超時間差ですが、ついに来ました。
かねてから話題になっていた、平昌オリンピックにおける国籍による偏向ジャッジについて、中国ジャッジ2人(ウェイグァン・チェン氏とファン・フェン氏)に対して、処分が下されました。
男子シングルを担当したウェイグァン・チェン氏には、2年間のジャッジ資格停止と北京オリンピックのジャッジなし,ペアのファン・フェン氏には1年間のジャッジ資格停止となっているそうです。
Chinese figure skating judges banned for biased Olympic scoring https://t.co/vlh2kn1piH pic.twitter.com/5DnCRqiLJM
— NBC OlympicTalk (@NBCOlympicTalk) 2018年6月19日
With the news of Chinese judges being banned for biased Olympic FS scoring, I'm reminded of George Rossano's words: "The Chinese judge did everything in her power to push Jin up to the podium, short of going out on the ice & tripping Uno & Fernandez": https://t.co/JE8tbJ6d4t
— Lynn Rutherford (@LynnRutherford) 2018年6月19日
※そう言えばこのジャッジ問題について、珍しくフィリップ・ハーシュさんは呟いていないなあ。
あとマックス・アンベージさんとか話題にしそうなのに最近とんとお見かけしないのであった。
噂の超長いISUのレポートはこちら
そして、ゆづ友さんである絵子ちゃんのブログがこちら!
○ISUが中国人ジャッジ2人に処分決定そして・・
※リンク貼らせてもらいました~♪
TSLのツイッターを貼り貼り。
#PyeongChang2018 Men's Free Skate Individual Judge Total Score Tallies.
🇺🇸#NathanChen placed 1st by 8 of 9 judges – all except the CHN judge who went for 🇨🇳#BoyangJin. 🇯🇵#YuzuruHanyu placed 2nd by 6 judges. USA judge has 🇺🇸Vincent over Yuzu & Javi. https://t.co/LEBhboCoLa pic.twitter.com/ABC6x6eyzL— SkatingScores (@SkatingScores) 2018年2月17日
○平昌オリンピックリザルト(総合)
またもやお仕事を持ち帰っているので、画像を貼ったり細かい分析はいたしませんが。。。
皆さんおっしゃっているように、中国ジャッジはなんでこんな誰にでもわかるようなやり方をしちゃったの??と疑問に思うほど酷すぎww
だからこの処分には、まあ、そうだろうなと思います。。。。これはサッカーで言えばレッドカードですな。
そして、今回のジャッジがまだ幸いだったのは、特にメダルの色が変わるような影響がなかったことがせめてもの救いでしょうか。
ですが、もし埼玉ワールドのような試合だったらとんでもないことになっていたかもしれません。
また、バンクーバーのプル様とライサの点差は2点以内の1コンマ小数点でしたからね。。。。ライサは素晴らしい演技をしたと思うけれども、あの時のアメリカジャッジの下げ方はかなり酷かったですよ!
またこれか。感。
中国ジャッジも酷いですが、それと同じくらい明らかに偏向しているだろ?というのが
男子フリーをジャッジした、アメリカのローリー・パーカー審判ですね。
上記のTSLの比較表を見ると、酷いですね。。。
羽生君の実際の点数、206.17点に対して196.76点(-9.41点)
対して、
アメリカのネイサン・チェン選手には215.08点に対して225.41点(!)(+10.33点)
合計して
19.74点の逸脱。
これ、テストだったら赤点なんじゃないですかwwww
加えて、「絶対にあり得ないでしょwww」なのが、
他のジャッジは5位から7位をつけているヴィンセント・ゾウ君よりも羽生君の点数を下につけるという、あり得ないジャッジ!
ちなみに私はヴィンセント君のことは好きなのですが、これはさすがにアウト。
跳び方もスピンもトランジションもスケーティングも全く違うというのに。
加えて笑ってしまうのが、リッポン君まで7位の点数に。
他に誰を下げたかといえば、ミハイル・コリャダ君とビチェンコさんです。
よーーーく見たら、考えすぎかもしれませんが、
ロシア風のスケーター、ロシアンコネクションのスケーター(羽生君は明らかに表現がロシア味)を下げているな!
そして、アメリカのスケーターを全員爆上げ。あり得んwww
プロトコルをよく見れば、このパーカー氏はGOEで他のジャッジが3つけているのを2にしたり、1にしたりして少しづつ下げ、PCSも低めにつけていますよね。
特にGOEの付け方が姑息だなあ、羽生君にはGOE3は1個もつけていないのです。
少し思ったのですが、このパーカー氏がネイサン君をあげても、SPの点数ではメダルは難しかったと思うのです。
むしろ、フリーの最終組で上位3人のうち最初に滑った羽生君の点数を上げて、ハビや昌磨君や他の選手を下げた方がまだメダル獲得や少しでも順位を上げる、という面では有効だったはず。
しかし、下げたのは演技を終えた時点で金メダルだろうと思われ、ネイサン君の順位には直接関係しないであろう羽生君と、ネイサン君の順位に直接関係があるボーヤン君とコリャダ君だった。
うーむ、今後のことを考えて箔つけて置きたかったのかな?と思いました。
羽生君がメルクマールみたいな。。。。。
アメリカスケ連えぐい!!
