ガブリエラ・パパダキスさんの容態と，今更中国杯のときのこと。

茨城県の常総市で鬼怒川が氾濫し、大変な被害になっているようです。
早く水がひいて、助けを待っている方が救助されますように。
これ以上、被害が広がらないことをお祈りいたします。

こんなときに何ですが、時期的なものもあり、書きかけでしたので。。。

昨シーズン、大躍進をして、素晴らしいプログラムで世界選手権の金メダルをとったアイスダンスのフランスのパパシゼ組ですが、先月、練習中に、ガブリエラ・パパダキスさんが脳震盪をおこし、まだ回復されていないということで心配していましたが、本人がインスタグラムなどを公開し、メッセージも寄せられました。

またもや「あれこれ」さんから

○２０１５．９．８　ガブリエラ・パパダキス「脳震盪の症状は、徐々に弱まっている」

８月に練習中に事故に遭い、脳しんとうを起こしてから，回復途中にはあるが、まだ後遺症が残っているとのこと。

早く良くなってリンクに帰ってこられることを祈っています。

確か，リプニツカヤちゃんも　２０１２年に練習中に脳しんとうを起こして，グランプリファイナルを欠場しています。

そして，ガブさんの様子を見て、今更ながら思い出したのは，２０１４の中国杯のこと。

結局羽生君は最初の診断から脳震盪ではなかったわけですが，特に初日はそのようなことは伝わらず，情報が錯綜しました。

あまりにも動きが速すぎて，テレビのリプレイでも，会場でも頭を打っていているのかどうかわかりませんでした。

そんな中，色んな意見・・・出ない方がいい，いや彼の選択だ，という意見があふれるのは，ある意味当たり前のお話で。

しかし，今でも思うのは，ハンヤン君は結局脳しんとうらしかった（※当時この記事をみましたが見つけられず）のですが、出場したのは良かったのかどうか。。。汗。

フィギュアスケートだけではなくて，野球やサッカー，ラグビーなど他のスポーツを見ていれば，比較できるし，他のスポーツではどのような経緯を経て，どう対処をしているか知っているから，ヒステリックな反応もしないし，仮に脳震盪であれば，逆にヒステリックな反応になってもやむなし，というほど非常に危険なことなのだ，ということがわかると思う。

羽生君は結局は脳震盪ではなかったが，当初は，映像で見た限りでは顎を強打しているように見える～脳に衝撃があったように見える～ので，様々な反応はおこって当たり前のように思う。

情報を受ける側としては，いろんな意見はあるかもしれないけど，それは彼のキャリアや人格や人間性を全否定するものではなく，あくまで「中国杯という一つの出来事」に限定された意見である，ということを心にとめておく，ということが大事だと思う。

これは情報を見ていく時に，必要なスタンスではないかな。

クレーム対応ではお約束～。

事象を「限定する」のは楽観主義の最たるもので，羽生君が典型だと思ってます。

本人は結構引きずるwwと言ってますがw

引きずるかもしれないけど，今日の試合は今日の試合のこと，で切り替えられる。

それこそが，レジリエンスであり，彼の強みだと思う。

トップフィギュアスケーターは楽観主義者が多い，とあるスケーターさんが言っていましたが（お名前は忘れた。），そうでなければ小さい頃から厳しい競争・批評にさらされてトップには立てないだろうな。

トップアスリートは皆さんそうではないかと思います。

そういうところにも憧れているので，見習いたいですな！

これからも，情報を見ていく中で，

表現や，スケーティングや，点数のことや，振る舞いや，性格などのことで色々な意見を耳にすることがあるでしょう。

しかしそれらの意見は，その人自身を否定するのではなく，「限定された」意見である。
（ただし、一部のアンチは除く）

ということを意識したいです。

「切り離す」，ということかな。

じゃないと、楽しみが減るわ～。批評もフィギュアスケートを見る上でのお遊びだもん。
試合観戦はあくまで趣味、お遊びですものね（お金はかかるが。。。）

簡単に言うと，「一ファンにすぎない。」ということであろうとw

「ガハハ。」と笑いとばす，ユーモア感覚も必要であると思う。

中国杯ではキスクラで、プーさんをなでなでしていたのですが、やはりこんな姿を見ると，いくらＴＳＬでも「メンタル強い」といわれていても，「おおよしよし，頑張ったお。」としたくなっちゃいます。

ここで，初めて「ぶわわ。」となりました。あとはどちらかというとあまりのことに惚けていたというか。。。会場のお客さんはほとんどそうだったかも。

さて、ワカバちゃん観戦のため早く寝るとします！