こんばんは~。
台風はかなりの強風でしたがなんとか無事過ぎ去りまして、おうちは特に壊れたところもなく停電もなく良かったです。。。
まだ停電しているところもあるので汗、早く復旧することを願っています。
それにしても九州電力はお仕事早いです~地域によっては今日中に復旧したところも多かったとか。
今日はこちらのニュースがきましたね!
東京オリンピック「来年7月23日開幕する」IOCコーツ調整委員長 #nhk_news https://t.co/b8L2Y3azEv
— NHKニュース (@nhk_news) September 7, 2020
まじか。
としか言いようがないのでありますが、いやいやまずね、個人競技はともかく特に団体競技の予選が全然できていないのにどうするの?と思うんですが。。。。サッカーとか約1年かけて予選しますよね?とかどうやって開催するのか関係者は頭が痛いことでしょうなあ~。
内心では東京オリンピックは開催してほしいのですが、でもどうやって?というのが本音であります。
東京次第では北京がどうなるか決まってくるだろなあ、東京がダメだったら北京もダメでしょうよ、道義的にw
台風のさなか、日本スケート連盟の令和2年度の収支予算書を見ていたのですが、余裕があるとかため込んでいるという話を聞いていたのですが、このコロナ禍で年度ごとの収入がないと、貯蓄があってもどんどん目減りしていくのでは?と思っていたら案の定結構ヤバいですね。全然余裕ないですな、これは。
〇日本スケート連盟 財務及び事業
https://skatingjapan.or.jp/jsf/
羽生君やフィギュアスケートが日本スケート連盟の収益の大半を稼いでいる!というお話ではなく(事実ですが)、単純に令和2年度の収支予算書での正味財産期末残高が一気に目減りしております。
ちなみに日本スケート連盟の会計年度は7月1日から翌年6月30日までなので、ある程度新型コロナの影響は加味されているとは思いますが、今回はイレギュラーすぎてどうなるのか予想が難しいところでしょう。
令和元年度の収支予算書での正味財産期末残高が14億6千3百万円であるのに対して、令和2年度は7億8百7千万円と一年で6億7千6百万円の減になっています。
これ、約7億円残高があるじゃん!というのは大間違いで、これからがコロナウイルスの影響が深刻化してくるわけで、収益の柱である企業からの協賛金(マーケティング事業収益)、放映権料、そして一番大きな割合を占めているのは実は補助金等でして、こちらも相当な減が見込まれます。
直線的に収益が目減りしていけば、北京シーズンの令和3年度は期末残高が1億円を切ってしまう可能性もあるかも?
ちなみに令和2年度の期末残高約8億円は真央ちゃんがシニアに上がって活躍する前の時期、トリノオリンピック後の平成19年度、平成20年度と同程度になりますぞ。
期末残高7億円未満になった年度というのは今のところ資料にはないです。
加えて、予算書を見ていてうーんと思ったのは「(特別事業収益)」の項目の各大会開催による収益ですね。
これが観客を入れずにパンフやグッズの販売も見込めない場合収益は0円になるわけで、それなのに約5億円の予算を組んでいるんですよね。
新型コロナで観客を入れるのは難しいと分かっていたのになぜ~予算に組みますのん?でございますよ。
ちなみに放映権料は別項目にあるので、ここには入ってこないですな。
この予算見込額は観客を入れなかったら5億円マイナスです。
しかも、メンバーは国内組と言ってもNHK杯をするなら氷を張る経費は通常通りかかるわけで、他スタッフや感染対策の経費も余計にかかってきますよね。収益は見込めないのに経費はそれほど削減できない。
全日本も同様ですよね。
やっぱり観客入れるんかな。。。。と見えてきちゃうんですよね。。。
JOは壮大な実験なのかな?と思いましたね。。。この国内メンバー(失礼)でこのチケットの値段:客単価を上げた場合どの程度チケットが売れるのか?という収益見積もり。。。
この結果次第でNHK杯に観客を入れるかどうか、入れる場合はチケットの価格をどうするのかとかww
試合そのものを開催しなければ経費はかからないので収益がなくてもトントンになるんですが、開催するとなると赤字必死です。
なんとか赤字幅を少なくするには観客を入れるか、会場を常設のリンクに変更するかじゃないか?と思うんですがのう。
もうどの大会も常設のリンクで開催したらええじゃないですか、と思うんですけどねえ、そしたら無理くり観客を入れるリスクは少なくなると思います。そしてチケット制の有料放送で稼いだらいいと思うんですがねえ、公式練習を有料放送で流すとかしたらいいよね。
それにしたってNHK杯の収益予算額が2億8千7百万円というのはどんぶり勘定すぎでは汗。←無理
全日本は1億1千5百万円の見込みですがこちらもどんぶり勘定汗。←どうやって収益あげますのん?
