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「祈り、悲嘆、歓喜」思い出のヘルシンキワールド/Number限定版感想 他

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スクリーンショット 2022-08-20 213603
ふつくしい。
こんばんは!
今日の午後はゆっくりと羽生君特集のNumber限定版を読みましたよ~。
巻頭にNumberのSharePractice時の独占インタビューと榎本さん撮影のいたずらっ子のような羽生君のお写真が!
ああああこれもいいよー-!
全体的には過去のNumuberの収録といった体なのですが、あの榎本さんの美麗御写真が満載で、なんといっても自分も持っていない2011年くらいからのインタビューとお写真が掲載されているのが素晴らしい。
最後の方には北京オリンピック前に収録された萬斎さんのインタビュー(今読んでもうなる内容)と、羽生君のプロ転向記者会見全文が掲載。
そして表紙の裏のお写真と裏表紙のお写真にも涙。。。おおまさにトレース。
羽生君の道のりを確認しながらゆっくりと読みこんでいきたい、そんな雑誌でした~。
買って良かったです!
あ、余談ですが萬斎さんのインタビューに書いてあったのですが、平昌オリンピック前に羽生君が萬斎さんの舞台を見に行っていたことを知りませんでしたわ~。
毎日新聞さんのこちらのヘルシンキワールドのコラムがまた素晴らしかった。
書かれたのは佐々木順一フォトグラファー。
こちらのコラムを読むとあのヘルシンキワールドフリー時の緊張と興奮がよみがえってきますわ~。
後半の4S3Tの前は祈るような気持ちで見ていたんですが、決まった時は大興奮、フジの西岡アナが思わず持っている白い紙をあげてしまっている姿まで覚えてしまうほど映像を何度も見ましたわ~。
またこのヘルシンキの時の羽生君が美麗で美麗で。
頬や口元など「少女か?」と思うほどばら色に輝いていましたから。。。こんな選手もう出てこないって。


「その後の表彰式。223.20点で自身が持つフリー歴代最高得点を塗り替えた羽生選手がレンズの向こうで屈託のない笑顔を見せていた。「勝ってうれしい」だけではない、表情から「楽しい」が伝わってくる、そんな選手に出会ったのは初めてだ。この日の主役に魅了されたのは客席のファンだけでない。客席で撮影していた自分もそのひとりなんだと気づいた。」
屈託のない笑顔~😿
あれから大分時間が経過して、屈託のない笑顔を見ることができる機会は減っていきましたよなあ。
こんな報道陣・フォトグラファーの方々も魅了されるスケーターに不条理なことをするとは。
AHOでは??
いやはや今シーズンが果たして盛り上がるのか??
そのことには興味がありますw
(ちなみにISUのツイートは全般にわたって反応激薄である)
こちらもコメントをしに行きませんとー--。


あと、こちらの中日新聞さんのコラムが素晴らしかったです。
羽生君こんなことを言っていたんですね、しかも8年前ってソチ後の19歳の頃の発言ですよなあ。
いやはやレジェンド羽生君はティーンエイジャーの頃から言うことが違っていたんですよね。
<目耳録> 物差し
2022年8月20日(中日新聞)
プロとして理想のフィギュアスケートを追い求める。羽生結弦選手が競技会からの引退を表明した会見での意欲にあふれた言葉に、八年前のインタビューを思い出した。
 ソチ五輪と世界選手権で優勝した直後。達成感があってしかるべき十九歳が「理想との距離は縮まらない」と話した。
 その真意を「三十センチの物差し」に例えて教えてくれた。努力してそれを一センチ前に動かす。進めた三十センチ先には、前に進んだ分だけさらに輝きを増した理想が見える。だから、目標に達することはない。「ただ理想が大きくなるだけ。達成感を味わえないからこそ努力できる幸せがある」
 計り知れないほどの向上心は、会見での言葉にもみなぎっていた。ルールの制約もある競技から解き放たれ、三十センチ先に誰も見たことのない滑りを思い描いているのだと思う。
 (海老名徳馬)
こちらの熊川哲也さんのインタビューも評判が良いですよね。
ただし有料記事ですけれども汗。
熊川さんも東京や大阪ではなく北海道のしかも旭川市から10歳という遅い年齢でバレエを始めて英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルになりましたから、羽生君と似ている部分があるかも。


