もともとマニアックな方向に行きがちな自分…羽生選手のおかげで世界が広がりました。
だんだんと、昔有名だった選手ってどんな選手だったのか?
(カート・ブラウニングとかロビン・カズンズとか。カートさんは羽生君のEXのドアーズ振付、カズンズさんはアボット選手のSP見てそのセンスの良さに惚れて。)
とか、あのオリンピックで優勝した選手って誰だっけ?に始まり、なんでイギリスのフィギュアスケートはこんなに衰退したんだ?とか広がっていき、最近ウィキペディアやグーグル先生で見て
「これはひどい…まさにジンクス!」
とちょっとびっくりしたのが、パトリック・チャン選手がカナダのメディアからオリンピック前でうんざりするほど言われているジンクス。
「カナダの男子フィギュアスケーターはオリンピックの前年に世界選手権で優勝するとオリンピックで金メダルとれない」
というものです。ま、いつかは破られるんでしょうけど。
それほどでもないでしょ~?と思って何気に最近「ロックテイスト入っていて超好みのスケーターかも」とお気に入りのカート・ブラウニング大先生のウィキを見てみた。
…ひどい。カナダ男子の中で一際ひどい!
ちょっとびっくりである。
どうひどいかというと…
世界選手権1989 金メダル
1990 金メダル
1991 金メダル
アルベールビルオリンピック 1992 6位(…。)
世界選手権 1993 金メダル
リレハンメルオリンピック 1994 5位(…。)
1987年~1997年まで、カナダ男子は無双状態で カート・ブラウニング、ブライアン・オーサー、エルビス・ストイコと金メダルの嵐なのに、なぜかオリンピック金メダルはなし。そしてその後ヤグディンvsプルシェンコの時代がはじまっているのが面白い(この二人の無双ぶりも気持ちがいいほど!)。私の記憶はみどりさんとヤグプルしかない…。
とくにこのカート・ブラウニング選手、オールラウンダーで、技術、センス、ルックス、カリスマ性と全てそろってたようである。なのにオリンピックに2回出てメダルすらないとか。
オリンピックは実力もだけど運も必要なのだと痛感させられるなあ…。
さてさて、パトリック・チャン選手はこのジンクスを破ることができるのでしょうか?
あと気になるのは、イギリスのフィギュアスケートはなぜこんなに衰退したのかというの…。ロビン・カズンズとかトービル&ディーンとか。フィギュアの概念を変えたと言ってもいい歴史的なスケーターを排出していたのに、今じゃほとんどゼロ。この前の欧州選手権でもひそかに大英帝国国旗をチェックしていたけど、ほとんど最下位。
なぜこんなにイギリスが気になるのかというと、ブリティッシュユーロスポーツのフィギュアの解説が詳細かつユーモアに富み、フィギュアへの愛にあふれているから。
こんなにいい解説をするからには、フィギュアが盛んか、過去に盛んだったに違いないと思っていたので。
また調べてみよう。
コメント