TOI　6月14日最終公演レポ　２

今日の夕方、風景も気温も住んでいる方々のお顔もお人柄も涼やかな宮城から、何もかもが暑苦しい鹿児島へ帰ってまいりました。
仙台、暑い暑いと聞いていましたが、九州南部に生息する女から見れば、「からっとして風が涼しいの～日差し？こんな日差しはゴールデンウィークの頃には経験済み。」「おのこたちも色白で目元も涼やかね～」そう、男性陣が心なしかゆづ君に似ているような…。
こっちはとにかく（顔立ちが）濃いから！おかしいわ、同じ濃い民族、蝦夷の地と隼人の地のはずなのに、この違い。やはり気候と食べ物なのかしらん。

どんどん記憶の彼方に飛んでいっているＴＯＩ。
もう、ディティールより印象しか脳細胞に残っておりません。
とりあえず、印象を…。

このＴＯＩ、最初男性スケーター７人だけであとミュージシャンと聞いて、一体どんな演出になるんだろうと少し心配していましたが、少数精鋭でスケーターの演技は全てハイレベル、音響もライブのように凝っていて、照明も素晴らしかったです。
正直、この前のＦａＯＩより自分にとっては良かったです（席がいまいちだったというのもあるかもしれないけど）。
東京、関東圏や大阪ではなく、同じ地方に住む者にとっては、地方のスケート連盟が主催して、地元出身のななみ先生振付、スケーター、ミュージシャンが出演して、これだけのハイレベルなショーができたことは、今後の地方で行われるアイスショーに対して、大きな良い影響を与えることができたのではないかなあと感じます。
やっぱり、心のどこかで思ってました。「一地方のスケート連盟がこんな大規模なショーを、しかもハイレベルにこなせるのかな？」って。
全くの杞憂でした！とにかくセンスがいいです！うれしい。

*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆ブラヴォー！宮城県*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆

第二部

○アイリンズ女子「Let　it　go」※デミ・ロバート版？Lexi Walkerちゃんのカバーだそう。
衣装が一人一人違っていて、とてもカラフル。もう印象しか残ってない～。ななみ先生の振付がエレガントかつ伸びやかで、少女の初々しさもあって、素晴らしかった。
また、ななみ先生と言えば、選曲のセンスが抜群☆とファンの間では評判だと思うのですが、「Ｌｅｔ　ｉｔ　ｇｏ」も、キムヨナさんやグレイシー・ゴールドはオーソドックスなイディナ・メンゼル版を使っていたけど、デミ・ロバート版Lexi Walkerちゃんのカヴァーを使用して、ＴＯＩのショーの雰囲気に合わせてきました。
素晴らしかったです！

○BREATHE　２曲　ごめん、省略。でも歌声ステキでした☆

○BREATHE　ハビコラボ（曲名忘れました（汗））
衣装がチェックのシャツで、弾けてました。ロングの正面にナンデスガールとおぼしき方々が座っていて、スペイン国旗をふる中、ハビがアピールアピールう！国旗、買えば良かった…。間近で見るハビは、チャーミング、笑顔が素敵、かわいい！
このコラボも良かったです。

○ジョニー　「シンドラーのリスト」
衣装が上下黒なのですが、すけすけだった…。上半身はうっすらなんだけど、下半身もうっすら……、黒のおパンツラインが見えました(/ω＼)。一瞬目を疑いました…。なぜシンドラーでスケスケなのかわかりませんが、ジョニーだから。
この演技を大震災で被災された方々に捧げると言ってくれました。演技はさすがジョニー、哀しみあふれる曲を丁寧に美しく滑ってくれました。
が、途中の高速スピンで上着がほとんどめくれ上がり、腹チラどころかお腹も背中も全開になり、そちらに目を奪われて集中できませんでしたっ(///∇//)
腕の使い方の美しさ、さすがです。

○タケシ先生　ブルーノ・マーズ「曲名わからず」
タケシ先生のインサイドイーグルとアウトサイドイーグルが絶品！サビのところで大きな円を描いていくんです。ランビ様といい、タケシ先生といい、現役引退後もスケーターの方々は進化していくのですね。なんかちょっと安心というか…。試合では見られなくなるけど、現役引退しても終わりじゃないのよね。
このプロ、他のアイスショーでも見るのとても楽しみです。

