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PCSの滑らない話。

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さてさて、ロステレコム杯の結果を受けて、何やらネイサン君のPCSが低いことが話題になっているらしいですな。
なんでもコリャダ君と比べても低いと。
あと、羽生君と比べても低いと。(逆に言えば高すぎと)
うーむ、私は選手経験もない素人の言葉より、名コーチ・振付師であるタラソワままの羽生君のスケーティングべた褒めとワールドのシルバーメダリストで団体の金メダリストのリプちゃんの「スケーティングの神」の言葉の方を信じますわwww
ネイサン君のPCSは、恐らくこれから上がっていくでしょうし、序盤としては非常に評価されている(特にフリー)と言えるので、いいと思いますがなあ。。。特にあの難解なフリーでこれだけ出ているのは後半に向けていいスタートなのでは。
ただ、今のスケーティングだと、PCSは9点台前半でしょうね、一歩の伸びがビッグ3より少ないもの。
まだちまちましているのだ。。。だから、所作は美しく洗練されていても、ダイナミズムが少ないと感じてしまう。
反対に、しょうま君の評価が高いのは(両足が多いにも関わらず)ひとえに一歩の伸びが大きいからでしょう。
実は,カロリーナコストナーもこのタイプ。両足で滑って9点台を出せるのはカロリーナくらいと言われているほどの推進力。
メドベーデワちゃんのプロが片足滑走が多いのは、カロリーナほどの推進力がないので、それをカバーするために片足滑走の要素を強調するためのものだろう。
ネットで気になったのは,踊れるのに,バレエをしていて所作が綺麗なのにPCS低すぎ、という感想でした。
うむうむ、どこかで聞いたなww
新採点基準の成り立ちや要素を見れば、新採点基準で評価される滑り、というものがどういうものか、
すぐにわかると思うのですがね。
すなわち
「氷の表面を十分に滑っている滑り」
です。
ここで大事なのは「表面」です。
採点基準を見ていると、とにかくジャンプ、スピン以外は「滑っていてなんぼ」なんだということがわかると思います。
以前に、「旧採点基準の懐かしく思うのは、ロロステップやヤグディンの腹ばいをさせるくらいなら、その数秒の間滑らせる振付にした方が点数が出るから、独創的なコレオが少なくなっている」と書いたことがあったのですが、まさにその通りなのです。
ネイサン君の滑りは素直である程度のスピードはあるけれど、推進力が抜群にあるかと言えばそうでもなく、また全体的な印象として、氷の表面を十分に使った滑りに「見えない」というところが、踊り心があるにもかかわらず、PCSが低い要因かと思います。
だから「踊れる」のは下記の要素の③、④、⑤の助けにはなるかもしれませんが、それだけではだめで、まずはSSの評価が高くないといけないのだ。「氷上でしかできないこと」を恐らく求めているのだろう。
そして、見たところスケーターで「投影」ができる選手は強いですね。
ネイサン君はそこが弱いかなあ。
バレエの所作の美しさはあるのだけれど。。。。以前にジェフリー・バトルが「感情を滑りにのせることができる才能は天性のもの」と語っていたことを思い出します。
そして、欧米では感情表現というものを重視し、評価している印象ですね。。。。日本人以上に。
確かキムヨナがクリケットを離れた後に、キムヨナの魔法が消えた、クリケット時代よりも外に向かっての感情表現が少なくなったと評していたのですが、こちらが考える以上にその部分はシビアだ、と他の選手評を見ても以前から感じています。
思うに、新採点基準の成り立ちを考えると、ネイサン君がコリャダ君や羽生君より評価されないことに嘆くのも皮肉というかなんというか。
ソルトレイクOPでのペア競技におけるスキャンダルから新採点方式がはじまったのですが、ロシアが悪者にされてしまい、北米的価値観。。。すなわち「滑ってなんぼ」の部分が強調され、PCSはかなり技術的な要素が強調された配分になっていること、ロシア的価値観であった「アート」や「独自性」はかなり後退しているのが新採点方式なのだ。
実際、新採点基準になってから、経済問題もあり,ロシアはかなり苦戦していたのじゃよ。
ところが今では、ペアもシングルも滑りの部分でも高い評価を得て、PCSも高い選手が多い。
コリャダ君もその一人で、
新採点基準をつくったアメリカの選手であるネイサン君が評価されず、負けたロシアの選手の評価が高すぎる、と騒ぎ立てるのも皮肉なものですな。
羽生君はというと、雰囲気はロシアっぽく、規律は日本人で、滑りは北米仕込みといういいとこ取りww
書いてみて思ったのですが、羽生君は旧採点時代の古き良きアーティスティックな部分、エレガンスと、新採点の価値観をつくり、スケーティングと戦略に対応しているカナダのハイブリッドですな。
ソルトレイクOPを見てオリンピックで金メダルをとることを考えたという羽生君にふさわしい。
まあ、そんなわけで、ネイサン君の滑りは、実のところ、一周回って、もしかしたら旧採点時代ならもっと評価されたかもよ?
という結論になりましたww
個人的な感想です。
【PCSの基準】
① スケート技術 Skating Skills
定義:
総合的なスケーティングの質
スケーティング能力(エッジコントロール・フットワーク・加速させる能力)
氷上での流れや正確さ。
基準: 
体幹のバランス、膝の使い方、正確な足裁き
リズム、パワー伝達、体幹を使った効率的な推進能力
重心を効率的に使う、無理のない加速
クリーンでコントロールの効いた滑走能力
ディープエッジを使ったコントロールされたステップ
パワー(エネルギー)・スピード・加速の多様性
多様な方向・回転方向・フォア・バックのスケーティング
片足スケーティングの習熟度や両足スケーティングの少なさ
② 要素のつなぎ Transitions
定義:
全ての技術要素間をつなぐ、多様で複雑なフットワーク、ポジション、動作、ホールド。
シングル、ペアでは技術要素の出入りも含む。
基準: (多様で複雑なフットワーク、ポジション、動作、ホールド。)
・多様性
・難度
・複雑さ
・質
・パターン(アイスダンス)
・パートナー間の仕事量のバランス(アイスダンス)
・ダンス・フットワーク、ホールド、つなぎの動作の難しさと多様さ(アイスダンス)
要素間のつなぎには長短があるので、ブレード・身体部分それぞれを
どのように使うかは、音楽に従属させて良い。
(クロスカットは少ない方が望ましい。)
③ 演技力/実行・遂行力 Performance/Execution
定義:
音楽や振付けが意図するところを表現するための、肉体的、感情的、知性的な関わり。
また、動きの質と正確さ。ペア、アイスダンスでは動作の調和も含む。
基準:
・肉体的で、感情的で、知性的な関わり合い
  全てのスケート種目でスケーターは、音楽の理解力を身体的表現において誠実に実行する
・身のこなし
  肉体内面から出る、表現の力。動作の流れが自然に行われる身のこなし
・スタイルと個性
  スタイルは、音楽によって喚起される独創的な表現や動作。
  個性は、スケーターの嗜好や着想と芸術的志向が合わされ
  プログラムの概念、スタイル、内容にもたらされるもの。
・ボディ・アラインメント
  洗練された身体・手足のライン、動作の正確な実施で特徴付けられる
・多様性とコントラスト
  テンポ、リズム、力、動きの大きさ、難易度、形、角度を多様に
  また身体を多様に使っているか、また強弱をつけているか。
・投影(プロジェクション)
  スケーターのエナジーと観衆との目に見えないつながりを獲得しているか

