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東京オリンピックで確定された多様性重視の流れ。

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「木を見て森を見ず」にならぬよう、東京オリンピックを見て北京オリンピックの方向性を考えてメモ。
東京オリンピックでIOC・スポーツ界における「多様性」重視の方向性が決定づけられたと感じました。
開会式からしてIOCから東日本大震災復興のテーマではなく「多様性」を演出するよう要請があったため、幾度となく内容変更を迫られたそうですからこれは筋金入りでしょう。(でもこんな横やりをIOCはロンドンやリオでやったのか疑問が残る。アジアの国だからなめられたのでは?とすら思う。)
開・閉会式でIOCが推薦した曲らしいイマジンや日本ではほとんどの人が知らず世界的に大ヒットした曲というわけでもないエルトン・ジョンとリナ・サワヤマのコラボ曲「Chosen Family」(LGBTQコミュニティへの愛をうたった曲、らしい)が使用されたのもうなづけます。
これらの曲が開閉会式で唐突に(すんごい唐突じゃなかったですか?)使用されたのも、宝塚歌劇団が国歌を斉唱したのも、オリンピック聖歌を歌ったのがソプラニスタの岡本知高さんだったのも今思えば実は統一したテーマというのものが一応あったのだということがわかりますなあ。ただしとにかく演出が小劇場しか演出したことがない人がいきなりスタジアム級の演出をしてしまったようなしょぼさがありましたが。あととにかく演出がブツ切り。。。グラデーションがない。。。
うん、しかし今振り返れば特に閉会式は多様性・LGBTQの世界というテーマがあったのだということが今になってみればわかる。
で、この流れというのが当面は重要視されていくと思うので、当然わずか半年後の北京オリンピックでも引き継がれると思われるんですよね。


ロシアはLGBTQ自体を違法としているのでこういう下劣な報道(しかも政府系ですよ)をしちゃうんですが、それに対して直々にIOCが調査を入れるとは本気ですな。
そしてロシア国内では新体操でロシアが負けたのは東京オリンピックが始まる前に元フィギュアスケート選手で金メダリストのタチアナ・ナフカがスペインの男子新体操を侮辱したからではないか、多様性を重視する世界からロシアが敵視されているのではないかという報道すらあるんですよね。(まあこれは考えすぎでは?と思いますけども)
で、中国は表向きはLGBTQは存在しないことになっているんですがどうなんでしょうね。。。ウイグル自治区の話といいこのIOCの流れとめっちゃ逆行している国なんですけどどうするんでしょうかね、これ。
そして多様性・LGBTQの活躍を重視することが東京オリンピックで決定づけられたということで、やはり見込みどおり先日のネイサン君の発言はますますまずくなると思いますわ。。。採点に影響するとまではいかないでしょうが、少なくとも心証や流れは凄くよくないと思うよ、ロシアの新体操みたいにね。
スポーツにおいて流れは重要ですぞ、東京オリンピックでのアメリカ体操の結果を見れば一目瞭然ですわ。
これは海外やドメスケオタにはわかりにくいんじゃないかな。何故閉会式で宝塚歌劇団やソプラニスタが最も重要な役を担ったのか?という意味ですね、これは日本の演出どうこうではなくてIOCの意思表示と見るべきだと思う。
それを考えると、見込みどおりそろそろ羽生君のターンが流れとしてきそうだと思っています!
いやほんと東京オリンピックだからトーマス・デイリー選手には編み物王子キャッキャッヾ(o´∀`o)ノとかニュージーランドのトランスジェンダーの選手も大して話題にならずに終わりましたが(何か問題でもあるんだろうか?という。。。)北京オリンピックだとどうなるんでしょうかね、これ。まあ中国自体は元々京劇や宦官の文化があるからLGBTQへの排他的な文化が根っこにあるわけではないのでいいのでしょうが(ブロマンスも大流行中w)政府の政策が強固で一歩も引かないからなあ。
ということでこれからも全体の流れを要チェックや!していきます!

