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メメント・モリ。

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皆様こんばんは~。

昨日、日帰りで後期高齢者である母と叔父、二人を伴い福岡へ法事(叔父の葬儀)に行き、すったいだれて(鹿児島弁でめちゃくちゃ疲れての意味)、今日は日がな一日昼寝をしながらゆっくり過ごしました。
そういうわけで、ビッグスポーツ賞は今だテレビニュースでのダイジェストのみ、MWOもNYOIも途中までしか見ていません。
明日からまた仕事なので、ま、ビッグスポーツ賞の動画を見るのは30日にあるCSでの放送の時でしょうw
ちなみに買っていた16日のNYOIのチケットは。。。しょうがないです。

この年になると、近い親族の葬儀も多く、また、父や叔母、叔父の葬儀も我が家が主催で行いましたので、すっかり葬儀慣れ(うっ)し、段取りを全て把握しているのがなんとも。。。である。

母の妹である叔母のご主人が闘病生活の末亡くなったのですが、悪性腫瘍で、ホスピスで亡くなりました。
父も13年前に悪性腫瘍でホスピスに入院、最後は自宅で看取りましたので、叔母は同じ経験をした福岡に住む私の姉や私に色々相談し、ホスピスに入院することにしたようです。
以前と違い、今は初期の段階から緩和ケアをするようになりましたので、はるかに良くなりました。
でも、以前として、病がわかった時点で告知するかどうか、というのは、その時の病状の進行、環境によるので、父の時にも、その時が一番悩んだと思います。
顔で笑って、心の中では泣いていた毎日。。。つらかった日々を思い出します。
特に最初の方かな。。。
先日、同じくお父様が悪性腫瘍になった同僚とたまたま話をすることがあり、
「やっぱり経験しないとわからないことだね、これは。」
とポツリと話していたのが心に残っています。

重たいお話ですが、父が亡くなる前に、しきりに
「お父さんは何もしてこなかった。」
と言うんですね。
何もしてこなかった、と言っても、同じ仕事を退職するまでまじめに働き、結婚して子供は一応皆就職し、ま、結婚は。。。wwですが、そういう普通の家庭の良き夫、父であり、何もしてこなかった、という意味がわかりませんでした。

亡くなってから、色々な本を読み、あるとき「ライフ・レッスン」という本に出会ったとき、全てがわかり、ショックを受けました。
「何もしてこなかった。」というのは、
「自分が本当にしたいことをしてこなかった」という意味でした。
父は実家のことで苦労してきましたので、10代の頃から家族の世話、実家の世話を第一優先にして、本当にしたいことは明らかに後回しだったと思います。
昔の人は、ほとんどがそうだったのではないでしょうか。
この場合、「本当にしたいこと」は仕事ではなく、「遊び」なのだそうで。
「遊びをせんとや生まれける、戯れせんとや生まれけん、遊ぶ子供の声聞けば、我が身さえこそ動かるれ」(梁塵秘抄)
配偶者も子供も仕事もお金も健康も一切の関係がないとして、今一番したいこと、が「本当にしたいこと」だそうです。
それ以来、時々一切のしがらみがないとして、「私が今本当にしたいこと」とは何か、を空想するようになりました。

ある時は、草原を裸足で走りたい、フィヨルドを見てみたい。だったかな。
でも、羽生君にはまってからは、とにかく「フィギュアスケートの試合を見たい」だなww
特にワールド。。。。上海ワールドには行きましたが、欧米のは年度末に行くなんて辞職しない限りとても無理w新婚旅行すらそんな時期には行かないのにww

「本当にしたいこと」であっても、現実的に無理な人の方がはるかに多いのが現実。
特に女性はまず第一関門は家族の理解、環境、お金、時間でしょうか。
仕事を持っていてお金があっても、特に平日に長期の休みは取れないという人の方が圧倒的に多いでしょうし、時間に余裕があっても金銭面が難しいという反比例が。
そして、小さいお子さんがいたり、受験生がいたり、家族の看病・介護、自分自身の体調不良。。。。
そうすると、現役世代はほぼ長期日程の観戦というのは困難な人が圧倒的に多いと思う。
でも、いつかはフルで見に行きたいな、ワールドとGPF。
辞職しない限り無理だけどw

羽生君を見ていると、「メメント・モリ」という言葉を思い出す。
ラテン語で「死を思え」の意味だけど、死を思うことで今を生ききる、という意味あいもある。
彼の「今を生ききる」という生き方。生き様。
なぜそんなことができるのか不思議だった。
ぜんそくだから?とか持って生まれた性格?など色々考えたけど、今でも不思議である。
いくら考えてもわからないので、そのままにしておこうと思う。

とりとめもない話になりました汗。
個人的なお話なので、コメント欄は閉じさせていただきます。全米と全カナダもくるしね~汗。
最後に、NHK杯スペシャルエキシビションとNYOIの素敵なお写真を~。

○NHK杯スペシャルエキシビション

○2016ニューイヤーズオンアイス

ニューイヤーズオンアイスの素敵なお写真!惚れてしまいました。
掲載サイトはこちら毎日新聞。久保玲さんが撮影されているそうです。
変写真になりやすいスピンでの美しさ、さっとんや羽生君の構図、洗練されています~♪
こちら

日々のこと
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