今日のエブリイの野村萬斎さんと羽生君の対談は素晴らしかった。
やっと、言ってくれる方が現れたんですね。
萬齊さんありがとう~!泣泣泣。
振付の部分のお話もありましたが、そこではない。
表現者として、会場で演じる時どこに意識を向けるのか、振付一つ一つの意味、精神性のお話、表現者としての意識・精神のお話が素晴らしかった。
朝イチから2週間日本に滞在して、この対談のお話を聞いて手を叩いて喜びましたが、これは期待以上の対談でした。
羽生君には、「SEIMEI」というプログラムのためにではなく、あと3年で自分の理想とする技術・表現を目指すために、この対談が必要だった、と思います。
つくづく、君は運がいい男だ、と思いました。
きっと、この対談が転機になる。
○150922 YUZURU×MANSAI 表現の極意(YzRIKO様作成動画)
特にこれは羽生君にとって素晴らしい金言だな、と思ったのは、次のところでした。
「型は自分で解釈していくもの。この型に何の意味があるのかわからないというか放っておかないで、晴明がやってたから、外形をなぞるのではなく天地人をまさしく司るのやという意識をこめればそれが集中の一つ契機になる。」
記憶に残る演技に必要なこと。
野村「そういう意味では精神性がすごく重要ですね。やっぱりジャッジという邪な。。。邪でもないかもしれないけど、人だけに対するということではなくて、周り全部の空気を感じ取る。やはり「場を支配」するためには「場を味方につける」自分の意識を会場全体に持っていきたいし、「その場所、その時間、空気をやっぱりまとう」」
羽「お客さんとかこの会場の雰囲気だとか?」
野村「そうですね。その空気・場を味方につける。まとう、ということができると、人は喜びますね」
羽「そうですね」
ジャッジや観客だけではなく、会場全体に意識を向けること。
羽「ありがたすぎて。ジャンプにもスピンにもステップにも意味を持たせることができる。全部自分の中で、解釈で変えられると思います。」
今でも十分に人を魅了していますが、対人ではなく,会場の空気、間、全体に意識を向けること。
それができたら、もっともっと素晴らしい演技ができると思う。
彼自身がスケート人生をかけて、記憶に残る演技をしたい、観ている人の心を揺さぶるスケーターになりたい、と思っている。
「現状維持は退化」だ、と語ったのは町田君だったけど、
この対談は、羽生結弦がさらに進化するために、必要なことだった。
そう思わせるくらい素晴らしい対談でした。
野村萬齊さん、羽生君、ありがとう!
感謝の気持ちのあまり、一気に書いてしまいましたww
乱文乱筆お許しを~。
今夜はKENJIの部屋も楽しみww
コメント
初コメさせていただきます ^ ^
とても素敵な対談でしたね!
私も、とても感動しています☆
萬斎さんの「型」 の必要性
を語って下さった部分!
萬斎さんだからこそ、語れる
生きた言葉が とても響きました。
羽生君の試合が、とても楽しみです♫
すみません (^^;;
私も、つい興奮してしまいました(^^;;
また、楽しませて下さい *\(^o^)/*
全く同感です。萬斎さん、的確な言葉で、表現者の先輩として、言うべきことを言ってくださった。ほんとにありがたいの一言です。
凄く良かったですね。羽生くん、ガンガンと感じてる様子が目に見えてわかりましたね。ためになりすぎて、と、すぐにイメージが広がっている様子がとっても嬉しかった。とにかく嬉しかったです、この対談!
