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「飛躍の原動力」感想。人ならざる者のごとき美しさ。/ロシア記者が選ぶ名プロにSEIMEIが。

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こんばんはっ!
AERA「羽生結弦 飛躍の原動力」をやっとお迎えすることができました!
今回は地元の書店で購入。
マルヤガーデンズのジュンク堂書店で購入したのですが、午前中から並べてあったので、地元の方でまだ購入されていない方はぜひぜひ。
丸善はどうかなと見てみましたら、スポーツ関係の棚の縦半分が羽生君専用コーナーになっておりまして、飛躍の原動力ありましたよ~。
ちなみにNumberの限定版とAERA本誌もありましたよ~多分増刷分かな?
ちなみにジュンク堂も丸善も羽生君と大谷君と佐々木君がセットになったように同じエリアに関連本が置いてありましたw
丸善の方が羽生君関係本が充実しておりましたが、もっとSNSで宣伝してほしいなあ~。
で、ついについに発売日から2日遅れで読みましたよ~😿
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20221015201227f62.jpeg
とにかく表紙裏からのけぞる縦ぶちぬき美麗素足はにゅ。。。
図鑑??な分厚い表紙をめくればあのオートクチュールはにゅが憂いをたたえながらも無垢な表情でこちらを向いていらっしゃってズキューン!
いやいやもう美・美・美のオンパレードですよおおおおおお!
個人的に特に好きなのは、表紙をめくってすぐの1ページ、4~5、大天使ハニュエルの7、10~19です!(ほとんどですww)
特にAERA編集長お勧めの7ページの大天使ハニュエル・妖精王はにゅはほんとに人間離れした美しさで。
ゆづ友さんとも言っていたのですが、このようなジェンダーレスな衣装を着ると男性的にしようとしたり、女性的にしようとしたり、またはジェンダーレスを意識しすぎたビジュアルになりがちだと思うんですけど、人ならざる者といいますか、個人的にはお能の憑依に近いといいますか性別:羽生をも超えて羽生君の内面そのものがブワーっと出ているところが凄いなと思うわけでして。
私は正直KPOP系のあまりにもお化粧で作り込んだジェンダーレスもどきがあまり好みではないんですが(化粧が嫌いというわけではない)、それとは別物の。。。山岸涼子が描く厩戸皇子とかお能のシテとかに近いように感じるんですよなあ。
いやはや、これは凄い。
あと、ファッションのトップモデルさんって単に綺麗だったり美しいだけではだめで、やはり表現力が必要な職業だそうですが、
羽生君も同じようなものを感じましたなあ。
あと後藤さんのインタビューがこれまた素晴らしかった!
失敗に対する考え方や自信についての考え、スポーツへの取組に対する内的報酬など唸りました。
そうか、羽生君は北京オリンピックのことをもそのように捉えることができるのか。。。と感嘆したのと(まだ傷はあると思いますけれども)それを言語化する能力に驚嘆しました。
というか自分自身にも応用できそうな言葉の数々。。。いや凄くないですか??
後藤さんがアエライブでおっしゃっていた自信を持つということについての考え方・回答も素晴らしかった。
また、もしかしたらプロ転向したからこそやっと言えることもあるのではとも感じましたなあ(自信についてのことなど)
いや~この本は家宝ですね、家宝!!
しばらくいつでも読める棚に置いてから厳選本書棚に移行ですわ~💛
ライトファンの大阪市港区長さんも購入!
「危険なモノ来た」w正しい感想ですww


