PR

ブラボー!町田君! ほか「魂のプログラム」買いました!【追記あり】

スポンサーリンク
スポンサーリンク

おはようございます!
JOの感想を上げようか、JOで買った戦利品を貼ろうか、それともまっちーの話を書こうか迷ったあげく、いまだ頭の中を占拠しぼーっとさせている町田君のことを書こうかな。
ホテルでスマホ入力ですので、短文乱筆お許しください。
町田君のことにカーニバルで披露されたアダージェットは、
私はショートサイドのど真ん中の席だったのですが、何回かショートサイドの向こう側からこちらの方までスパイラルの姿勢で滑ってくるところがあったのですが。。。
町田君は、その軌道がまっすぐなんですよね。
本当にまっすぐで、コンパルソリーなどで血のにじむような思いで鍛えたスケーティングなんだと感嘆しました。
町田君の素晴らしさは、愚直なまでにまっすぐで真摯な作品づくりだと思う。
JOで披露されたピアノの音と戯れるような小作品2プロはピアノのキラキラした音と見事にマッチしていてチャーミングでした。
最後だから、壮大なプログラムなのかと思いきや、肩肘はらず「もう終わり?」と思わせる愛らしい小作品。
まるでフィギュアスケートはクラシックを使うとなると壮大な音楽を使わないとという固定観念があったのが、愛らしく短くても中身がギュッと詰まったプログラムでもいいのだ、という町田君からの提案のように感じました。
衣装も袖のふくらんだブラウスの身頃に刺繍が施されていて、ヨーロッパの田舎の村祭りでダンスを踊る青年のよう。
演技のあと、「一言だけ」と言いつつ4分超える解説を始めちゃったりした時は周囲がにんまり「出たな」という雰囲気が。
印象的だったのはまわりの製作者への方々へ繰り返し感謝を述べていたことでした。
カーニバルで披露されたのは、「人間の条件」。
マーラーのアダージェット。
ほぼ、フルで曲を使ってきた大作でした。
そういえばベルリンフィルのカラヤン指揮のマーラーは、これまたまだお金がない時に視聴しまくり、「これだ!」と思って買ったのがカラヤン版でしたなあ。
ど素人なんですが、凄くゆっくり(指揮者によりテンポが違っていて視聴した時びっくりした記憶)でなんとも言えない哀愁があるんです。
輝くような乳白色のブラウスがシンプルかつ美しい。
途中、青いスポットライトが点、点と映しだされる中、町田君はスポットライトの中ではなく外をうつむきながら進んでいたシーンがあり、なかなか結果が出なかった時代のことだろうかとそこが印象的でした。
途中、何度も倒れては起きあがるシーンも。
そして、先程も書きましたがスケートのまっすぐなライン!
ミリ単位で位置を違わぬ製作者魂たるや。
町田君はオリンピックのメダルを持っているわけではなく、羽生君、真央ちゃん、大ちゃんのように大衆的な人気があるわけではなくても、これだけ大きな舞台による引退公演とセレモニーができたのは、
ひとえにアイスショーで披露するプログラムづくりへの誠実な、真摯な姿勢の賜物でしょう。
フィギュアスケートに対する愛、考えが深く全体を見渡していることが、「プログラムから」わかるからだったのではないか。
アイスショーだから、やる気が出ないから、ではないのだ。
圧倒的な人気というものがない彼にとっては、後がない一期一会の披露、批評の場であり、クオリティペーパーによる評価とオーディエンスによるSNS等での評価を受ける闘いの場であったのだ。
大衆的な人気があるわけではない、とはそういう厳しさを伴っているのだ。
(けしてどこかの誰かへの嫌味ではありませんw)
そして最後に町田君は最後の願いとしてこうしめくくりました。
『演技後には、スケート仲間から花束を贈られ「本当に最後このような華やかな舞台を作り上げてくださったみなさん、改めて本当にありがとうございました。本当に私ひとりでは創作できなかった…。かけがえのない作品を滑ってこられたことを誇りに思います」と感謝を述べた。
 ファンに向けてもメッセージを残し「フィギュアスケートは誰かに鑑賞されることを意図する。自分以外の他者に向けられた表現活動で、だからオーディエンスは必要です。フィギュアスケートをブームではなく文化に、みなさんの力で変えて行ってください。それがフィギュアスケートの実演家としての最後の願いになります」と話した。』
日本でフィギュアスケートというスポーツをブームではなく文化に、はなかなか難しいかもしれないが(外来のスポーツでは野球は文化になっているが、サッカーはいまだ文化にはなっていない)
羽生君ファンの多くは羽生君が引退したら去っていくだろうと考えられているようだが、どうだろう?
SNSで見られる過激で声の大きい人達のために印象が歪められている感があり、昨日のJO、カーニバルとも持ち物などにより「羽生君ファンかな?」という方がちらほらいらっしゃいました。
私のゆづ友さん達も何人も参加していましたなあ。
やはり底辺を広げた、というのは羽生君人気の一番の効果ではないかと思います。
知り合いにも何人もファンになってからスケートを始めた、という方がいらっしゃいます。
まあ、引退したら確かに減るかもしれないけど思ったよりはごっそりではないと思うのだ。
やはりフィギュアスケート観戦は楽しい!
うん、しかし特に地方住みにとっては行く前の家族との調整など大変な面も。
以前ハリウッド女優のどなたかが言っていましたが、男性が遊びに行くには一言ですむのに、女性が遊びに行くのにはなぜ事前の周到な準備が必要なのか?という問いかけをしていたことがありました。
事前の準備には相当な熱意とエネルギーが必要ですよね。
フィギュアスケートのファンは女性が多いので、その点からも行く人が限られてしまいますし、今まで行けていた方も推しが引退するとその原動力がなくなるのは大きいのかもしれません。
うんうん、男性のファンも多い他競技にはない悩みかもね。。。チケットも高いから、働いている人か裕福な人でないと行けないし。
そう言えば、フィギュアファンの男性ファンで家族の理解が、とか大量の作り置きをしてとか、子供の面倒を両親に頼んで、とか見かけたことねーですわww
最後に、町田君はカーニバルでも特に製作に携わってくれた方へ繰り返し感謝をしていました。
そしてスケーターへの温かな支援にも。
スケーターは世界中で血のにじむような努力をして立っていることを繰り返し述べていました。
みな闘っていると。
あくまで後輩を盛り立てる姿勢に胸を打たれました。
自分が盛り立ててもらうのではなく。
(どこかの誰かへの嫌味ではありませんw)
町田君、今まで素晴らしい作品を「実演」してくれてありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう!
余談ですが、会場で先行発売されていた新書館、WFS発行の羽生君の『公式』写真集である
「羽生結絃 魂のプログラム」
が先行発売されていたので買いました!

