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ある一ファンの悪あがき。

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もうすぐお盆をお迎えしますね。

私は毎年カレンダーは「歳時記カレンダー」というカレンダーを買っておりまして。。。気持ちだけでも風流に過ごしたいということで、時々見て楽しんでいます。

8月8日(土)は実は「立秋」でした。

「涼風至」という、秋を感じさせる涼しい風が吹く頃。。。らしいですが、南国であるこちらではまだその気配は見当たりません。
ですが、さすがにお盆を過ぎると、朝夕特に涼しい風を感じて、足の裏から立ち上るような熱気が薄まるような気がします。
初夏の明るい日差しも好きですが、晩夏の少し寂しいような(今年は猛暑なのでうれしい)涼しさも好きです。
8月末に山にキャンプに行くと(一時期仕事であった)、朝夕がほんとに気持ちが良いのです♪
また、この季節に行ってみたいな。。。と思う晩夏の高原の早朝、機会があったらまた行ってみたい。

今朝の読売新聞朝刊の記事が話題になりましたが。。。

引退だなんだとざわざわし、沸いた頭に涼しい風が吹き抜けていくようでした。

○2015年8月11日 ZIP(yuzupinokoさん)

○読売新聞(2015年8月11日)

{20B03B1C-0453-48F0-8704-814A85F75EA3:01}

読めますでしょうか~?
「実際は、、その時にならないとわからない。平昌後に納得できなかったら、納得するまでやるだろう。具体的に決断した話ではない」
「連覇がどれだけ大変かは、ソチで金を獲ったからこそわかる。平昌でも金というのは重圧かもしれないが、それ以外は目標にできない」
「有名になりたくて頑張ってきたのではなく、スケートが好きで、勝ちたいからやってきた。自分はアイドルでも芸能人でもない。アスリートの魂は、ぶらさずに気持ちの芯に入れておきたい。」と競技者としての覚悟を強調した。
一連の騒動??を見て、自戒も込めて、いい意味での
「鈍感力」
というのが必要だなと思いました。
と同時に、やはり、私個人としては、一人のファンとして、ブログという日本全国、いや世界に開かれたSNSに書くからには、特に羽生選手本人、ご家族が目にして困惑するようなことを書きたくないなと感じました。
羽生選手の発言等からして、おそらくネットのエゴサーチをしているでしょうし、ご家族もしていらっしゃるかもと常日頃感じてます。
自分や、自分の家族や親戚が公開ネットで書かれたり掲載されたりしたら嫌になるであろう話や写真は載せないようにしよう、と感じました。
以前に有名なクレイマーにリアルで嘘八百の仕事上のやりとりをSNSでさらされたことがありましたが、想像以上にきつかったです。
ツイッター等でよく「炎上」などありますが、それでも、匿名で炎上・さらされるのと、リアルで炎上・さらされるのとは、全く違うと思います。
私は匿名ですが、羽生選手はリアルです。
こう考えると、羽生選手側はSNSという匿名の世界では、本当は嫌かもしれないのに反論もできず、弱者の立場なのではないかとふと考えました。
(特にアマチュアのスポーツ選手は皆そうかもしれません)
会社でも、以前は仕事とプライベートは別に分けた方がいいという風潮がありましたが、仕事のパフォーマンス向上とプライベートとは密接に関係があるとして、最近では積極的に社員のプライベートも共有する方針に切り替えるところも多くなったそうです。
羽生選手のプライベートを大事にしたい、と思います。
ま、羽生君の競技のこと・演技の内容はブツブツ言いますけどねwww
これだけは許してつかあさい!
バレエやオペラファンがぶつぶつ言うのと一緒です!
そして、羽生君の一連のインタビューが出る前に読んで、いつか記事にしようとして暑すぎて気力がなかったこの記事を今こそご紹介したいと思います。
いつもお世話になっている「あれこれ」さんから、ヤグディンのインタビューです。
○2015/07/18 アレクセイ・ヤグディン「ジャンプの失敗は今でも恥ずかしい」
【一部抜粋】
—あなたがアマチュアスポーツから離れることがどんなにつらかったかを、今でも覚えています。それ以外のどんな生活も想像できないかのようでした。
「そうだった。大変なストレスだった。頭では、もう引き返せないと分かっていた。それでも、何かの奇跡が起こって、戻れないものかと願っていた。何よりも僕は競技がいつも大好きだったから、つらかった。例えば、イリヤ・クーリックは、僕の前にタラーソワのところで滑っていたのだが、競技を耐えることが出来なかった。彼にとってそれは苦役だった。僕は、競技という状況がひたすら喜びだった。だから、手術と人工股関節への置換の後、僕が以前のように出場することが出来ないのだと分かった時、まるまる一年間は大きな精神的挫折を味わった。
おかしいだろうか? 僕は、怪我を克服することが不可能になるまでに、スポーツで全てが成功したかもしれない。それにショーには常に招待されていたし、仕事は面白かった。でもどうすることも出来なかった。スポーツというものはどんなに麻薬のようなものであったかを、本当に理解した」。
このようにヤグージンは語った。
ヤグディンはソルトレイクOPで金メダルをとってから、股関節の故障のため、次のシーズンでやむなく引退しましたが、それがどんなにつらかったか、というインタビューでした。
「スポーツというものはどんなに麻薬のようなものであったかを、本当に理解した」
あの「試合が嫌い」と言っていたパトリックでさえも戻ってきましたし、真央ちゃんも、ソチでの2日間は今でも思い出したくない、とNHKインタビューで語っていたほどだったのに、復帰しました。
観戦している私も、試合を見れば見るほど麻薬のようだ、と感じます。
羽生君は、平昌オリンピックの後、どうなるでしょうか。
本音を言えば、今は続けてほしい。。。という気持ちもあるけれども、オリンピックシーズンが苦しいものであれば、頑張った、もういい、と思うかもしれない。
でも、やはり不世出の選手だからこそ、できるだけ長く競技の世界で見ていたい。。。というのは、ファンとしての素直なキモチかな。