・ユニゾン(アイスダンスおよびペア)
・パートナー間の演技のバランス(アイスダンス)
(ペア・ダンスの一部省略)
④ 振付け Choreography
定義:
空間バランス、統一性、空間利用、パターン、構造、フレーズの原理に従って
すべての動作を計画的に展開させた独創的なアレンジ。
基準:
・目的: (意図、概念、ビジョン、ムード)
  プログラムの意図や概念に基づいた質の高いデザイン(ビジョンやムード)になっているか
・調和あるプログラム構成
  プログラムの美的追求を達成させる為に各部が等しい重要度で貢献しているか。
・統一性
  すべての動作が目的を持ってつながっているか。プログラムに統一性があるのは、ステップ・要素・動作がすべて音楽によって動機づけられ、また、大きくても小さくても各部がすべて全体の中で必要不可欠に思え、根底にビジョンがあったり、全編を貫く象徴的な意味があったりする場合である。
・スケーターの表現・共有空間の利用
   スケーティング動作の各フレーズが、360度全ての観衆との対話が成立するように配置されているか。
・プログラム・パターンの独創性、配置
  滑走方向がバラエティに富み 興味を引く工夫がなされプログラムがデザインされているか。
・フレーズとフォーム(音楽のフレーズに合わせた動作や各要素の構成)
  動作が音楽のフレーズに合わせて構成されているか。フレーズには起承転結などの一連の動作。
  フォームとは、適当な数と順序のフレーズによって表現されたアイデア。
・目的、動作、デザインの独創性
  音楽や根底にあるビジョンから喚起される独創的な構成や調和を追及しているか。
・創造性および独創性(アイスダンスのみ)
  両者が、一つの作品を作り上げることを目指し、ステップ、動作を同じくすることで
美しい構成を追及することに等しい役割を担っているか。
⑤ 曲の解釈 Interpretation
定義:氷上の動きを通じた、音楽の独創的、創造的表現。
テンポ・リズムを様々に使ったり、メロディ、リズム、調和、音色、歌詞、様式など
音楽のニュアンスを反映させる技巧や表現。音楽解釈の熟達度。
基準:
・音楽にしっかりと合った楽々とした動作
  リズムやテンポの正確さ・効果的な動作・無理のない流れを氷上に表現しているか。
・音楽のスタイルや特色の表現
  プログラム全体を通し、身体表現で、音楽の特徴、様式、キャラクターを表現しているか。
メロディ、調和、リズム、音色、歌詞、形式など音楽の構造に喚起される、ムード、様式、形態、主題を描写しているか。
・音楽フレーズの巧みさ、ニュアンスの表現(アイスダンスではさらにアクセントと速度変化)
  作曲家や演奏者が音楽の強度、テンポ、原動力に細かな変化をつけるために用いた芸術的手法(ニュアンス)を、スケーターが、洗練された巧みな技で表現しているか。
・音楽の特徴を反映させる両者の関係
   音楽の解釈やニュアンスの等しい理解(解釈のユニゾン)が築かれているか。
・タイミング(オリジナル・ダンスおよびフリー・ダンスのみ)
  音楽を自分たちのものにできているか。

コメント

  1. より:

