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空席アイスショーの要因がわかる?歌舞伎の観客減少に関する論評から見えてくるもの。

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こにちは!
今日はフィギュアスケートのアイスショーにも通じるような面白い評論をおみかけしたのでご紹介~。


「日本人の歌舞伎離れが進んでいる。日本女子大学の細川幸一教授は「特に本丸である『歌舞伎座』の客層は高齢者ばかりで、日によっては半分も埋まらない。伝統と慣習に重きをおくなかで、高齢者からも若い世代からも見放されてしまっている」という――。」
なんでも歌舞伎座で開催される公演にコロナ対策が緩和されてもお客さんが戻ってこず、歌舞伎のスター役者が出演するような演目でさえガラガラの状態が続いているそうで。。。理由としては元々観客に高齢者が多かったのでコロナ対策のためか?戻りが遅いというのもあるそうですが、他にも理由が考えられるそうで。
「東銀座は松竹の本拠地だ。主に歌舞伎座、新橋演舞場で歌舞伎等の興行を行う。500メートルほどしか離れていないこの2つの劇場の1月の公演はともに歌舞伎だ。歌舞伎は松竹演劇の最大看板。歌舞伎座では歌舞伎座新開場十周年と銘打って「壽 初春大歌舞伎」、新橋演舞場では初春歌舞伎公演・市川團十郎襲名記念プログラム「SANEMORI」が上演中だ。
二つの劇場の歌舞伎興行ははっきり明暗を分けた。
歌舞伎座は客の入りが悪く、日によっては座席の半分ほどしか埋まらない。筆者が鑑賞した日は、1等の2階席は8割ほどが空席のガラガラ状態だった。一方の新橋演舞場・團十郎公演はほぼ即日完売で、チケット入手がかなり困難な状況だ。
歌舞伎座公演は3部制で松本白鸚、中村梅玉、市川猿之助、松本幸四郎、中村勘九郎、片岡愛之助、中村七之助、市川染五郎など、幹部俳優・人気俳優が揃い、伝統的な演目が並ぶのにこの状況だ。なぜこれほど不人気なのだろうか。」

「歌舞伎の殿堂だから、若手人気俳優の「ワンマンショー」的な演目は組まれず、古典的な演目、慣習に沿った配役になりやすい。これが新たな観劇層の獲得を拒んでいるように思う。
例えば、今月の歌舞伎座では歌舞伎役者の中で、今もっとも観客を集められると言われている市川猿之助が出演しているし、女形で人気の中村七之助、中性的美貌で注目の市川染五郎などが出演しているが、それほど集客に結びついていない。数多くの出演者の一人という感じで、目立っていないのだ。配役でも序列が重んじられるし、芸達者の幹部俳優=集客力のある人気役者とも限らない。」

どうだろうか?
この歌舞伎座の伝統的な演目の不人気ぶり、スター役者が並列の扱いになっているためにお客さんを呼べていない状況。
反対に伝統的な演目を市川団十郎を主役にSnow Manの宮舘涼太と共演する形で新しい客層を呼び込んで大盛況になっている状況。
まんま現在のアイスショーの状況そのものではなかろうか??
歌舞伎座のスター選手並列演目はまさに「SOI」と「ザ・アイス」ですし、先日公演が延期されたアイスショーも同じである。
そしてどちらも以前に比べてお客が呼べずにガラガラの状況である。
アンチがよく「〇〇ばっかり目立たせて!」とか「みんなが主役のアイスショーこそ最高のアイスショー!」などと言っていたが、
なんのことはない。
この「みんなが主役✨の伝統的形式の演目」は歌舞伎でもフィギュアスケートでも新規観客獲得には結びつかず、それどころか従来の観客さえ離れていくありさまであり、今はもう不人気となっているのである。
そして、伝統的な演目であるにも関わらず、Snow Manの宮舘涼太さんを抜擢したことで大盛況になっていることを考えると、やはり
演出もですが結局は「出演者」が重要なのだということがよくわかると思うんですよね。
演出はあくまで副次的なものであって、ショーはやはり入口で
「この人をお金を払ってでも見たい!」
という強い情動を起こさせる「人」がいないと駄目なんだな。
その強い情動というのは演目だの演出だけではやはり弱いのだと思うんですよ。
それを考えると、羽生君がプロに転向して以降視聴率が急落しているアマチュア競技会や、羽生君が出演していないアイスショーが軒並みガラガラなのがよくわかるというものです。
そして、これはアンチがいうようなフィギュアスケート特有のことなのではなくて、体操でも内村さんの引退後観客は激減していますしジャンル違いの歌舞伎も実は同じだったということがわかりますよね。
演出だけではどうしようもないことだということを考えると、アイスショー界隈も異業種のスターとの共演やコラボレーションなど考えないといけないのではと思いますね~。
でもそれをするにはアイスショーに出演するアマチュア選手がヘラヘラ笑いながらやっていては引き受ける人もいないでしょうよね。
そして、奇しくも大スターが異業種の「スター」とのコラボレーションをするというのを今やってのけているのが羽生君だという。
仙台アイスリンクで練習をしていらっしゃる方のニュースが素晴らしかった~!
同じようにできることではなかなかないと思いますけど、このハリ、肌艶✨凄くない???
やはり運動とトキメキなのでしょうね~あとフィギュアスケートはインナーマッスルによくききますし、骨にも良さそう(衝撃を与えるので)。
これは本当に見習いたいっ!
(南国なのでリンクはありませんけど汗)
社交場のようになっているのもいいんでしょうね、なるほど。