次号のAERAにも羽生君の記事が掲載されているとのこと。
どんな記事か興味があります~。


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コメント

  1. レモンパイ より:

    現地でした。
    あの時会場がまるで一つの生き物のように、一体になって息をしていた感覚が今でも鮮やかに蘇ります。
    あんな体験は、後にも先にもない。
    テレビや動画に映っている観客席に日本人が多いのにも驚きますが、実際には20%くらいですかね。現地の人、ヨーロッパの観客も多かったです。
    ショートの終わった時点で、ああ、ここは、ハビのホームだ、ハビを勝たせたいんだな、という感じがしたんですよね。肌感覚というか。
    それが、6練が終わったころには、羽生君に支配されていました。
    会場中が魔法にかけられましたよね。あの熱狂、あんなの作り出せる選手、他にいません。
    今思い出しても、ISUは、何を見てたのか?と思います。
    つくづく〇〇ですよね。

  2. よっしー より:

    羽生選手の一番思い出に残る試合は?と聞かれたらこのヘルシンキのFSと答えるかもしれません。
    あの時はテレビ観戦でしたが途中から息をすることも忘れるくらいでした。
    あのバラ1、SEIMEIで新記録を出した時も羽生くんは「ゾーンに入ってた」的なこと言ってましたが見てる側とするとこのヘルシンキのホプレガもまさにそれ!という感じ。
    羽生くんが人間ではない、本当に自然界の何か・・みたいな感覚に囚われました。
    あの時はSPの失敗があってこのホプレガ自体が新記録の時ほど騒がれなかったですがまさに「神」そのものでした。
    あの時ずっとこれを自分のスマホで現地で撮影されていた外国人の方の動画見たんですけど(それもどうなんだ、ですけど・・)途中から周囲のざわめき?悲鳴?よくわからない声と撮影者が感動してブレブレになって声にならない声が入ったりして非常にカオスな感じでしたがその興奮が伝わってきました。
    あのシーズン羽生くんがホプレガをプログラムに選んだ理由、というかその思いの集大成が見事に表現されてましたよね。
    Numberは結局タイミングが悪く通常版しか買えませんでしたが、
    羽生くんの成長物語、というか。たくさんのことを乗り越えてどんどん選手として成長、そして人間的に大人になっていくさまが伝わりました。
    こうして2012年くらいの彼の記事を読むと本当にギラギラしていて触るとヤケドしそうなパッションがありましたね。
    負けん気が強くて時にはコーチとぶつかりながらもそれをひとつひとつ呑みこんで大きくなった。やはりソチで金メダル獲った後からコーチから学びながらも自分らしく進んで行く芯みたいなものが入ったんだなあと。
    平昌後は自分探しの苦悩とそれから脱却するまでの試行錯誤、そして北京で自らの道が見え・・というプロセスを繋げて見れたのはすごく良かったです。

  3. 通りすがり☆ より:

    おはようございます。
    ヘルシンキのホプレガは、最も大好きで記憶に焼き付いている演技の一つです。
    フリーに向けてのネット上での、ファンの祈りが一体となって大きなうねりとなって感じられたのも体験したことのない感覚でした。
    羽生くん自身も自分のこれまでの演技の中で最高だったって言ってましたよね。そりゃあそうでしょうとも、あんな神がかった演技はフィギュアの古い歴史の中でも滅多にお目にかかれるものではないのでは。
    そして劇的すぎる展開のドラマチックな演技であると共に、採点の渋さ不合理さを感じさせられた演技でもありました。
    色んな意味で、忘れられない演技です。
    そして仰るように少女のようなビジュアルの美しさも神がかっていましたよね〜
    Number限定版、なんと奇跡的に書店で手に入れました。嘘みたい…
    まだちゃんと隅々まで読んでいないのですが、裏も表も表紙の羽生くんの可愛さ、表紙の金文字も素晴らしいですね。

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