こおおおの目!
いやいやいや、羽生君のクワドルッツは決まると綺麗かなあ。
調子がいい時は失敗しないとか。。。。アリエフ君もコリャダ君もロシアテストスケート時点(9月初旬)ではそんなにまだ確率は良くなかったと思う。
これからさ~。
ところで、2016年1月に開催されたニューイヤーズ・オン・アイスでプル様が言った言葉、覚えていますか?
プル様なあ、パトリックが全盛期の時でさえ「1番は羽生」と言っていたし、単にTESの話しではなくてメンタルや戦略といった面からも選手を評価していると思う。
移籍してきたサハノビッチちゃんも凄く良くなっているようですし、炎の体育会で本田姉妹に教えている時も凄く上手いと思っていたあるよ。。。選手の特徴をつかんで教えるのが上手いと思ってました。観察眼、嗅覚があるんでしょうな。
そういうのを考えると、あの発言はまさに預言だったよな、と。
言い方も含めて。
インタビュアー「ショーに参加した若い選手はみんな『プルシェンコのようになりたい』と言います」
プル「私より上手くなってください。私を超えることです。5大会連続オリンピックメダリストが現れなければいけません。」
イ「今では、羽生結弦が300点以上の得点をたたき出していますが。」
プル「羽生は新しい世代のアスリートで競技をレベルアップさせる存在です。だから彼にはお礼を言いたいくらいだ。彼は男子スケーターたちを4回転へと導いているからね。彼の4回転ジャンプと多彩な技術、スケーティングスキル、スピンは素晴らしい。だから彼は300点以上という信じられない点数をたたき出せたんだ。今の彼を負かせる選手はいない、断言するよ。羽生はもっと進化するさ。」
イ「本当に?」
プル「もちろんだ。彼は4回転ループも4回転ルッツもできる。」
イ「本当にそう思いますか?」
プル「イエス。練習で見たからね。彼には4回転が絶対必要だ。完璧にこなし王者としての意志の強さを持たなければいけない。羽生は強い意志を持っています。私は彼を気にいっている。ヒーローだ。」
そして、羽生君の演技後のインタビューでは、
「(4回転)ルッツはまだ確率も全然高くないですし、また、ループに関してもまだまだプログラムに入れられる程度の確率じゃないと思うのでとにかくこれからさらに練習していくのみだなと思います」
と答えていました。
「彼には4回転が絶対に必要だ。」
うん、これって、羽生君の気質も含めてそういっていたのかもなあ。
すでに金メダルをとっているということを考えても、モチベーションのためにも「絶対に必要」という意味だったのかも。
確か内村君もリー・シャオペンを跳ぶことがモチベーションと答えていましたよね。
頂点をとってなおさらに進化する、というのはどんな選手でも難しく、明確に目の前に難しい技があることでモチベーションをアップすることができるのかもしれない。
それにしても、インタビューかっこいいいいいい!
「オリンピックまでの試合は限られている。一つ一つ大事になるので、できるだけやりたい」
「守ることも、捨てることも、いつでもできる」
やらない後悔より、やれることを最大限までやりたいということか。
まるで野武士ですなあ、野武士。
青年は荒野を目指す。
いやいや、7人ならぬ6人の侍か??
○ロシア杯で4回転ルッツ挑戦 羽生が明かす(毎日新聞2017年10月19日 19時38分)
【モスクワ福田智沙】フィギュアスケート男子で来年の平昌五輪で連覇を狙う羽生結弦(ANA)は、20日に開幕するグランプリ(GP)シリーズ第1戦のロシア杯で、大技の4回転ルッツに挑むことを明かした。もし成功すれば自身にとってトーループ、サルコウ、ループに続く4種類目のジャンプとなる。羽生は「(試合で)入るなという感触がある。自分が一番実力を発揮できる構成で、一番本気をだせるプログラムでやりたい」と説明した。
19日の公式練習の最後。スピードに乗って左足の外側エッジで踏み切ると、高く上がり、きれいに回って着氷してみせた。この日、前日と何度もトライしながら、1回転になったり、着氷が大きく乱れたりと、きれいに決められなかった大技を最後の最後で決めた。
羽生はこの時期の大技の挑戦について、「オリンピックまでの試合は限られている。一つ一つ大事になるので、できるだけやりたい」とし、こうも言う。「守ることも、捨てることも、いつでもできる」。ライバルがジャンプの構成を上げ、技術点を稼いで自らに迫ろうとしているなか、五輪へ向け、使える武器は一つでも多く持っておきたいという思いがにじむ。
ルッツの成功率について羽生は「その日によるが、いい時は失敗しないので」と語る。公式練習では他の4回転ジャンプの着氷がこらえ気味だったり、乱れたりすることもあったが、気力は満ちている様子。男子ショートプログラム(SP)は20日に行われ、4回転ルッツは21日のフリーでお披露目される。
そして、迷いましたが、ジャパンタイムズに記事を書かれたジャック・ギャラガーさんご本人がツイートされているので、リンクのみ貼りますです。
非常に長い翻訳を上げてくださいまして、ありがとうございます!