地元のジュンク堂さんが最近羽生君本関係をつぶやいてくれていて嬉しい~✨
丸善さんと紀伊国屋さんも続いてほすい~。


東スポの記事ですが、まあ元はロシアの記事なので思うところはあるのですが、
あげられているプログラムが興味深いセレクトだったのでご紹介。


露メディアが羽生結弦「SEIMEI」をフィギュア名作認定 リプニツカヤ、キム・ヨナらと
2022年10月15日 (東スポ)
フィギュアスケート人気が高いロシアで、五輪2連覇の羽生結弦の作品が名作に挙げられた。
 ロシア「スポルト24」は「フィギュアスケートで名作と呼ばれる作品はどれか」と特集。「毎シーズン、さまざまな作品が何百何千と発表されているが、そのすべてが大衆に届くわけではない。プログラムが他と一線を画し、フィギュアに何らかの変化をもたらすものであれば、まさに『天才』と呼べるだろう」と記し、神プログラムをピックアップした。
 2014年ソチ五輪のユリア・リプニツカヤさん(ロシア)の「シンドラーのリスト」について「赤いコートの少女の映像は、おそらくオスカー・シンドラーの物語を最もあざやかに、そして力強く読み解くものとして、いつまでも記憶に残ることだろう」と称賛。また、羽生についても「スケーターの個人的な経験や文化的背景を物語るようなプログラムも注目すべき。羽生の『SEIMEI』はその最たるもの。誰にでもわかりやすく、スケーターとその国の文化との関わりを的確に伝えている」と代表作を名作認定した。
 またソチ五輪でのキム・ヨナさん(ロシア)の「アディオス・ノニーノ」も「プログラムは何よりもまず振り付けであり、要素の配置。この作品では、リズムが絶えず変化し、それぞれの動きが音楽と調和し、プログラムに空白部分がなく、要素が非常に巧みに配置されている」と絶賛している。
 このほかにも、有名選手のプログラムをいくつか挙げ解説している。ウクライナ侵攻の影響で国際舞台から除外されているロシア。再び高い芸術性でライバルとしのぎを削る日々は来るのだろうか。
元記事はこちら
東スポには書かれていませんが、元記事ではまず最初にあげられているのがトーヴィル&ディーンの「ボレロ」なんですよね。
そして羽生君のSEIMEIだけでなくキムヨナのソチオリンピックのアディオス・ノニーノを挙げているとことが意外でした。
(ソトニコワとのこともありますし。。。)
キムヨナといえばバンクーバーのSP・FSがやはり有名だと思っていたので。
元記事で挙げられていたのは
トーヴィル&ディーン「ボレロ」
ミハイル・コリャダ「ヌレエフ(ホワイト・クロウより)」
パパダキス&シゼロン「Made To Love/U Move, I Move」
ユリア・リプニツカヤ「シンドラーのリスト」
ハビエル・フェルナンデス「パイレーツ・オブ・カリビアン」
羽生結弦「SEIMEI」
キム・ヨナ「アディオス・ノニーノ」
です。
この筆者とは趣味が非常に合いますww合いまくりww
(でもキムヨナのプロはバンクーバーの方が好み。あとレミゼ。)
シングルはここ数年のプロがあまりあげられていないことが興味深いですなあ。
例えばロシア女子のプロって好きな人は好きなんでしょうが、繋ぎのために「それは何のために足をあげるの?」というくらい足をあげたりなんといいますか、余白がなくてせわしないんですよね。小手先の動きで稼いでいる感がぬぐえないんですわ。。。トランジションは凄いけど一つ一つの振付に必然性を感じないという印象なんですよなあ(これはエテリチームのプロ特有かもしれない)
それで点数が出るうちはいいんでしょうが、それが見ている人の印象に爆発的に残るようなイノベーティブなものなのか?というのは別問題でして。
どうも男女とも平昌オリンピック以降はそのバランスが崩れていたように思います。(羽生君を除く)
そしてやはりSEIMEIは名プロだったんですな~。
日本人から見ると天地こそが最も日本的な幽玄の美を体現しているプロなんですけれども、国際大会でなかなかだったのがもったいなかったなあ😿天地大好きなんです。
仙台放送「スポルたん!」様またまたお写真ありがとうございますー-!