あと、スケート連盟の収益の柱を見てみると、
1位 補助金等 8億円(39.6%)
2位 特別事業収益(競技大会観客動員等による収益) 5億円(24.7%)
3位 マーケティング収益(スポンサーからの協賛金等) 4億円(20.3%)
4位 放映権料 2億円(10.5%)
うち フィギュアスケート 2億円(9.1%)
スピードスケート 3千万円(1.4%)
この1位から4位の収入の柱は令和3年度、場合によっては令和4年度も減益が続くと思います。
まず、補助金はこのコロナ禍では今年度は満額はもらえず内示額の80%とか70%になってくるんじゃないですかね。。。そして来年度はさらに減になる可能性があります。
しかも補助金のうち最も大口のスポーツ振興くじ補助金は紐付きの補助金ですなあ。使途が限定されていて、次世代への育成と国際大会の開催費用にしか使えないようになっています(補助金の対象要件で決まっている)。
多額の補助金をもらっていて余裕があるように見えますが、なんでもかんでも使えるというわけではないんですよね。限定された使途以外で使えばもちろん返還しなきゃいけなくなります。
国際大会が開催できない今、この補助金は次世代の育成くらいしか使うことができなくて、後はコロナ禍がおさまるまで寝かせておくことしかできないですし、使途予定が見込めない場合は年度ごとに返還ということもあり得ます。
あと、スポーツ振興くじ=totoで、サッカーの試合も今年2月~7月くらいまでは開催できていなかったことと、今は観客数を減らして試合を再開しているとはいえ、totoまで買おうという人はコロナ以前よりだいぶ少なくなっていると思われ。。。原資がガクッと減っているために来年度・さ来年度の補助金額は大幅な減になることが予想できます。
サッカー様様ですなあ、サッカーの試合がないと他のスポーツ全部に影響するという。
スポンサーからの収益と放映権料も今年度はまだいいですが今後ますます厳しくなってくるでしょう。
コロナ禍に加えて羽生君が引退すれば、ますますスポンサーは減少しそうですし、今までのように潤沢な資金を背景にした強化はできないでしょうね、特にスピスケね!なんで稼いでいるフィギュアより費用が大きいのさ??
まあ若干ざまあという気持ちはありますww
お金は大事だよ~♪で収入の源である羽生君をもっと大事にせにゃーあきまへんで。
何故やる気を削ぐようなことをしたのか??とこのかつかつの予算書を見て思いますねww
と、ここでさいたまワールドをまた招致するの?話ですが、今後ますます収益が先細りしていくのは目に見えているので、莫大な収益を得た2014年と2019年さいたまワールドのように収益をあげないとじり貧になると思ったんだろなあと。
過去のワールドのように莫大な収益にはならないでしょうが、家計の足し。。。いや、収益の足しにはなることでありましょう。
私もワールドなら行きたいかな~って思いますしwその頃にはチケット取りやすそうじゃないですか?ww
あと、収益の40%を占めているのが補助金なのを見て、会長が政治家の聖子ちゃんや長嶋氏なのがわかったようなw
文科省への口利き、忖度を誘導するためなんだろうなあと思いましたですよ。これは荒川さんでは難しいんだろなあ。
ロシアやカナダの会長と違って国のスケ連間でのパワーゲームには何の意味もない会長ですがw補助金のためだったんだな~~と。わからなくもない。。。ない袖は振れませんからな。
ちなみにめんどいので貼りませんが、この記事を書くにあたって他の団体、日本体操協会と日本サッカー協会の予算書も見たんですお。
体操協会はスケ連みたいに億単位の放映権料もないのにかなり頑張ってました。企業協賛金を集めたり補助金もちゃんとついていました。あと予算書の書き方がスケ連とは違って気合を感じますwwちゃんと今年度の予算の方針とまとめが冒頭に書いてあるんですよね。これが本来の予算書だと思いますがなあ、体操協会は色々あったけど最近はパワハラ・モラハラ防止の窓口をホームページに記載したり、ガイドラインを公表したりAI採点を導入したり誠実に頑張っているのが伺えるような予算書でしたぞ。
スケ連はちゃんとしたコンサルを入れた方がいいんじゃないですかね。。。もうお金なくなるからできなくなるでしょうが。お金があるうちにやらないからこうなるんだよ、の見本ですな。
日本サッカー協会は予算規模が違いましたw
とにかく、収支予算書を見たところ思っていた以上に日本スケート連盟のお財布事情は厳しくなりそうだな、という感想を持ちました。
まあまだフィギュアスケートなんて殿様商売ですよね、他のアマチュア競技はクラウドファンディングとかしていますしね汗。
コメント
JOも主催からスケ連(後援になりました)抜けてテレ東単独主催、木下とKOSEもスポンサー降りてますからどうなりますかね?
