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北上する。

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まだ、羽生君のエブリの動画を見る前のこと。

今日、夕方職場から帰宅する時、ずっと国道3号線を北上しながら、ふとある光景が頭をよぎった。

あそこの施設でトラブルがあったとニュースで聞いたせいであると思う。

東日本大震災、福島第一原発の事故があって以降、初めて運転を再開したのが、故郷にある川内原発だったわけですが、事故前には慣れきっていたはずの「モノ」であったそれが、その名前を聞く度にもやもやとした不安が脳裏によぎる、そういう「モノ」になっている。

私の住んでいるところは鹿児島市で、故郷は北部のほうにある。

もし、あそこで事故が起これば、ある日突然、あの田園風景も、あの海水浴場も、川内の町並みも、親戚がいる町やお墓がある故郷も、二度と見ることができない「バショ」になるのか。

それどころか、自分たちが今暮らしているところも、若い夫婦や子供達、女性は健康を考えて遠くへ逃れるだろう。

一番南にあるところから、北に逃げ出すしかなく、熊本や福岡を目指して全県民が逃げ出すには相当な混乱があるだろう、など想像してしまった。。。

もし事故があったら、もう帰れない場所になるのか。

そう考えると、安全保障上原発は必要なんだとか言っている東京の大先生達やしったかぶりの知識人たちに、理屈ではわかっているが、そんなに安全で必要ならキミらの家の隣に建てれば、と言いたくもなる。

施設でトラブルがあったと聞く度に血相を変えて心配しなきゃいけない施設を使って生活するって、おかしいよな、おかしいよね。

羽生君のエブリの映像に出てくる、よく似た地方都市の町並み、田舎のはらっぱにずらっと並んだ黒い袋を見て、なんとも言えない奇妙な気持ちになった。

人生って
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