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「これまでの人生で見たこともない美しさ」。モモ博士の「覚え書きあれこれ」に最新のオーサーコーチインタビューと羽生君の新プロ、オペラ座の怪人とバラードNo.1のお話が。

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こんにちは!

オーサーコーチがカナダで開催されている「オータム・クラシック」で、羽生君のことをたくさんお話してくださったようで。
ブログ「覚え書きあれこれ」のモモ博士がオーサーコーチのインタビューについて素晴らしい翻訳をしてくださいました!

【一部抜粋】
これまでもハニュウが良いと思っていた人は、今年の彼を絶対に見逃さない方が良い。彼は二つの新しいプロうグラムを準備しているが、それらはオーサーいわく、「これまでの人生で見た事もないほどの美しさ」だそうだ。(たくさんのプログラムを見て来ているオーサーが言うのだからよっぽどだろう)
腰の痛みが出たハニュウはシーズン序盤の競技を休むことにして、先週、フィンランディア杯を欠場した。オーサーによると、これはあくまでも予防の意味であるらしい。「大事をとった」と彼は言う。「早まるといけないからね。我々はシーズンのここ、といった時に彼をピークに持って行けることに重点を置いている。」
オーサーは、ハニュウがオリンピック・チャンピオンとして多くの責務があったため、夏の間、取るべき休みを十分に取れなかったのだと思っている。ハニュウは全て(の責務)を丁寧に務めてしまうから。ショーもたくさんこなし、かなり乱暴で無茶なジャンプ・コンビネーションもやっている。「日本のアイスショーではね、みんな順番に跳んでこれでもかとお互いに張り合うからね」と、オーサーは言う。
そしてハニュウは決して挑戦されると後に引かないタイプだ。「ものすごく興奮して、気合が入っちゃうんだ。それを瓶に詰めておきたいって思うくらい」(訳注:保存食のように、後々、必要な時に使えるように)
ハニュウは夏の間、二三週間くらいしかトロントにいなかったが、ここ三週間ほどは(ちゃんと)そこで練習している。初めて、シェイリーン・ボーンがハニュウのためにプログラムを振り付けた。それがフリーだ。曲目は「ファントム・オブ・ザ・オペラ」、これまでも多くのスケーターがさんざん滑ってきたじゃないか、と思われるかも知れないが、まあ、それらはボーンの作品ではなかったから、とだけ言っておこう。
オーサーが初めて、5月にこのプログラムの骨組を見た時は、鳥肌が立つほどではなかったらしい。だがひと月前にハニュウがボーンともう一度、振り付けに重点をおいて合わせた時、オーサーはそれらのセッションの成果に驚愕した。「信じられないほどの仕上がりだった。シェイリーンなら出来るだろう、って思っていたものが全て出た感じだったね」
ハニュウのショートを創ったのはジェフリー・バトルで、ショパンのバラード1番を選んだ。バトルから曲を送られたオーサーはすぐにそれを気に入った。「いいけど、今度はこれをハニュウに売り込まないといけないんだよ」とバトルに言った。
だがハニュウもすぐに気に入った。バトルの特徴は振り付けにもよく出ている。ハニュウはプログラムの冒頭で14秒間、目をつむったまま立っている。そして目を開くと、「そこから一気、だね」とオーサーは言う。


ブログ「覚え書きあれこれ」
http://ameblo.jp/mkp2012/entry-11939573173.html

羽生結弦(Yuzuru Hanyu) 2014 FaOI Toyama 「Ballade No.1」


この冒頭の静寂からの動き出し素晴らしいですよなあ✨


それにしても、オーサーが羽生君のショートとフリー、二つのプログラムのことを「これまでの人生で見たこともないほどの美しさ」と表現するなんて、どんなプログラムに仕上がっているのかな?
ここまで言うなんて,相当自信がないと言えないと思う。
ワールドフィギュアスケート紙でもショートのバラード1番のことを「今まで見てきた中で一番美しいプログラム」と言っていたし、ベストコーチ賞まで受賞したオーサーが審判へのアピール云々は抜きにして、生半可な評価ではそこまで言わない…というか、言えないと思うんだな。