極北を作ったときに、
ジャンプのためにプログラムがあるんじゃない、
プログラムのためにジャンプがある、と言った言葉が浮かびました。
今シーズンの彼は‘表現者’として、ワンステージ上がっていくのかな。
萬斎さん相変わらずカッコ良いケド♡
言うことも何もかも鳥肌が立つように的を射てましたよね。
必要な時に必要な人とめぐり逢うことじゃないかと思っています。
今回の野村萬斎さんとの対談は、ゆづにとって、まさに必要な時に必要な人とめぐり逢えたんじゃないかと感じました。
素人の私が言うのもなんですが、ゆづの振付は、今まで彼の感情や調子によって、ブレがあるというか、振り幅が大きかったと思います。
ここで「型」の重要性「この型に何の意味があるのか」という話を聞いたことによって、
ゆづは手抜きできなくなったーーー! ヤホーー∩( ´∀` )∩(ファン歓喜の雄叫びぃー)
ゆづが萬斎さんから聞いたことや、それから得たヒントによって工夫した所作や表現の一つ一つは、「SEIMEI」の演技に必ず生きてくると思いました。
えーと、フィギュアスケートを観ていて惹きつけられる演技というのがあります。
…「神は細部に宿る」と言う言葉がありますが、演じ手であるスケーターが所作一つ一つの細かい部分を解釈し、意識を込めることによって、伝わり方が全く違う。
そんなの遠くの観客には伝わらないよって思うかもしれないけど、あにはからんや、絶対伝わるんですよね。
もう一つの「その空気・場を味方につける。まとう、ということができる」という話。
これが上手いスケーターで思い浮かぶのは、プルシェンコです。
彼は出てくるだけで、その場を支配しますよね。
この「会場の空気をまとう」という感覚は、ほんの少しわかる気がします。
試合に出ていて、この感覚を持てた時は不思議と勝てるものなんですよね。
(…って、ワシのやっていたことと、フィギュアスケートは、全然違うものですけど。お前の中ではな!ってヤツかもしれませんけど…うう)
なんかワシも、わけわからんことをコメしてしまいました。興奮しちゃったのだよね。うん。
ちいこさん、一気に書いてくれてありがとう!そして、日テレたん、エエ仕事したぁ!w
人生の節目節目で良い出会いをしてますよね。そしてそのどれもが無駄になっていない。
今回の出会いがどんな風に生かされるか、楽しみです。
大人達に立派ですね、凄いですねと言われる場面が多い羽生さんなので、完全な生徒目線がなんか新鮮…
萬斎さんも冷静かつ的確な返答で頼もしい先生でした。
陰陽師は何人か映画やテレビで演じてるけど、野村萬斎さんが安倍晴明を
やったとき(伊藤英明と今井絵理子は
どうかなーと思ってしまったけど(笑))、
やはり狂言師ならではの空気感があって。
衣装もしっくり着なれてるせいもあるけど
、視線や指先の動かし方で、野村萬斎
さんが本当に晴明に思えた。
野村さんと対談して、色々吸収して、
また成長していくのを楽しみにしてます!
>ラスカルママさん
ラスカルママさん、コメントをありがとうございます♪
さすがの萬齊さんでした、羽生君にとって、きっと得がたい言葉の数々だったのではないかな、と感じました。
小さい頃から舞台の上に立ってきて、舞台のプロデュースをしている方ならではの導きもあったりして。
ラスカルママさんがおっしゃるように、言葉が生きてました!また、その言葉の数々を真摯に受け止めて自分のものにしていこうという羽生君の姿勢も素晴らしかったです♪
いや~興奮しましたww
実に良い対談でした。
ラスカルママさん、また、お越しくださいませ~(^O^)
>すばるさん
ほんとにありがたかったです。
言葉が宝石のようでした。羽生君の素直な心に水のようにぐんぐんしみ込んでいくのが感じられました。
新生SEIMEIがどのようになるのか、とても楽しみです!
>赤毛のアンさん
萬齊さんのお話を聞いて、どんどんイマジネーションが膨らんでいっている印象でしたね。
一流の男には一流の男、ですな。
私も嬉しかったです~泣。
こんなに深いところまで話してくれるとは思いませんでした。さすが、プロフェッショナルですね。
>yuzuna.さん
いや~萬齊さんの言葉を聞きながら、町田君の姿もチラチラと思い浮かびましたw
羽生君はKENJIの部屋を見ても町田君のことを尊敬しているのが見てとれるし、ああいう綿密なコンセプトをもっているアーティストの方が憧れなのかな、と感じましたよ~。
あくまで印象ですが、羽生君は感情をその時々でぶつける、即興的な要素が強いスタイルなので、一つ一つの振付をかみ砕いた上で演じたら、鬼に金棒だと思います。
24時間のレクイエムと花になれで、すでにその片鱗は感じますたが。
きっと、今シーズンはワンステージあがっていきそう。
大人の男性、萬齊さんと、まだあどけなさすら感じた汗羽生君のギャップが新鮮でした(^O^)
>あいあいさん