稼げる時代が10年以上あったのに目に見える対策を何もせずに素人運営で資金の無駄使い…
リンクも減っていますし、氷上競技は人口も減って衰退への道が見えますよね
お返事の順番が前後しましてごめんなさい~。
鍵コメントB様、コメントをありがとうございます!
NHK杯はこの収支予算書を作成したのが恐らく6月中だったであろうことを考えると、GPSがどうなるか予測がつかない中いつもの見積もりで出しちゃった?という印象がが。昨年の羽生君出場のNHK杯よりも若干金額は落としてはいますが。。。
NHK杯は国内組だけで、ペアもアイスダンスも2~3組しか出られないであろうことを考えると、3日も日程を組められるのか汗。2日で終わっちゃいそう。それを考えてもこの収益設定は単純に昨年度の80%とか、パーセントを掛けただけでは?という印象デス。
配信がですねえ~フジテレビとどのような契約をしているかですよね。
FODの収益の何割かがスケ連に入る契約なら良いですが、100%はないでしょうから厳しいことには変わりないですよね。。。とにかく無理くり観客を入れるのはやめてほしいですよね。
そらるさんコメントをありがとうございます!
>稼げる時代が10年以上あったのに目に見える対策を何もせずに素人運営で資金の無駄使い…
これこれwスケート連盟の方々が手弁当で一生懸命やっているのは本当に頭が下がるんですが、埼玉ワールドといい計画の立て方といい、「スケート一芸の素人集団」という印象がが。
本当にお金があるうちにフェンシング協会のように優秀なコンサルや経営者を公募するくらいのことをしてほしかったです。
今日太田会長がフェンシングナショナル大会のフライヤーをツイッターで公表していたんですが、ちゃんとスポンサーついていました。しかもNTT西日本とかエイブルとかトレンドマイクロとかですよ。。。アコムや大山式じゃなくうううう!フライヤーも素晴らしかった。NTT西日本と提携して新しい観戦のあり方を追求します!とかやってました。。。スケ連は金はあるが殿様商売にあぐらをかいてこの10年旧態依然としたセクハラパワハラ放置の昭和企業って感じの経営のままここまできてしまった感じです。
>リンクも減っていますし、氷上競技は人口も減って衰退への道が見えますよね
フィギュア好きですし、何より引退後の羽生君が活躍する場でもあるので、なんとかしたいものです汗。
羽生君引退後はフィギュアはどうでもいいということを言う人も見かけるんですが、それって羽生君にも失礼ではないかな、といつも思いますなあ。そんなの悲しいですよね。
鍵コメントH様、コメントをありがとうございます!
台風は結果的に何事もなかったですけど(農作物の被害は大きかったよう)かなり大きな台風でした。田んぼを見に行って用水路に転落するおじいちゃんもいなかったですし、早いうちから外に出なかったのが多きかったのかもですね~。
補助金は建前は政治家は関係ないですが、内々では忖度はあると思います。忖度というか優先順位を高くするといいますか。
補助金とはまた違いますが、数年前に問題になった森友問題や大学の認可の話はその最たるもので。。。権力を持ったクレイマーのようなものだとみていけばいいかと。
私も本来はスポーツ団体のトップに政治家は不要論です。
不公平が生じやすいので政治家の公益法人会長就任は禁止にしてほしいですなあ。
スケ連にもフェンシングの太田会長のような人が会長に就任してほしい。。。