    スケーターの技量もパフォーマンスも急に上がったとも思えないのに、シーズン中に急にPCSが上がったりしますからねw
    ネイサンのPCSが低いと言ってる人間は、たぶんネイサンファンでしょ?w
    だいたい特定の選手のPCSが低いなんて言いだすのは、その選手を贔屓にしてる人しか言わないもんww
    (あ、、、ゆづアンチも言いそうですねw)
    ネイサンのPCSは普通だと思う。というか結構もらってますよね?(もう、最近9点台とかじゃんじゃん出るのでよくわかりませんが、、、)
    PCSは実績点の部分が大きいんじゃないかと個人的に思ってます。
    だいたい前年のワールドチャンプのPCSは高値安定です。
    ゆづ、ハビ、Pちゃんはタイトル持っているから極端に下げられることはない印象。
    その次にくるのが、期待の選手たち、しょーま、ねいさんとか。
    アイスダンスほどじゃないけど、序列はあると思う。
    踊れているのになぜ?は、大ちゃんとパトリックがトップ争いをしている時に思いましたねw
    当時はよくわからなかったけど、その後、自分の好みとか贔屓とかを排除して見てみると少しわかる気がしました。
    ジャッジがPCS評価しやすいスケートをしている
    これにつきるんじゃないかなーと。
    あんまり踊ってても評価されないんだよな。
    たぶんそこはパフォーマンスとか主観で評価される部分に入ってきてしまうからかも。
    「面白い、すごい」と思うものには感じ方に個人差がありますよね。
    だから点数として大きく評価しにくい、反映されにくい部分なんだと思う。
    結局、評価しやすいのは一蹴りでよく伸びるスケーティング。明確に難しいターンをしているのを見せつける滑りとか、、、滑りそのものに無駄がないとか。。。あとスピードとか。
    うん、ちいこさんの仰ってるリンクの全面を使った滑りとかもそうですよね。
    ジャッジが基準としてわかりやすいものの方が点が出やすい。出しやすいってことかも。
    まあ、その基準に合うようにプログラムも作るから、独創性がなくなって似た感じのものが多くなってきちゃうのかもねむ。
    メドベをJOで観ていたら、このリンク全面を使った滑りがよくできてると思ったな。
    そして曲は違えど、ステップのターンも踏みやすい曲調のものを選んでいる。
    (だから曲が変わってもデジャブ感があるんですけど、、、ゲフンゲフン)
    うん、ロシアは旧採点から新採点の以降で遅れをとりましたが、今は完全にその差を埋めて逆に対応しすぎちゃってる感さえありますww
    あと、ここから言うのはジャッジの主観的評価になるのかもしれませんが、、、
    PCSはミスをしないことが一番上がりますよね。
    それと五輪シーズンは自分の国のイチオシには、ここぞの試合でバーン!と上げてくるからわかりません。まあ、ホームの試合は言わずもがな。
    ジャッジ同士でも「ここはホームだし甘めに」という暗黙の何かがあるのかもしれませんな。
    この辺が、ジャッジの主観的につけてくる部分じゃないかと思うので、読めないしあてにならないんですよねw
    PCSはよくわからないし、あてにならない。
    だから若手がTESをあげることに注視するのは、すごく常道な作戦だと思いますな。
    また、逆も然りで、ベテランがPCSに頼りすぎた戦い方をするのは、これも結構危険な賭けだと思う。だってPCSはあてにならないからw
    ゆづが4Lzを入れたのは非常にリスクある選択だと思いますが、また同時にリスク回避でもあるという。。。がんがれ!ゆづがんがれ!www

  2. たまみ より:

    ちいこさん、はじめまして。いつも楽しく読んでいます。
    バレエをありがたがる人々…日本人に多いですが、スケートはバレエコンクールじゃ無いのよね笑?
    バレエの所作は、振り付けの一部。ネイサン君は、一蹴りがあまり伸びないのとジャンプが詰まり気味。
    スケートの伸びや、片足滑走出来ているか、エッジを使い分け出来ているか…ジャッジは見ているのでしょう。文句付けているのは、お察しの方々ですね。
    羽生くんは、すいーと伸びます。今回は滑り込みも足らなかったかな?膝も治って来たばかりでしょうし。
    しかし、羽生くんが出場すると、大会は華やかだし注目度も凄いですね?
    現役続行示唆は、メデイア対策にもなるのでしょうか?!メデイアが柔らいで来た気がするのです(^-^)
    初めての書き込み、長くなり失礼しました〜。

  3. マーキュリー より:

    はじめまして ずっとロム専でしたが興味深い話題なので思わず出てきました。
    いつも楽しい記事をありがとうございます。「流れる」「滑る」ことについて、皆さんのご意見に賛成です
    PCSはいつの時代になっても議論の的。私は以前ある(まっとうな)スケオタさんのブログで読んだ記事がとても印象深く今でも覚えています。そう、ヨナとパトリックの高得点が叩かれていた頃のものでした。
    それは「PCSとはスピードとコントロールである」というもので、
    ・あるレベルのスピードを保ったなかで
    ・正確な形・フォーム・トレースをもって高難度のプログラムをこなす
    ことが評価に繋がるという説でした(ざっくりですみません、該当記事を探せないので)
    この「高難度」にジャンプも含まれるというのがミソで、
    「スピードを殺さず正しいエッジで踏み切り、スピードを殺さないで回りきり、スピードを殺さないで着氷」という一連の「流れ」もSSとして評価されると。(スピードがなければ流れは生まれませんよね)
    さらにスケートをハードル競技に例えていて、
    ・低いハードルを簡単なレイアウトで配置すればスピード維持は容易
    ・高いハードルを難しいレイアウトに配置すればするほどスピード維持は困難
    ジャンプの回転不足やエッジエラーはハードルの難易度を過大申告したことへのペナルティーであり、回転不足になるようなジャンプはもともと理想からかけ離れた減速したジャンプであると。転倒があったとしても正しい踏み切りで正しいフォームで多回転を回りきれる=スピード有りで評価は上であると。
    ・・・ということを、ニースワールドでのパトリックと高橋君や、まおさんとヨナの点差を例に揚げて書かれていたのですが、個人的にはとても納得いくものでした。高橋君はほとんどのジャンプで失速があり、エレメンツのうち8個を占めるジャンプでのそれは痛かった、と。
    羽生君のPCSがクリケ移籍後上がってきた事も説明つくなと思っています。(当時はまおヨナパト高橋がもっぱら話題の中心でしたが)
    そして、よく言われるTESとPCSの連動ですが、連動しているのはGOEとPCSですね?
    オーサーもそのようなことを言っていたと記憶しますし、先の羽生君の「GOE3をとれるジャンプでなければプログラムに入れない」発言からも、クリケットはPCSを知り尽くしていることがわかります。だからオーサーもLoやLz導入に難色を示したのでしょう。
    ただ、「滑走順」「実績点」「相対評価」説もゼロとは言えないですよね。ジャッジは無意識かもしれませんが。ロステレのFSも、最終組コリャダ君からPCSがインフレしたと言っている方がいて、私もそうかもなあと思ったクチです。
    初コメントがすっかりややこしくなり申し訳ありません。これからもこちらのブログを楽しみにしています。

  4. ちいこ より:

    話題がタイムリーなので、まずはこちらからお返事を。
    > スケーターの技量もパフォーマンスも急に上がったとも思えないのに、シーズン中に急にPCSが上がったりしますからねw
    ソチの羽生君やリプちゃんなぞはまさにそうでしたな。
    まあ、シーズン後半になって皆を唸らせる滑りをしたら遠慮無くボタンを押す、というこなんでしょな。
    >
    > ネイサンのPCSが低いと言ってる人間は、たぶんネイサンファンでしょ?w
    > だいたい特定の選手のPCSが低いなんて言いだすのは、その選手を贔屓にしてる人しか言わないもんww
    > (あ、、、ゆづアンチも言いそうですねw)
    ははは、ネイサン君ファン+ゆづアンチだぬ。
    ネイサン君をいやに持ち上げていた羽生君ファン(だいたいセットでしょうま君下げ)の方々はこれらを見てどう思うのか、手のひらくるーになるのかちょっと気になりましたな。。。
    >
    > ネイサンのPCSは普通だと思う。というか結構もらってますよね?(もう、最近9点台とかじゃんじゃん出るのでよくわかりませんが、、、)
    杉爺なんぞは4大陸選手権で怒っていましたな。
    国別で見た時は「こりゃPCSが出ませんわw」と思う滑りでしたが。
    >
    > PCSは実績点の部分が大きいんじゃないかと個人的に思ってます。
    > だいたい前年のワールドチャンプのPCSは高値安定です。
    > ゆづ、ハビ、Pちゃんはタイトル持っているから極端に下げられることはない印象。
    > その次にくるのが、期待の選手たち、しょーま、ねいさんとか。
    > アイスダンスほどじゃないけど、序列はあると思う。
    反対に言えば、PCSが高いからこそタイトルをとったわけですからなあ。
    ワールドが基準になるからそこから上下0.3~0.5というところかな。
    >
    > 踊れているのになぜ?は、大ちゃんとパトリックがトップ争いをしている時に思いましたねw
    > 当時はよくわからなかったけど、その後、自分の好みとか贔屓とかを排除して見てみると少しわかる気がしました。
    >
    > ジャッジがPCS評価しやすいスケートをしている
    >
    > これにつきるんじゃないかなーと。
    > あんまり踊ってても評価されないんだよな。
    > たぶんそこはパフォーマンスとか主観で評価される部分に入ってきてしまうからかも。
    >
    > 「面白い、すごい」と思うものには感じ方に個人差がありますよね。
    > だから点数として大きく評価しにくい、反映されにくい部分なんだと思う。
    >
    > 結局、評価しやすいのは一蹴りでよく伸びるスケーティング。明確に難しいターンをしているのを見せつける滑りとか、、、滑りそのものに無駄がないとか。。。あとスピードとか。
    > うん、ちいこさんの仰ってるリンクの全面を使った滑りとかもそうですよね。
    > ジャッジが基準としてわかりやすいものの方が点が出やすい。出しやすいってことかも。
    ジャッジの点数が出やすいプログラム、という意味でもわかりますよね。
    パトリックのプログラムはまさにそれで、特にローリー時代のは繋ぎと滑りの凄さをこれでもかと明確にわかるようなプログラムになっていたと思う。
    手や背中はカカシだったけどwとにかく「滑り」の面では明確なプログラムだったと思うな。
    >
    > まあ、その基準に合うようにプログラムも作るから、独創性がなくなって似た感じのものが多くなってきちゃうのかもねむ。
    >
    > メドベをJOで観ていたら、このリンク全面を使った滑りがよくできてると思ったな。
    > そして曲は違えど、ステップのターンも踏みやすい曲調のものを選んでいる。
    > (だから曲が変わってもデジャブ感があるんですけど、、、ゲフンゲフン)
    >
    > うん、ロシアは旧採点から新採点の以降で遅れをとりましたが、今は完全にその差を埋めて逆に対応しすぎちゃってる感さえありますww
    そうそうww
    コリャダ君がーとか言っている方々、ロシアが新採点導入以降いかに新しいシステムへの対応が遅れ、バンクーバーでは惨敗したか知らないの?としか。
    バンクーバー以降お金を投入して環境を整え、ルールに対応できるように勉強し、宿敵であるカナダの振付師に頼むなど努力してきた結果がコレなのだよ、と言いたいわ。
    まあ、今のルールが万能だとは言わないけど、少なくとも北米・アメリカとカナダが今の採点基準価値観のお膝元なのであるからして、対応するのがやり方だろうと思うな。
    >
    > あと、ここから言うのはジャッジの主観的評価になるのかもしれませんが、、、
    > PCSはミスをしないことが一番上がりますよね。
    > それと五輪シーズンは自分の国のイチオシには、ここぞの試合でバーン!と上げてくるからわかりません。まあ、ホームの試合は言わずもがな。
    > ジャッジ同士でも「ここはホームだし甘めに」という暗黙の何かがあるのかもしれませんな。
    > この辺が、ジャッジの主観的につけてくる部分じゃないかと思うので、読めないしあてにならないんですよねw
    ホームだから甘めに、というのはジャッジも人の子なので無意識にはあるとおもふ。
    >
    > PCSはよくわからないし、あてにならない。
    > だから若手がTESをあげることに注視するのは、すごく常道な作戦だと思いますな。
    > また、逆も然りで、ベテランがPCSに頼りすぎた戦い方をするのは、これも結構危険な賭けだと思う。だってPCSはあてにならないからw
    それでパトリックは負けてしまったからの。。。
    ベテランほど攻めないと、逆に現状維持、退化とみなされてしまう印象です。
    >
    > ゆづが4Lzを入れたのは非常にリスクある選択だと思いますが、また同時にリスク回避でもあるという。。。がんがれ!ゆづがんがれ!www
    4Lzが安定しますように~。

