蒼い炎Ⅱを昨日、読み終わりました~。
まだ、本が届いていない方(ちなみにうちのような田舎では昨日、今日やっと届いたくらいです)、読み終わっていない方もいらっしゃるので、詳しいところは書きませんが。
そもそもいろいろありすぎて、細かくは書けませんなww
噂どおり、全編通して痛い!
特に、2014の年末に起こした病気の症状は、想像以上でした。。。手術後も想像以上でした。
なんというか、鉄の信念というか、世界のトップアスリートとはこんなに強いのか、と思うばかりでした。
ていうか、医者の言うことを聞いてくれ!
こんなところまでプル様の真似をしないでちょーだいっっ。
根性論で無理するのは、あとあと怖いから〜(´Д` )
ワシ、熱が出たらすぐ休むタチなんでwwすぐ休む、すぐ回復する!
も~色々ありすぎてなんですが、心に残ったこといくつか。
自分のフォームを俯瞰で客観的に見られること。
これはトップアスリートの中でも、イマジネーションが要求されるポジションの選手に多い印象。
またまたサッカーネタですが、サッカーの司令塔である、中村俊介選手、イニエスタなどは、サッカーピッチ全体を俯瞰で視ることができて、どの選手がどの位置にいるか(しかも動きながら)わかる能力があったそうです。
神の視点を持つ選手ですね、司令塔の中でもめったにいないそうですが。。。だからこそ貴重。
羽生君は恐らくそうだろうと思っていたけれど、これではっきりしたわ~。
ジャンプのフォームが美しいのも、そのせいなのでしょう。
オーサーコーチのこともよく見ているのだなと。
たぶん、生徒の心理状況、ペース配分が目に見えるタイプなのかな、簡単に書いてあるけど、こんなコーチはなかなかいないと思います。
大きな舞台であればあるほど、重要な能力になるのではないでしょうか。
また、ブライアン対決で、銀メダルになって、そのことを何十年も引きずっていることを羽生君は知っている。
たぶん、ブライアン対決の頃の映像も幾度となく見ているのでは。
羽生君とハビの扱いがなぜ違うのかもちゃんとわかっていて、自分はこの方がいいと言ってますな。
放牧w
ファンが心配しなくても、クリケットの練習環境はクレバーに計算の上で利用しているのだろうなと想像しました。
ま、ワールドの頃はもっと頼ってもいいんじゃない?とは思っていたけど~。。。
羽生君って、たぶん相当昔の選手の動画も見て研究しているんだろうな~w
トッド・エルドリッジやミシェル・クワンのこともすらっと出てくるよね。
その時羽生君は何歳だったの?という選手の名前を出してくるからの~。
本当にフィギュアスケートが好きなんだな、と感じます。
だから、彼はファンのみんなにも、フィギュアスケートを好きになってほしいんだろうな。
言葉の端々にそれを感じるのよね。
たぶん一部の人(ゆじゅオタ)には通じてないけどw
あと、ジェフのプログラムは、選手に合わせるのではなく、彼が素晴らしいと思う世界を提供していると。
なるほど!目から鱗です!
あと、ジェフはやはりどS振付師だったとww
たぶんね、羽生君相手だと、イマジネーションが次々とわいてきて、あれこもこれもしたくなるんだろうな~。
振付師としては、夢のスケーターじゃなかろうか。
ジェフのミューズ??うふッ。
例の結婚報道で人間不信。
その前から、結構おいつめられていたんですね。。。プライベートがほぼないからじゃなかろうか、と思ったり。
ファンもいちいち騒がないようにしたいですね!
たぶん人間不信になった一端には、嘘八百に踊らされて鴨ネギファンが騒いだこともあると思うぞ、言わないだろうけどw
今年のワールド前も大変だったようで。。。
こんなに大変だったとは。
しかしだ。
特にアイスショーで無理するのはもうやめてけろー!
NYOIでのお話はううう。。。そこまでしなくても、ですわ。
一時が万事になったらどうするんだよ~。
注意一秒、怪我一生じゃ!
そして、何やら、チームブライアン2もあるとかないとか。。。
スピンオフというか、違った視点から物事を見るのは面白いので、同じ出来事を、ぜひクリケットチームから見たお話も読んでみたいです。
そして、最後の、「今が一番楽しい。」
今は、まるでソルトレイクシティオリンピック前の時代みたい。いや、それ以上かな。
「自分としてはソルトレイクシティオリンピックが最高の五輪だったし」
そうなのだ。
羽生君を初めて見て、全日本、ソチ、さいたまワールドと見ていくにつれ,彼はまたあの、ヒリヒリと焼け付くような、熱い時代をもたらしてくれる希代の天才よ!と心躍らせたものだったわ。
「男子シングルが今は一番熱い時期。」
そう、だからめったにないことを楽しみたい。
ソルトレイクシティオリンピックから苦節約15年。。。あれが当たり前だと思っていたら違ったというwww
こういう時代はそうそう来ないのである。
やっと、やっと来たんだよ!
