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夏物の仙台平&日経のオーサーインタビュー。

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羽生君が国民栄誉賞でお召しになっていた着物が夏物のお着物で、絽の黒紋付き羽織袴で、袴は仙台平だと聞いて風流じゃのうとうっとり。
よくお写真を見たら確かにうっすらと透けております!
浮世絵や源氏物語に出てくる薄物の着物を思い出しました、羽生君の涼やかで麗しいお姿をますます引き立てていますよね、素晴らしい。
お写真は長久保さんの渾身のお写真だと思うのでブログにはおいそれと転載はできないなあ汗。
羽生結弦に国民栄誉賞授与 凛々しい紋付き袴姿で笑顔「自分だけで取れるものではない」 記念品は辞退(H30.7.2)
平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23)が2日、官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席。授与式に羽生は凛々しい「仙台平」の紋付き袴姿で登場。安倍首相から表彰状や盾を受け取った。個人としては最年少での受賞で、スケート界で初、冬季五輪の選手としても初めてとなる受賞となった。
 国民栄誉賞とともに送られる記念品は辞退した。羽生は「みなさまを代表して、という気持ちがすごくあり、僕個人の気持ちはあまり出したくない」と理由を説明した。
 記念の楯を贈った安倍晋三首相(63)から袴姿をほめられると、羽生は「本当はもっともっと伝統ある所作をしないといけないかなとも思ったんですが、自分はスケーターなので自分らしさも出せればと思いました」と説明。袴は最高級絹織物「仙台平」の人間国宝で染織家の甲田綏郎氏から贈られた逸品。今後について「試合にいくつか出て準備を整えて、達成したいこと、達成したい技がいろいろありますのでそちらを優先して体を整えて精進したい」とコメントした。
 受賞後、報道陣の取材に応じた羽生は「自分だけで取れるものではない。環境にも恵まれてもらえた賞。これからもこの賞と期待に恥じないように頑張っていきたい」と気を引き締めた。
 羽生は14年ソチ五輪でフィギュアスケート日本人男子として五輪史上初の金メダルを獲得。今年の平昌五輪では連覇を達成し、日本勢の大会金メダル第1号となるとともに、冬季五輪史上1000個目の金メダルを手にした。フィギュア男子の五輪2連覇は66年ぶりの快挙だった。
 過去の受賞者は26の個人・団体。五輪金メダリストではこれまでレスリング女子の吉田沙保里、伊調馨、柔道の山下泰裕、女子マラソンの高橋尚子に授与されているが冬季五輪選手としては史上初。しかも羽生はまだ23歳で、84年の山下泰裕の27歳を大幅に更新して個人としては最年少受賞となった。
そして、袴の仙台平は人間国宝の作り手である甲田綏郎(よしお)氏から仙台市を通じて申し出があり、贈られたものだそう。
お写真を見ただけで上質の最高級の逸品ではないかということはド・素人でもわかりますね!
宮城・仙台をPRするその姿勢は本当に素晴らしいです。
羽生にはかま寄贈の甲田氏「スマートに着こなした」[2018年7月3日9時31分 ]
平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子で66年ぶりの2連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)の国民栄誉賞表彰式が2日、官邸で行われた。個人としては最年少で、冬季五輪金メダリストでは初めての受賞。地元仙台の人間国宝が作ったはかま姿で、さらにスケート技術を磨き、国民の期待に応えていくと誓った。
 はかまを寄贈した甲田綏郎(よしお)氏(89)は「日本男子の第1礼装で晴れの場に出ていただきたかった。若い方なのにスマートに着こなしていて素晴らしい」と喜んだ。6月上旬に仙台市を通じて羽生に打診。薄く透き通った絹織物「絽(ろ)」を用い、約30工程で仕上げる逸品だ。江戸時代には伊達藩の殿様だけに着用を許され、明治維新以降に民間にも普及した。甲田氏は「羽生さんの個性が魅力的。華麗なスケーターを続けてほしい」と願った。
江戸時代には伊達藩のお殿様だけ着用できた布地なのか。。。羽生君にふさわしいですね~。
歌舞伎役者、能役者さん達伝統芸能文化の担い手以外で、こんなに若くて美しい人の絽の羽織袴姿が見られるなんてもうないかも。
そして珍しく?日経の原まこ記者の良い記事が~ブログ調でなければなかなか良い記事を書くじゃあありませんか。
もしかしたら「勝負師」という言葉の裏に含むものがあるかもしれませんがw
勝負師って言葉はスポーツでは褒め言葉だと思いますがな。。。そうじゃなければ原記者はスポーツ記者ではなく自分ルールの美意識に絶対的な自信を持っているフィギュアオタですなw
フィギュア変えた勝負師 羽生選手に国民栄誉賞 2018/7/3 2:00
「すべてを征服したいって思うんだよね。野球に関してだけは」。国民栄誉賞第1号、世界の本塁打王の王貞治さんから聞いたことがある。一番になった喜びすら譲りたくないから、そのための労は惜しまない。
 このギラギラした欲こそアスリートの本能で、その勝負にかける姿は美しい。フィギュアスケートで、それをはっきり見せたのが羽生だろう。練習仲間のハビエル・フェルナンデス(スペイン、平昌五輪銅メダリスト)が語るように「結弦はいつも一番でいたい人」。これこそが66年ぶりの偉業を成し遂げた原動力だ。
