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サッカーロシアW杯のビデオ判定(VAR)導入とフィギュアスケート。

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こんな時になんでこんな話題?と思われそうですが、実はこのエントリーは土曜日につくっておいたものでして。。。
それにしても、今朝の大阪の地震には驚きました。
FAOI神戸に出演したスケーターの皆さんもまだ神戸にいらっしゃったり、ジェフとウィルソンは高槻市にいらしたようで汗。
羽生くんも含め無事が確認されたとのことでFAOIの公式からツイートがありまして安堵しました。
しばらくは余震も多くて寝不足になったり,特に夜は不安になるかもしれませんが(熊本地震の時がそうだった汗)。。。。こういう時こそ羽生君のような滑りを見ると心にしみいるんですよね。
 以下、サッカーW杯で今回取り入れられているVARの件です。
 
 久々にサッカーW杯を楽しんでいるブログ主ですが(前回は羽生君に超はまりすぎ、毎週アイスショーに行っていたため私生活のバランスが崩れたのでそれ以来二週連続は極力やめています汗)、今回ロシアサッカーW杯で導入されたビデオ判定審判団(VAR)は、今後フィギュアスケートに導入しても良いのではないかと思いましたのでメモメモです。
VARとは何か?
VARとは「ビデオ・アシスタント・レフェリー」の略だそう。
フィギュアスケートでは今でもビデオ判定は行っているわけですが、エッジエラーは信じがたいことに相変わらず一方向からの遠隔でのビデオと目視確認ですし(聞いた時に耳を疑った)、ジャンプの回転ももはや1方向のみのビデオで判定するのは無理があると思うのですよ。
旧採点時代は多少回転不足だろうがエッジエラーだろうがそれほど影響はなかったと思いますが、これだけエッジエラーと回転不足が成績に影響を及ぼす減点対象になるなら、その項目だけでも別のビデオ審判団を設けた方が良いのでは。
もちろん経費がかかるので、小さな大会ではなく、GPF、チャンピオンシップ、オリンピックでは取り入れてほしいなあ。
特にワールドとオリンピックね。
この記事にも書いてあるように、サッカーも当初流れを途切れさせるということで、結構数年かけて途切れさせない方法について議論した上で導入しているんですよね。
全ての判定ではなく、試合に重大な影響を及ぼすことだけ項目を決めて「第2審判団」をおいているわけです。
マイナースポーツ故になかなか難しいかもしれませんが、大きな大会だけでもしてほしい。
また、全ての誤りを正すことはできないし、今でもかなりの正確な判断はなされているが、得点に直接関わることは重要なことなので、さらに精度を上げていこうということで導入されています。(93%から98.8%へ改善)
この考え方はフィギュアスケートも一緒なのではないでしょうか。
男子もですが、特に女子は大会ごとに判定が違いすぎるので、大きな大会だけでも取り入れてほしいなあ。
羽生君はトークショーで平昌SPの4T+3Tの4Tが回転不足ぎみに見える理由について語っていたそうですが、やはりネットを見ているのですね(私は忙しいのでそういうことを言う人がいるらしい、くらいしかわからない汗)。
羽生君がおおよそ回転不足や回りすぎ、その場跳びから最も遠い正確な技術を持つ選手なので説得力がありますな!
(外国では教材になっているというのに。。。。)
ロシアW杯初のビデオ判定「VAR」導入 毎日新聞2018年6月14日 19時56分
適用は、得点▽PK▽レッドカード▽警告などの選手間違い--の4項目に関わるもので、「明らかな誤り」に限り判定がされる。
 VARが威力を発揮するのはライン際のボールのイン、アウトや、オフサイドなど客観的事実の確認だ。IFABはこれまでの2年間でVARが導入された972試合を分析し、正しい判定率は93%から98.8%まで上がったと自信を見せる。今も語り継がれる、1986年大会でマラドーナ(アルゼンチン)が手でボールに触れながら決めた「神の手ゴール」のような誤審は極めて起こりにくくなる。
 一方で適用場面は限定的であり、100%正しい判定をもたらせるわけではない。サッカーには選手同士の接触の程度など、審判が主観で判断する事象も多い。見方によって意見が分かれるレベルのものは「明らかな誤り」ではなく、あくまで最終決定は主審に委ねられることは変わらない。
ロシアW杯で導入されるビデオ判定…VARの存在意義とその目的とは?(GOAL)
そのVAR導入を決定したIFABのテクニカルダイレクターを務めるエルレイ氏が続いて登壇。VAR導入は「サッカーにとって重要なゲームの流れを止めてしまうという懸念があった」としながらも、「厳しい承認プロセスを経て(W杯での使用が)承認された。VARの哲学は最小限の介入で最大限の成果を挙げることだ」と言及した。
W杯初、VARからPK決めたグリーズマン「シミュレーションじゃない。ビデオ判定あって良かった」 2018/06/17(GOAL)
試合後にインタビューに応じたグリーズマンは、VARでPK判定が下されたことについて、次のような感想を述べた。
「PKはあったと思う。左足をかけられたし、少し痛みを感じた。あれはシミュレーションなんかじゃない。このケースの場合、ビデオ判定があって良かったと感じている」
今回のW杯を見ていて感じたのは、メッシもはや30才、クリスチャーノ・ロナウドも33才に。
この二人がずっとバロンドール(世界最優秀選手賞)を争ってきたということは、
『このクラスの選手は滅多に出てこない』ということでもあるわけで。
羽生君もなんかフツーにこんな選手はいつでも出てきそうな雰囲気とか、羽生越え!とかしていますが(これは私はあまり気にならないですがwテレビ局も大変だね)、
佐野先生もおっしゃっていたとおり、羽生君のような選手は世界で見てもほぼ出てこないと思います。
上手い選手、美しい選手、ジャンプが凄い選手、勝負強い選手、スケートが上手い選手と色々な選手がいますが、
カリスマ性、容姿、体型、思考力、戦術眼、正確無比なジャンプ技術、スケーティング、表現力、環境、コーチ、
加えて最も難しいのが「勝負強さ」でしょう。
上手くてワールドの金メダルをいくつも持っていてもオリンピックでは金メダルを獲ることができなかった選手も数多いですし、それを2回も取ってドンピシャ合わせてくるのはなんという鬼メンタル。
エルドリッジはスケーティングの王者だったけど、同時期に活躍したクーリックは金メダルをとって、後年になればなるほどクーリックの名はキリン衣装と共に燦然と輝き、エルドリッジの名はスケオタのみが知る名になっていくという。。。(エルドリッジ好きですよ!地味だけどw)
フィギュアスケートはアートの側面もあってこちらも大事なため、
アーティスティックな資質(繊細さ)と勝負強さ(爆発力)、というのはほぼ真逆で、両方成立する選手自体がほぼいないんですよね。。。
で、羽生君がその両方があるんですよね、繊細さと爆発力です。
いったいどう成立しているのか、皆目見当がつきませんが、
羽生君がいろいろ言われるのを気にするな、という声もお聞きしますが、ノンノン。
それがなくなったらあんな演技はできないし、あんな爆発力もないだろう。
上手いが面白みのないスケーターになってしまう。
ジョン・カリーだって超繊細だったんだお。
中途半端になりましたが、そろそろ持ち帰り仕事しる(つД`)ノ!
それでは、ではでは。
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コメント