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コメント

  1. よっしー より:

    そうですねー
    もう性別は越えてる感じで男性とか女性とか全く意識せずに見てしまいます。
    私もK-POP的なジェンダーレスメイクあんまり好きではないのですが、ひょっとして今後ショーなどでメイクしての演技もあったりするかもですね。
    もちろんメイクしなくても羽生くんの演技はトータルで素晴らしいのですが例えばレゾンなんかもアイメイクしたりすると曲とのシンクロも上がってきそう!とか。
    SEIMEIに関してはずっと
    「羽生くん以外このプロはできないし誰もやらないもの」と思ってました。
    もちろん彼が自ら編集などしてる、というのもあるんですけど誰もできないものだな、と。
    他の名前が挙がっている方の楽曲は今後も他の選手たちが独自の解釈で演じることがあると思うんですが、SEIMEIはできない、と思ってます。
    フィギュアスケート界の「紅天女」的な?w
    羽生くんだけの唯一無二のプログラムですよね。
    『陰陽師』って外国の方が見てもよくわからないじゃないですか。
    日本文化独特のもので、理解も難しいと思うのですが羽生くんの演る「SEIMEI」はそれを越えるインパクトあるしあの神秘の世界に引き込まれていきますよね。
    違うアレンジで演る選手も出てくる可能性ありますけど、羽生くんを越えることは難しいだろうし敢えてチャレンジもしないだろうし。
    これから何十年経っても「羽生結弦だけの」プログラムとして遺ると思ってます。

  2. レモンパイ より:

    羽生くんの美しさは、作りこんだジェンダーレスとは一線を画した
    人ならざる者、能のシテや、山岸涼子が描く厩戸皇子を彷彿させる
    に同意です。
    そう、モデルはスタイルよく美しければというのではないのですよね
    表現力が必須
    これ、私以前に仕事でファッションショーや、撮影に関わったことがあり
    つくづく実感しました。
    一流モデルの表現力、存在感たるや、凄いですね。
    そして、気が強い💦
    ロシア記事の筆者さん、
    (*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪でした。
    羽生くんは、やっぱりSEIMEIなのでしょうねー
    というかSEIMEIが名作であるのはもう誰も異論ないでしょう。
    私も個人的には、そりゃSEIMEIもいいけど「天と地」好きなんですよ。
    一人から二プログラムは、挙げなかったということかもです。(≧∇≦)
    しっかし、改めて思います
    世界中の注目の集まるオリンピックで
    連覇やら4Aやらで更に凝視された舞台で
    西洋発祥の、西洋重視のフィギュアスケートで
    日本の文化を発信した羽生くんの凄さ、貴重さ
    これ、もっと注目されていい。
    と常々思っています。
    この度に菊池寛賞の遠因にはなっているかも知れませんね。

  3. 通りすがり☆ より:

    ちいこさんのお手元にもやっと美はにゅ様が到着したんですね。
    私も7ページの写真がイチオシです!
    その頭身の素晴らしさが本職のモデルと遜色ない、しかもあのような雰囲気を醸し出せる人ってそうはいないのでは?男女の括りがまるで無意味。
    それから16-17ページも素晴らしいです。
    舞台で躍動する俳優やダンサー等のアーティストの一瞬を捉えたような一枚で美しい。
    ここ数年のロシア女子のトランジションの印象は私も同じように感じていました。意味や必要性が感じられない、だから凄いんだけどごちゃごちゃしてる気がして。
    それであちら界隈が以前から羽生くんのトランジションについて、入れすぎだのごちゃごちゃしているだの同じように言っていたよなあと思い出したんです。
    でも羽生くんのトランジションは滑らかで音を奏でているような感じなんですよね。美しい大小の真珠の粒を繋いでいるような。若しくは繊細な織物を織り上げているような。
    ロシア女子のようにバタバタバラバラしてなくて、滑らかで何か一つのものが通った作品(陳腐な言い方しかできない 泣)
    唯一纏まり無く見えたのがoriginでしたが、あれはあの時期の羽生くん自身の不信や疑問や苦しみがそのままプログラムの形として次々と反映されていったものだったと思います。
    リプちゃんのシンドラーは私も大好きです。
    先日から千葉百音ちゃんがシンドラーの素晴らしいSPを観せてくれていますが、何度か見比べてみています。色々と感じることがありますね。

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