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ランビ様が実は伊藤みどりさんの大ファンだったことについて。

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先日、ムック本「アイスショーの世界」を購入しまして、今日の午後に読みふけりました。
これはいい本ですな!
表紙のムナーゲランビ様に躊躇してはなりませぬ。
ロングインタビュー、特にランビ様、バトルさん、アイスショー主催者、羽生君のインタビューなど、盛りだくさんです。
DOIアフターパーティーのお写真もありますし。
私はムック本は写真もですが、インタビューが充実しているものが好きなので、この本は今まで読んだ中でもピカ一でした。
売り物の本なので、詳しくは載せることはできませんが、ごくごく一部心に残ったことを書きたいと思います。
バトルさんのインタビューはどこも素晴らしかったのですが、「1シーズンをとおして見た羽生君への思い」という質問へ
「過去数年の進歩の度合いはほとんど理解を超えるくらいすごい」
「彼は最初から演技者としての資質があって、いま思えば、ぼくが最初に「パリの散歩道」を振り付けたときから、現在のユヅルの姿は見えていたのかなと思います」
「いまや彼は完全無欠の存在に近づいている」
「彼が手にできた自信というものは本当に重要なもの。スケーターが滅多に獲得できないような種類のものです」

う、うれしい♪
また、振り付け師の坂上美紀さんは、表現力をアップさせるには。。。のお話で、とにかくいろんな物を見ること、だそうで。いろいろなものを見ないと引き出しが増えない。心が豊かになりません、とのことで。これと同じことを、宮本先生もケンジの部屋でしょーま君に言っておりまして、振り付け師からの目線というのは、同じなのだなと感じました。
そういえば、ローリー・ニコルさんもあらゆる舞台、コンサートに行かれるそうです。
振り付け師さんは特にそうでしょうね。。。依頼主が「この曲がしたい」と言ってきて、苦手なジャンルだからといって断ることはできませんからのう汗。
そして、羽生君は。。。「SEIMEI」について、
「自分らしさがまだ全面に出ちゃってるところがあるし、「和」というものをもっと追求しなきゃいけないなと思ってます」だそうで。
。。。。羽生君の強いパーソナリティーが全面に出がちだということを、すごく気にしているんだな汗と思いました。。。
頑張ってほしいです!
君ならできるぞ!
このことについては、ランビ様のインタビューに興味深いことが書いてあったのですが、長いし売り物ですしで割愛させていただきます。
そして、今回の私的ハイライトです。
私は、伊藤みどりさんを「マイゴッデス」として崇めていますが、ランビ様はどうやら伊藤みどりさんの大ファンだということが発覚。
インタビューの中に「この取材に現れる前にランビエルはホテルで伊藤みどりの1988年のフリー演技を見直していたという。『改めて感動しました。。。。彼女は日本のレジェンド。ぼくは彼女の大ファンだった。子供のころずっと見ていたんです。』」とありました。
1988年といえば、表現ではまだまだと言われていた頃の映像でしょう。
それを、氷上のバレエダンサーといわれるランビが見返していた。。。ユーチューブでしょうか。
このインタビューでも、
「ジャンプなんかしなくていいから、ずっと氷上で演技してほしいと思っている観客も大勢いますよ」の問いに「でも、ぼくはジャンプも好き。ジャンプはスケートの大きな要素です。」と。
とかく、ジャンプよりもっと大事な部分もあると言われがちですが(私も最近はそんな感じになってましたが。。。)、このことに関連して、バレエダンサーの首藤さんのインタで面白いことを言っておられまして
「スケーターの何が人々を惹きつけるのだと思いますか」の問いに「技術主義ではないですが、やっぱりいちばん大事な要素はジャンプではないかと思います。。。。跳ぶ瞬間、シュッというすごい音がしますよね。ジャンプ一つで心を高揚させられる、それはスケートならでは。そこから表現へとつながることで、人々を魅了するのではないでしょうか。
そして、ランビはインタビューの中で「僕はとてもエモーショナルな人間」と語っておりまして。
よくジャンプはエレメンツの一つで「表現の一部になるように」と言われたりしますが、ジャンプそのものが見ている人の心を高揚させる、エモーショナルな表現の一つなのだなと。
表現の一部なのではなく、表現そのものなのだなと。
そういえば、新ロミジュリの最後の3回転ルッツは、あのジャンプだけでその後の悲劇を予感させるようなカタルシスを演出していたなあ。
2013GPFのロミジュリの最後の3回転ルッツで羽生君のファンになったんです。。。
そういうわけで、ランビ様はおそらく、ジャンプ自体が見ている人の心を揺さぶるのを、小さい頃に伊藤みどりさんの演技を見て感じ取っておられたのかなと思いました。
みどりファンだからそう思うだけかもしれませんが(;^_^A
○Midori Ito 1988 NHK LP

伊藤みどり
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コメント

  1. マト より:

    ちいこさんのブログをいつも拝見しているんですが、コメント欄に書き込むのが初めてかもしれないです。ドキドキ・・・
    ちょうど伊藤みどりさんのことを書いたものを訳しててみどりさんの動画を見てました。
    みどりさんのジャンプって高いですね~。スピードがあって見ていて気持ちいいですね~!
    最後にポーズとって拍手をしてまたポーズ。自分で拍手しちゃう内容ですよね。
    マト

  2. ランビさんや首藤さんのご意見嬉しいです。
    よく、スケーティングが素晴らしいから、あの人の演技にジャンプは不要というような褒め方があるけれど、私はそうは思えないのです。
    スケートの重要な要素だと思います。そして、私も結弦くんのジャンプ、好きなのです。軸が細くて美しい。
    ジャンプも表現になりますよね。
    嬉しい記事、ありがとうございます。(^^)

  3. すばる より:

    うおおおーーーー!!!
    ランビ様がみどりファンとな。
    みどりちゃんのジャンプを見ると、心が高揚する私は、とにかく嬉しい記事です。
    買ってあってまだ読んでないんです。早く読まなくちゃ。

  4. ちいこ より:

    >マトさん
    マトさん、コメントをありがとうございます(^^)
    みどりさんのジャンプは信じられないくらい高いですね!転倒もほとんどなかったので、安心して見てました。そして、それがフツーだと思っていたら違ったという

  5. ちいこ より:

    >Megumi (野谷恵)さん
    厳しいプロの方からこう言われると納得しますよね。バトンさんの映像を見ても、何十年も前からジャンプは重要な要素だということがわかります(^^)
    首藤さんの言葉でハッとしました。
    ジャンプで高揚感、盛り上がりを演出するプロは大好きです。
    みどりさんのラフマニノフのオリンピックでの一番メロディーが盛り上がるパートでの後半3Aは、私のジャンプ厨の原点です(^^)

  6. ちいこ より:

    >すばるさん
    すばるさんはいらっしゃると思ってましたよw
    そう!
    まさか!
    あの氷上のバレエダンサーのランビ様が!
    当時表現プゲラされていた!
    みどりさんの大ファンで!
    ホテルで動画を見返していた!!!
    という衝撃です(^^)
    インタの最後にでてきます~。

  7. すばる より:

    >ちいこさん
    昨夜、読みました!
    そうかそうか、ランビ様とみどりちゃんと対極にあるようで、ランビ様は、ちゃーんと、みどりちゃんの生きの良いジャンプを理解しているんだ。嬉しいなあ。綺麗なジャンプは芸術なのです。と、今やアーティストのまっちーもおっしゃってましたね。

  8. ちいこ より:

    >すばるさん
    極めた方々はわかってらっしゃるのであります!
    綺麗なジャンプはスポーツと芸術の融合ですね♪

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