NHKのアナザーストーリー見ました。。。。神番組でした。゚(゚´Д`゚)゚。
これは今怪我をしてワールドに備えているであろう羽生君にとって最高のエールになるような番組でしたね!
もうもう全文書き起こしたいくらい。
個人的にはバトン爺とハビの言葉にうるうるにうなずきまくりーのでした。
特にハビのあんな真剣な目と言葉を始めて見たような。。。。茶の間で座ってテレビ見ている凡人には到底わかりえない世界のトップで長いこと競ってきた二人にしかわからない絆があるのだと、静かに深い感銘を受けました。
あと、なんとハビまで羽生君の怪我後のネットやマスコミでの誹謗中傷を知って自ら話していたとは。。。5ちゃんねるが晒されましたわ。。。。ざまああ!!ディレクターさんが言っていたのはこのことだったのね。
全編書き起こしたい。
初期衝動を抑えられないッッ!(しないけど)
ハビちゃんも良かったんですが、個人的にはバトン爺がつぼでしてうなずきまくりの金言だらけでございました。。。
ロシアンに厳しいww
あまりの毒舌ぶりに取材班がおっかなびっくりバトン爺に羽生君のことを聞いてみたところ。。。
ちなみにバトン爺はパトリックにもプル様にも本当に辛辣で(特にパトリック。。。)けっして人から言われて持ち上げたり提灯発言をする人ではありませぬ。ちなみに真央たそもですがキム・ヨナとコストナー好きです。
「結果なんておまけだよ。
私の評価基準は演技がちゃんと『劇場』になっているかどうか。それだけだ。
独創的でお客を呼べる劇場にね。
羽生結弦の演技はそういう意味では最高だ。みんなをうっとりさせる。
満員御礼間違いなしだね。」
「今の選手はスケート界を変えるという気概が足りない。
採点に縛られて窮屈で新しい技をやろうなんて選手は全然いない。」
「結弦がソチオリンピックの後に言った言葉に強い感銘を受けた。
『うまく滑れなかった』と言ったことにね。」
「私もね、1948年のオリンピックは良かった。最高の演技で優勝した。
でも次の1952年の時は選手としては絶頂だったのにジャンプで転んでしまって生涯で最大のミスだ。
今でも悔やまれるよ。」
ー 勝つだけじゃダメなのか?
「ダメだよ。転んじゃったからね。
今のルールじゃ転んでも点数がつくけど私はああなった時にフィギュアスケートは死んだと思ったね。
フィギュアスケートは採点スポーツである以前にお客を「魅了する」ものなんだ。
オーケストラが一音でもとばしたら台無しだし、バレエでダンサーが転んだらしらけるだろ?
同じだ、お客をがっかりさせちゃいけない。
いけないんだよ。
だから結弦の言葉に感銘を受けたんだよ。
「若いの、わかってるじゃないか!」
ってね。」
ー 今のフィギュアスケート界について
「4回転、4回転、だからなんだって言うんだ。
どいつもこいつもぞうきんを絞るみたいに点数目当てのジャンプばかり跳びやがって。
あんな見苦しいものは見たくない。
私がみたいのは例えばジャネット・リンだ。
彼女は軽やかに飛躍していた。距離を跳んで静かに着地する。
それが本当のジャンプだ。
彼女を教えたのが誰だか知っているか?
私の別れた女房だよ。
ハハハッ
彼女とは色々あったけどいい指導者ではあったと思う。
ジャネットの演技には切れ目がない、一つの演技としてコントロールされていてジャンプも音楽にのってシンプルに跳ぶ。
彼女のスケートこそまさに「劇場」だ。
もう一人忘れてはならないのは伊藤みどりだね。(!)
彼女はジャネットとは別の意味で最高の劇場だった。
とにかくみんな目を奪われたよ。
あんなに空高く跳ぶ選手はいないよ!
そして浅田真央。
彼女はゴージャスだったね、まさに名女優。 (←そう!真央ちゃんの魅力はジャンプではなく表現力なのでおじゃりますよ!)
