今日は遅くに帰ってきたとですよ。。。。あと2日でロンバルディアが始まるので頑張るマンなのです|ω・`)
ISUのルール改正案。
http://www.icenetwork.com/news/2017/09/11/253667206
本当にざっくり感想です。
ジャンプの種類ごとに点数差出したり下げ幅のパーセンテージを出すほどヒマではない。。。
○なぜフィリップ・ハーシュさんはこんな大事な案件をいの一番に知っているのか??重鎮ということもありますが。。。
しかし重鎮記者はカナダや欧州にもいらっしゃるわけでして。。。日本やカナダの記者は知っている案件だったのかな?
→ やはり「欧米か!」という感想がぬぐえず。日本やロシアの記者がこんなスクープ記事を知ることがあろうか?
NBCか。。。うぬぬ。
そして関連して
○プル様、タラママ、ロシアのペアコーチ陣は軒並み反対意見。
→ここで謎なのは、ISUの副会長、実質フィギュアのトップであるラケルニクさんはロシア出身なのです。ただしロシア連盟から離れているはず。
技術部門とアーティスティック部門を分ける話しや転倒の厳格化はこの方が推進していっている印象。
ISUの中にいると、よりフィギュアスケート衰退の危機感を感じやすいのかもしれません。
うーむ、推進しているのはどちらかというと、欧州というより「北米」かぬ(個人的な感覚です。)。
日本、アジアではないですね。
○この改革案で最も得をするのは「ほどよいベースバリューで」「高いGOE」と「高いPCS」をとることができる選手。
→つまり、羽生君のようなスケーターです!あとパトリックやハビもですな。
女子はメドベたんなどのロシアン、カナダ女子も。
○トリプルアクセルの行く末に時間の経過を知る。
バンクーバー枯れ薄。
→ トリプルアクセルの下げ幅に最もびっくりしたのですが、そもそもトリプルアクセルがなぜ一際ベースバリューが高いかと言えば、バンクーバーOPの後で、主に日本のジャッジ陣が3Aの点数が低い!という意見を出したんですな。。。ハイ、真央たそvsキムヨナさんの顛末ですな。
8.2点から8.5点になりました。改正案ではその頃よりも低くなる訳ですが。。。
そういうわけで、バンクーバー時のクワド論争もあいまって、他のクワドと一緒に基礎点が高くなったのです。
私も個人的には3Aは女子にとっては4Lzもしくは4Aに等しいと思うので、これくらい高くても良いと思う。
そして、バンクーバーから8年後、今度は日本男子達の宇宙大戦争によって点数の下げ幅が大きくなったというww
これは特定の選手をターゲットにした訳ではなくて、「主に男子シングルの視点のみ」で、他のジャンプと比較して特別に難易度が高い訳ではない、ということで下げちゃった、というものでしょう。
正直、男子と女子はVBを違えても良いのでは?と思います。
印象としては、男子フリーの時間を4分にしたり、6分間練習を短縮したり、試合前の準備を1分だったのを30秒にしたり。
そういうのも含めて、ISUの考え、ビジョンは一貫しているとおもひます。
1 「欧米」での人気回復
2 テレビ放映権の獲得
ま、これにつきますな。
アート部門、テクニカル部門、総合にわけるのはメダルをより取りやすくするためでしょうし、少なくとも今の状況よりは欧米の選手にもチャンスがあります。
やっぱり自国の選手には表彰台にあがってほしいですからなあ。
メジャーなサッカーや野球でさえも、代表が弱かったら視聴率が鈍るものです。
もう一つは、とにかく短縮しているのは、ズバリテレビ放映権獲得のためでしょう。
サッカーもですが、今やテレビ放映権は大きな収入源。しかし、時間の枠がありまして、それを満たさないとなかなか買ってもらえないそう。
買ってもらえない。→放送されない。→ますます先細り。
そういう訳で、特定の選手うんぬんではなく、この流れは前からの改正の流れを一気に加速したものでしょう。
ワシ、前から「極東の事務所の陰謀ガーってなんやねんwwwISUのトップはずっと欧米ですぞ?」と書いてきましたが、まあ、そのとおりというわけだと思います。
中にいると、悩みが深いのかも。。。。。日本にいると感じませんが、それだけ深刻なのかもしれません。
ロシアもソチ前はフィギュアスケート人気はそれほどではなかったようですが、ソチでの活躍やロシアン美少女達の活躍によってメジャーなスポーツにも迫る勢いで今は人気があるそう。
やはり、なんだかんだと言いつつ、自国選手の活躍こそが人気回復の特効薬なのかも。
また、今回の改正のメリットはベテラン選手も活躍できる道が出来て、選手の現役時代が伸びるかも?というのがあると思う。
しかし、「血沸き肉躍る」ような試合は、平昌オリンピックが最後かもね~。
長くなってしまった汗汗。
ではでは~。