仙台市の92歳現役フィギュアスケーター 今もなお滑り続ける思い
(khb東日本放送)
チャレンジカップとクープドプランタンに出場する選手が決定。
さかもっちゃんと舞依ちゃんはこんなに出場して大丈夫なんだろか??
クープドプランタンには百音ちゃんも出場しますし、このメンバーなら見てみてもいいかなw
(ライストがあるならですけれども)


そして、現在ユーロが開催されているそうですが、
全く話題になっていない件。。。
全く盛り上がっていないという。。。
別の意味で話題になっているのがダニエル・グラッスル君でイタリアナショナルで惨敗した後で自分からエテリチームに連絡して3週間練習したとのこと。
そのことでファンは大激怒、紹介時やキスクラでもブーイングがとんでいたとのこと。
なんでそんなことしちゃったのか。。。汗。
スイスのランビコーチのところに行けばジスランコーチもいたかもしれなかったのにね。。。
そして、やはり戦争が地理的に身近になっているヨーロッパのファンはなおさら許せないでしょうよね。
どうも日本のフィギュアスケートファンの一部はそのあたり感覚が鈍くていまだに露女露女言ってますけど
(あれは何なのか?)
それは通用しないですわな。。。
政治とスポーツは別といいますけど、そんなのナチスドイツの例とか見ていると嘘だとわかりますし、ロシアこそが政治とスポーツを同一視している国の代表例ですから。
東京KITTE丸の内では羽生君の等身大パネルがお出迎えしてくださっているそう~。
羨ましい~✨
スクリーンショット 2023-01-26 114253


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コメント

  1. たまみ より:

    こんにちは。歌舞伎もガラガラ問題が深刻なのですね? 高齢者頼みで新規獲得が難しいと。
    でもジャニーズの人が出演してる公演は盛況だと…やはりスターの出演は大きいようですね。
    この前延期になった、荒川さんとプリンスメンバーのショー。これは四人組の歌手の方たちと、コラボショーのような感じでしたね?
    歌手ファンの皆さんは、アイスショーのチケット代に驚いたでしょうね。 既存のリンクだし、代金はもっと安くすればよかったのに…
    売れ行きのほうも厳しかったようですし。
    SOIもベルトコンベアのように、大勢のスケーターが流れ作業のように出て来ますが。
    こちらもまた、集客は苦労しそうな予感(先輩コンビの解散引退ショー?とかになれば、多少捌けるかもしれませんけど..)
    あのチケ料金なのに、練習がわりに滑っている選手もいますからね。
    一方プロ転向してますます、羽生くんの凄さを目の当たりにしている感じです。選手時代からプロの仕事してましたからー こういう所で差が出ますね。

  2. たろう より:

    シンプルに貴重な時間とお金をさいてでもその人が見たいか、その価値があるかなんですよね~。
    毎日毎日誹謗中傷しているようなアンチと違って普通の人は皆忙しいですからね(笑)
    この前のコメントで大事なこと書き忘れたんですけど、個人的に今のフィギュアの一番問題点は正直者が馬鹿を見る状況ですかね。正しいジャンプは本当に本当に難しい、そして怪我のリスクも高い。実際羽生くんボーヤン紀平さんなど怪我で離脱した選手が多い。
    正しいことがルール通り正しく評価されないどころか、エラーや下回りフルブレジャンプがルールにしたがってマイナスされるどころか加点てんこ盛りでその酷すぎるジャンプで勝ててしまう。メディアOBOGスケ連はその酷い技術を素晴らしいと嘘を伝える。
    こんなの普通の感覚持ってる人ならやってらんないし理不尽だと思いますよね。競技なんですよ?正しい技術の方が厳しく見られるなんて信じられないですよね。
    そして観客の心は離れ日本の試合も埋まらなくなって視聴率も悲惨なことになっているようですね。一般の人の方がシビアだし単純に羽生くんいないから見なくなった人もかなりいると思いますが。
    羽生くんはこれからも垣根を超えて活躍していくでしょうね♪これからが楽しみでしょうがないです♪

  3. レモンパイ より:

    歌舞伎の記事、
    あまりにそのまんま、フィギュアに当てはまるのに、笑ってしまいますね。
    歌舞伎も確かに十年一日のごとく、細切れのベルトコンベアーの感はありますね。
    そこに新風。ジャニーズとの共演(・_・D フムフム 
    先代の猿之助のスーパー歌舞伎は、一世を風靡したと思いますが、その後どうなっちゃったのかしらん。やっぱり、猿之助というスターありきだったのかな。
    若い役者にあまり若いファンがついていないということですかね。
    世代交代のはざまの時期なのかな。
    しかし、歌舞伎は流石に危機感を持っていますよね?
    俳優たちはそれぞれプロフェッショナルですし。
    それに比して、フィギュアはどうか?????
    高いし、スケーターにプロ意識ないし、トップは阿保ぞろいだし。 
    更に深刻と思いまーす。
    羽生くんは、思った以上にプロデューサー、企業家、リーダーとして有能
    (知ってはいましたが)
    本当に新たな世界を作っていくのだろうな、と思います。

  4. 通りすがり☆ より:

    こんばんは。
    私は歌舞伎の事情には全く詳しくはありませんが、芸能において長い歴史と伝統のある分野が年々集客に苦戦しているのはだいぶ以前から言われていますね。
    クラシックの世界でも、もう随分前から客層の高齢化や客離れは言われていたんですけど、そんな中で先日ショパンコンクールで2位になった反田恭平さん。
    彼はピアニストですが、指揮や経営ほか多分野に関わり、演奏家のスクール設立なんかも将来は考えていると何かの番組で見ました。ショパンコンクールに参加するに当たって、自身を見た目から何から徹底的にプロデュースしたとも。
    チケットの取れないアーティストの1人ですよね(清塚さんもそのお一人ですね)。
    やっぱりスター性と独自性、多方面への興味と関心、他分野との積極的なコラボレーション等、キーになるものが共通しているんだなあと思いました。
    マルチな才能を持つ人は強いですよね。

  5. あんり より:

    歌舞伎の話を聞いて若き日の玉三郎を思い出しました。
    時々安い席で歌舞伎を見て帰りに次の演目のチケットを買っていた若き日のある日、玉三郎の「桜姫東文章」にひっかかってしまったのです。
    初めてなんの予備知識もなく見た衝撃といったら…速攻の沼堕ちw
    帰りに同じ演目を再購入し前売り完売でも時間がある日は当日券に並ぶというはまり込みで以降は玉三郎が出る演目しか見に行かなくなりました。
    今思うと桜姫は特殊な演目で立ち役の相手役であるはずの女役が主役で女役の相手役に誰が良いかが話題という…そして玉さん以外はやれないと思う。
    話が逸れましたが、玉さんは後ろ盾のない役者で歌舞伎界の外から養子に入り実力だけでトップに立った人なので、その苦労に羽生くんが重なると同時に、やはり玉さんが脇になる演目はチケットのハケが悪いのです。
    当時は勘三郎のような破天荒な舞台も面白かったですが、玉三郎はちょっと異質で別格、歌舞伎に興味のない若い人を呼び込んだと思います。
    ただアンチらしき人もいて悪口もききました…飛び抜けるとどこの世界も同じだったな…と思い出にひたりました(笑)

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