他の選手にやれと言われても絶対にできないパフォーマンスだった。
そうした名選手と比べても
羽生結弦は別格、破格の存在なんだよ。」
「結弦はどこかで見たような演技はしない。
いま見逃すと二度と見られないような演技。
それだけが価値があるんだ。
どんなに難しい技だろうが、その選手独自の表現になっていなくちゃ。
みんな似たようなジャンプじゃ、点数だけで感動はない。」
バトンさんがバトンキャメルを始めたのも
点数を超越した感動を与えられるかどうか。
「結弦には(それが)できる。
オリンピックの前に怪我があったけど、
彼が戻ってくることだけを願っていた。
本物のスケーターをね。」
平昌のフリーを見ながら
「彼のジャンプで見るべき一番重要なポイントはスピードだ。
ジャンプに入る時と出る時のスピードが変わらない。
そんな選手はまずいない (←ほんそれ。それですよ!)」
単独4Tを見ながら
「見たかい?跳びましたよ、なんてアピールはしない。
他の選手は難しいジャンプを跳び終わると『終わった感』が出ちゃうけど
彼は切れ目なくシンプルに演技を続けている。」
4Tで躓いた時
「でもよく尻餅つかなかった。成長したね。」
3Lzでよろけたとき
「大けが明けだろ?本当によくこらえている。1回くらい尻餅ついても正直言って点数では勝てるはずだ。
でも彼はお客を魅了することの大切さを知っているんだ。」
フィニッシュ後
ハハハッとわらいながら
「彼もやっと満足したね。気持ちはよくわかるよ、本当に素晴らしかった。」
ー前のオリンピックの時とどう違いましたか?
「遙かにひとを惹きつける演技になっていましたね。
よりシンプルなのにより人を惹きつける演技になっている。
この大舞台で見せうる
最高の『劇場』を見せてくれたと思うよ。
これぞ、金を超えてダイヤモンド級の演技だね。」
バトン爺はオリンピック期間中にシアターシアター呟いていたのですが、この番組を見てはじめてわかりました。
「お客を呼べる劇場かどうか」
これですよ、これ!
他人から見られてなんぼ、のリアリズムですよね。
自分で満足するだけではなく他者の目を、さらには会場全体からどう見えるかを意識すること。
表現の基本なのだろうな。。。凡人だからわかりませんがw
バトン爺の当時のツイート群です。
Hanyu – music supports his skating, and skating supports music.
— Dick Button (@PushDicksButton) 2018年2月16日
Hanyu -gorgeous …
— Dick Button (@PushDicksButton) 2018年2月17日
Hanyu – Beautifully choreographed with the music. Terrific theatre!
— Dick Button (@PushDicksButton) 2018年2月17日
また、こちらの言葉もさすが!よくわかってらっしゃるでした。
「結弦はどこかで見たような演技はしない。
いま見逃すと二度と見られないような演技。
それだけが価値があるんだ。」
刹那的で今を生きている。
一瞬も見逃せないような野生とエレガンスの融合、生物としての美しさ。
羽生君を見てると、仏教思想とか禅の思想とかに近いものを感じることがあるのです。
絵画で言えば伊藤若冲の生きとし生ける者の輝きをあますところまで描いたような、そんな演技をするんです。
だからみんなユヅリストと言われようがなんとか都合をつけて現地に行って見たくなるのであります。
バトン爺に圧倒的感謝。。。。。。。!!!
全米を見てワールド大丈夫かな?と思っていましたが、なんのなんの!
テリフィック・シアター・羽生結弦はさいたまで最高の劇場を披露できる!
いけるよいけるーーーー!
そしてツボだったのは「雑巾を絞るようなジャンプ」てww
ちなみにバトン爺はあんまりネイサン君はジャンプは素晴らしいとおっさってますが表現面ではあまり言及しないんですよね。。。まあ好みもあると思います!
パトリックは確実に好みじゃないだろう、ですww
プル様とハビも良かったのですが、長くなるので(書き起こししたひ)
最後の三人三様の羽生君に今後期待することが最高でしたww
まさにそれぞれ、個性が際だってますwww
プル様
「結弦が試合に出るということは、イコール勝つために試合に出るということ。
日本のスケート界が彼をオリンピックに集中させてあげられれば
少なくともオリンピック4連覇までは可能。
5連覇だって無理じゃない。」
バトン爺
「おい!誰だそんなこと言ったのは!(←プル様でーすw)
もう彼は「別格」なのだから好きなようにやらせてあげなさい!」
うけるww
ハビ
「まずは今の怪我をしっかり治してほしい。
怪我さえ治れば、後はもう好きなだけ前へ、前へと目指していけばいい。
そしてもし引退する時がきたら、その時初めて後ろを振り返ってほしい。
君が登ってきたのは今後永遠に語り継がれる道のりだ。
その道のりの途中に僕の名前があるのもお忘れ無くね。」
プル様で
「お前は何を言っているんだ」
バトン爺で
ロシアとアメリカのどつき漫才のようだとフキww
ハビで
全俺が泣いた。
圧倒的感謝。。。。。。。!!!