荒川さん表紙のWFSでのけんじ先生との対談や、FAOI金沢や神戸のパンフレットにのっていたインタビューから、羽生君がここ最近、自分の表現方法を模索していて、「どうしたら観ている人の心に届くか」ということに目が向いているのかな、と感じてました。
そんでもって、SEIMEIを演じるから、というだけでなくて、表現者としての萬齊さんなら、何か得がたいものを得られるかもしれない、という野生の勘が働いたのかも。
私も「型の意味」を聞いて、これで○ぬきが少なくなるー!と大喜びしやしたw
神は細部に宿る。。。同感です。
羽生君はやろうとすればできるのに、どうしても丁寧さや緩急の部分がおざなりになることもあった。一つ一つの動きの意味を考えていけば、きっとより伝わるはず。
まるまった手先より、美しくすっと伸ばされた手から感じ取るのよね。
会場の空気をまとう、も、わかる。
プル様の意識は全方位ですよね。だから、試合にかかわらず、ジャッジ側だけでなく、ショートサイドから反対側まで、プル様ワールドに取り込んでいくことができる。
これがジャッジだけ。観客だけと人にだけ意識が向いていると、全方位にはならないんでしょうな。
高難度構成の試合ではなかなか難しいかもしれないけど、かえってその方が無心になってできるんじゃないかと思います。
いや~日テレたんは獅子奮迅の働きでござっった。私もKENJIの部屋より荒ぶりましたw
>ちいこさん
しつこく続きですw
羽生君は、試合ではジャッジに向けて演技すると言っていて、それは試合なのだから当たり前なのですが。
全日本や世界選手権を観た限りですと、テレビ前アリーナや正面はいいけど、ショートサイドは。。。裏は。。。おいてけぼりになるんですわな。やっぱり、観ている人には、演技している人の意識がどこに向いているか、凄く伝わるんですよね。
試合だから、そりゃ当然だ、ジャッジに向かって演技するんだから、と思っていましたが、試合でも全方位ノックアウト型だったと思われるプル様やヤグディンのことを思い出すにつけ、ラグビー日本代表ではありませんが、選手もファンも、試合でそんなことはムリだと、自分たちで限界をつくってしまっていたのではないかと感じました。
今までの羽生君は、対人。。。対ジャッジ・観客だったのが、会場の空気・時間・場所を感じて全方位に意識を向ければ、さらに凄い演技ができるのではないかと、ゾクゾクしました!
点や面ではなく、空間を支配する羽生君。
試合ではニースや国別EXがそうだったと思いますが(アイスショーではほとんどできていると思いますが( ´艸`))、それをよりコントロールできれば。。。いやはや、試合がまちきれませんなww
長文返信スマソ。
関西では放送されないのでtwitterで概要は把握したものの夜にネットに上がったのをやっと観ることが出来ました。
とてもよい対談でしたね。
今からどれだけ演技にいかせるか 目先のGPSよりもワールドに向けて積み上げていってほしいです。
いつもちいこさんの解説 すばやく肝心のところをちゃんと把握していてさすがだなぁと感心して読ませていただいてます。ありがとう!
>ちょろまるさん
羽生君はチャンスを見逃さず、生かす力がありますよね!チャンスというバスが来たら、乗り遅れないという印象です。
20才の若者感が出ていて、新鮮でした。
逆に言えば、いかに萬齊さんが凄いお人なのか、ということですよね。
お互い一流の表現者なので、一言えば十届く、という印象で、今後、きっとこの対談が糧になると感じました。
今週?クリケットに変えるような記事をアイスネットワークで読みましたけど、日本でこのような貴重な経験ができるなら、いた甲斐があったね、良かったね、という気持ちです。
>KEIさん
実は、萬齊さんの映画「陰陽師」をまだ観ていないの汗。なんつーかな、SEIMEIは題材は陰陽師だけど、それにとらわれるのではなく、和の精神性・世界観を表現するためのプログラムなのかな、と思ってたので~。
今度、観ます♪
この対談が凄く良かった。
きっと、もっと成長していくよね!
>ここしゃんさん
関西では放送されなかったと聞いて、残念でしたね汗。全国版のスポ-ツ番組の中で流してくれないものでしょうかのう。地方の壁がニクイ!
そうですね、あくまで目標は世界選手権、そしてオリンピックですから、今は試行錯誤していったらいいですね。
記事のこと、お褒めいただきありがとうございます♪嬉しいです( ´艸`)
>ちいこさん
そうそう、丸まった手先、気になるのよね、ちいこさんもそうでしょ?だから、バレエ・・・ってしつこいって<自分。
萬斎さんは、ほんとにプロだなあ。事前に映像も見てくださっていた。そして、羽生君に足りない部分、また、言えば伸びる部分を突いてきた。
ほんとになんども書きますが、ありがたいです。
>すばるさん
そうなの~。町田君みたくビシッとまでは言わないけど、ナチュラルなジョニーも手はスッと伸ばしているのですよね。そうなってほしいな。
萬齊さんは事前にビデオを観て、ココが気になるって思って対談に望んでいるところがありますな。本当にありがたいです!