ショートは全貌が明らかになっていますので、フリーのオペラ座の方がとても気になります。
シェイリーンが過去につくったプロを見ると、とてもエモーショナルなプログラムが多いですよね。

○「道化師」2012全日本選手権
http://youtu.be/N1TwjZhIwac

○印象的なポージングが多い荒川さんの「フローズン」
http://youtu.be/zJX28lew4h4?list=PLA1550B3A18AFDEF4

○言わずと知れたあっこちゃんのバンクーバーOPフリーのプログラム「ウエストサイド・ストーリー」 2009全日本選手権
http://youtu.be/urnMcbhKjZs

ムムム…しーさまのフローズン、ちょっと、一部公開された羽生君のオペラ座彷彿とさせるわ。

上品な、氷のような色気ね。

しーさまも伸縮性のあるスケーティング(ウィルソンの羽生君スケート評)ですね。

そして二人とも手足がすらりと長く、ポーズが絵のようにはまります(///∇//)
ウィルソンプロのように、繊細で美しくそれでいてさりげなく計算されたプロとは違ってそれなりに計算されてはいるんだろうけど、それよりも、曲・音の空気感をつかみ、振付にはめ込んでいるように思う。
だから、見ている人は、その演技を見ているうちに気持ちがふつふつと高揚してくる。
また、印象的なポージング、間の取り方も多いですね。
例えば、大ちゃんの「道化師」で、後半、一番の盛り上がりのところで、リンクショートサイドからななめ逆方向へザーッと滑っていくところがあるんですが、鳥肌物!
でもシェイリーンはそんなのは二の次で、この盛り上がりではこれしかない!とばかりにザーッと滑らせ、点数にならないような振付を入れてくる。強いて言えばPCSのINに関係するくらいか?
でも、そこが好きだ!
シェイリーンのプロは点数が出ないと言われていたけど、そんなのはもういい(でも大ちゃんの道化師は出ていたと思うけど)。
羽生君にはそろそろ遊びのあるプログラムをしてほしいなあと思っていたので、シェイリーンはうってつけじゃないなかあ。
早くシェイリーンと羽生君の二人のケミストリーが生んだオペラ座の怪人を見たいです!

また、いつのまにやら、スケート・アメリカの開催まであと9日となりました!
皆様、ついにベールを脱ぐ、北米アラスカな町田樹氏の交響曲第9番(お茶の間エアー合唱付き)の準備はお済みでしょうか?
ちなみに、カタカナドイツ語ですが、第9番歌えますww
シーズンガイドで、曲だけでも凄いとまっちーが言っていたので、期待大です。
だって、ほら、ロシアのプロって、曲の繋ぎがツギハギ…げふん…ああいうのより、曲がスムーズに繋いであって違和感ないのは、映画における脚本のようなもの。
ミルズ先生はバレエご出身ですから、その辺の意識は高いでしょうし。(なのにあのバレエ大国のかの国のプロはなぜにツギハギ…)
しかも、スケアメに出る選手…。
アディアン・ピトキーエフ君、ジェイソン君、マルティネス君、デニス・テン殿下、ガチンスキー君、アボさん、(おじゃんさんのものである)ヨリヘン君、はるかちゃん、ラジオノワちゃん、タクタミシェワちゃん、メイテさん、GG、カワスミペアでございますよ??

超豪華!

私的には羽生君を除けばNHK杯より楽しみ…ゲフンw

いや~月日が経つのは早いものです!

それにしても、毎週のお茶の間フィギュア観戦、身が持つかな…汗。


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コメント

  1. おじゃん より:

    あのね、ちいこさん、スケアメに(私の)ヨリヘンも出るの♡(小声)
    表彰台とかそんなレベルじゃないのは解ってるけど、ヨリク好きなのよー!!
    ・・・・・失礼しました。
    シェイちゃんPCSの事はうっちゃってる振り付けとは言われてますけれど、上手く嵌まれば極上プロになる事間違いないですよね!
    本当楽しみ!!(^^)

  2. mike より:

    すできな動画、ありがとさんです。
    あっこちゃんの「ウェストサイドストーリー」かわいかったですね。ジャンプの前の手の上げ方とか、スピンのポージングとか。いや、ふつう、こんなポージングしないんじゃない?でも、すてきだわ~~~。
    んで、荒川さんの「フローズン」。もうね。いいですわ。荒川さんの家―時にぴったり。クールで。途中でイーグル?でずう~~っと滑っていかれるところで「わわっ。なが。まだ同じポーズのまま・・・」と感動し、イナバウアーでの2段階にわたる腕のしならせ方&途中のためにうっとりし。ほんにクールビューティーという言葉はこのためにあると思いましたよ。
    ゆづさんのは、こんなのに「静かなる情熱」みたいなのが加わるのでしょうね。きっと。
    お披露目、切望!

  3. ちいこ より:

    >おじゃんさん
     おじゃんさん、こんばんは!私もこそっと、ヨリヘン君をスケアメの出場選手の中に追記しましたので(^O^)ヨリヘン君…今度、よく見てみますww。シェイリーンの振付、ホント、はまれば虜になりそうなプロになりそうですよね~。
    ああ、早く見たい~ワクワク♪

  4. ちいこ より:

    >mikeさん
     mikeさんこんばんは~(・∀・)荒川さんのフローズン、いいですよね~。イーグルもイナバウアーも美しす…シェイさんは荒川さんの得意技やどこが魅力がわかっていて振付していますですね(^O^)
    「静かなる情熱」…いいですね! メモっちゃおうφ(.. )メモメモ。青い炎、限りなく透明に近いブルーな感じ?いいですね~透明感のある氷のようなファントムもイイ…。
    早くお披露目してほしいですね~( ´艸`)

  5. 赤毛のアン より:

    荒川さんのは美しいね、、私はあのトリノのEXにすごくショックを受けるほど感動したんだけど、この演技も決して派手じゃないのにただただ美しいと思ったです。うーん、まだまだちいこさんみたいに感想が言えないんだけど。
    でもね、もっと感動したのが鈴木さんの演技だった。あふれんばかりのこのプロに対する「演じ切る」っていう楽しさというかやってやる感というか、素晴らしかった。などほどアイスダンスって感じやね。うーんボキャ貧相やけど。キスクラ、こっちまで泣きそうだったよ。
    とにかくシィリーンの振付が今までの羽生くんっぽくなく、しかも期待できるというのはこの記事からもわかったよ。
    そうか、PCSを上げるためのステップっていうのがデイビットの振付にはあったってことなんやね。私にはまだまだ「はあ~~結弦くん美しい~~」って思ってるだけだから、そこまでわからなかったよ。それでみんなデイビットの振付あまり好きじゃないっていう人が多いのかなあ。
    でも、羽生くんもこれから年を経るごとに、こういう演技をしてみたい、こういうダンスを取り入れたいっていう欲望が、どんどん出てくるのかもしれないよね。今までは勝ちに強く拘ってたからそういうプログラム作りにしたかったんだと思うけど。
    ちい子さんが言いうように二人のケミストリー反応に期待しちゃう❤

  6. ちいこ より:

    >赤毛のアンさん
     荒川さんはひたすら美しいですよね、なんなんだろう、あの美しさ。あっこちゃんのウエストサイドは、バンクーバーのが好きなんだけど、オリンピックの映像ってやっぱり厳しいのね~メダリスト以外はフルバージョンしかないの(公式の)汗。あのステップでの音楽の乗り方はさすがあっこちゃんですよね♪
    デイビッドの振付って、すごく綺麗で新ロミジュリも大好きなんだけど…計算されすぎてて、エモーショナルな部分というか無駄がないというか、見ていて「ウワ~ッ」ってなるプログラムがもともと少ないような気がする…汗。当たり外れも結構あるらしいしね。
    羽生君はえたいの知れない、枠にはまりきらない魅力があるから、デイビッドの計算されつくしたプログラムではその魅力が十二分に発揮されないような気がするんだなあ。今ではPCSも上がっているし、もっと自由な表現にこだわった色々なプロが見たいですよね♪シェイリーンさんとはきっと合うよね~オーサーはその辺よくわかってそうだしо(ж>▽<)y ☆

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