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クレバーな野人、羽生結弦。

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おはようございます!
最近、「ユーリ!!オン アイス」が大人気。
実際良くできていると思います。。。少しヤオイ要素を抑えてくれればもっといいのですが~。
このアニメを通して、フィギュアスケートに興味も持ってくれる人がより多くなったら、素晴らしいですよね、きっかけはなんでもいいんですよ。。。羽生君だって、ビジュアルから入った人もいるだろうし、インタビューから入った人もいるだろうしの。
アニメ好きの方はオタク気質なので、好きな選手ができたらそのスポーツにもどっぷりはまりそうww
ところで、「ユーリ!!オン アイス」が人気なことで、そういえば、タラ・リピンスキーが監修しているという、フィギュアスケートドラマの制作はどうなっているんじゃい!と思って、グーグルで検索したのです。
そうしましたら、長野オリンピックの後の、糸井さんのサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」での面白い対談がヒットしましてww
ふ。。。。。18年も前の対談さ。。。
1998年に羽生君はスケートをはじめたのさ。。。
そして、その対談の内容が、日本のマスメディアのスポーツ報道のスタンスが18年前と「全く変わっていない」ことと、「冬の競技ファンはオタクが多い」「オタクを増やしたい!」などのオモシロ発言がありましたので、メモメモです~。
以下、気になったところを抜粋です。
長いので、本当に一部だけです。
「スポーツ観戦のメダリストになる」(シリーズ4回)ほぼ日刊イトイ新聞 1998.10.21
大後栄治・・・1964年生まれ。神奈川大学助教授(健康科学)、陸上競技部監督。
増島みどり・・・スポーツライター。『日刊スポーツ』記者として、オリンピック、プロ野球、サッカーなどを担当。
糸井重里・・・コピーライター。当座談会の司会を担当。
大後 まず、自分の大学の先生方のスポーツの見方・考え方を変えなきゃいけない。
科学的な体系の中でトレーニングというものは行なわれるんだ、ということをもっとアピールしないと、何も変わらないと思いました。
糸井 僕の知っているスポーツ選手たちは、とても頭のいい人たちで、言葉の使い方のジャンルが違うだけで、ものすごいことを考えてるんだなあってことを知るわけです。
それで今回は、スポーツマンってこんなに恐ろしいやつらだというのを、ちゃんと話してみたいと思って。
増島 私の場合、取材し、伝える側の人間としてテーマにしているのは、「スポーツはあくまでスポーツだ」という考え方です。
ところがスポーツをドラマ化したり、そこに人生を置き換えたりするんですね。
だから大後さんが感じたようなスポーツの地位の低さも当然なんです。
スポーツはスポーツとして、その科学性に対し私たちは感動しているはずなんだけど、長野オリンピックでも、「感動をありがとう」と。
その感動が何かといえば、母は祈った、奥さんが泣いたとか、そっちへ行ってしまう。

→ スポーツそのものではなくて、サイドストーリーにばかり注目がいってしまうのは、今も変わらないなと、リオオリンピックの時も思ったわ~。
糸井 僕が自分でスポーツの味わい方がもったいないなぁと思ったのは、以前に世界陸上を見たときの経験があったからなんです。
僕は招待で行ってて、陸上のことはよく知らない。そのときの400メートルで高野進選手が出てて、決勝で7位という快挙でした。
高野さん、それでゴールするとそのまま、「ありがとう」ってトラックを1周した。
そのとき僕の隣にいた競輪の中野浩一さんが「うわーッ、高野さん、ケツ割れしてるのに」と言うんですよ。
僕は、「ケツ割れ? それ何ですか」。
増島 もう割れてるじゃないかと。
糸井 筋肉が使いものにならなくなってる状態だと中野さんから聞きましてね。
大後 30秒以上、2分以内の時間に全力を注ぎ込むのがもっともきつい競技で、そういうレースの直後はお尻が4つくらいに割れたような感じになるんです。
増島 400、800、1500メートルの競技ですけどね。
糸井 高野さん、たしかにヨロヨロしてました。それを疲れてるとしか思えなかった僕には、ちゃんと知ってて拍手してる中野さんが羨ましかった。
それで、こんな素晴らしいことが起こっていたのかと面白くなったんです。