羽生結弦
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コメント

  1. yuzuna. より:

    ヤグインタ!!ありがとう!
    一部しか読んでなかった・・!!
    ヤグディンの言葉、スポーツは麻薬
    確かにそうかも知れません。
    ましてや、世界レベルで何年も戦ってきている超絶的アスリートなら、なおさら。
    だって、凡人のわたしたちでさえ、ほんの数年つづけたスポーツは、現役中どんなに過酷で大嫌いでも、離れてしまえば何年かたつとまたやりたくなる。結果を残してきたら尚更。わたしも学生の頃はバリバリの体育会系で、キツくて、早く辞めたい、二度とやりたくないって思ってて、大キライになったスポーツをほんの数年しかやっていませんでしたが、やはり辞めてみて、少し経てば恋しくなるもので。つうか勝負がすきなんだとおも。ww
    真央ちゃんも、パトリックも。
    ちいこさんの言ってること、理解できるよ。
    こうやって発信することも、おおきな意味をもつと思う。特に、ちいこさんのような大先輩ブロガーさんはね!!

  2. すばる より:

    「自分はアイドルでも芸能人でもない。アスリートの魂は、ぶらさずに気持ちの芯に入れておきたい。」
    ここがね、読んで一番こたえるのです、おかんには。
    アイドルだと思っているファンがいても仕方がないのかもしれないけど、くれぐれも、演技直前の場違いな嬌声はやめてください、と言いたいです。

  3. 真城 より:

    鈍感力
    良い言葉ですね。胸に留めておきたい。
    先のことなんて
    羽生選手のこと以上に自分のこともまだ分かりません。
    大切に出来るのは 知り得るのは今だけだと思っています。
    今を大事に応援出来ることを楽しみたいと思います。
    彼の競技を長く見てみたいのは事実ですが
    彼が夢とする
    《平昌で最高の演技と結果を》
    これを叶えることを応援する気持ちは
    大切に出来る自分でいたいので
    後悔残って現役が伸びることは願いたくないかな。
    矛盾しているかもしれないですが、
    彼が気持ちよく後悔なしに平昌を終える
    それを応援出来るファンでも居たいのです。
    それが=引退だとしたら
    叶った羽生選手を見て祝福出来るだろうと
    これが私の夢です。

  4. えみ より:

    ヤグインタ
    大変興味深く読みました
    スポーツがもたらす麻薬様物質
    あのアドレナリンのもたらす
    あの高揚感と無敵感…
    アマチュアのスポーツ愛好家ですら
    それは覚えがあります
    果たして誰より試合が好きな彼
    それとの決別は
    いか程かのことになるでしょうか…
    また以前も触れられてた
    ちいこさんの実体験に基づく
    SNSへの考えも非常に響きました
    ”羽生選手側はSNSという
    匿名の世界では
    本当は嫌かもしれないのに
    反論もできず、
    弱者の立場なのではないかと
    ふと考えました
    (特にアマチュアのスポーツ選手は
    皆そうかもしれません)”
    この感覚は私も常々考えてます
    …萌え記事をかいてる私ですが^^;
    それでも自分なりに
    彼と彼の家族にとって
    不愉快にならない内容を
    密かにマイルールに心がけてます
    この記事で
    改めてその思いを深めました

  5. こゆな より:

    ちいこさん、はじめまして。
    「鈍感力」
    ちいこさんのおっしゃるように必要ですね。
    同じくブログというSNSを書くからには、特に羽生選手本人やご家族、親戚など。
    もし、目にして困るようなことを書きたくないなと
    思っています。
    時折、脱線しそうになりますが。
    羽生選手がダイレクトにメッセージを送ってくれた今、
    ブレずに応援していきたいと改めて思いました。
    素晴らしい記事をありがとうございました。

  6. あいあい より:

    平昌で取って終わり←本音
    具体的に決断した話ではない←建前
    彼の今の本音は「平昌で取って終わたい」だと思います。
    (´・ω・)y—oO○ エート・・・そう思うのは至って普通の感覚だと私は思います。
    だって、エベレスト登頂をめざしてる最中に、またエベレスト登りたいと思うかなぁ。
    この山を降りたら、あんなことをしよう。こんなこともしようって考えながら登るんじゃないでしょうか?
    彼は今、平昌五輪という最高峰目指して登っている最中ですよね。平昌終わったら、もう競技なんか辞めて、今まで我慢してきた好きなこと、あんなことこんなことやってやる!
    そんな風に思いながら登んきゃ、やってらんないっしょ!
    色んなことを考慮して建前を話した彼は、若いのにホントにできてると思います。(脱帽)
    頑張った、もういい←ファンの建前w
    できるだけ長く競技の世界で見ていたい←ファンの本音!
    ↓えーと、ゆづの本音とファンの本音の解決をはかる調停案がここにありまーす!
    平昌五輪終わったら、引退しないで1年休養してみればいい。。。(ハーフハーフで)
    【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`)…
    可決されました!!! (ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- 
    ・・・今はこんな妄想でもするしかないですなw

  7. ちいこ より:

    >yuzuna.さん
    私も、運動部ではなかったけど、中学・高校での合唱部のコンクールの高揚感は忘れられないなあ。すごくドキドキするのに、終わった後の高揚感は発表会とは全然違っていたよ。
    賞をとったときの喜びといったら。。。
    私も勝負物が好きだあ~!
    オリンピックも昔から大好きだし。
    真央ちゃんも、パトリックもなんだかんだいって勝負師なんでしょうな。
    いや~最近いろいろ考えちゃって。。。結局、私はこうしたいということかなあ。
    特別なことではなくて、お仕事やご近所つきあいのマナーと同じだと思うんだなあ。
    コメントありがとうね。
    あと、私はに・わ・か・ファンですお!σ(^_^;)

