こんばんは!
今日はSNSでも話題になっている中国の記者さんの手記をぜひご紹介したく記事をあげちゃいます。
ほんとに。。。なぜこんなにも中国の羽生君に関係する論評は美しいのでしょう!
まるで一編の漢詩を詠ませていただいているようです。
やはり、一見さんの方がまっさらな心でいるので羽生君の真心、エンパシーがダイレクトに伝わるのかもしれない。
国境を超えて伝わる羽生君の美しさ、真心、共感性を讃える言葉の数々に感無量です。
一言一句、まるで真珠のような美しい言葉ばかり。
やはり真心は伝わるのだ、そう心から思った感想でした。。。。本当に感謝します。
羽生君にもぜひぜひ、読んでほしい。
あなたの美しさに、スケートへの真心にこんなにも心打たれている人達がいるのだということをどうか感じてほしいです。
中国人記者から羽生結弦に贈るメッセージ
【 ↓ その他の写真はこちら ↓ 】https://t.co/m1rjr4grmg https://t.co/m1rjr4grmg— レコードチャイナ【記事紹介】 (@recordchina) February 11, 2022
○中国人記者から羽生結弦に贈るメッセージ
Record China 2022年2月11日(金) 18時40分
2022年2月10日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、北京五輪での戦いを終えた羽生結弦に対する感想をつづった中国人記者の手記が掲載された。以下はその概要。
天井を見つめる羽生結弦は完全に自分の世界に入っているようだった。時折かわいらしくやんちゃそうな表情を見せ、会場を後にする際にはスタッフに対して90度のお辞儀を忘れなかった。その優しさ、優雅さ、礼儀正しいジェントルマンぶりは、まさに骨身に刻まれたものだ。
インタビューした際、彼の目には涙があった。同僚の男性記者が「彼が不憫で自分も耐えられない」と言いながら出てきた。ミックスゾーンに入る前、羽生はまず友人とハグしてからやってきた。そしてこちらに背を向けてしゃがみ、しばらくしてから立ち上がった。頭を低く下げ、顔は見えなかったがとてつもない疲労を感じ、傷心していることは感じ取れた。
彼は自分の気持ちを整理し、カメラの前で笑ってみせた。一昨日もそうだったし、今日もそうだった。しかし今日は些か感情を抑えきれなかったようだ。
本番前の最後の数分まで、彼はクアッドアクセルを試し続けた。転んでは起き上がりまた挑んだ。彼の転ぶ姿からは、とどまることのない毅然とした様子が見てとれた。
ここ数日、カメラマンが羽生の写真を一枚一枚見せてくれるたびに、私たちは「あまりにも美しい。まるでマンガから飛び出してきたみだいだ」と感嘆した。私を含め、それまで羽生のことをそこまでよく知らなかった人さえため息をついた。
この数日間、彼は美しさ、強さ、優しさ、勇敢さであらゆる人をとりこにしてきた。これこそ羽生結弦という四文字が持つ魔力なのかもしれない。
フィギュアスケートというのは、難度の高いテクニックがとても重要であるものの、それ以上に見る者を感動させる力が大事であって、それがなければ美しさや芸術性を表すことはできない、という話を今日同僚とした。この「感染力」というのは、選手自身が持つエンパシーによる部分が大きいと思うのだが、羽生の善良さ、優しさ、細やかさが強力なエンパシーを帯び、それでいて宇宙に抗うような勇敢さや芯の強さという別の側面がさらに彼の動きや技術をより確実なものとし、そうして羽生という氷上の美少年が作り上げられているのだと感じる。
羽生結弦を好きにならない人などいない。遅かれ早かれ、結局みんな好きになる。
フィギュアスケートの知識を学ぶにあたり羽生の映像をたくさん見たが、その中で最も印象深かったのは彼が「実は自分はとても孤独だ。周囲の環境が自分の精神状態や体の状態に大きな影響を与えるので、外の世界から切り離さないと理想の演技はできない。だから、自分は孤独でありたい」と語っていたことだ。
自分や人類の限界に挑戦し、孤独にチャレンジする彼のことを本当に理解できる人は、実際はいないだろう。
最後に羽生にメッセージを贈りたい。
「羽生結弦にしか踏み入れることができない境地に敬意を示す。気骨と優しさを併せ持つ男は、ゆっくりとそして勇敢に自らの遠く険しい道程を歩んでゆく」(翻訳・編集/川尻)
特にこの部分ですね、
『フィギュアスケートというのは、難度の高いテクニックがとても重要であるものの、それ以上に見る者を感動させる力が大事であって、それがなければ美しさや芸術性を表すことはできない、という話を今日同僚とした。この「感染力」というのは、選手自身が持つエンパシーによる部分が大きいと思うのだが、羽生の善良さ、優しさ、細やかさが強力なエンパシーを帯び、それでいて宇宙に抗うような勇敢さや芯の強さという別の側面がさらに彼の動きや技術をより確実なものとし、そうして羽生という氷上の美少年が作り上げられているのだと感じる。』
もうね、一文一句同意なんですよ。
羽生君の繊細さ、稀に見る共感性、擦れた大人がと惑うほどの純真性。。。それら全てが見ている人に感染していって、心のドアをノックしていくのです。
いやー---。。。ここまでズドンと言い表しているのを初めて見ました。
いままでオーラとかカリスマ性とか言っていましたけど、感染力、エンパシー、それです!
