FaOI幕張二日目レポート。

もう放送された後ですが、幕張の二日目に行ってきましたのでレポです～。
土曜日の東京は快晴。とにかく暑い！
早朝の飛行機で行くので、例によって例のごとく結構ギリギリ目に会場に入ることになりました。
時間がないので結局毎回食事はファストフードのハンバーガーですわ。。。今回初めてバーガーキングのワッパ－を食べましたが、バーガーキングって美味しいんですね！地元にもできたらいいのになあ。

お席は前目のロングの席でした～なかなか良い席です！
アイスショーはそういえば去年のＦＡＯＩ神戸以来だったので、久々に感じるアイスリンクの冷気を肌に感じてドキドキ。
で、アイスショーの感想ですが。。。。順を追って書こうとしたんですが、時間が経過すればするほど羽生君のクリメモと昨日のテレビで流れたマスカレイドとクワドルッツのことで頭がいっぱいですw
○羽生結弦　with　toshl「クリスタル・メモリーズ」
ランビ様とtoshlのコラボ「I　Love　You」が終わった後、客席がいよいよか！？でざわっとなり、キターーーーーーー！
マスカレイドで焼き尽くされる心の準備をし始めました。
そしてシャーーーッと羽生君がリンク中央に滑ってきたんですが、そこでざわざわと。。。
え？白？白い？衣装が違うよね？と思わず口に出してしまっただよ。。。ちょっと気が動転w
そして照明がつくとまっ白で綺羅綺羅、これでもかとクリスタルが輝く衣装に身を包んだ羽生君が。。。。！
なんか赤ワインソースの牛ヒレステーキを注文したら、
まっ白なメレンゲがのったスフレケーキが出てきて
店員さんと「え？え？」と言いながら顔を見合わせているみたいな？？
心の準備ができていないまま、優雅に羽生君は滑り出し、目の前であのY字バランスからスパイラルで微笑みながら通過していきました。。。。
とにかく衣装が！映像では表現できないほどきっらきらのビッカビカにクリスタルが輝いておりました。。。
まっ白で裾が水墨画のように黒のグラデーションになっていたので、振付がウィルソンですし、新ロミ衣装へのオマージュとか。。。ないか？？
とにかく呆然としていたのでいつのまにか終わっていた、という感じでございます～。
これぞ羽生君という美プロで激しいステップも良かったです。
あのＹ字スパイラルからのスパイラルは試合のプロでしても面白いかもですよね、荒川静香さんのトゥ－ランドットみたいに手を離すとか？あのスパイラルは手足長族でないと無理ですな。
ああ、もちろんクリスタルメモリーズも良かったんですけど、マスカレイドで焼き尽くされる準備オッケー！！だったので意表をつかれたといいますか。
そう、あれに似ている。
２０１５年のＦＡＯＩで羽生君が初日にまさかの、あのヴァーティゴをしまして、ＳＮＳは騒然、阿鼻叫喚ww
ロングのショートサイド手前は腰振り席と呼ばれ、私はそこに近い位置にいまして準備万端（？）ワキワキしながら待っていたわけです。
そして、アナウンスで聞こえてきたのは。。。
「ハロー・アイラブユー」。
え？
いや、ハロラブも好きっすよ、大好きですよ！？でもずーーーっと待っていたのはヴァーティゴだったんだよおおおおで呆然としてしまい、呆然としているうちにせっかくのハロラブが終わってしまった、というおもひでです。
牛丼を頼んだらカツ丼がきたみたいな。。。。
ええ、カツ丼大好きです！でもずっっっと待っていたのは牛丼だったんだよおおお！という感じでしょうかね。
こ、神戸ではマスカレイドしてくれますよね？してちょうだい～！！
で、昨日テレビで見ました、マスカレイドを。

