あわあど雑感。

ISUスケーティングアワードでMVSを受賞した羽生結弦選手のコメントです。#フィギュアスケート #羽生結弦 #YuzuruHanyu pic.twitter.com/bZ68ZGjfxp

— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) July 12, 2020

とりあえず、羽生君ＭＶＳ受賞おめでとうございます！
ドレッシーな白シャツも黒スーツも素敵でした～(´ω｀人)
まあ受賞してもしなくても良かったのですが。。。。でも素直にうれしいことはうれしい。
ちょっとね、特に新人賞を見ていてアマチュアのまだ１５歳か１６歳の子供を新人賞にふさわしいかどうか大人がジャッジする、というのが残酷じゃね？という感じはいたしましたわ。。。演出方法もノミネートの表情までわかってしまうオスカー賞のようではないですか。
衣装賞も羽生君やチョクベイはいいけどシェルバコワちゃんとかまだ１６歳なのにいいのかこれ？と感じましたなあ。
発想が商売人というかなんというか。。。。衣装賞はそれこそオスカーのようにデザイナーが、もしくはデザイナーとスケーター連名でノミネートされる方が良いですよね。振付師がそうだからその方がいいと思いますがなあ。
何はともあれ、来シーズンもしまたやるならバンケットで開催してＩＳＵのチャンネルで生中継するか、今回みたいにオンラインでいいと思うけどなあ。アートオンアイスの宣伝はエキシで別にすれば良いのではw
今回のアワードは最初から、高額チケットを販売した後からエキシがなくなってアワードにします、と言ったり関係者がペラペラ内部事情をしゃべったり揉めるのが予想できないのか経歴を大分省略したりしていたのが良くなかったですね。
ちょうど同時期にルール改正案が撤回されたこともあって余計に疑心暗鬼にかられることも多かったかと（ＩＳＵがアメリカ寄りでアメリカスケ連がえげつないことは事実である）。
私は正直アワードなんかよりルール改正案が撤回されたことの方が失望が大きかったですけどね！！
それにしても大騒ぎしすぎというか、もうちょっと落ち着いてくれといいますか。。。
ＩＳＵのアカウントがタグをつけてしまったためにネイサン君とパパシゼに文句が多数通知されてしまったのは本当にお気の毒としかいいようがありません（特にパパシゼは完全にとばっちりである）。
日本のファンもです海外のファンまで含めるともう一つの価値観では測れないんだろうな、と思います。
（騒ぎ方がＫポップファンに酷似しているような気がするんですが。。。汗）
ただ、サッカーのバロンドールでもゴール数やアシスト数まで含めて「今回はメッシ（クリロナ）だったのでは？」とか「W杯で優勝していないメッシはＧＯＡＴじゃない（←どこかで似たような話を聞きますw）」とかＤＦやＧＫはどんなにＷ杯で大活躍してもバロンドールは受賞できないという不満はずっとあるので、それにちょっと似ているかなと。
やっぱり数字というより印象が先にくるところはあるんですよね、こういう賞は。
ある意味これだけ騒ぎになるのも人気がある選手がいるから、でもありますな。
もし羽生君がいなかったら全く注目されない賞になっていたとおもふwww（フィギュア人気がないアメリカで注目されるはずがないw）。
それにしても羽生君の英語スピーチは素晴らしかったです。
全てのアマチュアスケーターへの敬意にあふれていて。。。
それだけに今回のは騒ぎすぎたし羽生君も内心困っていたと思うぞ。
まあアメリカスケ連がえげつなくて信用できないのは事実ですしわかりますがw
今回は長年の不信感が噴出した感じかな、アジア差別、国籍差別ではないかという声もあり、ＢＭＬ運動との関連もあったように感じます。
ではでは雑感を。
１　ロシアとアメリカの反応の違いw
まず思ったのが、ロシアとアメリカの反応の違いですw
ロシアは新聞記事からタラソワママからプル様から羽生君のノミネートと選出について「異議なし」で一致。
〇羽生結弦、初代MVS受賞を重鎮タラソワ氏が大絶賛「彼は2度と現れないスケーターです」
7/13(月) 10:33配信（THE　ANSWER）
タラソワ氏が受賞受けコメント「彼はトップです！」「ハニュウ異次元です」
　国際スケート連盟（ISU）は11日、フィギュアスケートで2019～20年シーズンに新設した「ISUスケーティング・アワード」の表彰式をオンラインで開き、男子の羽生結弦（ANA）が初代の最優秀選手賞（MVS）に選ばれた。これを受け、ロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏は「彼は2度と現れないスケーターです」と最大限の敬意を示している。ロシアメディアが伝えている。
「sport24.ru」によると、タラソワ氏は今回のアワードを受けてコメント。「あなたはハニュウがISUアワードで最優秀選手賞を受賞することに疑いはありましたか？」との質問を受けると「彼はトップです！　彼にライバルがいるかですって？　もちろんです！　彼の隣には現在の世界王者、ネイサン・チェンがいます。しかし、ハニュウは異次元です」と強調した。
　タラソワ氏は、チェンがコーチ陣らとともに急成長したと認めた上で「しかし、ハニュウはすべてにおいて卓越していて、2度と現れないスケーターです」と大絶賛。「彼は自分の才能とともに私たちの男子シングルに関する認識を変えました。人間が才能があるならまだいいですが、彼の場合はフィギュアスケートのすべての局面で際限ない可能性を持っています」と語った。
　一方で「私自身はハニュウからもチェンからも、とても大きな満足を得ているのですが」とも付け加えた。また「『異次元』と名付けたハニュウのレベルにあるスケーターが女子の中に現れるでしょうか？」との質問については「私たちには別次元のレベルにある女子スケーターたちがいます。少し様子を見ましょう」とし、母国ロシアの逸材の成長に期待を込めた。