  5. ちいこ より:

    > ちいこさん、はじめまして。いつも楽しく読んでいます。
    たまみさん、はじめまして!コメントをありがとうございます。
    > バレエをありがたがる人々…日本人に多いですが、スケートはバレエコンクールじゃ無いのよね笑?
    >
    > バレエの所作は、振り付けの一部。ネイサン君は、一蹴りがあまり伸びないのとジャンプが詰まり気味。
    >
    > スケートの伸びや、片足滑走出来ているか、エッジを使い分け出来ているか…ジャッジは見ているのでしょう。文句付けているのは、お察しの方々ですね。
    私も羽生君にバレエを!と言っておりましたが、バレエが持つ動きのメソッドをと思っただけで、バレエのように踊ることを期待しているわけえではないんですよね。
    ネイサン君のはどう見ても一蹴りの伸びが少ないのと、ジャンプが上に飛び上がる、流れないジャンプだから結果としてプログラム全体に流れがないように見えてしまう、というのだと思うのですがね。。。
    男子で比べるとわかりにくいですが、カロリーナのジャンプ前と後の流れ、レガートさ、ペアのサフマソ、スイハン、タラモロのスピードとジャンプやスローの流れを見れば、PCS9点台の滑りがどういうものか、わかりやすいと思うなあ。
    >
    > 羽生くんは、すいーと伸びます。今回は滑り込みも足らなかったかな?膝も治って来たばかりでしょうし。
    > しかし、羽生くんが出場すると、大会は華やかだし注目度も凄いですね?
    > 現役続行示唆は、メデイア対策にもなるのでしょうか?!メデイアが柔らいで来た気がするのです(^-^)
    > 初めての書き込み、長くなり失礼しました〜。
    現役続行するかもしれない表明、嬉しかったです~その後訂正もしていないので、明確でしょうな。
    身体を大事にして練習してほしいです♪

  6. ちいこ より:

    > はじめまして ずっとロム専でしたが興味深い話題なので思わず出てきました。
    マーキュリーさん、いらっっしゃいませn~コメントをありがとうございます!
    > いつも楽しい記事をありがとうございます。「流れる」「滑る」ことについて、皆さんのご意見に賛成です
    > PCSはいつの時代になっても議論の的。私は以前ある(まっとうな)スケオタさんのブログで読んだ記事がとても印象深く今でも覚えています。そう、ヨナとパトリックの高得点が叩かれていた頃のものでした。
    >
    > それは「PCSとはスピードとコントロールである」というもので、
    >
    > ・あるレベルのスピードを保ったなかで
    > ・正確な形・フォーム・トレースをもって高難度のプログラムをこなす
    >
    > ことが評価に繋がるという説でした(ざっくりですみません、該当記事を探せないので)
    > この「高難度」にジャンプも含まれるというのがミソで、
    > 「スピードを殺さず正しいエッジで踏み切り、スピードを殺さないで回りきり、スピードを殺さないで着氷」という一連の「流れ」もSSとして評価されると。(スピードがなければ流れは生まれませんよね)
    >
    > さらにスケートをハードル競技に例えていて、
    >
    > ・低いハードルを簡単なレイアウトで配置すればスピード維持は容易
    > ・高いハードルを難しいレイアウトに配置すればするほどスピード維持は困難
    >
    > ジャンプの回転不足やエッジエラーはハードルの難易度を過大申告したことへのペナルティーであり、回転不足になるようなジャンプはもともと理想からかけ離れた減速したジャンプであると。転倒があったとしても正しい踏み切りで正しいフォームで多回転を回りきれる=スピード有りで評価は上であると。
    >
    >
    > ・・・ということを、ニースワールドでのパトリックと高橋君や、まおさんとヨナの点差を例に揚げて書かれていたのですが、個人的にはとても納得いくものでした。高橋君はほとんどのジャンプで失速があり、エレメンツのうち8個を占めるジャンプでのそれは痛かった、と。
    > 羽生君のPCSがクリケ移籍後上がってきた事も説明つくなと思っています。(当時はまおヨナパト高橋がもっぱら話題の中心でしたが)
    興味深いお話をありがとうございます。
    スピードとPCSの相関性はよく言われていますものね。樋口先生の御本にもスケーティングの評価はまずスピード、と書いているくらいで。
    ゆっくりと滑るのとスピードをあげてジャンプを跳ぶのとでは難しさが段違いなので、当然そのあたりをPCSやGOEで見ていくと。
    ヨナさんのPCSが高かったのもスケーティングのスピードと幅跳び型のジャンプであったため、入りと出が減速しなかった、というのは大きいですよね。そして、カロリーナも同じタイプですし、思うにペアの上位陣はその典型だと思います。
    スピードを上げないとスロージャンプはできないですし、流れがないと転びますから、必然的にスケーティングにスピードと高いスキルが要求されるのがペアで、とてもわかりやすいかと思います。
    シングルであれこれ言っている方には、ペアの動画を見せてあげたいですなww
    回転不足になるとグリ降りが多くて流れが止まってしまうのですよね。。。その当たりが全体的なSSの評価と他4項目にも影響してくるかなと。
    だから、昔のロシア式と言うべきか、ネイサン君の上に飛び上がるジャンプはGOEがそもそもつきにくくて、それがSSの評価にもつながっていくのですが。。。この話しはバンクーバーの頃からずーーーーっと言われていた話なのにwwいつまで言ってるんだよとww
    そして、その評価で長年苦戦していたロシアの近年の対応能力の凄さたるや。
    陰謀論なるものがあるのなら、ロシアの選手こそ真っ先にPCSを下げられると思いますがねww
    当初は名門ロシアとしては憤懣やる方なかったでしょうに、凄い努力でここまできたと思いますな。
    >
    > そして、よく言われるTESとPCSの連動ですが、連動しているのはGOEとPCSですね?
    > オーサーもそのようなことを言っていたと記憶しますし、先の羽生君の「GOE3をとれるジャンプでなければプログラムに入れない」発言からも、クリケットはPCSを知り尽くしていることがわかります。だからオーサーもLoやLz導入に難色を示したのでしょう。
    流れのあるジャンプが評価されてGOEがつくので、結果としてPCSにも連動していくということなんでしょう。
    羽生君の上に飛び上がるタイプのジャンプである4Loより、着氷が詰まったとはいえ、高さと幅が出る4Lzが加点が高いのも納得です。
    >
    > ただ、「滑走順」「実績点」「相対評価」説もゼロとは言えないですよね。ジャッジは無意識かもしれませんが。ロステレのFSも、最終組コリャダ君からPCSがインフレしたと言っている方がいて、私もそうかもなあと思ったクチです。
    ま、最終組の中でもミーシャは結構スピードが遅かったからなあ。ちなみにスピードが遅いはNBC放送のジョニーが言っていたので間違いないですw
    滑走順はやはり多少は関係しますよね、無意識のうちにでしょうが。
    >
    > 初コメントがすっかりややこしくなり申し訳ありません。これからもこちらのブログを楽しみにしています。
    いえいえ、面白いコメントをありがとうございました!

  7. あーもんど より:

    お邪魔します~。興味深い話題をありがとうございます^^
    「高い」「低い」の感想が出るのって、藍さんが仰るように贔屓目もあると思うのですが、特にPEとかで、評価基準が多岐にわたり過ぎているっていうのも一因だよなあ、と思うことがあります。
    ジャッジもどの基準に特に注目するかで個人差がありそう。
    身のこなしが優れていても投影が強いかどうかはまた別物だったりして。
    てか個人的にはプロジェクションは独立して評価してもいいと思っております。説明しがたい要素ではありますが。
    現行採点のTESとPCSのバランスがとれていないというのであれば、5コンポーネンツといわずもう少し細分化して7コンポーネンツあたりにすればいいのでは?とも思うんですよね。
    そうすれば比率も上がるし。
    そのほうが同じ選手でも項目ごとのばらつきは今より大きくなるんじゃないかな?などと妄想しております。
    ジャッジの負担が増えるかしらん?
    …素人考えですがw

  8. ぺけにゃん より:

    ご無沙汰しています。
    GPSが始まって勝手に緊張感が高まっています。
    本当に興味深いトピックですね。
    ネイサンのPCSが低い、と話題になっているとな?
    私は、よく88でたなー、っと思ったくらいなんですが。
    彼の試合での滑りはこの間のJO のみ生で見てますが、ハビ、ショーマ、ネイサンのPCSの出かたは納得できるものでした。
    彼に限らずですが、テレビで見ていて、なんかPCS高すぎる(低すぎる)、と不審に思っても、生で見たら「あ・・・・そういうことか〜」と納得できました。
    あと、スケオタの大半は、本格的に滑った経験がほとんどないと思われるので、自分が見える範囲、理解できる範囲というのが、ジャッジに比べて極めて狭いんだと思います。
    このことを改めて感じたきっかけが、今朝のワイドショーでしたwww
    昨日、稲垣吾郎がテレビの生放送に出演した、という話題で、局から出てくるゴローちゃんが映っていたんです。
    私は、「あー元気そうじゃん、ヒゲ生やしてる、あ、喋った!」とゴローちゃんばっかり見てたんですけど、一緒にいた夫は、
    「お、やっぱり芸能人はミニバンだな。そうそう、このト○タのでかいミニバンが便利なんだよ!」
    と、薄暗い中一瞬映っただけの車の車種まで言い当ててましたが、ゴローちゃんの様子については何も覚えていないようでした。
    同じ映像が視界に入っていても、ここまで「見た」ものが違うとは・・・
    所詮人は興味のあるもの、理解できるものしか見ないんだなあ、と痛感しました。
    スケートに戻すと、素人は、ポーズの美しさとか、音楽に合わせて踊れてるかとか、あるいはジャンプの回転数やジャンプの高さ、などの分かりやすい部分で演技を判断しがち。
    これらのことは、比較的映像でもわかりやすいですしね。
    でも、そのほかのことはよく知らない、理解できないから、結局見てないのと同じ。
    特にスピードやリンクカバーは、映像では伝わってきにくい部分ですし。
    「見えている」ものがジャッジとは全然違うのだから、評価も違って当たり前ですやん、と思うのでした。
    ロステレでのコリヤダ君にはびっくりしました。
    フリーは4回転3本構成で、3コケして、技術点100点越え。
    他の選手が4回転4つとか5つ、あるいは6つ?入れて戦い続けた挙句にオリンピックの頃には満身創痍になっちゃったりすると、ピョンチャンの表彰台ダークホースかもしれない・・・
    彼もジャンプの前後のスピードが素晴らしいと思います。
    コケても流れを切らさずトップスピードに持っていけて、最後まで元気だった。
    抜けも回転不足もレベルの取りこぼしもないのは高い技術の表れ。
    絶対王者時代のPちゃんを思い出しました。

  9. マーキュリー より:

    こんにちは。お忙しいのにお返事をありがとうございました。このように競技ルールについて語り合えるところは貴重なので、ちいこ様には本当に感謝しています。2度目の投稿なのでお返事はスルーで構いませんよ[絵文字:v-221]
    遅れて知ったのですが、今回コリャダの3コケに9点台、メドヴェーデワの1コケに10点台が複数出ていたんですね。やはりミスの重大さとしては回転不足・着氷後の失速>>転倒、ということなのでしょうか。また、転倒は現行ルール上GOEやディダクションでちゃんと引かれるので、PCS的に最も着目すべきはそこではない、ということでしょうか。
    転倒に左右されない絶対王者期のパトリックのPCS、まおさんとヨナさんの差、2014CoC羽生君の5コケのフリーが8点台、ユーロで複数転倒のハビに複数の10点台、昌磨君の1コケのプランタン杯での10点台など、思い当たる例は沢山ありますね。
    しかし、ネイサンのPCSが低い?だけではなくジャッジによって評価が割れている点については、色々考察の余地がありそうで、そこがこの競技の面白さですね。
    個人的には概ねちいこ様の見解に賛成です。気になるのは後半のコンビネーションジャンプのその場跳び&詰まり。回転不足なく跳べるし(評価の高いジャッジはそこを見ているのかも)踊り心もあるのに、そこだけ妙に稚拙に見えます。繋ぎもまだ薄いですよね。
    ちなみにですが
    羽生君がクリケに移籍してからPCSが上昇したのは納得と先に書きましたが、その背景には
    ・高いハードルを難しいレイアウトに配置したスピード維持が困難なプログラム
    を作り、実践したことがあると思います。特に
    ・ジャンプの入りと出はステップのように自然であり、ステップからの入りでも回転不足なく流れのある高難度ジャンプが跳べる。(スピード維持が困難)
    ・いたるところに難しい繋ぎ。(高難度の難しいレイアウト)
    ・質の良い3A、コンビネーションジャンプを全て後半に跳ぶ(同上)
    これらを「シームレスでエフォートレス」に実践出来る事を証明したのだと思います。
    (「シームレスでエフォートレス」は、ちいこ様がよくアイスダンスの動画を紹介してくださったり語ったりしてくださるのがとても勉強になりました。ジャンプ少年の羽生君の何が評価されているのかをまさかのアイスダンスで実感するとは(笑))
    ただ、
    スケート経験者のコアなスケオタさんが羽生君の昨季のPCSの各項目をグラフにしたのをtwitterでお見かけしたのですが、「イマイチの時はPEがガクッと落ちる傾向がある」とおっしゃっていて。ジャッジはよく見ているなあと思いました。
    こういう所は、踊るためというより身体使いのメソッドとしてバレエは有効かなあと思ったりします。今年はバラ1のために学んだそうですが、むしろH&Lのああいう曲でああいう身体にフィットした衣装だからこそ必要だったのでは。
    それから、コリャダ君についてのぺけにゃんさんのご意見にまるっと同意です。間違いなくダークホース。

