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薩摩スチューデントとフィギャースケート男子い。

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ブログ主は生まれも育ちも鹿児島は薩摩の人である。
その昔、江戸時代も末期の頃当時世界を支配していたイギリスとこともあろうに戦争をおっぱじめたAHOな国がありました。
薩摩の国っていうんですけどね。。。今も鶴丸城の石垣にはイギリスの軍艦が打ち込んだ砲弾の後が残っております。
薩英戦争(さつえいせんそう、文久3年旧暦7月2日–4日(1863年8月15日–17日))は、イギリスと薩摩藩の間で戦われた戦闘。文久2年旧暦8月21日(1862年9月14日)に武蔵国橘樹郡生麦村で発生した生麦事件の解決と補償を艦隊の力を背景に迫るイギリスと、攘夷実行の名目のもとに兵制の近代化で培った実力でこれを阻止しようとする薩摩藩兵が、鹿児島湾で激突した。
薩摩方は鹿児島城下の約1割を焼失したほか砲台や弾薬庫に損害を受けたが、イギリス軍も旗艦ユーライアラスの艦長や副長の戦死や戦艦の大破・中破など大きな損害を被った。この戦闘を通じて英国と薩摩国の双方に相手方のことをより詳しく知ろうとする機運が生まれ、これが以後両者が一転して接近していく契機となった。
鹿児島ではまえんはまいっさ(前の浜戦)と呼ばれる(城下町付近の海浜が「前の浜」と呼ばれていたため)

そして、この薩英戦争を機に薩摩はさとったのであります。
なんとかイギリスの文明を勉強し取り入れて富国強兵を図らなければこのままでは日本は清国のように植民地になってしまう。。。。!と。
その後イギリスに派遣されたのが「薩摩スチューデント」と呼ばれた15人の留学生でした。
薩摩藩は、講和交渉で英国に留学生を派遣することを提案しました。これには英国側も驚きますが、戦った相手から学ぼうとする姿勢を評価し、薩摩藩と英国は急速に懇親を深めていくことになります。
ちなみにこの15人中に五代様こと五代友厚がおります。
現実を直視し、交戦をした相手からこそ学び、いいところを取り入れようとする貪欲さが今の日本の一部分を創り上げていったのだと思いますなあ。
そしてフィギュアスケートのお話に戻るわけですが。。。。
今このかつての薩摩の国と同じようなことをしているのはズバリエテリチームだよなあと。
ソチ前後から羽生君のジャンプ技術に目をつけ、公式練習からチェック(ソチでは男子選手を受け持っていないはずのエテリチームは総出で羽生君の公式練習を見に来ています)、動画を解析し、生徒にそのノウハウを教えていると。
エテリチームの特にソチ後の男子選手(女子選手)の4Tのフォームは実に羽生君にそっくりなのです、見た時は非常に驚きました。
そして予想ですが、今度は紀平梨花ちゃんの3Aのフォームを解析して取り入れていくのではないかな、と思います。
彼女の3Aの跳び方は女子の跳び方としては理想的だからです。みどりさんほと高くなく、羽生君ほど飛び抜けているわけでもなく、ほどよく理想的です。
で、やっぱり強いチームというのは負けた相手から貪欲に吸収してさらに強くなる、という特徴があると思います。
最近成功したのはやっぱりスピードスケートですよね。
お家芸であるはずのスピードスケートはソチでメダルを1個も取れず、オランダ相手に惨敗。
その後組織改革を行い、ナショナルチームのヘッドコーチにオランダのコーチを招聘しています。
スピード日本勢メダルラッシュ 「オランダ流」で開花、ソチの雪辱晴らす2018.2.14 21:53(産経新聞)
ソチ五輪の個人種目は男女とも5位が最高。1984年サラエボ以降、2006年トリノを除いて五輪の表彰台に立ち続けてきた日本の主力種目が沈んだ。小平は女子500メートルで5位に終わったソチ五輪後、オランダに渡った。
 オランダはソチで金8個、平昌でもここまで全5種目を制しているスピードスケートの「王国」だ。小平は現地チームでただ一人の日本人。専属トレーナーもいない中、“虎の穴”で練習し、強さの理由を探った。
 約2年の留学で、上半身を起こすオランダ勢のフォームを研究。死にものぐるいで勝負するオランダ人の気迫が、競技力に直結することも肌で学んだ。練習量は追い込み重視の日本より少ない。小平は「常識をすべて覆された」という。