  1. より:

    W杯見てると、やはりVAR気になりますよねw 
    ワシも見ながら、これフィギュアだったら?と考えちゃいました。
    今回のW杯の得点に絡むシーンは、ほとんどVAR判定で決まることが多く、「VAR以前の判定ってさー」と言いたくなるんだよなw
    サッカーの判定って、審判が走りながら見るという超アナログ方式なので、神の視点で観ている観客の方がよく見えてることも実際かなりあるんですよねw
    目の前でファウルが見過ごされて「このクソ審がーー!」と叫んでしまったことあるよう。あるよう。あるよう。(こだま)
    サッカーでもフィギュアでもそうですが、死角があるじゃないですか、VARはその死角を補う存在にもなるし、多方向からの映像は証拠にもなるだろうなーと。
    ただし、ジャッジ批判はなくならないでしょうね、きっとw
    むしろ多方向からの映像が残ると、こまかーい批判も増えて大変そうww
    でもやはり、フィギュアも乗り遅れないようにやった方がいいでしょうね。
    なぜなら、これスポーツ界の一種の流行だから。
    乗り遅れると、ますますマイナー競技になってしまうと思われ。。。
    [太字]アーティスティックな資質(繊細さ)と勝負強さ(爆発力)、というのはほぼ真逆で、両方成立する選手自体がほぼいないんですよね。。。
    で、羽生君がその両方があるんですよね、繊細さと爆発力です。[/太字]
    ↑これほんとに。。。どうなっているのだらうかww
    その特異性がゆづの特性であり強みなんでしょうね。

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