そして、これこそが羽生君を特別なスケーターたらしめているその根幹なのだと思うの。
人の一番心のやわらかい部分を優しくなでてくるんですよね、ええ。
いや~中国やっぱ凄いわww
漢詩の素養が根幹にあるんだろうなと端々に感じますね。。。表現がズバっとくる上に美しすぎて詩を読んでいるよう。
そういえばその昔中国語を教えてくださった中国の先生は日本では今の今まで見たことがないようないわゆる『大人(ダーレン)』な鷹揚とした大陸気質の方でした。うん、日本の方とちょっと違うんです、ゆったりとして構えていないというか。。。イメージとしては孫文、魯迅のような。
あと、こちらの記事も素晴らしかった。
[北京五輪 フィギュアスケート]#クワッドアクセル ( #4回転半ジャンプ )に挑む #羽生結弦 選手(10日午後、北京で)、伊藤紘二撮影、守谷遼平画像加工 pic.twitter.com/IhMV4n4eP3
— 読売新聞写真部 (@tshashin) February 10, 2022
○羽生結弦 4回転半は「ほぼ回っていた」 元国際審判員が断言
2022年02月10日 14時18分(東スポ)
あと少しだ。北京五輪のフィギュアスケート男子フリーが10日、首都体育館で行われ、過去2大会連覇の羽生結弦(27=ANA)がクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだが、転倒して失敗に終わった。
成功すれば世界初となる大技。冒頭で果敢にチャンジし、体は回り切ったように見えたが片足着氷を狙った際に転倒した。続くジャンプも失敗し、フリー188・06点、総合283・21点で五輪を終えた。
しかし、人類初の偉業に挑む姿勢には世界中から称賛の声が上がっている。テレビで観戦した元国際審判員でフィギュア界の〝重鎮〟として知られる杉田秀男氏(87)は「ほぼ回っていたね。全日本選手権の時よりも進歩していると思いますよ」と興奮気味。さらに「やろうと思えばノーミスで演技できる力があるのに、それをせずに挑戦した。彼の思いが伝わってきた。さすがです」と舌を巻いた。
今後は世界選手権(3月、フランス・モンペリエ)が控える。羽生は進退を口にしていないが、杉田氏は「恐らく辞められないし、また挑戦すると思う。僕自身もぜひやってほしい。僕の目が黒いうちに見たいですよ」と激励を送った。
もうね。。。。これは『q』判定では??と思う訳!
氷上で180度以上回転しているジャンプは見逃しているくせになんじゃい?という気持ちは否めず。
こちらのツイートも羽生君の存在感の高さを感じさせますなあ。
【北京五輪ツイート分析】浮き彫りになった羽生選手の圧倒的な存在感#日テレNEWShttps://t.co/4gChriVBbc
— 日テレNEWS (@news24ntv) February 11, 2022
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コメント
ちいこさん、素敵な記事を紹介してくださって、ありがとうございます。まさに、同感。こんな美しくて優しい言葉を読むと救われる。 杉田さんの言葉のとおり、帰ってきてくれるとよいな。4A成功もだけど、彼の演技が観たいのです。演技の後、幸せそうに笑っている彼の顔が見たいのです。
私が中学の時に教科書に載っていた中国の言葉を、今、羽生君に届けたいです。
年齢を重ねる毎に、人の世は、いいことも悪いことも巡ってくると実感しています。
オリンピックの大舞台で、思うようなパフォーマンスが出来なかったのは悔しいかもしれませんが、もしかしたら来週ヨーロッパでは紛争が始まるかもしれない。ロシアが敵国となりオリンピックの期間中が、ロシアのスケート関係者と会える最後の機会になるかもしれない。
1か月前にはワリエラ選手の勝利を疑う人などいなかったが、今はどうだ。(15歳の女の子をもっと守って欲しいとは思っていますが)この問題は、フィギュアスケート競技の大ダメージでしかないのに、危機感を感じられないと思うのは私だけ?今こそ羽生君の存在が必要なのに!
