシアはドガの子ねずみちゃんたちみたいよねー。真ん中を見つめて、憧れて、「きっと次はあたしもあそこに立つのっ!」と、立ってしまう…おそロシア…
じゃ、日本は?うーんと。うーんと。
は。ジャージでランニングしとるー!!
あ、いや。今年はいつになくジュニアに嵌まって、どの子も可愛くて萌え萌えしてたはず…なんでかな。
ちいこさんの考察。ほうほう、はあー…と溜め息ばかりついとりますが、とても興味深く読んでます。
>九段の真希さん
姐さん君。。。pcsが低いのには納得なんですわ。これが羽生君やしょーま君のようなスケーティングや表現力があるならなんの問題もなかったと思いますがのう。
あれ?ボーヤン君に似てるかなww
真顔でマイコーはキツイので、少しでも「アウッ!」なドヤ顔をやってみてほしーです。
あと、地味ナンデス。。。これはいかんともしがたいです。
アメリカはあんなに裾のは広いのになかなか世界のトップに立つ選手が出ないのがおしいです~。
アメリカのハリウッドを思わせる華やかな演出が好きなので、ぜひまた人気が復活してほしいです。女子はお客さんが多かったですけど~。
>あいあいさん
全米ガラパゴス化ww確かに何が幸いするかわからないから、平昌後はアメリカの方向性が有利になるかもわからんですな。
全米。。。第一グループの第一滑走者からしてなかなか見応えありますよね。本当に基礎がしっかりしている。正直全日本の女子はいいとして男子は。。。(スイマセン)
それだけに、これだけ裾野が広いのになぜに世界のトップには立てない?とやきもきする気持ちもありーの。
アスレティシズムにのらなくてもいいけど、このままどんどんアメリカでの人気が低下していくのだらうか・・・と思うとちと寂しいのお。
成績が上がってスターが生まれないとお客さんはこないし、ジレンマですのじゃ。
かつてのお客さんでいっぱいの華やかな全米やスケアメ、ワールドを観ていただけに身に染みるう。
ネイサン君のPCSの低さはワタスも納得・・・あれ以上操作はできないwINが低いのが気になるわあ。。。ボーヤン君とおんなじ傾向、あわわ。
>フィギュア男子が若い子だけの競技になったら、正直つまらんです。ジャンプだけじゃないからね、フィギュアスケートは。ルールの手入れが入ってほしいと思っているのは、私ですたー(爆)
私も、PCSの配分をもっと上げて自由度を広くしてもいんじゃね?と思いますです。
30才で現役でもいーじゃない。25才で若くないとか、17才で私ももう若くないとか、これだけ書くと何の競技だよ。。。と思いますな!
>もんさん
アメリカ女子は大輪の華が咲き乱れ,豪華絢爛でしたね~♪もう感動感動、正直カナダナショナルふきとんだ。。。あわわw
こんな美しい競技が人気がないなんてもったいない!GGにはワールドでぜひ頑張ってほしいでする。
男子ショートではあんまりお客さん入ってなかったけど、日本で言えば羽生君としょーま君とダイスが欠場で小塚君がお休みみたいなものだからしょうがないか。
ネイサン君ね、無表情なのよ~たぶんスケートのスピードも速いようには見えないのだ。
スケートはスピードが命!(ナム君エ)
ロシアはドガの踊り子みたいに同意です!お国柄がありますよね~日本は部活っていうか、全日本の説明会をライブで見て、これはインターハイか何かか?wwと思いました。
もんさん、いつもコメントをありがとうございます~♪
>emincho77777さん
ごめんなさい、お返事が前後してしまいました汗。
パトリックは、大きな舞台に弱いんですよね。。もしかしたら1年休養して変わったかもしれないけど、試合そのものがあまり好きではないタイプで。対して、過去のオリンピックチャンピオンって、ヤグディン、プルシェンコ、羽生君は試合こそが大好きでエクスタシーを感じるタイプ。ライサも大事な試合で勝つタイプとJスポの杉田さんが言っていました。
大事な試合でトップに立つ選手はそういう資質があるのかもですね。臆するのではなく俺がもっと上にいってやる、という。
周りも良く見るけど、それに左右されないという。
そういうメンタル面を観察するのも面白いです~。技術もですが、どのスポーツも本当にメンタルが左右するということを痛感します。テニスもフェデラーは以前「テニスはメンタルのスポーツ」と言っていましたしね。。。