〇羽生結弦「とてもびっくり」ＩＳＵスケーティング・アワード初代ＭＶＳ
7/13(月) 6:00配信（スポーツ報知）
国際スケート連盟（ＩＳＵ）は１１日、フィギュアスケートで２０１９～２０年シーズンに新設した「ＩＳＵスケーティング・アワード」の表彰式をオンラインで開き、羽生結弦（２５）＝ＡＮＡ＝が初代の最優秀選手賞（ＭＶＳ）に選ばれた。
　羽生は１２日、日本スケート連盟の公式ツイッターで「大変光栄に思っているのと同時に、まさか賞を頂けるとは思わなかったのでとてもびっくりしています」と喜びを語った。４５秒のメッセージの最後には「新型コロナウイルスや豪雨災害など、大変な状況が続いています。どうか、お気をつけてお過ごしください。これ以上被害が拡大しないことを祈っています」と被災地に思いをはせた。
　世界で祝福の声が上がった。羽生が憧れるトリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ氏は海外メディアの取材に対し「この受賞に反論はないだろう。羽生結弦は２度の五輪金メダリスト。世界中の大会でファンを魅了する。フィギュアスケートでナンバーワンの存在だ」と賛辞を贈った。
一方、ハーシュ氏は最初からいちゃもんをつけ（ツイートは貼りませんが）、オリンピック・チャンネルではこのような記事がおそらくこの記事はハーシュ氏が書いたんだろうな、と思われる記事をオリンピックチャンネル（英語版）に掲載されています。
ちなみに英語版のオリンピック・チャンネルはＮＢＣが運営しており、アメリカのマスコミ媒体であります。
〇WHAT WE LEARNED FROM THE FIRST ISU SKATING AWARDS
12 July 2020 18:50
内容は要約すると羽生君のファンを「Fanyus」と呼び、さりげなくＧＰＦと全日本で負けたことを書き（特に全日本は関係あるか？）、「hubbub」（騒動）をわざわざ太文字にして書き、要は最後の「ネイサン・チェンは２年間圧倒的に強かったのに手ぶらで帰るというのは妥当か？」と言いたいだけじゃね？という。
かなりはしょって書きましたが、これは稀にみる相当悪意ある記事ですし、人種差別的なものも感じるんですがね。。。
ライバルのこととは言え、日本の公式のオリンピックサイトでこんな記事が掲載されると思います？絶対ない、と断言していいくらいない、と思います。
英語という全世界に通じる言語を使ってまるでオリンピック事務局の総意であるかのような記事（実際はアメリカのプロパガンダ）を書くところが本当に悪どいしえげつないんですよな～。
その内容はオリンピック・チャンネルではなくＮＢＣか雑誌ＩＦＳかアメリカスケ連のサイトで書くような内容では？と思うのですがね。
今回不信感がつのったのはさ、
アメリカのマスコミやフィギュアスケート関係者が長年やってきたそういうとこやぞ？と声を大にして言いたいですね。
インマンメール事件の際も大問題になったけどアメリカのマスコミは批判するどころかかばい続けましたからね～。
あとね、実は今回羽生君の経歴の前にザギトワ選手のファンもノミネートされなかったことについて、相当ＩＳＵに凸していますし、アワード当日は＃アイスクイーンザギトワとハッシュタグをつけて抗議しているんですよね。加えてロシア連盟のトップやプル様も公に抗議している（しかもネイサンではなくアリーナだろう！ネイサンのどこが注目されているだってえ？とかかなり酷いことを言っている。。。）。日本スケート連盟はなんにも言っていない。
なのに、ザッギーファンの抗議には何も言わずに日本人やアジア系が多い羽生君のファンの抗議だけ取り上げる。
ちなみに数が少ないのでは、と思われるかもしれませんが、プログラム賞にノミネートされたメドべーデワのインスタ動画の再生回数とコメント数は実は羽生君を上回っているんです。ロシアファンはアグレッシブで熱い。
やりすぎだった、とは思いますが、ちょっとね～アジア蔑視を感じるんですよね。
アジア系の珍妙なフィギュアがわかっていないファンが物申すな！というね。
なぜロシア連盟のトップやプル様やロシアの凸しまくりで当日も抗議したファンは何も言われないんですかねえ～白人だからじゃないですかね？（ハナホジ）
あれじゃないですか？
ツイッターで話題になった年配の男性の「母親ならポテトサラダくらいつくれ」発言と同じものを感じるんですよね、自分が無意識に立場が下だと思っている相手に「ものを教えてやる」という姿勢ですよ。
ちなみにオリンピック・チャンネルの記事では羽生ファンを「他のスポーツではあまり見ない」と言ってますけど、
サッカーファンもあれが普通ですが何か？という。
アルゼンチンから、イギリスからスぺインから日本まで試合を見に来たりしちゃいますから。アメリカのスポーツ界の物差しで見ないでほしいですね。
あと、申し訳程度にスイハンのこと書いているけどさ、平昌オリンピックの際に中国のジャッジだけ処罰されてアメリカのローリー・パーカーはそのまんまだったことからしてすでにＩＳＵはアメリカ寄りでかなり中国を冷遇していると思うんですけどね。。。おまえがゆうな！なんだよね。
２　ISUの中国への冷遇ぶり。
前の項目でも書きましたが、ＩＳＵの中国への冷遇は時期オリンピック開催国への待遇とはとても思えないほどである。
ちなみに中国政府はあれですが、当然スケーターや一般市民とは切り離して考えないといけませんよね。
平昌オリンピック時に不正ジャッジをしたとのことで中国のペアジャッジを処分した一方アメリカのローリー・パーカーは放置。
中国は怒ったのか、そのシーズンの中国杯を突然キャンセルしたことがありましたよね。
加えて今回のスイハンがどこにも入らないという仕打ち汗。
北京オリンピックがあるかどうかわかりませんが、盛大な復讐がきたりして？
３　懲りない面々

