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サッカー人とはにゅ。

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平昌オリンピックの羽生君の演技への感想で個人的に嬉しかったのは、サッカー選手や関係者からの賛辞が多かったこと。
長友選手。
川口能活選手。
中西哲生さん。
山本昌邦監督。
うーん、ちなみに野球選手の感想はあまり気付かなかったんだが。。。汗
なぜサッカーなんだろう?
と考えるに、
①海外でプレーすることで厳しい競争と批評にさらされる。
②国際試合が多い。お国柄でプレースタイルの個性が出てくる。
③環境がシビア(降格、昇格など)
④結果が全て、という厳しい世界
色々考えたのですが、
サッカーとフィギュアスケートって結構似ていると思うのだ。
(そして両方好き、という方も多い)
世界で戦うことが多いこと。
一人一人の判断の連続性が試合につながること。
一瞬のひらめき、状況判断が試合を左右すること。
不確実性の高い試合内容であること。
ジャイアントキリングがあり得る競技であること。
この中でも
「世界で戦うことが多い」、というのは大きいのかなと思います。
読んでいると、ギリギリの世界でプレッシャー、日の丸を背負った日本代表という立場で戦ってきた人達であるがゆえに、いえ、そういう方でなければ理解できない『凄み』というものがあるのだと思います。
なんか、あれだな。。。。こういう崖の先ギリギリで『結果のみ期待されて』戦ってきた方々と、
フィギュアスケートはおゲイジュツ~と温かい部屋で見ながらライターとして原稿を書いている方々とは
根本的に感覚が違うんだな。
と感じました。
さて、どちらに説得力があるかは明白ですね!
私もフィギュアスケートはアートだと思っていますが、同時にスポーツでもあり、一方結果が伴わなければアートの面も日の目を見ないマイナー競技の悲しさというのもあるので、結果は何よりも大事だと思っています。
特に川口選手のコラムには胸に迫るものがありました。
1位の選手が期待どおりに結果を出すことがいかにプレッシャーがかかり難しいことか。
オリンピック女子シングルの優勝筆頭候補で優勝した例が、20年遡ってもキム・ヨナしかいないことがその難しさを物語っていると思います。
男子はヤグ、プル、はにゅ、と化け物揃いでしたがな。。。。ww
特にトリノの女子フリー、男子フリーは非常にプレッシャーがかかる中での演技で、上位だった選手が幾人か自滅してしまった様子にはプレッシャーの強さというものを感じましたなあ。
【七色コラム】川口能活「頂点守った羽生選手…連覇は素晴らしい」2018年2月24日10時0分 スポーツ報知
羽生結弦選手、小平奈緒選手ら本命とされていた選手が期待通り金メダルに輝いた。本当に素晴らしいことだと思います。
 (96年の)アトランタ五輪は、僕にとって初めての世界大会でした。それまでアジアの壁を越えられない時代が続いたので、本大会行きの切符を手にした瞬間、世界の強豪と対戦できるという喜びが爆発しました。一方で、初戦の相手がブラジルだったので大敗の恐怖もありました。5、6点取られてもおかしくない。100%力を出しても試合にならないかもしれない。でも僕らは挑戦者だったので、重圧は感じませんでした。「無」になってぶつかれたからこそ良い結果(1○0)が出たのだと思います。
 羽生選手は王者として挑み、再び王者になりました。彼が現地の空港に到着した時のインタビューを見て、金メダルを取ると確信しました。国民の期待を背負いつつ、過度な緊張やストレスを感じさせない表情。負傷後は表舞台に登場せず、回復に専念し本番に備えた。スケート連盟も含めたマネジメントが功を奏したのかなとも思います。
 僕はJ1、J2、J3、そして日本代表と経験してきましたが、今でも試合は緊張します。慣れた時点ですきが生まれている証拠だと思います。
 一番緊張した試合は(磐田に在籍した08年の)仙台とのJ1、J2入れ替え戦。勝てば残留、負ければ降格という大勝負。開始直後、シュートに反応してステップを踏んだら足が滑った。後にも先にも試合中に足が滑ったのは、あの1回だけ。それだけ緊張したし、試合前は生きた心地がしませんでした。何かを得るために勝つのではなく、何かを守るために勝つのは本当に難しいと体感しました。
 挑戦者としてメダルを狙う立場なら楽しめる人もいると思います。でも頂点を守る立場では、楽しむことなんてできないはず。だからこそ羽生選手の連覇は、歴史に残る偉業だと思います。(アトランタ五輪代表GK、W杯4大会出場)
(中西哲生コラム)もう、感覚だけではトップに立てない 2018年3月9日(朝日新聞)