○トマシュ　「ＮＹＮＹ」
上着と帽子が効果的☆上着を私の隣のブロックの前で脱ぎだし（それもなんかゆっくり…焦らすように）、悲鳴があがりましたww。帽子は正面ロングだったかな？とてもおしゃれなプロで、トマシュの雰囲気に良くあっていた。これ，別府で見られたら超うれしい！最後、置いてきた帽子と上着をとりにきて、また悲鳴ww。
女性にキャーッと言わせるツボを心得ておりますな！

○プル様　「ストーム」
前の前の記事に書いたとおりです。
言葉はいらない。
もう、「来た見た勝った」みたいな、鑑賞というより経験？プルシェンコを経験したと言っていいかも。
プル様はやっぱり皇帝。
ゆづ君は三冠とったけど、まだ19才だし、王者だけど皇太子みたいな、妖精王子。
だからキュンキュンするの。
いつか、妖精王になることを信じてるよ！
それとも確変して皇帝になるかな？（何を言っているのか自分でもわかんない）
プル様は記憶は飛びますが、キュンキュンはしないのよね～昔から何故か(;^_^A。かえってヤグディンの方にドキドキしたものです。
やっぱり人間じゃないからですか？あ、そうですか…。
プル様の１８歳の演技見ると、この時からすでに貫禄あるんだよね～もう単純にすごいわ…。

○MONKEY MAJIK
「fly」「空はまるで」
「Around The World」
「Headlight」

○羽生結弦　「Change」MONKEY MAJIKと津軽三味線奏者三姉弟（後でお名前調べます（汗））との共演
もう、前の記事に書いたとおりではあるのですが。
家に帰ってきて映像見ても、本当に男っぷりがあがって。
とても楽しそうに滑っていたのが印象的でした。
ハイドロも16才の頃とは別物の切れ味と迫力、ステップも各ブロックであちこちでキャーキャー言われてました。
ロックスター！です。
もうね、眩しすぎて正直良く覚えていないのです。直後は興奮でキャーキャー心の中でいっていたんですけど、時間が経って興奮状態がおさまると、細かいところが抜けて残像だけが残っていて。
そこにいたはずなのに、終わってみると人事みたいに見ていた感覚。
だから、頼みます、覚醒の時に入れてください！
パソコンの小さい画面だけじゃもったいないのよう！

○フィナーレ
パンダライオン「夢に描くキセキ」
MONKEY MAJIK「ただ、ありがとう」

ええ、フィナーレも前書いたとおりです。トリ頭です…。
２日経って、ほとんど記憶から抜け落ちています。
直後に書いててよかったわあ。

なので、全体の感想を…。

故郷で滑るゆづ君は本当に嬉しくて、楽しそうで、誇りに満ちていて、大人びてきたとは言っても、少年のようでした。ソチオリンピックの表彰式の時のお顔に似ているかな？
特に、幼いときからの憧れだったプル様やジョニーの前では、弟のようで、他のスケーターさんもそんなゆづ君を微笑ましく見ていてくれて、そんな光景がオープニング、エンディングとも見ることができて、感無量でした。
本田先生もビデオメッセージで言っておられましたが、「金メダルの影には血が滲むような努力があった」こと、震災後に仙台を離れてカナダに行ったこと、心残りだったようでしたが、こうやって、ファンを含め、地元の方を前に仙台の地でアイスショーを開けたことは、恩返しの旅の終着地点だったのだろうな。
特にホワイトレジェンドについて、初日から、今まで見たこともないような気迫で演技したと聞き、楽でその鬼気迫る演技を見たとき。
故郷仙台への想い、亡くなられた方々へのレクイエム、震災で傷ついて、今も苦しんでいる方々へ捧げる舞だったのかなと。

そして、あの演技は、自分にとっては、「あの時のことを忘れない、忘れないでほしい」と訴えかけているようでした。
心がこもった素晴らしい演技だったので、人によって、色んな思いが去来したのではないかと想像しました。

ＴＯＩ、本当に素晴らしいショーでした。来年もぜひ開催してほしいです。

ゆづ君、ぜひぜひお願いします☆

○　ヤナさんのインスタより。画像お借りしております。

※画像は明日はります。おゆづみなさい。

ちいこ