20190527 FaOI Day1 performance Masquerade Par1/2 pic.twitter.com/zLZVug7DZ8

— KillUA1111 (@killua11111) 2019年5月27日

FaOI in Makuhari Day1 performance Masquerade Par2/2 pic.twitter.com/w4iVsoSM6B

— KillUA1111 (@killua11111) 2019年5月27日

行った方からやばいという話しを聞いていましたが、。。。。。本当にやばい。
だめだ、リピが止まらん～これは前情報なしに見たら発狂、阿鼻叫喚になるんじゃないでしょか？？
こう。。。厨二感があるんですけど、ここまで突き抜けるともう初期衝動というかなんというか？
羽生君の持つ全力疾走感とか野生ぶりとか獣感というのが存分に発揮された魂のプロですよね！
また、ポーズがいちいちかっこいいんですけど….振付はジェフらしいとは聞いていましたが、やはり合いますよね！ばっちりです～。
スケーターでここまで野生的で滑らずにはいられない、フィギュアをせずにはいられないという初期衝動に溢れたスケーターっていないと思うんですわ。。。。やっぱり練習の過程でみんな洗練されてはいくんですけど、妙に小綺麗になってしまうというか。それがもしかしたら新採点方式の弊害かもしれませんなあ。
洗練もいいかもしれないけど、前記事に書いたピアニストのリヒテルは、日本のお茶室、蕉雨園で演奏されたドビュッシーの「前奏曲集 第1巻から 西風の見たもの」を弾いた時には、突然終わってぶちぎれた感情のままドヤ顔で挨拶の後去って行っていた。。。。ちなみに６９歳(ﾟдﾟ)。リヒテルは100年に一人のピアニストと呼ばれていたが、めっちゃ上手いがなんというか野生的で雑味のある演奏をする人である。ちなみに基本カメラ目線らしいw
同じラフマニノフの曲でも、綺麗で粒ぞろいのアシュケナージの弾き方とはまるで違うのが大変面白いのであります。
そして、フィナーレで跳んだクワドルッツですよ！

Welcome back 4Lz #YuzuruHanyu pic.twitter.com/RUHrc8uSyf

— KillUA1111 (@killua11111) 2019年5月27日

このクワドルッツを見て、海外の羽生君ファンが「これぞ本当のクワドルッツ！」と喜んでいるのを見かけて大変嬉しかったです～♪
助走みじかッッ。
ね、どうしてこれで跳べるの？という短さでしょ？
そして、踏み込みが前ほどグー－ーっとしていないですよね、軽く跳んでいますなあ。
そして、回転が以前より速いような、腕の締め方をより狭めているように見えます。
恐らくネイサン君のいいところを取り入れつつ、ジャンプの高さありーの、助走も短いし、軸も真っ直ぐですし、安定して跳べるようになったらいいなあ。
もしかしたら来季は我慢のシーズンになるかもしれないけど（ネイサン君も今みたいに安定するまで２シーズンくらいかかっていたような）、想像の斜め上をいくのが羽生君ですしのう。
とにかく、以前より、よりコントロールされたクワドルッツになっていまして、これは楽しみです！
ちゃんとトゥで跳んでいて、超プレロテ跳びではないですし！！
ルール改正で助走が長くなっても減点幅少なくしたよ～となったのをあざわらうかのようにあんなに短い助走で跳びますしwwゆかいゆかい！
ああ、でも本当にステイヘルシーでお願いします。。。。
他気に入ったのは、ランビ様のシューベルトバレエプロにはうっとりでございました。。。
荒川静香さんの夕顔も衣装も美しくてたおやかで良かった。
さっとんの新ＳＰはエジプシャンでとっても面白かった！リショー史上最高に詰め込んだトランジションではなかろうか？これの完成形をぜひ試合で見たいものですなあ。
ザギトワちゃんのカルメンファンタジーもヴァイオリンとのコラボが素晴らしかった、より力強くなっていました。
こう、リーザがいまいち記憶に残らないのは何故だらう。
メドベは百万本の薔薇の方が断然好みでした。そしてスケーティングが良くなっている！フォームがヨナを彷彿とさせるように。ジャンプも高くなってちゃんとトゥで跳んでいるのが見えました。クリケット効果恐るべし。
ちなみに、メドベの時結構ずら－っと連なって地蔵行為をしている人達がいて残念でしたわ。。。。わたし、去年の長野オリンピックの２０周年記念アイスショーで羽生君に対して最前列で集団で地蔵行為をしているのを生で見て憤慨したんで、こういうのは辞めてほしいですわい。ちなみに長野で地蔵していたのは、ネ○サ○君ファンの有名な方々だそうですお。（ネイサン君ファンの間でも色々問題になっている方々らしいですな）
私も全部の演技にスタオベは当然しませんが、拍手は一生懸命するがなあ。
紀平梨花ちゃんのＳＰはシェイさん振付でシャバダバな曲。。なかなか難しそうですな。
今年のＦＡＯＩは公演全体の長さもちょうど良く、かなり改善されていると感じました。
これは本当はあと１回くらいは追加でみたい気持ちになりましたが、なにせ仙台も富山も地元からはとおすぐるのであった。。。