常に上を目指す姿は、男子フィギュアも変えた。かつては「ルールの中でどう自己表現するか」により重きを置く人が多かったと思う。採点競技は審判によって傾向が変わり、自分でどうにもできない部分が多いからかもしれない。
 一方、羽生は自己表現に加えて勝つことを明確に意識し、「ルールの中でどう戦うか」という視点を前面に出した。折しもシニアに上がった2010年、4回転ジャンプに挑戦しやすくなるよう、基礎点が上がり、回転不足の減点幅が小さくなるルール変更がなされた。新しいルールの浸透とともに、羽生はジャンプの質を上げていった。
 他の選手も上に行くには、難度の高いジャンプに挑むしかない。各選手が試合で様々なジャンプを試し、互いの力量を見極め、シーズンで一番大きい大会に臨む。かつてないほど男子フィギュアはスリリングな競技になった。特に羽生が勝利にかける気迫は、一打逆転の場面で打順が回ってきた4番打者のようで、観客をゾクゾクさせるオーラがある。それは高い演技構成点にも反映された。
 今季は再びルールが改正され、ジャンプの基礎点が下がった一方、ミスした際の減点幅は上がり、4回転を跳ぶリスクが上がった。「もともと難しいジャンプを跳ぶタイプじゃない。スピンも表現も(重視して)全部でプログラムを作るタイプ」と1年以上も前に話していた羽生。再び変わったルールの下でどう戦うか。新たなスタンダードをつくるのも彼なのだろう。
■オーサー氏「歩み止めず、未知の領域」
 フィギュアスケートの五輪王者が現役を続けることはまれだ。続けるにしても休養をとる。しかし、結弦はソチ五輪後も歩みを止めなかった。そんな選手は見たことがなく、それ以降はコーチの僕にも未知の領域で手探りだった。
 6年前に初めて会った時の結弦は目立ちたがりで夢あふれる、スケートを愛する少年。僕はほかの選手同様、結弦に練習スケジュールを指示し、基本的な訓練を徹底させた。
しかし、時とともに選手、そしてコーチとの関係も変わる。ハビエル・フェルナンデスは今も常に、僕らに(演技の)方向性や練習でアドバイスを求める。一方、結弦は自分の考えがあり、全てを自分でコントロールしたい。あれこれ指図する必要がないタイプだ。
 昨秋、足首をケガした時も、経過報告は随時受けたけれど、メンタルトレーニング、治療は彼の責任でやっていた。でも、ケガした直後、僕は一つだけ言った。「世界最高得点での優勝は無理でも、五輪の連覇を目標にするなら間に合う。夏の時点で五輪に出られる状態まで仕上がっていたから、短期間で戦える状態に戻るよ」と。それが結弦に希望を与えたと思う。いつもは出遅れると、埋め合わせようとしゃかりきになる結弦が、周囲の意見を聞き、ゆっくりと段階を踏んでいた。
 彼を通じて、選手にはいろいろなタイプがいると、改めて学んでいる。コーチの仕事は、選手たちがやりたいことができるツール、スケートの基礎を与えることだって。それを使って、選手に個性を羽ばたかせてもらえればいい。
 この6年で結弦には環境の変化もあった。ソチ後、急激にスター、僕には理解も及ばないようなレベルのスターになった。多くの人、ファンの人生に影響を与えているし、不可能な期待もたくさんかけられる。
 そんなスターの立場を結弦は理解し、責任も自覚している。神様が、「スターという地位との付き合い方」という才能も与えたんだと思う。
 プレッシャーは相当だろう。練習拠点のトロントでの結弦は常に「オン」の状態だ。まず第一に「素晴らしいスケーター」でなければいけないのだ。練習一色で、(日本より人目のないカナダでも)誰かと遊ぶこともほとんどないし、あまり人と関わらない。
 6月、神戸でのアイスショーのリハーサルで、昔のように、他のスケーターとはしゃぐ姿を見てうれしかった。「楽しい時間を過ごしているんだな」と。今、結弦にそんな時間はほとんどないから。
 疲れもあるだろうに、3月末には現役続行を正式に告げてきた。驚いたけれど、予感はあった。彼は勝つことが好き。スケートで競うことが彼の血に流れている。それが羽生結弦という人なんだ。

 羽生君、驚くべきことに3月末には現役続行を告げてきたんですなあ。
 試合が好き、勝つことが好き。
 大変なこともこれからあるだろうけど、これからはもうひたすら楽しんでほしい、出し切ることができればいいな。
 後はファンとしては友達が誰かなんて詮索せずwクリケットの環境がどうかなんて過剰な反応も必要ないし、大阪での全日本ではひたすら応援です!
 はあ、今週末にはDOIもありますが羽生君情報はしばらくなくなって砂漠ですね~。
 後は雑誌やインタビューを楽しみに、恐らくプログラムが発表されるであろう8月初旬の公開練習を楽しみに待つとしましょう!
 あ、元々アイスネットワークに入っていたのでしたが、NBCスポーツゴールドに切り替えました!
 前は加入してお金も払っているのに見ることができない大会多数でしたが、NBCだとNBCが持っている権利で見られるので全部見られるかもと楽しみです!
 それでは、ではでは。
PS:日本代表は負けてしまったけど、しばらくW杯モードになるのでブログの更新はゆっくりになりそう。ストレッチもしたいし、夏はきついので早めに寝たいわ~(職場がエコで暑いのです汗)。滞っていた平昌オリンピックの感想とまとめを書きたいと思います(´∀`*)
PS2:週間新潮の記事を読みました。またズバっときたなあ!ww稔先生大丈夫ですかね。。。。と心配になるレベル。
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羽生結弦
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