2018100707061589b.jpeg

初回特典は両面でソチと平昌のセレモニーの写真が印刷されたA4のポストカード。
どちらも「あの写真だ!」とわかる有名な写真です。
そしてこちらの本は、
『著者 羽生結絃』となっています。
中の装丁も豪華で、上質な紙、鮮やかなインク、雑誌で巻頭にきていたような有名な写真の数々。
ボケた写真は一つもなし。
たぶん写真は羽生君が最終チェックしたのでは?と思わせる素晴らしい写真の数々です。
プログラムが写真つきで順にWFSにより解説され、巻末にプログラムと戦績と写真の撮影者と出展が細かく書いてあります。
これは買って良かったと本当に思いました、おススメです!
と同時に著者が羽生君になっており、巻末にクレジットが詳細に書いてあるのと、値段の高さから(2700円)、最近話題になっているなんちゃらニュースとかいう『写真集もどき』の発行差しどめの理由も分かるというもの。
他の選手の写真も入れて欲しいというのは、そうしないと写真集の体裁になるからでは?
羽生君「公認の写真集」は、
正規の手続きを踏み、上質の仕事をし、写真の本人と打ち合わせを重ねてやっと発行される写真集(能登さん田中さんのも同様)は出版社の人件費、材料費などかなりのコストと時間がかかっているはず。
今までが正直者が損をしていた、そういう状態だったんでしょう。
造り手側の立場にもなりうる社会人ならわかると思いますがね。
CHANELとchannelみたいなもんでしょ?
あとマサルぬいぐるみ(お座りMサイズ)とフィギュアスケートライフも買いました!
マサルのぬいぐるみはすんごく可愛いの💕
フィギュアスケートLIFEはクワドラプルアクセル発行の応援ブックとかなり被っている部分もありました💦
【ここから追記】
どちらか一つだけでもいいかも。←ここは訂正しました。
羽生君の独占インタビューのページが2Pありまして、こちらは他には出ていない内容がありまして面白かったです!
4Aの状況とFAOIで羽生君がニジンスキーの曲をすると知った後のプル様の様子とかwジョニーのことも。
あと今シーズンの抱負も語っていました~
あと、ブライアンのインタビューがより詳細に掲載されていてこちらも興味深かったです。
先行発売なのであまり書くとよろしくありませんが,一つだけ。
羽生君のSP、FSとも羽生君側で編曲されたそうです。おお~SPもですか!
【追記終わり】
はあ、いまだ町田君の興奮さめやらず。
JOの感想はまた後ほど。
一言だけ、しょうま君のSPは素晴らしいがFSはやはりアカン。
手直しが必要というレベルですらなく、かなりの改変が必要なのでは。。。と感じてしまう。
ネイサン君はアイスショーでは脅威を感じるほどだったが、やはり競技になるとサカサカスケートに戻っていた。。。( ̄▽ ̄;)
あの構成をコーチなしでやるのは無理だと思うよ。
今はまだいいけど、徐々にジャンプフォームなどにも影響が出てくるかもしれない。
真央たそを思い出す( ̄▽ ̄;)
ザギトワちゃんは圧巻でした!
一人だけ次元が違いましたわ。。。立場が人をつくっていくのだなと、あらためて思いました。
それでは、ではでは。

フィギュアスケートランキング

コメント

  1. ふくmama より:

    はじめまして。
    最近こちらのブログ知りました。羽生くんだけでなくてフィギュアの競技全体を楽しんでおられるようで、私にとってはとても貴重で心の底から楽しめるブログありがとうございます。子供の頃からフィギュアは放送があれば見ていましたが、伊藤みどりで好きになり、荒川静香で萌え萌えし、どハマりしたのは羽生くんです。彼の技術が進化するんで、おかげさまで最近はアイスダンスがすっかり好きになりました。羽生くんにハマる真の効能はそこだと思うので、羽生くんには熱く、他についてはそこまでではないけれど しっかり見て感想を持たれている主様のブログほんとうに面白いです。うちは先の台風でアンテナが壊れ、それを機にBS加入するのでこれからのフィギュアシーズン楽しみでなりません!!
    これからも楽しみにしてますんでどうぞよろしくお願いいたします。

  2. ぺけにゃん より:

    お久しぶりです!
    わたしもJOとCaOI行きました。
    マサル買ったんですか!!
    わたしも一瞬心動かされたんですが、かさばるし、と思ってやめてしまいました。すんごく可愛いんですか・・・ううう買えばよかった。
    まっちーのアダージェット、わたしはロングサイドで、S席の最後列から見たんですが、リンクから遠いおかげでかえって空間全体を俯瞰して見ることができ、まっちーの造りたかった世界を存分に味わえたように思えます。
    テレビ放送はこれからですが、これ、テレビでどれだけのことが伝わるんだろう。
    本人も触れていましたが、照明が素晴らしかったですね。
    以前、アマチュアの舞台ではありますがちょこっとだけ関わった経験があるんですが、あれだけ凝った照明を実現するには、有能なスタッフ、事前の緻密な照明計画、現地での綿密なリハーサルが不可欠であることは明白で、ちいこさんのおっしゃるように、まっちーの選手時代の実績、人気がトップオブトップではなかったことを考えると、彼の周囲を巻き込む力はすごいな、と、ただただ脱帽です。
    「やりたいこと」が明確にあり、その実現に必要であるスタッフを集めて、アイディアを伝える力があり、自分自身のパフォーマンス能力も維持して公演ごとに評価を積み重ねてきた。
    その姿勢には、自分も学ぶところが大きいです。
    集大成の場に居合わせることができて、幸運でした。
    あと、なんちゃらニュースとか、について、全く同感です。
    いわゆるバッタもんですよね。
    発行差し止めは、選手本人と、正規の手続きを踏んで誠実な仕事をしている関係者の権利を守るため、としか考えられないのに、なんやかやと妄想をつのらせている一部界隈が目に入り、ちょいとビックリしました。

  3. もん より:

    ブラボー!町田くんレポ!
    今年は現地観戦をせず、ここでジリジリと時計を見上げてため息をついていたわけですが(笑)
    こちらで臨場感いっぱいのレポを拝見し、町田くんありがとう。
    どうかあなたの見据える未来を実現なさって下さい。という秋の空のような清々しさを感じております。
    所詮ただのハニュースキーですけども、羽生さんを通して「スケートを愛している人達が愛しい。」感情はしっかり育成されたんだなぁと思う今日この頃。
    「自分がスケートで成したいこと」をミリ単位で実現して見せた町田さんに感動と感謝と、彼のこれからに期待しかない。
    そして動画で拝見したJOまっちーは、スケートをする喜びに満ちて、かわいらしい程に純粋で飛び上がったまま光の中に消えて行っちゃうんじゃないかと…
    「待って!ここにいてっ!」て手を伸ばしたくなりました。
    羽生さん。今年はやりたいことがてんこ盛りで(笑)そのどれもを捨てたくないプロ2個。
    これを成す過程を見せて頂ける。
    平昌が最後かも…と寂しくなっていた頃と違って、ただ彼の成したいことが実現しますようにっ!と毎試合が楽しみでしかないんです。
    いや、ハラハラドキムネはしますけども。
    それにワクワクが勝ってしまうんですねー。
    いいプログラムなことは明白だし。
    スケ本。テキスト重視で選ぶので、ご紹介頂けるの有難いです。密林に分け入ると判断力って何?になりがちなので。

  4. ちいこ より:

    初めましてのふくmamaさんからお返事を~。
    ふくmamaさん初めまして!
    コメントをありがとうございます!
    おお、伊藤みどりさんからですか~実は私もそうなんです。みどりさんが現役だった頃はアレが普通だと思っていたんですよ。。。でも全然普通じゃなくて今だみどりさんのような飛び抜けた女子のジャンパーはいないですよね。
    羽生君ではまってアイスダンスもファンに!あるある~。
    感想を書き散らしてますが、しょせんド・素人です!でも最近は初見の方の先入観のない感想こそ真実ではないか?と感じています。
    台風で壊れたアンテナは大丈夫でしょうか?
    来週からさっそくスケアメが始まりますね~羽生君のライバルも出場する予定ですしwワクワクします!
    こちらこそよろしくお願いいたします♡

スポンサーリンク