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「金メダルという最高のものを目指していた。」

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先日、真央ちゃんのインタビューをNHKのサタデースポーツで見ました。

NHKサタデースポーツ 浅田真央インタビュー(H26.12.20)
http://dai.ly/x2cz4s8

そこで語ったソチでのフリースケーティングのお話。

私達ファンもマスコミもみんな美談にしていたけど、やっぱりショートでの失敗がくやしかったんだと思うとやるせない気持ちになりました…。

実際、ショートが良ければ…いや、普通にできていれば、少なくともメダルは取れたかもしれないわけで。

「思い出すだけでつらくなる大会。」

「あの2日間の出来事は4年間と同じくらい大変だった」

「金メダルという最高のものを目指していた」

「やっぱり金メダル以上のものはない」

どんなに周りが美談にして、あの演技は素晴らしかった、記録より記憶に残った演技だったと言っても、本人は1番を目指していたわけで。
ソチ前に、真央ちゃんの練習風景が出てきましたが、スケーティングの練習から筋力トレーニングから、それはそれは厳しい練習の連続で。
確か、リプニツカヤのエテリコーチは、「浅田真央が15歳から23歳までずっとあのような過酷な状態(注目を浴び続けるという意味?)でトレーニングを積むことができたのが想像できない」とか、ソトニコワちゃんは「あれを何年も続けるなんて想像を絶する」と語っていたインタビューがあったと記憶しています(違っていたらごめんなさい。)

真央ちゃんのインタビューをみていたら、金メダルを逃したパトリックのことや、ブライアン対決に負けたオリンピックの試合を、つい最近まで見ることができなかったというオーサーさんのことを思い出しました。

そこで気になったのが、真央ちゃんのフリーはパーフェクトだったら何点の予定だったのかな?ということ。
ソチの時は羽生君の金メダルで胸一杯で、プロトコルをよく見ることはなかったのですが、今見ると、ルッツのエッジエラーと回転不足が2カ所ある。これでもってかなりの点数が引かれ、さらにPCSにも影響していると思われる。だから、8点台にとどまったのだろう。といっても、フリーをよくよく見ると、ウィルソンやローリー・ニコルやアベルブフみたいにトランジションが多く、フットワークをジャッジにアピールする構成になっていないようだし、ジャンプも難しい入りから入るというような構成になっていない(たぶん。)から、完璧だからといってキム・ヨナ,コストナーみたくPCSが9点台になったかどうかは不明。
(タラソワママのプログラムは大好きなんだけど、勝負に勝てるかと言ったらのう…。)
真央ちゃん、もし復帰したらプログラムをバトルにお願いするとかないんだろうか汗。
ウィルソンはキム・ヨナさんとの関係から難しいだろうしなあ~(それになんとなく合わなさそう…)。

2回目のコンビネーションジャンプ、3F+3Loは本来は基礎点10.4点でのところを3Loの回転不足により-1.5点,3回転ルッツはエッジエラーにより6.0点のところを基礎点はそのままでGOEで-0.6点、後半最初の2A+3Tは3Tの回転不足により基礎点7.4点のところを6.82点で、-0.6点。これらの回転不足等がなければ、少なくとも+2.7点、PCSは連動して上がって、71~72点はいったのではないかと。とすると、147~149点は出ることになる。ソトニコワ選手が149.95点、キム・ヨナ選手が144.19点だったことを考え、ショートが世界最高得点を更新する構成だったことを考えると、当たり前だけど、金メダルを取るための構成だったのだということなんだなあ。(真央ちゃんのルッツはエラー取られるだろうけど汗)

今更ながら、オリンピックで金メダルを取るというのは、並大抵の思い、努力ではないのだということを思い知らされました。

羽生君も、フリーでPちゃんが最後の2Aの着氷乱れと3連続コンビネーションの3Sが2Sになっていなかったら、銀メダルだったかもしれないんだよね…汗。
そしたら、どんな風に運命は変わっていたんだろうか。
去年の全日本のオリンピック代表選考の風景、殿とこづの涙も思い出し、今年の全日本はどうなるのだろうと、楽しみなような、オリンピックシーズンから1年がたとうとしているのだと時の流れを感じています。

ところで、こちらの動画はダイスのインスタグラムより。これすごく面白い!ぷぷぷぷ…。羽生君も出てくるよ~。
http://instagram.com/p/w-WZirm7Z-/

世間は羽生君表紙のナンバーで賑わってますね…。
うちの田舎はナンバーとかアエラとか2日遅れで発売なんですよっっ。
金曜日に届くから、新幹線の中で読むの~♪

浅田真央
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