増島 400メートルのレースだと、だいたい45秒くらいで走ると考えて、その間、選手は息を吸ってないんですよ。
糸井 無酸素で走ってるんですか! はあ、それ聞いてまたびっくりしますね。
増島 400というのは黒人選手が圧倒的に優位な種目と言っていいんです。
大後 もって生まれた筋組成のタイプに関係しますが、距離の長い競技はある程度の体質改善で記録を向上させることはできるけど、短距離は遺伝的要素、素質に依存する部分が大きいんですね。
増島 バルセロナ五輪のとき、ベスト20までずっと黒人で、白人はいない。そういう不利な中で高野選手はアジア人で一人、ベスト8に入ったんです。
糸井 それ知ってたら、もっと味わえたのになぁ。「順位はこうでした」でさらっと流すというのは、出し汁を味わうことなく、お吸い物の実だけ食べちゃうみたいなものですね。
増島 そういう幸せを味わうためにも、スポーツに余分なフィルターをかけてほしくないんですね。
→そうそう、ルールを勉強したり、競技に関する歴史やサイドストーリーを知ることは、その競技を見るのがもっと面白くなる、さらにはまっていくから調べるんですよね、陰謀論に対抗するためとかでは本来はないわけで(フィギュアスケートでは逆になっちゃっている部分がありますが)。だから、ワタスは他の選手やシングルだけでなくアイスダンスやペアのことも知りたいし、それを知るとシングルだけ見ていてはわからなかったこともあったりして、シングルを見るのがさらに面白くなるのだ~。
増島 大後さんが言ったようなことが外的モチベーションとすれば、もう一つ、内的モチベーションがあって、それはコンプレックスなんですね。
今回のオリンピックのメダリストはそういう人ばかり。スケートの清水選手の場合、体は弱くて小さい、喘息もある。
お母さんに聞いたんですが、子供の頃、近所のおばさんに「体が小さいのによく頑張るね」って言われて、ずいぶん怒ったんですって。
相手はほめてるわけだけど、そういう思いって、彼しかわからない。
大後 スポーツ選手って、だいたいそうですね。また、コンプレックスを
感じていない選手は伸びない。
糸井 強く「学ぶ理由」があるわけだ。
増島 サッカー選手にもいっぱいいます。いじめられっ子だったとか。
マラソンの有森選手も、自分は何の取り柄もない、走らなかったら死んだも同然だって、当時リクルートの監督だった小出さんに言ったんですね。
だから彼女にこれだけいろいろなことがあっても、いい走りをすると私は確信しています。
長野五輪スピードスケート銅メダルの岡崎朋美(富士急)選手にしても、ニコニコしてますが、初めて会ったときは練習で富士急の先輩だった橋本聖子についていけず、泣いてばかり。
彼女が言うんです、「スケート馬鹿になりたい」って。
今、時代は、みんな馬鹿になりたくないのに。

糸井 そうかぁ。僕は神々の世界だと思ってたんです。フィジカルな大エリートたちが、紙一重の差を磨きあっているところだと……。
発端はコンプレックスにしても、ものすごくポジティブですね。
増島 ポジティブですよ。清水選手は優勝した翌日に、「金メダルって、こんなもんだったんですね」と言ってる。
どういうことかというと、こんどはノーマル・スケートでつくった自分の世界記録をスラップ・スケートで破らなきゃいけないという世界性を彼がもっているからなんです。
過ぎたことはすっぱり捨てて糧とし、次のことを考えるという発想になってくる。

糸井 そういう人は、奇麗な白い灰になって引退できますね。
増島 でもそれは本当に難しいことで、さっき言った外的モチベーションや内なるコンプレックスを、ずっと持ち続けるというのも大変な才能ですね。
→増島さんと糸井さんお言葉のチョイスがいちいち秀逸で。
スケート馬鹿になりたいと言った岡崎さん。
スポーツはフィジカルな大エリートが紙一重の差で磨き合っているところではないということ。
そして、「外的モチベーションや内なるコンプレックスを燃やし続けることができること自体が大変な才能」だということ。
そういえば、リオオリンピックで引退したウサイン・ボルト選手も背骨の湾曲という陸上選手にしては大変なハンディを持ち(そのために彼は以前は怪我がとても多い選手だった)、マイケル・フェルプス選手はADHDであることを公表していますよね。
そして、清水選手は、金メダルよりも、世界記録を自分で破らなければならないという大変なプレッシャーがもう次のことを考える糧になっている。世界性か~。
そして、そういう選手は「綺麗な白い灰になって引退できる」。
うッ。羽生君にドンピシャ。。。。
第4回
■オタクの世界
大後 科学技術が進歩しても、それだけじゃ見えない部分もあります。
船木(和喜)選手のジャンプについて八木(弘和)コーチが、1センチ目線が違うとか言ってましたね。
あれ、ビデオじゃ見えないですよ。
一つひとつの動きじゃなく、動体視力のものすごく高い人が全体の流れを見て、どこかおかしいというのがわかる。
最後の最後のところは、やはり感覚とか感性になります。

