History Maker – 羽生結弦

2018.08.162023.07.12

こんばんは！
遅まきながら、今日ＩＳＵのホームページが更新され、新ルール改正前のスコアが「歴史的記録」として永遠に記録されることとなったそうですね。
羽生君、そしてフィギュアスケートの歴史に名を残したスケーターの皆さん、おめでとうございます！！
平昌オリンピック後の羽生君の記者会見かインタビューでしたでしょうか、何があっても記録だけは残ると。
年数が経ち、やがて当時の感動や感情が時間の中で遠ざかっていっても
まごう事なき事実として残るのだ。
それだけではなく、羽生君の偉業はきっと
何十年後か後でも、
アンナ・パブロワやニジンスキーや、ジョセフィン・ベイカーやヌレエフやフレッド・アステアやチャップリンや美空ひばりのように
当時どのような演技であったか、どんなに素晴らしい選手であったか語り継がれることでしょう。
きっとそんな気がします。
当時のレジェンド達のお話を聞くと、「なぜ当時生まれていなかったのか？」と思うことがありますよね。
淀川長治さんが日本で見たというアンナ・パブロワの「瀕死の白鳥」のお話など聞くとなんて凄い体験談なんだ！と思ったものでした。
下記にＩＳＵのホームページからキャプした画像を貼り付けますが、
中でも面白いのが
「Progression of Highest Score」
ですな！
こちらはＷＲを記録したレコードだけが掲載されているそうで、そのためネイサン君達のお名前がないそう。
こちらを見ると、時代ごとのトップが誰か、その移り変わりがわかって非常に面白い！
記録も「やはりプル様すごい！」と胆力に感嘆しますし、わかってはいましたがパトリックの記録と羽生君が２０１５ＮＨＫ杯で記録した記録のハイジャンプぶりがwww
そして何気に顔を出すテケシ先生。
大ちゃん、そして羽生君。
日本男児ここにあり、ですな！
この記録を見ると、高いレベルで活躍した期間の長さから
（ヤグディン）　→　プルシェンコ　→　羽生君だというのがはっきりとわかるのが面白いです。（パトリックめんご）
ああ～これ面白い！
合間を見つけて女子、ペア、アイスダンスもスクショして動画をつけちゃいたいです。
それでは、羽生君の素晴らしい記録を堪能するといたしましょう。

Figure Skating History Maker – Yuzuru Hanyu | Olympic Records（Olympic）
○羽生結弦のフィギュア最高点は「歴史的記録」に　ＩＳＵ新ルール導入で得点をリセット　8/16(木) 13:04配信（デイリースポーツ）
　国際スケート連盟（ＩＳＵ）は１６日までに、今季からフィギュアスケートが新ルールとなることに伴い、得点記録をリセットした。五輪２連覇の羽生結弦（２３）＝ＡＮＡ＝が持つ男子の歴代最高得点３３０・４３点は、「歴史的記録」として残ることになる。
ＩＳＵは五輪翌年のシーズンとなる今季からフィギュアスケートのルールを変更。特に出来栄え点（ＧＯＥ）がこれまでのマイナス３～プラス３の７段階から、マイナス５～プラス５の１１段階になることに伴い、「すべての統計情報はゼロからスタートします」と発表。ホームページ上の統計記録は一新され、２０１７－２０１８年シーズンまでの記録は「ｈｉｓｔｏｒｉｃ　ｒｅｃｏｒｄｓ」として残されている。
　これにより羽生のＳＰ１１２・７２点（１７年オータムクラシック）、フリー２２３・２０点（１７年世界選手権）、総得点３３０・４３点（１５年ＧＰファイナル）はすべて「歴史的記録」の１位として、永遠に残ることになった。
　フィギュアスケートは０２年ソルトレークシティー五輪シーズン後に、それまでの６・０システムから、現在のジャッジシステムに変更。０３年９月の大会から昨季まで、１５年間の統計記録が積み重ねられていた。
○Statistics Personal & Season’s Best（ISU）

Figure Skating. 2015 Grand Prix Final. Men. SP

FULL Grand Prix Final 2015 – Men – FP
個人的に一番好きなのは２０１５ＮＨＫ杯フリーでのＳＥＩＭＥＩ。
会場に充満する「何かとてつもないことが起こっている」空気は忘れられない。
この演技がフィギュアスケートのカテゴリーをも越えて変革をもたらしたと言ってもいいと思う。