前へ、前へと前進。
羽生君の性質をよくわかっているんだなあ、そして「さらなる前進」はスペイン大航海時代からのスペインのモットーでもあります。
(スペイン王室の紋章にラテン語で書いてあるのであります)
いやいやいや最高の番組でした!!
羽生君にもきっとこの番組の録画は届けられましたよね。。。。。
大きな励ましとなりますように。
NHKさん、ディレクターさん本当に素晴らしい番組を制作してくださいましてありがとうございました!
ぜひ地上波で放送してほしいです!
さあ、次は書けたら全米男子()の雑感を書きたいw
ネイサン君の演技はブラボーでした!ノーミス券使ってしまったけどwあの採点はないだろ?と思いますけどw
たぶん羽生君の2013GPFみたいな最高の状態だったんだろうね。
ナショナル採点と言っても日本やフランスやロシアと違って相手選手にプレッシャーをかけて国際的に印象付けさせようという劇場採点wなところが他のナショナル採点と違うところじゃ。
闇落ちとは違うよ~。
アメリカスケ連からもその意志はジャッジの顔触れから感じますよね。
内外で(アメリカのハーシュ記者からでさえ質問状を送られてますけどww)話題になっているローリー・パーカー氏を入れるとか。。。。これって疑惑の人物が居るけど要職につかせて「あたしら何も悪いことしてませんけど?」と言っているのも同然でしょww
会社でこんなこと許されます??ww
アコギじゃ!アメスケ連はアコギじゃ!
これで喜んでいる日本人は終わっていますなww
もし羽生君が引退したら、このしたたかにエグいアメスケ連が真っ先に下げターゲットにしてくるのは昌磨君だと思いますぞ。
羽生君は下げる隙が技術面ではありませんでしたがのう。
実際前はあんなに絶賛していたTSLが技術的なことを言い出したしのう。。。
それでは、ではでは。
PS:やっぱりハビちゃんが語った羽生君への思いとか羽生君が怪我をした時の状況、日本ではフィギュアスケートが人気がありすぎてなんとか下げようという誹謗中傷で深く傷ついていたことをハビまでが知っていたことを書きたいな・゚・(つД`)・゚・
ちゃんと取材を受けるのだから取材をすればいい、というのはマスコミも含みますよね。。。やっと、NHKがこのことを放送してくれました。
ありがとうございます。
コメント
あんまり感動しすぎて、また出てきました。ぴょん落ちして以来色々なドキュメントを過去も含めて見ましたが、本当に素敵でしたね。あれだけの言葉は制作者が、何を伝えたいか、何を知りたいか、番組を通じての理念が通ってないと引き出せないと感じました。そしてその何かを伝えたい気持ちはハッキリ伝わると。
制作のいきさつがどんなものだったか分かりませんが、局というより制作者次第で作れるんだなと。
番組はモノではないですが、何かを作る仕事のはしっこに関わっている立場としても肝に命じておきたいと、二回見返して思いました(^ ^)。お忙しいと見ましたので、お返事は結構ですよ!
泣きましたぉ 泣いちゃいましたぉ。。。
もう番組の前半から、やばいやばいやばい、今から泣いてたら後半戦どうなんだよ?
と思いなんとか踏みとどまっていましたが、もうハビの最後の言葉聞いたらダム決壊www
[太字]君が登ってきたのは今後永遠に語り継がれる道のりだ。[/太字]
五輪後、ワシがずっとゆづに言ってあげたかった言葉です。
あれほどのことを成し遂げたのに、いわれのない中傷に傷ついているということを知って、ゆづに言ってやりたいと思ったことば。
しかし、ワシが言ったところで全く意味をなさない言葉なんだよねw
これはハビが語ってくれて初めて生きることばになるんだなと思った。
そして、ハビのことね、ワシもっと楽観的で軽いラテン気質な人かと思っていましたが、フィギュアスケートに対して深い思いを抱えていたんですね。
ワシが知らなかっただけでしょうけど、ハビのイメージが変わりましたわ。
バトン、プル、ハビ、その道の第一人者だからこそわかる視線、視点で語ってもらったのは、説得力ありましたな。
心にストンと落ちました。涙も落ちました。
ほんとに、ゆづにとってすばらしいエールになったでしょうね。
ちいこさん、書き起こし乙!乙!でござる。
ソチから平昌までの4年間。(もちろん、その前からずっとですが・・)
改めて、生身の青年がやり遂げたことに圧倒される思いです。
言葉がありません。
怪我の回復が順調でありますように!
そして羽生選手が、思い描く道を真っ直ぐに進んで行けますように!
バトンさん、プルさん、ハビ~(´;ω;`)ウゥゥ ありがとう!!