だけどそれ以前の段階では、もっと客観的にできる部分があるし、やっぱり体系化をもっと進めていかなくちゃいけませんね。
だから僕の理想は、よりクレバーな野人を育てることなんです。
頭を使い、なおかつ動物のようにどういう状況にも敏感に対応できる感覚をもつ選手……。
増島 フロー部分の重要性ということでは、「職人気質」という言葉がありますが、スポーツもそういう世界に近い。
スピードスケートの場合、スケート靴の刃は横から見ると揺り籠みたいになっていて、その部分を選手は自分で削るんです。
その日のコンディション、たとえば熱があるなら、どのくらいの発熱なのか、そのときの体重はどうなのか、突き詰める人はそういうところまで考えて微調整する。
それを口で説明するのは難しいですよ。
清水選手のメモを見ると、どのくらい削ったか、すべて「感覚」と書いてある。
感覚—-それは彼の中では徹底した科学性なんですね。
糸井 しびれるなぁ。
増島 これも感覚の素晴らしさということにつながりますが、ジャンプの選手のテクニックですごいのはなんです。
彼らは、強い風が吹く中でも、手首と小指で重心をとってきますから。
手首で高さを調節するのは、外国の選手でもできるそうです。
しかし、原田(雅彦)選手のように、空中で落ちそうになっている体を小指の動きで引っぱって、というのはなかなかできない。
クレバーな野人。
長野オリンピックの年にフィギュアスケートを始めた少年が、見事なクレバーな野人になりましたよー!!
頭は冴え渡る理系、内なる炎はマグマ溜り。
さながら飢えた狼。←ジェフリー・バトル評
羽生君ほど、「クレバーな野人」という言葉があてはまる選手はいないでしょう。
すまんが、ワシは羽生君を品行方正な王子様だなんて思えないww
あと、ジャンプがそんな微細なテクニックでバランスをとっているとは全く知りませんでした。。。(;゜0゜)
落ちそうな身体(地上まで何メートル??恐ろしい)を小指で引っ張り上げる!!!
ジャンプを見る目が変わりました!高梨沙羅ちゃんの試合を見ても、手の動きをみちゃうかも。
ほら、スポーツの細かいテクニックを知ると、見る目が変わるいい実例ですな。
増島 長野五輪で女子フィギュア金メダルのタラ・リピンスキー選手の練習を見ていたら、彼女が突然、音楽を止めに行くんです。
「テープの回転スピードがおかしい」って。
ほんの少しだけ速かったらしいんだけど、私たちには何が起こっているかわからない。
彼女たちはフリーの演技時間の4分間なら4分間を、きっちり体で覚えているんですね。
あれは素直な感動でした。
→ そんなことが~。
大後 一般の人にスポーツ・マインドが育ってほしいですね。
日本の陸上競技の試合なんか、でかい競技場に3000人しか入ってないってこと多いですから。
糸井 オタクをもっと増やす……。
増島 冬のスポーツは地域限定ですから日本でもけっこうオタク揃いです。
あるジャンプ選手のお父さんとスケート選手のお父さんですが、関心するのは、60人選手が出ても1番目から最後の選手まで記録を全部をつけてる。
お父さん、何もそこまでしなくても……。
大後 箱根駅伝でも、「先生、あの選手は何年前に区間何番で走ってました」と教えてくれる人がいる。
増島 オタクといっても、本当は特別なことじゃない。