https://twitter.com/sportsjapan/status/920848344993296385
ギャラガー記者が電話で取材したディック・バトン爺のインタビュー。
恐るべき辛口!と前から思っていましたが、なんともバーバード大のそれも法律系の卒業者でしたか汗汗。
内容はお読みになった方によって感じるところはあるでしょうが、
細かいところで気になったところをメモww
ちなみに、アイスジュエルズのインタビューを読んだ時から、ディック爺ははにゅ君のことはアスリートで勝負師でいい選手とは思っているけど、昔のフィギュアスケートを愛する爺さんから見たらあまりお好みではないんだろうなと思っていたので驚きも何もないでしゅ。
・パトリックの名前が出てこないよお~(ソチの時も結構ひどかったYO)
・プル様の名前も出てこない。
・好きな選手は自分でも言っていたけど北米系ばかり。後はイギリスのカリーだけ?カズンズの名前もなし。
ここで、
北米の選手のロシアン嫌いを思い知るwwいやほんっっっとに嫌いなんですよ、北米の特に昔の選手はね。。。ネイサン君の昨シーズンのプロなんて「ロシアっぽい」で最初酷評されていたのよおおお!ロシア好きのジョニーも苦労したそうですからのう。
日本の名選手なら結構ロシアの選手の名前は挙がると思うのですけれどもね。
まあ、こんなとこからも、ディック爺の好みは偏っていて北米的だということじゃ。
・日本と韓国以外から見たら、真央たそとキム・ヨナさんは同時代に活躍した素晴らしい選手、という認識である。
・ヨナさんの評価高し、うんそこは同意。
・真央たそもヨナさんも今のジャッジシステムでは評価されない、うん、わかる。ヨナさんは、メドベたんよりも遙かに才能の格も高いと思うのですが、そこが点数に反映されるかどうかは不明。
・とにかくフィルナンデス君がお気に入り。
・正直、ディック爺があげた選手より金メダルをとったロシアン選手の方が今では記憶にも残っていると思われ。
・ディック爺はうーむ、このお話ぶりから言って、アジアン系が席巻してジャンプが得意な選手が多くなっているのは面白くないと思っていそう。だってアメリカ人のネイサン君のこと、わざわざアジアン系に分類してるよね?
そして、最も注目したのは、
・技術プログラムと芸術プログラムに分けることをISUに推奨している。
なーるほど。
ええ、以前ハーシュさんがISUの改革案をすっぱ抜いた記事を書いた時、なぜアメリカのハーシュ記者だけがこの情報を知り得たのか?(ヨーロッパにもカナダにも重鎮記者はたくさんいるのに、彼らは誰一人としてこのことについてまだ記事を書いていないと思う。)北米主導じゃないのかな?という記事を書いたことがあったんですよね。
あと、ネイサン君が登場したとは言え、クワドの制限を言い出したのは誰あろうアメリカスケート連盟ですからの~。。。それが消えているとは思えない。ロシアスケ連の幹部のように即座に反対意見を出しているのも全く見当たらないし。(ちなみにカナダも)
院政とまでは言わないけど、かなりの影響力はありそうです。
そう言えばディック爺は長年NBCの実況をされていたのでありました。。。
おっと、またもやこんな時間に汗汗
ああ楽しみです(* ´ ▽ ` *)
ではでは。
ああ、時間が24時間では足りない!!
PS:羽生君もですが、アリエフ君も楽しみ~♪
PS 羽生くんのふんわりクワドルッツ、キムヨナさんのバンクーバー五輪以降のルッツを思い出しました。
バンクーバー五輪までは、スピードを生かしたボムルッツだったのが、以後はいったんためてからアウトエッジでしっかり跳ぶ、ゆるやかに放物線を描くふんわりルッツになっていました。
ジャンプが楽になったと語っていたので、効率良い跳び方は大事ですね。
期待しちゃいます(^^)
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