Did Hanyu get most valuable skater? I need to know whether to avoid the internet for the next century. (He is paying all of their checks, so he deserves it.)

— The Skating Lesson (@SkatingLesson) July 11, 2020

Most Valuable Skater to me is a very strange category to have as the reasons given for all the nominees stretched across a number of seasons. Surely it should be Best Skater and based on the results of the current season or else it becomes another lifetime achievement award?

— Hiro Yoshida-Gillis 🏳️‍🌈☘️ (@patinaggio) July 11, 2020

出たよ、ＴＳＬと（自称）フィギュアスケートジャーナリストのヒロヨシダ君ww
相変わらず小ばかにしているＴＳＬと羽生選手にだけ絶対おめでとうを言わないマンの（自称）フィギュアジャーナリストのヒロヨシダ君、今回も期待を裏切らず。
パパシゼとコストルナヤとチョクベイとエテリの受賞時とぜんっぜんテンション違うんですよね、名前も出さずおめでとうは絶対言わない、今回もきたよ。
ブロガーなら別にいいですけど、フィギュアジャーナリストなどと自称している割には特定の選手の名前一切を出さないとか逐一難癖つけてくるなどあり得ないんだがw
前回のクワドラプルアクセルはヒロヨシダ君の記事は見当たらなかったので購入しましたが、他の雑誌も含めて今後このような特定の選手を公にヘイトする（自称）フィギュアジャーナリストの偏向ブロガーが寄稿することがあったら購入しない予定でーす！
ＴＳＬもねえ。。。。。。
白人のポテサラじじいなんだろな。
何はともあれ、あわあどが終わってほっとしましたわ。。。。
あと、今思ったんですがファイナンスの重要性をロシアはよくわかっているようで。。。かつてソ連解体後、経済難で２０００年代初頭に北米に多数の優秀な指導者が流出したため（ラファやズエワはその代表格）ロシアのフィギュアスケート界がみるみる弱体化していった経験があることから、スポーツにおける「資金の大事さ」がよくわかっているんだと思います。