ISUは厳重注意ぐらいはしたんだろうな!イエローカードもんでしょう、この方のジャッジはww
当初のルール改正案といい、オリンピックでの伝統芸(有望な選手が現れると偏向ジャッジ)といい、最近のアメリカはなりふり構わないなあ、ここでいい成績をとって人気復活!というのがあるのでしょう。
ハイハイ、北米!という印象。
そして、気になるのはファンであるスイハン組です。。。。
ずっと気になっていたのですが、平昌からほとんど音沙汰がないスイハン。。。
オリンピック前はweiboで面白い写真や動画を上げたりして中国通の方がリツイートしてくださることもあったのですが。
プログラムの話、トレーニングの話も聞こえてこないので心配しています。
中国ジャッジはあんなことしなくても、素晴らしいスケーターがいるのになあ。
一番迷惑がかかるのが選手達ですお。
そして、羽生君が「圧倒的に勝つ」と語った意味がわかるような気がしました。
きっとバンクーバーでのジャッジなどを見て、2回目の難しさが自分自身だけではなく、ジャッジにもある(進化、新鮮さ、圧倒的なものを求められてしまうこと)とわかっていたんだろうな。。。さすが勝負師だなあ。
それではそろそろ。
ではでは。
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コメント
ISUがこの処分に踏み切ったことの発端は、平昌五輪の前にバズフィードに「フィギュアスケートのジャッジは自国贔屓疑惑」という分析記事をすっぱ抜かれたからじゃないかと思ってまふ。
すっぱ抜かれてなければ、ISUはたぶん何の手も打たなかったんじゃないかと思ふw
えーと、なぜならばフィギュアスケートって基本、自国贔屓前提のジャッジシステムですからw
たとえばサッカーの国際試合で、選手と同国人のレフリー入れることってありえませんよね、レフリーが「どんなに平等にジャッジした」と言っても、物議をかもし出すことが畢竟で、試合になりませんから。
でも、フィギュアでそれをやってしまうと、ジャッジする人間がいなくなってしまうので、自国贔屓することを前提に、9人ジャッジのうちの上下を切り捨て策ができたわけですもんね。
そして、有力な選手がいる国のジャッジは、なんとしてもその試合の9人のジャッジの中に入ろうとしてませんか?w それってなんのためかというと自国の選手に有利な点をつけてやる(切り捨てられない微妙な線を狙ってw)のが目的なんだべ。と、ワシはずーっと思っていましたw
旧採点の時とかあからさまでしたよね。国旗の下に点数が表示されて、すぐ比較できたから、自国選手に高くつけるのあたり前、ライバル選手さげるのあたり前な点数を堂々と出してましたねw
旧採点から新採点になってその部分がクリーンになったかと言ったらその反対だったんでしょうね、ジャッジの人名を隠されていた時期が長かったから、余計にあからさまになっていったんじゃないかなぁ。
うーん、だからね、ISU内部では、「クリーンに平等に採点しよう」ということは言われてたと思いますが、実際は「自国贔屓はある程度しょうがないよね」という空気は依然としてあったんじゃないですかね。
バズフィードに記事が出たにもかかわらず、五輪であからさまな点をつけ続けた中国人ジャッジも危機管理不足?wなのか、単に阿呆だったのか、、、うん、人間って処罰でも受けない限り、従来やっていたことを簡単に変えられるものではないのかもしれませんけどね。。。
ISUは、メディアにこの件をつつかれていた経緯があって、これ以上つつかれたくないのもあって、中国人ジャッジをスケープゴードにして火消しに使ったんじゃないかなぁ。
でも、この件って実はもっと根深くて、一見わからないようにやってるジャッジのことも問題視した方がいいと思うんですけどね。。。
ワシも今回なんの沙汰もなかった米ジャッジも調べてよう!と思いましたぉwww
アメちゃんて、以前から自国上げ、ライバル選手下げがひどかったよね。。。
http://number.bunshun.jp/articles/-/13503
↑田村さんのこの有名な記事、、、(日本のフギュアファンの陰謀論の火付け役になった感もあるけれどw)
バンクーバー五輪の試合直後に出した記事で若干、主観的で盛ってるところもあるかもしれませんが、当時の五輪の舞台裏の空気を伝えてくれますよね。
アメちゃんって「ロシア汚い」言うけど、アンタも相当やん、えげつないことやってるよねー。ということを知った記事ですw
アメちゃんて、ISUの公用語が英語というのもあると思いますが(当たり前ですけどもw)、内部の主導権を握り易いんじゃないですかね。
そして、米のフィギュア関係のメディアも同調するんですよね…すっぱ抜くんじゃなくて…
米のフィギュア関係者に日ごろから情報源を得ている専門の米記者ほど、米に不利な件は口をつぐんでしまう感じしますよね。
本当はそのメディア自身が監視役として機能してほしいんですけどね。
今回の件でよくわかったのは、ISUってメディアにすっぱ抜かれないと動かないということですわw
だれだれのファンがどんなにISUに凸したところで馬耳東風だけどw、メディアに曝されるとISUも重い腰をあげるんだなーwww