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お手本は羽生君!ISUの11段階評価解説ビデオキター。

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おおおおお。。。。これをお待ち申しておりました!
かねてからお話があったISUの新ルール改定の教材ビデオ。
このビデオに登場してくるスケーターが誰なのか?このことが、これからの試合における採点でとても重要になってくるからです。
誰も何も言い訳できず、有無を言わせず迫ってくる「これがお手本よ!」感。
そう、かつてはまさにこの教材に出てきたのがキム・ヨナさんだったらしいという噂が流れ、「悪の組織クリケット」の噂の元になったりして。
今まではこの教材もそれほど表に出てこなかったかもしれませんが、今は透明化の時代。
すぐさまアップしてくれました~ありがとうISU!
WE LOVE ISU!(うそ)
そしてさっそくこのビデオを見ました。
解説はパス!
それよりも、どの項目に誰が出ていたのか?
スケーターの分布は?の方が重要でございます。
ちなみにスケーターの分布については、技術委員会がどの地域を向いているか(無意識に気をつかっているか)の参考になるかと思います。
まず、ジャンプについては、羽生君が2回出てきましたーーーー!
ブラボーーーーーー!
しかも!
個人的にはジャンプの評価項目の中で最も重要視されるのではないかと思われる(なぜなら一番最初に書かれてるから。ジャンプの根幹ですね。)
「高さ及び距離が非常に良い(ジャンプ・コンボ及びシークエンスでは全ジャンプ)」  
は羽生君の平昌オリンピックSPの3Aがモデルになっています!
。。。。今気付いたのですが、コンボジャンプ又はジャンプシークエンスでは「全ジャンプ」が「高さ及び距離が非常に良い」と見なされないと、項目1は当てはまらないのですよね~。なかなか厳しい。今までのようにホイホイ認定はされないかもしれません。
国際スケート連盟コミュニケーション第 2089 号シングルおよびペア・スケーティング(日本語訳)


Grades of Execution +5 to -5 Single Skating(ISU Development Projects)
キャプチャ_2018_07_08_00_43_39_837
羽生君の平昌オリンピックSPでの3Aが出てきます♪
キャプチャ_2018_07_08_01_30_05_65
これはもう文句の付けようがないでしょう!
つまりは、この3Aに『2』をつけたローリー・パーカーはずれたジャッジをしている、ということですね!
お手本に『2』をつけているんですからのう、うんうん。ジャッジ資質に問題ありーの。
後ジャンプで出てくるのは、
2項目:メドベーデワ
3項目:ハビ
4項目:羽生君
5項目:カロリーナ
6項目:メドベーデワ
というそうそうたるメンバー。
今までそしてこれからどのようなジャンプを評価しているか?のメルクマールとも言えるでしょう。
若干、女子のジャンプでメドベーデワちゃんのジャンプがお手本?オズモンドちゃんのお手本ステップシークエンスと逆ではなかろうか?と思わないこともないですが汗。
羽生君の4項目です。
キャプチャ_2018_07_08_00_44_46_297
4) ジャンプの前にステップ,予想外または創造的な入り方
の見本になります。こちらも平昌オリンピックでのSPの3Aのカウンターからの3Aです。
高得点が見込めるジャンプのお手本のうち2つが羽生君のジャンプだったのは喜ばしい~。
あと他のエレメンツですが、
スピンはさっとんと新葉ちゃんがモデルになっていました~。
特にさっとんはスピンのモデルに2項目!
意外なところでスピンでカナダのキーガン君がモデルになっていたw
他アダム・リッポンのフリーのスピン、ミハルのスピン(ファ?)。
コレオシークエンスはミーシャ、ザギトワ、ヨリク・ヘンドリクス、さっとんでした。
さっとん、何気にコレオシークエンスにも出てきています~これは素晴らしい!
ステップシークエンスは、パトリックが2項目、オズモンド、コリャダ、ミーシャでした。
こうして見ると、お手本として出てくるのは日本、カナダ、ヨーロッパ?
結構アメリカが少ないお(色々言われているのを気にしているのか?)。
ヨーロッパの選手もかなり入れて多様性をもたせようとしている気遣いを感じます。
やはりオリンピックで活躍した選手が注目されていますよね、ワールドはその次だなあ。
そして、オリンピックメダリストがお手本になっていますなあ。
昌磨君とネイサン君とボーヤン君が出てこないのは、完成度という面での違いなのかもしれません。
ちなみに私は国別で生で公開練習を見た時に感じたのですが、ネイサン君のジャンプは流れがあまりないので、降りる時も「ドンッ」と他のスケーターより大きな音と振動がくるんですよね。。。。うーむ、身体の負担になっていなければいいのですが。
まあ、とにかく!
この教材にどのスケーターが取り上げられるかやきもきしていたので、安心しました~。
それでは、ではでは。
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コメント

  1. Megumi より:

    ちいこさん、お久しぶりです。書き込みはしませんが時々お邪魔して勉強させて頂いています。
    ジャンプの着地の衝撃の話、勉強になりました。流れがないと、着地の衝撃が大きいということは、流れのある美しい、上手なジャンプは衝撃=体の負担も少ないということですよね。
    URLに入れた記事のスケーティングの摩擦音やスピンでトウが氷を削る雑音とはまた違うとは思いますが、技術と音の関連性が面白いと思いました。
    ピアノも似たようなことはあって、難しい曲を弾けても、雑音多く衝撃も強い音=負担の大きい弾き方では将来手を傷める可能性が高く心配なのです。
    お手本映像に使われるような流れのある美しいジャンプの方が負担は(比較すれば)少ないというのが、技術というものの共通点かなと思います。

  2. ちいこ より:

    Megumiさん、大変お久し振りです!
    お身体の調子はいかがですか?影ながら心配しておりました。。。あまり無理をなさらないようにしてくださいね汗。
    お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
    もう毎日暑くて。。。職場がエコ温度で暑いというのが一番堪えているところです汗。
    > ちいこさん、お久しぶりです。書き込みはしませんが時々お邪魔して勉強させて頂いています。
    >
    > ジャンプの着地の衝撃の話、勉強になりました。流れがないと、着地の衝撃が大きいということは、流れのある美しい、上手なジャンプは衝撃=体の負担も少ないということですよね。
    > URLに入れた記事のスケーティングの摩擦音やスピンでトウが氷を削る雑音とはまた違うとは思いますが、技術と音の関連性が面白いと思いました。
    >
    > ピアノも似たようなことはあって、難しい曲を弾けても、雑音多く衝撃も強い音=負担の大きい弾き方では将来手を傷める可能性が高く心配なのです。
    >
    > お手本映像に使われるような流れのある美しいジャンプの方が負担は(比較すれば)少ないというのが、技術というものの共通点かなと思います。
    いえいえ~私のはド・素人が感じたことを書いただけでして汗。
    海外のスレでもネイサン君の着氷が流れないことから、身体への衝撃が大きいのでは?と心配するコメントを何度か見たことがあります。
    ピアノでもそうなのですね?衝撃が大きい音を出しながら弾く弾き方は手を痛めやすいと。。。。やっぱり心配になりますよね。
    流れがあるジャンプの出来映え点が高いというのも、怪我防止という観点もあると聞いています。
    正しい技術はまた、怪我をしにくい技術だとも言えるかもしれません。
    羽生君は無茶をしますが汗、そういえば、カロリーナ・コストナーさんは大きな怪我をした話をここ近年聞いていないと思います。
    彼女のジャンプもすううう~っと流れてフリーレッグも美しいので、負担が少ない、というのはあるのかも。。。。と少し思いました。
    またぜひいらっしゃってくださいませ~♪

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