実は、すごくシンプルだけど肝心な部分をメディアがしっかり伝えてないということなんですよ。
→ 冬の競技はオタク揃いwwwwこの頃はまだフィギュアスケートがそんなに人気がある競技ではなかったことが対談でもわかりますよね。全日本もガラガラだったそうですし。。。スケートはスケートでもスピードスケートの方が人気があった。
記者にまで「お父さん何もそこまでしなくても」と言われるほどのオタクぶりww
そう、オタクといっても、特別なことじゃない。
「先生、あの選手は何年前に区間何番で走ってました」、こういう情報、実はサッカーの母国、イギリスのサッカー実況を聞いていると、頻繁に出てくるんです。ベテランの選手がゴールを決めると、前回のゴールは何年何ヶ月前でした、おめでとう!とかね。
だからオタクな情報でも何でもないんです。
メディアが伝えないだけなんですよね。時間枠がないだけかもしれませんが。。。
振り返りVTRや煽り、バックステージを放送する時間があったら、生中継、競技のうんちくを流してほしい。
それこそ、ジャンプは手首でバランスを取るんですよ!みたいな話題を。
見ている人は絶対に「ほほう!」となりますな。
羽生君の今季のフリーが、長野五輪がきっかけになったプログラムということもあり、この対談を見つけたことはとても面白かったです!
スポーツって、連続していくんですよね。
偉大な選手一人だけではなく、連綿と続くそのスポーツの歴史・レガシーがあってこそ、今の選手達が存在しますし、未来もある。
フィギュアスケートの技につけられた名前。。。ビールマン、クリムキン、バトンキャメルスピン、アクセル、ルッツ、サルコウからも感じることができます。
そういえば、スピードスケートの清水選手とはこんなエピソードがありました。
【スケート】清水宏保氏、羽生との秘話明かす
2016年4月25日6時0分 スポーツ報知
 冬季アジア札幌大会(17年2月19日~、8日間)の開幕まで、25日であと300日。24日には札幌駅前通地下歩行空間で記念イベントが開催され、長野五輪スピードスケート男子500メートル金メダリストの清水宏保氏(42)=帯広市出身=が登場。トークショーではフィギュアスケート男子・羽生結弦(21)=ANA=との“秘話”を明かした。
 「実は、羽生くんが小学生の頃にサインをしたことがある」と清水氏。2人の“共通点”は、ぜんそく持ちであることだった。「羽生くんのお母さんに『ぜんそくでも、頑張れば結果を残せることを教えてほしい』と言われてサインした。僕の唯一の自慢です」と照れ笑い。約100人が詰めかけた会場を沸かせた。
 清水氏は03年冬季アジア青森大会の男子500メートルで金メダルを獲得した。「たくさんの声援が力になって、頑張ろうと思えた」。300日後に迫った札幌大会への来場を呼びかけた。
こういうエピソードを聞くと、長野五輪が羽生君のフィギュアスケートの出発点であり、ソルトレイク五輪が金メダルの出発点だったのかな、と思います。
うーん、「ホープ&レガシー」を見て感じる心がさらに変わりそうです。
こういう濃い話題は土日じゃないと書けないので温めておりましたww
最後に、せっかくなので長野五輪のフィギュアの動画を貼り貼りします♪
動画の森に迷いこまないようにwww