そして、フィギュアスケートでは、ですが。。。
前のお話では「派閥」という風に表現しましたが、ちょっと違いました。
日本風に言えば「気遣い」とか「空気を読む」という意味合いです。
前から不思議でしょうがなかったんだよなあ。
なぜ日本男子は関西や関東の日本女子のようにクリケット又はコロラドスプリングスに行って短期でも良いので有名なジャンプコーチの指導を受けないのだろうか?(´・Д・)」と。。。
この夏、濱田チームはスイスに行ってランビチームと合同でクリケットのジスランコーチの指導を受けていました。
その後のさっとんのジャンプの跳び方は(今は少し自信を失っているかもしれませんが)明らかに違っていました。
これでもの凄く効果があるかどうかはわかりませんが、違った目で見ることができますし、何より刺激になりますよね。
そういう意味では日本で今一番「エテリチーム的」だと言えるのは濱田チームだと思うな。
いいものはライバルであろうがなんだろうが、なんでも貪欲に取り入れるという姿勢でございますよ。
それが今の濱田チームの躍進に繋がっているのだろうなと思います。
一方で、あくまで印象です漏れがあったらすみません。
男子がですね。。。。特に関西以西(濱田チームを除く)なのですが、なんかクリケットの虎の穴に指導を受けにいく気配が全くないですよね。。。。ちなみにコロラドもない、ミーシンもない。
女子は行くのに男子はない、これは如何に?と思うわけですよ。
ちなみに中京(まてぃこ組を除く)と関東の男子はクリケットに行きますよね。。。コロラドとミーシンもありそうな雰囲気。
ちなみに中京方面の女子はクリケットには何がなんでも近づかないですよねww(キム・ヨナが原因に決まっているじゃないですかあ)
関西と関東の女子はクリケットには行くけど、中京の女子はクリケットには行かない。。。。(´・Д・)」
そう、これが「気遣い」とか「空気を読んだ」結果なんだろうなと思うわけでありますww
男子を例に出しましたが、最も典型的なのは「中京方面の女子はクリケットには何がなんでも近づかない」じゃないでしょうか??
これこそが日本のフィギュアスケート界隈に流れている忖度というか余計な気遣いといいますか。
陰謀とか派閥とかではなく、そのチームに流れる雰囲気を重視している結果なのだろうなと。
だから関西では誤解を恐れずに言えば「点数稼ぎのジャンプ重視の演技なぞフィギャースケートではない」という長年の歌子先生チームと高橋大輔選手という巨人への尊敬の念と気遣いがそういう、男子選手がクリケットやコロラドやミーシンチームの虎の穴に入るような空気が生まれないような雰囲気を作り出しているんだろうなと思うわけです。
ちょうど対極的に東日本男子ジュニアが高難度ジャンプをバンバン跳んで「ぜってー勝つ!」とバチバチやり合っているはにゅう的な何かとは別の空気ですわ。
どちらの価値観がいいというわけではないでしょうが、より貪欲にいいものは取り入れるであろうと思われるのは後者の東日本ジュニアの考え方ではないでしょうか。
個人的にはこういう「何何なのはフィギャースケートではない」という考え方には「イラアッ」ときますねwなんか自分の価値観で選手達の可能性を狭めているようなwわたしは女性ですがすごくぬらあ〜とした女性的な何かを感じるんですわw
選手層が厚かったはずの関西の男子でこういう雰囲気があったので、今そのしわ寄せといいますか準トップ層がごっそり抜けてしまう世代が出てきてしまったのではないかとちょっと思いました。
やっぱりね、なんだかんだ言って若手にはTESが必要なんですわ。いくら表現の才能があっても転倒と回転不足ばかりしていては演技をご披露する機会も限られますし、将来的にも伸びないと思いますわ。
もちろんそれだけではなく、リンクの閉鎖や経済面(リーマンショックなど)などの問題もあったでしょう
スピードスケートみたいに連盟が積極的に海外の合宿に派遣するのもいいのではと思います。。。今は選手自身の自助努力に任せすぎですし、ジャンプ技術も体系的にではなく勘でやっているのでは?疑惑がww
で、羽生君ですが、小さい頃からそういう日本的な気遣いとは離れた概念の中にいる人であったと思う。
憧れの選手はプルシェンコと荒川さんww
ここでは正しくは、憧れは同郷の「本田武史さんと荒川さん」というのが空気を読む発言なのだろうがのうww
そういう羽生君からしたら遠慮せずにライバル国からすらいいものはもっとどんどん吸収していけばいいのに!と歯がゆいだろうなと思うわ~。
そして、もう一つ日本男子が伸び悩む原因になっていると思うのは、かつての先輩方のように海外に行く選手が少なくなったこともあるのではないでしょうか。
それだけ国内の育成が充実していることもあると思いますが、反面独立心とか闘争心が薄まる傾向もあるのかなと思うなあ。
島田君はランビ様のチームに移籍して本当に変わりましたよね。。。海外に行くことが万能薬ではないでしょうが、もっと多くの選手が海外に武者修行に行ってもいいのではと思います。
以上!
まとまりがなくなったわ~。
あ、あとあの会場の雰囲気を見て温かな雰囲気だったとは聞いていますが、正直羽生君が出場していたらどうなっていたのかな?とかつての全日本の空気を思い出してげっそりきましたわ。もっとピリピリしていたのではないかと。実際オーサーも「全日本が最も困難」とインタビューで答えていましたし。
コメントもいただきましたが、うんやっぱり過去のトラウマって受けた方はなかなか消えないんじゃないのですかね。。。。しかもその当時は羽生君ファンは正真正銘の後ろ盾なしの少数派でしたから。もちろん羽生君自身も。
以上!
【追伸】ちなみに日本男子の若手が伸びてない、人材が薄い件は今回のルール改正より前、去年あたりから言われていたこと(言っていたこと)なのでルール改正による変化とはまた別個の話だと思っています。
ジュニア男子は楽しみしかない!