  8. ちいこ より:

    >すばるさん
    あの嬌声はやめてほしいですよね汗。昨シーズンはまだましとして、枠取りやオリンピックシーズンだけは本当に勘弁してほしい!
    これは切なる願いです。そのときは、会場にプラカードを持った人を配置してほしいくらいです~。

  9. ちいこ より:

    >真城さん
    真城さん、コメントをありがとうございます!
    「鈍感力」別の言葉では、スルースキルでしょうか。もっと積極的な感じかな。。。
    彼が平昌OPシーズンに悔いなきシーズンがおくれるように、応援するしかないですよね。
    何よりも、ステイヘルシー、羽生選手を競技以外のことで気疲れさせるようなことは禁物と思ってます。
    もし、平昌でめでたしめでたし、大円満を迎えられたら、どんなにいいでしょうか。
    私も、平昌で羽生君が最高の演技を披露できることが、夢です。
    彼と、ファンのみんなの夢がかないますように!☆彡

  10. ちいこ より:

    >えみさん
    えみさん、コメントをありがとうございます!
    えみさんの今日の記事にもイイネ!を連打したいくらいでした。
    ヤグのインタを読んでから、あれほど負けず嫌いで競技が大好きな羽生君が、果たしてこの麻薬のような世界から簡単に離れられるのかな。。。と思っていました。
    もしかしたら、競技の世界が大好きだからこそ、自分で宣言して断ち切るように何度も「平昌で終わり」と言っているのかな、むしろ自分に言い聞かせているのかな、と感じました。
    SNSは、匿名性ゆえのネットの暴力というのを、ファンも自覚しなければ。。。と感じてます。自分とファン同士では思いを発散できていても、公開SNSというのは居酒屋の個室で会話している訳ではないと思っているのでf^_^;
    えみさんの萌萌記事、大好きです!
    応援するキモチがあふれていて、ユーモアとブラックジョークと萌萌と上品さが同居していて( ´艸`)
    えみさんがマイルールを心がけながら記事を書いてらっしゃるのをいつもひしひしと感じています。
    これからも、よろしくお願いします(^_-)☆

  11. ちいこ より:

    >こゆなさん
    初めまして、こゆなさん!コメントをありがとうございます!
    私も今回のことでざわざわしてしまいまして、自戒をこめて「鈍感力」と書きました。
    羽生君は、国別、今回と折りに触れて、ダイレクトに同じようなことを発信していますよね。。。彼にとっては精一杯の「察してほしい」というシグナルかなと感じています。
    羽生選手はプロの芸能人ではありませんし、リアルに存在して、ご家族もいらっしゃるので、自分の周りの家族、親戚に置き換えて、SNSを目にして困惑するようなことは書きたくないな、と思ってはいましたが、今回のことで思いを新たにしました。
    私もブレずに応援していきたいです!
    素晴らしい記事と書いていただいて、うれしいです♪ありがとうございます!(内容的に少しドキドキしてましたので。。。)

  12. ちいこ より:

    >あいあいさん
    ま、あの追加インタはこの騒動をおさめるための建前インタでしょうな(^_^;)
    宣言したような書き方をされたままだと、もし違った時にいろいろ言われそうですし汗。
    確かに、他のフィギュアスケートの選手。。。真央ちゃんも、バンクーバーまで→ソチまで→(一応)平昌まで(いまここ)と、一つ一つのオリンピックを区切りにしているんですよね。
    エベレストを登っているときに次回のエベレスト登山は考えない。。。うまいwww
    羽生君の場合はさらにトロントで修行僧みたいな生活おくっているし~。
    そうか、終わった後一年休養してハーフハーフと言っておけばいいのかww
    。。。その間にファンも覚悟を決めておこう(´・ω・`)

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