きっと、平昌オリンピックの後、羽生君、ハビ、パトリックが引退した後、
初めて気付くのである。
あの数年間は、
「ゴールデンエイジ」、
希有な時代であったと。
だから、クリケがどうとかハビがどうとか陰謀ガーとか、小さいことはどうでもいいわな!
怪我と厳しい練習に耐えながら、素晴らしい楽しみを見せてくれている、羽生君他スケーターさんに敬礼!
そういう気持ちになりました。
いい本です。
一気に読みました、ありがとう!
PS:画像を探していたら、こんなページを見つけましたw
○フィギュアの殿堂(時事ドットコム)
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コメント
はじめまして
蒼い炎Ⅱを読んで色々と語りたくなったので書き込みです
私はソチ前後でファンになったので
この4年間の壮絶な競技人生ぶりに驚きました
なんというか羽生選手って本当にアップダウンが激しいというか
応援していてハラハラさせられるスケーターだなと思います
今年の世界選手権前に棄権を考えるほど症状が重くてカナダにも帰れなかったのは驚きでした
昨年の全日本の舞台裏番組で怪我してない?というスタッフの問いに大丈夫です!と言っていましたが
この人のいう大丈夫は何も当てにならないなと思いました
あとは羽生選手は本当にスケオタなんだなと
それぞれのスケーターについての分析も興味深くてそういう話ももっと聞いてみたいなと感じました
そしてこの本を読んで感じたのはブレないなということですね
彼の中には理想があってそれを今も追い続けていてファンはそれを応援するだけなんだなと感じました
羽生選手の今が一番楽しいという言葉に自分も共感です
これからピョンチャンにむけて自分もますます楽しみです
またブログ更新楽しみにしてます
ぎんさん、お返事が遅れましてごめんなさい~汗。
> はじめまして
> 蒼い炎Ⅱを読んで色々と語りたくなったので書き込みです
> 私はソチ前後でファンになったので
> この4年間の壮絶な競技人生ぶりに驚きました
ぎんさんはじめまして!コメントをありがとうございます~。
これほどまでに色んなことが。。。舞台裏のことはあまり多くを語る人ではないので、予想以上のことに驚きました。
手術のことも、あんなに痛みがある中での演技。。。そういえば私は会場にいたのですが、表彰式まで時間がある中、落ち着きがないようにウロウロ、座り込んだりしていたのです。
あれは、きっと耐えがたい痛みを散らすために、歩かざるを得なかったのかなと汗汗。
羽生君も、トップアスリートって凄いなと思いました。
>
> なんというか羽生選手って本当にアップダウンが激しいというか
> 応援していてハラハラさせられるスケーターだなと思います
雑誌「アイスショーの世界2」のオーサーコーチも語っていましたが、「最高と最悪があって中間がない」んですよね。。。
だから、トップ中のトップになってもハラハラしちゃうのかも。
とは言っても、1位か2位なんですけどねww
> 今年の世界選手権前に棄権を考えるほど症状が重くてカナダにも帰れなかったのは驚きでした
> 昨年の全日本の舞台裏番組で怪我してない?というスタッフの問いに大丈夫です!と言っていましたが
> この人のいう大丈夫は何も当てにならないなと思いました
いや~ほんと、あてにならないです!
特に今シーズン、来シーズンは怪我がありませんように。。。
私はそのためには、無理をおしてアイスショーは出なくてもいい派ですわ。
コンディションが良ければもちろん、見たいし勉強にもなるからぜひ!と思いますがの~。
>
> あとは羽生選手は本当にスケオタなんだなと
> それぞれのスケーターについての分析も興味深くてそういう話ももっと聞いてみたいなと感じました
いつか、羽生君のスケオタコラムをぜひ読みたいで~す。
> そしてこの本を読んで感じたのはブレないなということですね
> 彼の中には理想があってそれを今も追い続けていてファンはそれを応援するだけなんだなと感じました
ブレないですよね。
外から見ているしかないですよね~ブログではぶつぶつ言うかもしれませんがww(←こうしなさいと書いているわけではないです。単なる感想デス。)
>
> 羽生選手の今が一番楽しいという言葉に自分も共感です
> これからピョンチャンにむけて自分もますます楽しみです
> またブログ更新楽しみにしてます
「今が一番楽しい」
で、今シーズンがますます楽しみになりましたよね!
平昌OPまでわくわくドキドキです。
ブログ更新を楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
よろしくお願いします♪