PR

晴れ晴れと。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
清々しい。
確かに羽生くんは総合得点で負けた。
しかし、ファンや会場に、悲壮感はなかった。
悔しい気持ちはある。
しかし、ヒリヒリするような凄い試合を見たという高揚感と、選手一人ごとに刻一刻と移り変わる落胆と狂気と恍惚と興奮の方が勝る。
こんなに凄い男達の試合は久しぶりに見た。
最終グループの選手だけでなく、ジェイソンやミーシャの極上の滑りも秀逸であった。
こんな素晴らしい試合を見せてくれた選手達に感謝いたします。
これぞスポーツ、
これぞフィギュアスケート。
そう、こんな試合をずっと見たかった。
まるでソルトレイクオリンピックのフリーのようでした。
羽生くんの底力は計り知れないことが、またも証明されました。
6分間練習から、静かな自信と闘志がみなぎり、一人輝くように美しかった。
軸がまっすぐな4Loと4S。
これはいける!と感じました。
結果的にジャンプの抜けはありましたが、一瞬氷ついた会場の熱を沸騰させるかのような怒涛のリカバリー。
会場は驚愕と興奮に包まれていました。
ジャンプのリカバリーだけではなく、今日のホプレガは絶妙なバランスでスケーティング、表現、優しさ、懐かしさと鬼リカバリーがあいまったなんとも言えない凄みを感じさせるものでした。
こんな羽生くんを久しぶりに見ましたな!
ああ、ニースのロミオはこんな感じだったのだろうか。
確かに負けた。
しかし、なんだろう?この清々しさは。
きっと、今の羽生くんの全てを出し切ってやりきった滑りだったからだろう。
ここ最近、フリーでは消化不良の滑りが多かったですし、鬼のように追い上げる羽生くんが持つ摩訶不思議な底力を感じることはすくなかったから。
今日の羽生くんは、繊細さの裏返しである荒ぶる魂の奥底にある底力が表面に浮かび上がっていたのだ。
オリンピックチャンピオンになってから、洗練さを求めて無意識のうちに封印していたのだ、と感じていた。
今日、羽生くんの魂の熱を久々に感じた。
これぞ、
ザ・羽生、
でした。
ネイサン君は恐ろしいですな!
しかし、今日の試合は最高でした、しびれました。
エキシビションで見たネイサン君のスケーティングはさらに洗練され、パトリックの滑りをスポーティーにした印象の滑りでした。
ズエワさんのところで参考にしているのでしょう。
あと、スピンがめちゃ早かった((((;゚Д゚)))))))
たぶん羽生くんより早いw思わず「はやっ」と言ってしまうほどです。
恐ろしい、恐ろしいよお、ネイサンは〜((((;゚Д゚)))))))
誰だよ、羽生くんを尊敬しているから応援とか言っていたのは!PCSで文句言ってそうw
2番ジャッジはあかんな!
しかし、エキシビションの羽生くんは、
一人別格の天上人、夢幻の世界の美しき白鳥でした。
こんなにも惹きつけ、見ている人の意識を別世界へ連れていってしまうスケーターはいません。
今日の白鳥は格別に素晴らしかった。
浮遊しているかのようなスケーティング、腕や肩の動かし方の美しさは今までで一番だったのでは。
オリンピック会場で地元の方に見ていただくのが誇らしいほどでした。
最後、はける前にネイサンとハイタッチし、
長いこと氷に。。。片手ではなく、感触を両手に覚えこませるかのようにタッチしていました。
また、スイハンともハグしていました〜カムバックした試合だったの、知っていたよね(>_<)
エキシビションのフィナーレは、おそらくソウルオリンピックのテーマソングかな?
みんなここに戻ってきましょう、な祝祭的な空気が満ち溢れ、いいフィナーレでした。
まるで、本当にオリンピックのエキシビションを見ているかのような格のあるエキシビションでした、ソチエキシビションと似ている!
しょうま君はコンボががが(>_<)
しかし銅メダルは立派でした。
感動のあまり今日はポエムです。
あ、今回の結果は2009バンクーバー四大陸選手権のライサと同じってことで!
ではでは。
{02F1BA5C-B922-4CE8-96A0-482A7EBB24F9}

コメント

  1. mike より:

    まったく、そのとおりです。
    もう、あそこまでいくと勝ち負けよりも
    彼らの凄さに胸を打たれるよりほかはなく
    ど素人の私ですら
    羽生くんのジャンプリカバリーが
    ただならぬものだと感じました。
    スマホの小さい画面から目が離せない
    画面から発せられるナニモノカに
    吸い寄せられるようでした。
    演技が終わったあとは
    文字通り
    脱け殻
    ネイサンの演技にも
    心の澱などなく
    「凄いよね。
    あー、これ、羽生くん、
    金は無理やりね。
    でも、いっか。」
    とにかく、
    今までで一番目が離せなかったですよ。
    ニースロミオは見れなかったけど
    ちいこさんの書いていたとおり
    あの気迫はニースに近いものがあったような気がします。
    本当に、このような素晴らしい
    瞬間に立ち会えて幸せです。

  2. ちいこ より:

    >mikeさん
    羽生くんは負けたけど、大収穫な試合でもあったんですよね。
    何も考えずに無我夢中で跳べた4T➕2Tに、最後までスピードは落ちず、音楽を感じながら滑っていたのがわかりました!
    パトリックが「アメイジング、ソービューティフル」と言ったのがよくわかります。
    近くで見るといいのに、遠くから見るとアレ?なスケーターさんもいらっしゃるのですが、羽生くんは遠い方が美しさが増します!
    スケートにダイナミックさ、スケールの大きさがあるからかな。
    パトリックとしょま君もですが、羽生くんは際立っていると感じますな~。
    あそこまで凄いと、全ての選手に喝采をおくりたくなりますよね。
    いやはや、凄い男達です。
    しびれます、平昌はどうなることやら。。

スポンサーリンク