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北京オリンピック
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コメント

  1. 初雪 より:

     高校生の頃、三島由紀夫の仮面の告白を読んで、衝撃を受けました。
    自分が他とは違うと思いつつ青年になっていく苦悩を、独特の煌びやかな文面で綴っていて、当時高校生の私としては、どう受け止めたらいいのか処理出来ませんでした。ただ、将来息子が授かって、息子が三島と同じ悩みを持つかもしれない。その時は、この本を紹介しようと思った事を覚えています。性的マイノリティと告白するまで、どれだけ悩んで葛藤があったのかと思うと、少しでも生き易い世の中になって欲しいものです。
     
     LGBTQを揶揄するのは、日本ではテレビの影響も大きいですよね。
    5年位前の放送だったと思いますが、フジテレビで、オーサーコーチと、ジェフのインタビューの日本語吹替が、いわゆるオネエ言葉、(しかも茶化しての翻訳)だったのにはドン引きしました。流石フジテレビと思いましたが、IOCで多様性を重視してくれるのなら、視聴者が見てLGBTQに対する不快な番組は減っていくんじゃないかと淡い期待をしています。
     

  2. よっしー より:

    NHK公式の閉会式のラスト5分の「ボーナス映像」ごらんになりましたか?
    ここは放送にはならなかった部分ですがなんていうか。めんどくさいこと四の五の言わずにオリンピックとは、みたいな本当にシンプルな映像でそこに感動の芯が存在するんだ、と思わされました。
    IOCの「多様性」尊重は開閉会式でこれでもか!のように感じました。(私は)。差別は何があっても許されないのは当然なのですがあまりに主張がすごくてどこかで報道されていたようにバッハ会長はノーベル平和賞を狙っている・・もあり得るのかな、と。
    こんなに主張しなくても人がどのように生きるかは自由だしそれを世間が強要してはいけないし差別だって当たり前のようにあってはいけない。
    韓国のアーチェリーの選手がショートカットである、ということで炎上といういくらIOCがLGBTが男女差別がと訴えてもお国が変わればまだまだ根深く差別や偏見は存在します。
    ISUはフィギュアスケートでのそういう偏見みたいなものは問題視してないんですかね・・
    体操の内村選手が体操の中の『美』を大切にしているのも英語では『Artistic gymnastics』と表記されているから、とおっしゃってました。
    体操競技でさえ「美」「芸術」を重んじている。
    フィギュアスケートにそれがなくていったいなんなのだ、とふつふつと怒りが沸いてきます。ネイサンくんサイドはおそらくそこまで考えてないし今のままで点数がモリモリなのでもちろん変えることもない。衣装だってなんか着ていればいいくらいにしか考えてないでしょう。
    オリンピックで表面上で「差別はイカン」と言っても実際中身が伴ってないし、単なるきれいごとに感じてしまうのは私だけでしょうか・・
    中国で「多様性」とか言い出したら総ツッコミきそうですよね・・
    「いだてん」でナチスドイツ下でのベルリンオリンピックでユダヤ人をスタッフとして働かせてるという描写ありましたよね。
    まさかとは思いますが北京五輪で・・・
    とかついおそろしいことを考えてしまいます。

  3. ちいこ より:

    初雪さんコメントをありがとうございます~。
    >LGBTQを揶揄するのは、日本ではテレビの影響も大きいですよね。
    5年位前の放送だったと思いますが、フジテレビで、オーサーコーチと、ジェフのインタビューの日本語吹替が、いわゆるオネエ言葉、(しかも茶化しての翻訳)だったのにはドン引きしました。流石フジテレビと思いましたが、IOCで多様性を重視してくれるのなら、視聴者が見てLGBTQに対する不快な番組は減っていくんじゃないかと淡い期待をしています。
    確かにこういうのありますよね。私はお笑い芸人のダウンタウンが昔から大嫌いなんですけどw
    やっとああいう人をいじったり叩くことで笑いをとる芸風がアカン風潮になってきていい世の中になってきたもんだと思っています。はよああいう芸風の芸人や演出はテレビから去れと思っていますww
    サンデーモーニングの張本さんのコメントも問題視されてTBSが謝罪したそうで。。。以前だったら抗議もなしで謝罪もなかったですよね。
    LGBTQの方々や性的差別についてさらにおかしいことはおかしいという風潮になっていってほしいですね。

  4. ちいこ より:

    よっしーさんコメントをありがとうございます~。
    NHK公式の東京オリンピックラスト5分見ましたよ~なぜあれをテレビでラストに持ってこなかったのかと思いました。素晴らしかったですね。
    IOCが多様性尊重をこれでもかと主張するのはやっぱり欧米的権利の獲得の経緯からじゃないですかね。。。主張しつづけてこそ変わるのだということは日本のオリンピック委員会の不祥事の数々が長年嫌だと思いつつ見て見ぬふりをしてきたツケだったのだということでもわかるんじゃないかな。
    >ISUはフィギュアスケートでのそういう偏見みたいなものは問題視してないんですかね・・
    体操の内村選手が体操の中の『美』を大切にしているのも英語では『Artistic gymnastics』と表記されているから、とおっしゃってました。
    体操競技でさえ「美」「芸術」を重んじている。
    フィギュアスケートにそれがなくていったいなんなのだ、とふつふつと怒りが沸いてきます。ネイサンくんサイドはおそらくそこまで考えてないし今のままで点数がモリモリなのでもちろん変えることもない。衣装だってなんか着ていればいいくらいにしか考えてないでしょう。
    ISUも最近女性の権利やLGBTQの選手のインタビューを取り上げることが多くなってきたと思います。
    6月にスケーターのカミングアウトが続いて以降はかなりテーマとして取り上げてきているので、変化を感じ取ってきています。ここでますます「羽生君のターンがきたぞコレ!」と思っていますww
    恐らくネイサン君のあのインタビューの発言は本人や周りが思っている以上にボディーブローのように印象へのダメージがくると思いますぞ。東京オリンピックを見てますますそう思いました。もはやこの流れに逆行する勢はロシア新体操のように思わぬところで足元をすくわれると見込んでいますww
    中国は開会式からしてもう想像がつかないのですけどww
    多様性。。。本当は多民族ですし多様性に溢れた国なはずなんですけど国がでかすぎて強権的な指導者じゃないとまとめられないという歴史的な経緯が仇をなしている印象です。その点ではロシアと中国は似ていますもんねw
    NBCの記者達(ハーシュ氏、ニック氏、ジャッキー氏等)が日本の森元首相の事件にはいろいろ呟いていたくせに北京オリンピックのことについては口にチャックでもついてるの?というくらいだんまりですからねww
    日本のことをいくら批判しても日本への入国は自由自在にできますけど中国のことを批判したら北京オリンピック時に中国に入国できなくなっちゃいますもんねww
    このあたりかつてのベルリンオリンピックを彷彿とさせていかがなものかですわ。

  5. 初雪 より:

     ちいこさん、お返事ありがとうございます。
     昨年来、日本のテレビのニュース番組に嫌気がさしたので、朝はBSのワールドニュースを見ています。
     特に最近感じるのは、イギリス、フランス、シンガポール、インド、ドイツ等、日替わりで色々な国のルーツを持つ人が、メインのニュースキャスターとして出演していて、多様性を前面に打ち出しているんですよね。
     多様性は、世界の潮流なんでしょうね。
     ちなみにロシアと中国の国営放送も放映されていて、こちらは独裁国家そのものです💦
     素朴な疑問なんですが、中国は羽生君に北京オリンピックに来て来てとラブコールを送っているように思うのですが、何故?コロナで無顧客になりそうだし、ボーヤンやスイハンがいるのに、どうして羽生君押しなんでしょう?
     
     
     
     

  6. ちいこ より:

    初雪さんコメントをありがとうございます~。
    >ちなみにロシアと中国の国営放送も放映されていて、こちらは独裁国家そのものです💦
    この2つだけ毛色が違いますよねwCCTVは最近は北朝鮮のTVに似てさえきたな。。。と思うことがあるほどです。以前はそこまでなかったように思うのですが。
    >素朴な疑問なんですが、中国は羽生君に北京オリンピックに来て来てとラブコールを送っているように思うのですが、何故?コロナで無顧客になりそうだし、ボーヤンやスイハンがいるのに、どうして羽生君押しなんでしょう?
    思うに冬季オリンピックの現役で中国の方々にも知られているような現役のスーパースターの選手って今は羽生君しかいないからではないでしょうかね?もちろん中国で大人気だというのも大きいですけれども。ショーン・ホワイトは引退しましたし。
    東京オリンピックを見ていたら楽しかったですがリオオリンピックで引退したボルトとフェルプスのようなスーパースターはいなかったですもんね。その代わりになりそうだったのがバイルズ選手と大阪なおみ選手だったと思うのですが早期に敗退・棄権してしまいました。

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