平昌(ピョンチャン)パラリンピックが9日に開幕します。先立って行われたオリンピックからは、このコラムでキーワードとしてきた「日本ヂカラ」を発揮するためのヒントをたくさんもらいました。
 特に、すばらしかったのは、フィギュアスケートの羽生結弦とスピードスケートの小平奈緒でした。2人を見ていて改めて気づいたのは、団体追い抜きやマススタートのような新しい種目は別として、長く伝統的に行われてきた種目については、もはや感覚のみで世界のナンバーワンをとるのは難しい、ということです。
 2人とも自分の体やメンタルのメカニズムをわかっていました。もともと研究熱心な羽生は人間工学、力学、運動生理学などを学び、けがをしていた時期は特に、その座学に時間を費やしていたようです。つまり演技している時の身体の動き、滑りのフォームがどのように構築されているかという論理を、自分自身が理解して滑っていたのです。
 と同時に、そうした知識を十分に発揮するためには、精神面の支えが不可欠だということも改めて認識しました。ショートプログラムが終わった時、羽生は「自分はオリンピックを知っている」と話していました。演技が始まる前に拍手が鳴りやまない、演技の最中に誰かが叫ぶなど、普段の国際大会であれば起こらないようなイレギュラーなことが、オリンピックでは発生することがあります。そのイレギュラーなことへの対応について、「経験が役立っている」ということを口にしています。オリンピックのようなハイレベルな戦いは、自分のことだけを完璧に成し遂げればいいという状況でありません。最高級の技術を身につけたうえで、さらに何が起こっても対応できるような精神状態をつくる。技術を発揮するためのメンタルがしっかり構築されていたことが大きいでしょう。
 小平も、1000メートルは銀メダルに終わり、500メートルは絶対に金メダルをとりたいという状況でした。ともすれば、一発勝負で力みが出てもおかしくない中、結果は1人だけ36秒台というほぼ完璧な滑りだったのです。スタート時、ピストルが鳴るのがやや遅く、上半身がほんの少し動いたにもかかわらず、慌てず下半身を動かさず、焦りという精神をコントロールしていました。一本歯げたを履くことで安定した重心の姿勢を保てるようにするなどといった日本ならではの創意工夫で、日本ヂカラを磨いてきた自信が確立されていたから、とも言えるかもしれません。
 最終的には李相花との戦いでしたが、自分が最高のパフォーマンスを出し、それで他の選手に上回られたのであれば仕方ないという、あくまでも自分にフォーカスした滑りでした。他の選手を打倒するのではなく、あくまでもタイムを削るという同じ方向をみて、0・01秒でも前に出るというイメージでレースをしていたように見受けられました。
 羽生も小平も、まず自分を磨くという潔さを持っていて、凜(りん)としたたたずまいと自信が感じられました。焦ることなく、力むことなく、自信と誇りに満ちた演技そして走り。そこから他のスポーツが学べることがたくさんあります。パラリンピアンたちにも、こうした日本ヂカラに期待したいです。
世界の頂へ必要なもの 平昌五輪で再認識(山本昌邦監督) 2018/2/28 6:30(日本経済新聞)
長友、羽生の快挙絶賛「まだ完治してないよね?」「異次元の精神力」[ 2018年2月18日 15:26](スポニチアネックス)
サッカー日本代表DFの長友佑都(31=ガラタサライ)が、平昌五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を果たした羽生結弦(23=ANA)を「異次元の精神力」と絶賛した。
 長友は羽生の連続金メダルが決まった17日夜に自身のツイッターを更新。「羽生結弦選手凄まじいな。どうやったら怪我で長期離脱から復帰してすぐ最高のパフォーマンス発揮できるん?まだ完治してないよね?しかもオリンピックの大舞台。才能だけでは片付けられない」と負傷から約4カ月の”ぶっつけ本番”状態で五輪に臨み、見事連覇を勝ち取った羽生を賞賛。「異次元の精神力。あっぱれやな。。」と続けた。
 長友自身は現在の羽生と同年代だった08年北京五輪にU―23(23歳以下)日本代表メンバーとして臨んだが、1次リーグ3連敗を喫して敗退している。
長友選手こそメンタル強だと思うんですがね汗汗。
その長友選手にここまで言われる羽生君が素直に凄いですわ。
それでは、そろそろおいとまを。
うーむ、比較的簡単に終わると思っていた仕事が全然簡単ではなかったので、明日も残業です、ちーん。。。。
きつい(つД`)ノ
私の仕事、締め切りが終わる時期がないお。。。。2年が限度じゃあ!
早く観戦記を書かないと来週末には約1ヶ月前の話しになってまう~なんとなんと!!
そういうわけで、仕事の進み具合によります、うう。
ではでは。

平昌オリンピック
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