  10. より:

    だともっと評価されるっかもよ?
    なるほど。。
    やあども。盛況ですねえ・・
    とゆうか、自分も存じませんで、ネイサンくんのPCSが低いと話題になっていたとは。
    あいやこれも一部界隈のこととおぼしきも。
    実はまだスコアもみてはおらんのですがゲフゲフ・・
    このよな話題で喧喧諤諤なろ?、いや、ばりシーズン始まった感、高まりますねぇ・・
    【PCSの基準】も引用オツですぅ。
    たまには見ませんと、忘れるがな・・で有難やぁ。
    でつまり、"評価されたい何方か"がいるんですの?
    確かに数値上、採点上の考察もよかよかですが、
    次の新着記事、「あたしゃヨナちゃんが好きなんだぞ!」問題のよにw
    心情心象のかかる比重も少なくないと思われるので、ややこしですねえ・・
    例えば、その界隈の、
    三原舞依ちゃんはどのよに捉えられているんでひょかの?
    自分限定、"三原舞依ちゃんは踊れる"という意味と、界隈の云われる"踊れる"は、意味が違うようですねぇ・・
    このマイちゃんは、ちいこさんも仰るSS、滑ってる上で身体表現が出来ている。というのが私見。
    ネイサンのように、ほんまに体操やバレエを習っていた者にときおり見かけるのですが、それが故にか、氷への足離れが早い独特のさばき方がありますね。
    旧採点時代としても、いや今でも踊れるスケーターの最たる方の一人、エマニュエル・サンデュー(大好きです!)もそうなんですよね。
    こう、陸上部で足がむっちゃ早くても、サッカーの芝の上でうんと早く走り動き回れるわけでもない、て感じの。
    まだバレエと両立していたころのサンデュー自身も語っていたのですが、「回転系の技の訓練にもスケートはとてもいいんだ」と。
    身についたバレエなどは重心を上へ上へと意識するもので、ブレードを体重移動でコントロールする技術、「滑る」は、基本、横ですから、
    氷に乗ると随分勝手が違うというのも、あるのかもしれませんの。
    にしても、話横ちょに滑りますがあ、
    「大きくても小さくても各部がすべて全体の中で必要不可欠に思え、根底にビジョンがあったり、全編を貫く象徴的な意味があったりする場合である。 」
    この辺りを読むと、SEIMEIの、幻のバッククロスステップというかほっぷするアレの意味づけは充分なんだよなあ・・
    でレベル2でも満点評価なんでしょが、レベルもどうにかする手立て、なんかありそなんだがなあ・・といつも唸るんです。
    ほんでもニューバージョンのあの辺、マイナーチェンジ後よか、ぐっと好みになっててわーい・・でした。

  11. 絵子 より:

    おはようございます。
    最新の更新にコメントさせて頂きたいと思ったのですが、よくわからず?
    清々しいなあと思い。
    勇気を頂いています。
    色々いつも教わっています。
    本当にありがとうございます!
    お忙しそうなのでどうぞお体ご自愛くださいね!
    (いつも同じようなことばっかり言っていてスミマセン・・)

  12. ちいこ より:

    > お邪魔します~。興味深い話題をありがとうございます^^
    あーもんどさん、いらっしゃいませ~♪
    >
    > 「高い」「低い」の感想が出るのって、藍さんが仰るように贔屓目もあると思うのですが、特にPEとかで、評価基準が多岐にわたり過ぎているっていうのも一因だよなあ、と思うことがあります。
    > ジャッジもどの基準に特に注目するかで個人差がありそう。
    > 身のこなしが優れていても投影が強いかどうかはまた別物だったりして。
    > てか個人的にはプロジェクションは独立して評価してもいいと思っております。説明しがたい要素ではありますが。
    評価が多すぎますよね。そこはジャッジの裁量におまかせして柔軟に対応すると。
    投影が強い。。。いわゆるカリスマ性があるスケーターだとww言葉は悪いですが多少身のこなしがいまいちでも伝わってきやすいですので、特に最後の3項目なんかは影響しそうなんですよなあ。
    プロジェクションを評価するのは難しそうですよね。
    ジャッジの文化的な背景も大きく影響しそうな気がします、ネイサン君の評価を見ても、正直アメリカとヨーロッパ・ロシアとアジアでは異なるような印象があるんですよなあ。
    >
    > 現行採点のTESとPCSのバランスがとれていないというのであれば、5コンポーネンツといわずもう少し細分化して7コンポーネンツあたりにすればいいのでは?とも思うんですよね。
    > そうすれば比率も上がるし。
    > そのほうが同じ選手でも項目ごとのばらつきは今より大きくなるんじゃないかな?などと妄想しております。
    > ジャッジの負担が増えるかしらん?
    >
    > …素人考えですがw
    そうそう、もう少し細分化してもいいような気がします~ジャッジは大変そうですがww
    ISUから色んな案が出ていますけど、なぜPCSのうちもっといわゆるアーティスティックな項目に傾斜配分したり、PCS全体に傾斜配分しないのか疑問ですなあ。てっきりそうするのかと思っていました。
    少しだけ全体的にジャンプの基礎点を下げて、その分PCSの傾斜配分をしてはどうかと思います。

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