北京オリンピックに参加した事で中国での人気が増し、プロスケーターとなってからの中国の集客がより見込めるようになったのは良かったのでは?
だからいいことも必ずやって来るよ💛
昨日、スポーツ新聞を買いに行きましたが、スポニチは7件目でやっと見つけ、報知も在庫が1部位しかありませんでした。皆わかりやすいですね👅すみません、最後に(*´σー`)エヘヘ
本当に一言一句頷いてしまうお手紙ですよね
中国の方たちが羽生くんを語る言葉の美しいこと、的確なことに驚かされます
以前ロシアファンの言葉が詩的であったことを思い出しました。
時空を超える人だな―羽生くん。
今回、羽生くんの持つ人を動かす力は、とんでもないな、と改めて思っています。フリーが終わってからSNSに溢れ、今尚続く有名無名の人々の熱い言葉!もともと応援していた人が感動したのは言うまでもなく、Olympicだからというので見た方たちが衝撃をうけていますよね。そしてそれは、その後のインタビューや言動まで続く・・・というパターン(≧∇≦)。
映像制作や芸術畑の方たちの絶賛ぶりを見るにつけ、ISUはどこを目指しているノダと思います。スポーツに振り切るなら、公平公正なジャッジが必須でしょうに、その努力も放棄していますし。
後、あれですね、最近目立つのが、おじさんたちの傾倒ぶり(*´▽`*)
社会で揉まれながら名を成し功を上げて行っている大人の琴線に触れる「何か」が、あるんですね。
こうしてみると日本人って「美しさの芸術」に少し愚鈍な国民性なのだろうか・・と思ってしまいますね。
ロシアと中国で羽生くんの人気が高いのはその「美しさ」に感銘しているからだと思います。
スケーティング技術はもちろん彼の造形美っていうんですかね。
ただそこに立っているだけで美しい、という感動が。(雨ちゃんにはわからんだろうなあああああ)
フリーの3Aー2T-3Fの流れが美しくてめちゃくちゃ好きなんですけど、あれもセカンドを「あえて」2Tにしてるってプログラムの世界観を守るためのものなんですよね。2T降りたあとの手のふんわりとした動きが大好物なんですよ・・何回も見てしまう・・
日本人ってもっとそういう「美」をわかってくれる人種だと思ってたんですけどね。
なんかもうみんな手のひらを返したように鍵山くんですからね・・
スノボの平野くんの優勝後のインタビューで
「子供のころからの夢・・」って言ったところで胸がいっぱいになってしまいました。
羽生くんがもし見ていたらジンときてたんじゃないかな・・
ソチで同じ10代でメダリストになった二人。
どちらも「夢」叶えましたよ!
いやあれ「q」でしょ・・と数日たった今納得できない自分がおります・・
ちーこさん、良記事ありがとうございます!
羽生くんエキシはどーするのかな?
三連覇または4A成功ならば派手にレミエンだったと思いますが(決めつけw)、日本から衣装を取り寄せて春よ来いに変えてくる気がします(勝手な予想ですが💦)。
そして、その舞はとてつもなく美しいに違いないのだ。
本質を突いた記事ですよね。
率直に言って今回の男子表彰台からみる四年間の成果は、
「クワド複数」のみ。寂しいのプレスカンファレンスが物語っています。
ソチ、平昌の表彰台の意義は「世界よ、羽生がいる。魂のスケートを感じろ」。
羽生くんが王者になったからこその喜び、価値だったのだろうと。
それが、今回4位になったことで逆にそれが浮彫になった気がします。
今の多種クワド時代は羽生くんがけん引した側面がありますが、4A認定により
それも節目がきました。
今話題のエテリだって、どうみても女子版羽生を作ろうとしていますしね。
その理想形に近いワリエワが、こんなことになってしまった。
実は皆、羽生くんの影響下にある…。
今後は今以上に揺れるでしょうし、羽生くん引退後は彼の影響の大きさを
実感しそうです。