[HD] Ilia Kulik – 1998 Nagano Olympics – SP イリヤ・クーリック (Mintaka Alnilam様)

[HD] Ilia Kulik – Rhapsody in Blue – 1998 Nagano Olympics – FS イリヤ・クーリック (Mintaka Alnilam様)

[HD] Tara Lipinski – Anastasia – 1998 Nagano Olympics – SP タラ・リピンスキー (Mintaka Alnilam様)

HD] Tara Lipinski – The Rainbow – 1998 Nagano Olympics – FS タラ・リピンスキー(Mintaka Alnilam様)

HD] Pasha Grishuk and Evgeni Platov – 1998 Nagano Olympics – OD(Mintaka Alnilam様)
「監獄ロック」

[HD] Pasha Grishuk and Evgeni Platov – 1998 Nagano Olympics – FD “Memorial Requiem”(Mintaka Alnilam様)
そして、つながりがあると言えば、なんと言ってもこちらでしょう。
「ホープ&レガシー」を振付したシェイさんの、ボーン&クラーツ組が長野で披露した、「リバーダンス」。
FDはアニシナ&ペーゼラ組と同点で三位でした。

[HD] Bourne & Kraatz – 1998 Nagano Olympics – FD “Riverdance”
そして、アニシナ様自ら羽生君のホプレガの衣装について、「衣装が似てない?」とおっしゃった、アニシナ&ペーゼラ組のGolden Waltz。

[HD] Marina Anissina and Gwendal Peizerat – 1998 Nagano Olympics – CD “Golden Waltz”
アイスダンスの面々を見ると、カメレンゴ、シェイ・リーン=ボーンさん、アベルブフなどの今をときめく振付師達が出場していて、ここでも歴史を感じます。ちなみにモロゾフもいますww勢揃いやwww

[HD] Kazakova & Dmitriev – 1998 Nagano Olympics – SP(Mintaka Alnilam様)

[HD] Kazakova & Dmitriev – 1998 Nagano Olympics – FS(Mintaka Alnilam様)
ちなみに、ペアで金メダルをとったドミトリエフさんの息子が、ロシア男子シングルのアルトゥール・ドミトリエフ選手です。
それにしても、この頃の旧ソ連の国々の特にペアとアイスダンスでの充実ぶりよ(゚д゚)
ではでは~。

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羽生結弦+α
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コメント

  1. より:

    「一銭の金にもならないことは、よく知ってるねw」
    ↑このイタイ言葉は、ワシがついフィギュア薀蓄をたれちゃった時に、家人に言われたことだよーん!アタタタタ(←ケンシロウ風)
    その分野に興味ない人間からすると「ふーん」くらいの話でも、オタにとっては「おっもしれー」となりますね。今回のちいこさんの記事は「おっもしれー」でした。(失敬!失敬!)
    ありがと。こんな面白い対談ありがとうだ!w 
    18年前の対談なのに古さを感じないのが、どういうことなんでしょうかね?www
    最近放送してた真凜ちゃんの「少女が世界一に輝くまで」とか、全日本ジュニアでの真凜ちゃんの主役扱いとか、サイドストーリーありきの放送スタイル。変わってないもんなぁ。。。
    日本のマスメディアがその時代から進化止めちゃってるのかもしれませんね。
    まあ、マスメディアに期待も特にしてないので、選手の迷惑にならない範囲ならどうでもいいっちゃいいんですけどね。
    オタクの世界でわかるなーと思ったのは「お父さん、何もそこまでしなくても……。」ですねw
    この記録を全部つけている。で思い出したんですけど、今回N杯に行った時に、ワシの周りに3人ほどいましたよ。記録つけてる人ww リザルトを後で見ればわかるけど、つい癖でメモ取っちゃうんでしょうね?w …でもワカルんだよなぁw 楽しいんですよね。うんうん。
    まあ、全くその分野に興味のない者にとっては「なにソレ美味しいの?」なことなんだろうけど、美味しいんだよね。「この味はわかる奴しかわかんない!」みたいなw
    …ワシも最近、そういう自分にしかわからない美味しいことがありましたよ。。。
    ちいこさんが動画を貼ってくれてるグリシュク&プラトフのメモリアル。タラソワが作った名作でおなじみですけど、この曲、今季ポゴが滑ってるじゃないですか。
    ワシ、ロステレでタラソワ解説のライスト見てて、ポゴが滑ったときにタラソワ何言うかなー?とニヤニヤしながら見てたんですよ。こんなことも「なにそれ美味しいの?」ですけど、美味いんだよねー。
    フィギュアスケートは、長く観ていくと、そういう自分にしかわからないうま味がどんどん広がっていく競技ですよね。まあ、どんな競技でもそうですけどね。
    あとね、ゆづは清水宏保の本を読んだり、言動を参考にしてたと思います。それは、ソチの時に思いましたね。メディアのあしらい方とか、プレッシャーの対処法は清水氏のやり方を参考にしたんだと思う。清水宏保も競技に勝つ方法をロジカルに考えていた人でしたね。

  2. より:

    2回目のコメント投稿です。
    北海道遠征からお帰りになられたばかりでしょうに、濃い記事のご紹介、有難うございます。増島みどりが懐かしい‼‼‼当方この時代はばりばりのサカオタで2002年W杯は仏代表見たさに韓国遠征とかしてました(‘◇’)ゞ
    >外的モチベーションと内なるコンプレックス
    そうそう。ライバル大歓迎!な羽生さんみたいなタイプはトップアスリートマインドを根っから持っているんでしょうね。
    >イギリスのサッカー実況
    わかります~ビンテージ情報がリアルに生きててて時空超えてくる感じ。
    >タラリピの長野曲かけ逸話
    初耳でした。長野時代の日本は、国際大会の開催はNHK杯のみで、裏方さん達も不慣れだったのではないでしょうか。試合で「曲かけのタイミング」も最近の日本は最先端いっている気がして隔世の感があります。
    >「感動をありがとう」の弊害
    やたらVTRありきの民放スポーツ中継なんてまさに。
    コアなファンはライスト中心かCS放送に流れ、地上波はますます演出込みの中継でファンが両極化している気がします。それでもサッカーは既にメジャースポーツの地位を確立していて、解説者もそこまで初心者向けのトークは無い。ヘタなTV実況にはフィギュアの非じゃないくらいクレームがくるでしょうからコアファンもそこそこ地上波を見ている。フィギュアは解説者もTV実況もスキルを上げないとダメだなと感じることが多いですね。
    アニシナの衣装、確かに似てる!アイスダンスは2位のクリロワ&オフシアンニコフも現在コーチで活躍されてますよね!フィギュアってオタッキーで狭い世界だよなぁとつくづく実感します(汗)。

  3. りんご より:

    ちいこさんの策略?にはまり、まんまと動画の森に迷い込みましたww
    しかし、イリヤ・クーリックの衣装、ラプソディーインブルーでヒョウ柄? 謎です。
    長野の時、ペアで銀メダルだった女性、確か練習中に頭に障害を負ってそこから復活、銀メダルだったんですよ。小柄で可愛い感じなのに根性が凄い! ソ連凄すぎる、と周囲で話題になった記憶が。この頃は、アメリカも強かったですねえ。頑張って欲しい。
    そして濃ゆい記事ありがとうございます。すごく面白かったです。
    やっぱりツボだったのは、クレバーな野人ですね。ほんと羽生くんにこそぴったり。ループのシュッ、パッっていうのも彼の中の徹底した科学性からの感覚ってことなんでしょうね。
    あと、今はマスメディアより、見ている方は成熟してきていますよね。TV局なんかは大企業になりすぎて、過去の成功例に執着するありがちな病に陥っているのではないかと。
    ユーリオンアイス、初回を見逃してすっかり見る機会を失ってしまったのですが、ユーリからフィギュアみてファンになる心理、めちゃ共感できます。
    私がフィギュアを見始めたきっかけは、槇村さとるさんの「愛のアランフェス」という漫画でして、今考えるとトンデモなことがいっぱいなんですが、面白かったんですよ。
    これ読んでから数年後、サラエボオリンピックだったので、私にとってはトービル&ディーンのボレロは特別で…。
    それはともかく、今でも覚えてるのが、漫画の中で4回転を試合で試みて転倒するんですけど、試みたことが評価されて結構高い得点が出るエピソード。このころは4回転って漫画でも未知のジャンプだったんですよね。調べてみたら、カートさんが初めて4回転成功したの、この連載終了(1980年)の8年後でした。そこから25年以上経って今や2次元を超えてるんじゃ…、というところですから、凄いです。
    そんなわけで、ユーリからフィギュアの楽しみを知る人が増えるといいなぁと思ってます〜
    また長くなってしまった。すみません…。

  4. さくらゆじゅ より:

    と開き直ったりした。(笑)
    今日は青のカラコン入れていたので、ヴィクトルごっこして遊んでました。
    ユーリ!!!アメージング!!!(嬉)
    ユーリ一生引退しなければいいのに・・・
    おまえら、師弟関係であって、恋人関係やないやろ・・・と常にツッコミいれずにはいられません(^^;
    リンクに礼!してるときは、なんか、道場に入る時のようで、おお、サムライーと思ったりもするけど、失敗したところに滑って行って地団駄踏んだり、舌打ちしたりしてる人は品行方正じゃないと思いますニッコリ(^-^)ま、そういう青臭いところを見て、「ふふふ若いのうー」とおばちゃんはおもうのです。
    でも野人というとサッカーの方が浮かんじゃう(笑)

  5. ちいこ より:

    お久しぶりです!
    どうしていらっしゃるかな~と気になっていました~お忙しかったようで汗。
    ワタスも、来週再来週は頑張らないと~汗と焦っております。
    ユーリ、実は4話くらいから見ていないんです汗。
    こちらでは遅れてBS朝日での放送しかなくて、日によって放送があったりなかったり、そしてレコーダー容量がNHK杯の頃は本当にギリギリだったので、録画もあきらめ。
    最初の頃より、さらにヤオイ色が強くなったと聞きましたがの~私が見たかったのはそういうのではないのですが。。。
    いやでも見ないとわからないですね汗。
    羽生君はアニメもドラマも超えちゃってますな。

  6. ぐりこ より:

    先週は鍵アカでコメントだけ残して申し訳ありませんでした。
    別な話題を探している中、こちらのブログにたどり着いたのですが、改めて感想を書かせてください。
    ほぼ日刊イトイ新聞の記事、元サイトも読みました。どれも面白い内容でしたが「オタクの世界」のところがダントツでした。個人的に、伝統職人の匠の技って大好きなのですが、トップクラスのアスリートは正に匠の領域ですよね。考えてみると、エッジを絶妙なボディコントロールで自在に操るフィギュアスケートは職人芸の塊、もっともっと極みの技をメディアでも紹介してほしいと思います。
    そして、匠の技を言語化・視覚化し、再現可能な技術として作り上げていく羽生選手には、このまま「クレバーな野人」を極めてほしいです。
    メディアスタンスが18年前と変わらない、というのは残念すぎますが、一般人の需要が18年間変わってないと思われているとしたら…自分の意見を表明できるツールが増えた今、(クレームではなく)もっと要望をあげるべきかもと思いました。
    フィギュアスケート解説もこの数シーズンでぐっと変わりましたよね!(有料の専門チャンネルとはいえ、岡崎さん解説は凄かったです)
    このエントリを書いてくださったちいこさんに感謝です。これからもこちらのブログに立ち寄らせてください。

  7. ちいこ より:

    > 先週は鍵アカでコメントだけ残して申し訳ありませんでした。
    > 別な話題を探している中、こちらのブログにたどり着いたのですが、改めて感想を書かせてください。
    >
    > ほぼ日刊イトイ新聞の記事、元サイトも読みました。どれも面白い内容でしたが「オタクの世界」のところがダントツでした。個人的に、伝統職人の匠の技って大好きなのですが、トップクラスのアスリートは正に匠の領域ですよね。考えてみると、エッジを絶妙なボディコントロールで自在に操るフィギュアスケートは職人芸の塊、もっともっと極みの技をメディアでも紹介してほしいと思います。
    ぐりこさん、あらためてのコメントうれしいです♪
    教えてくださいましてありがとうございます~。
    スケーティングの難しさと美しさをもっとマニアックに引いてしまうほど語ってほしいですよね!
    その方がインパクトが強いと思うのですがね~。
    >
    > そして、匠の技を言語化・視覚化し、再現可能な技術として作り上げていく羽生選手には、このまま「クレバーな野人」を極めてほしいです。
    羽生君こそクレバーな野人ですよね。
    >
    > メディアスタンスが18年前と変わらない、というのは残念すぎますが、一般人の需要が18年間変わってないと思われているとしたら…自分の意見を表明できるツールが増えた今、(クレームではなく)もっと要望をあげるべきかもと思いました。
    SNSが普及して、ライストで映像も見て結果もツイッターなどで即座にわかる今、変わってないのは10年前で止まってしまっているテレビ業界の人の意識だけなのかなと。
    もっと要望おあげていいですよね!
    全日本男子ショートのライブ放送は素晴らしかった~。
    >
    > フィギュアスケート解説もこの数シーズンでぐっと変わりましたよね!(有料の専門チャンネルとはいえ、岡崎さん解説は凄かったです)
    >
    > このエントリを書いてくださったちいこさんに感謝です。これからもこちらのブログに立ち寄らせてください。
    岡崎さんの実況は本当に素晴らしかったです。
    何回か見たら通になった気分になるかも~ww
    織田君の解説も素晴らしい、NHK杯のアイスダンスのみやけん先生もSDの課題の「ミッドナイトブルースというパターンダンスとはなんぞや?」の解説から始まり、とてもわかりやすくてかつ細やかで素晴らしかったです。
    オリンピックのアイスダンス解説はミヤケン先生にお願いしたい~。
    また、ぜひいらしてくださいませ♪

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