コメント

  1. よっしー より:

    なるほどなるほど、と読ませていただきました。
    フィギュアはスケ連主導、という感じではないんですかね・・
    男子シングルは羽生、宇野のツートップが抜けてしまって、第三の選手にとってはなかなかつらい状況ですよね。 刑事くんはその期待にいつもつぶれてしまっているようにも思えます。日本男子だけが層が薄い、ってわけじゃなくて世界的に薄いんですよね。
    羽生、宇野、ネイサンの3人で獲り合ってる感じですしね。
    今日(28日)のnews every.での羽生さん特集。
    オリンピックの裏側を聞けば聞くほど切なくなって、このプレッシャーに打ち勝った彼は本当にすごいなと思いました。本当にギリギリのところで踏ん張ったんだな、と。
    4Aを来年跳ぶために・・ のメッセージは現役続行と捉えていいのか、私は万歳したい気持ちを抑えて羽生さんの怪我の回復を祈っています。

  2. ちいこ より:

    はじめまして、T様。
    お返事が大変遅れまして申し訳ありません汗。
    なんとなんと同じ地元とは!
    鹿児島には羽生君ファンがほとんどいないのかな?と思っていましたが、なんの、こちらのブログにも鹿児島の方がいらっしゃいますし他にも何人かいらっしゃいます~嬉しいです!
    ファミリーマートでのファイルゲットは楽勝なのとチケットをゲットするためにコンビニに並んでも他に人がいないのがいいところでしょうかww(東京大阪では無理そうw)
    平昌オリンピックの帰国便!
    もしかしたら同じ便だったかもしれません。
    やっぱり直行便はラクチンですよね。。。。行きは福岡空港からでしたのでやはりかなりの一手間ですよね。
    最近、2017四大陸選手権に行ったことや1年前の平昌のことを思い出します。
    相当寒いだろうとうことで目出し帽を準備したほうがいいとかありましたねw
    なんだかとても懐かしいです。
    これからもよろしくお願いします!

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