2019スケートカナダ大会男子ＳＰ感想。

ここ２週間スケカナのために用事をすませたので早起きして女子ＳＰの途中から見られました～。
さすがにアイスダンスとペアは無理。死ぬ。
ではでは、さっそく男子ＳＰの感想を。
○２０１９スケートカナダ総合リザルト



○ニコラス・ナドー　　７５．２２点
カナダのスケーター特有の気持ちの良いスケーティング！一蹴りでびゅんびゅんですなあ。冒頭の３Ａは良かったです！
○ラズキング　７８．９９点
冒頭４Lzを成功！しかし全体的に加点がつかないジャンプと滑りなんだよね。。。この曲は合っているのか！？むむ。
やはり特にＳＰは完成度と難易度では完成度７、難易度３くらいのバランスが良いような気がしますな。特に何気にスピンが３つもあるのでレベルと加点はとても侮れないのである。
○ポール・フェンツ　６６．３２点
なぜかドイツの選手は好きな選手が多いんだよなあ。多分オールドスタイル、はにゅ君とこの都築先生のような古典的な技術を頑なにw忠実に残しているからかもw３Lz＋３Ｔはよろけたけどこれぞルッツ！という跳び方なんですよね。
よろけたところもあったけど、やはり良き良き。あと振付がいつも好み～。
○ブレンダン・ケリー　　５６．７５点
３分間クッキングってこれかwwコミカル系でジャンプがいまいちだと厳しいですな。。。。オリンピックシーズン前は４回転の調子も良かったけどなかなか維持するというのは難しいのだなあ。あと衣装が面白かったw
第２グループ
○田中刑事　８０．１１点
３Ｔ，３Ｓ、３Lz＋２Ｔ

田中刑事 Keiji TANAKA SP グランプリシリーズ GPS 2019 カナダ大会 スケートカナダ Grand Prix Skate Canada（あきみゆり様）
６分間練習からドキドキ。４回転が全部３回転になったけど頑張った～。交通事故って身体もだけど心のダメージも大きいですからな。。。。
ステップはなかなか良かったと思います～もう今の状況でこれだけまとめられれば良き！
○ナムナム　８４．０８点
正直感想があまり浮かばなく。。。
○カムデン・プルキネン　８９．０５点

Camden PULKINEN USA SP SKATE CANADA 2019（Duston Ward様）
いいカムデンきたーーーー！
美４Ｔに美３Ａ。
私は正直カムデン君の方がネイサン君より好みであります（あくまで個人の好みの範疇です。）
確かこのコーチはジョシュア・ファリス君のコーチで、振付もジョシュア君のが入っていたような？ファリス君もでしたけど、技術が正確で正統派で音楽への感性がやわらかいのが良いですなあ。
次はにゅ君でカムデン君が滑り終わる頃からドキドキドゥンドゥン！！
○羽生結弦　１０９．６０点
４Ｓ，３Ａツイズル，４Ｔ＋３Ｔ（若干こらえ）＋美スピン３つ

Yuzuru Hanyu. Гран-при Skate Canada 2019 Короткая программа SP（Music _様）
美美美美美美美美美美美！！
ついにあまりに簡単そうに見えるためかなかなか満点にならなかったツイズル３Ａが満点になったああああああああ！
おめでとうございます！！
そして、三鷹！オータムのテクニカルめえええ！
ＵＲ？何それおいしいの？な完璧ジャンプの数々。癖なし、超プレロテなし。完璧。
コンボは若干耐え気味になりましたが、スケカナで完璧だとＮＨＫ杯とＧＰＦでプレッシャーになるからよし！
そして、羽生君の美ＳＰの秘密はなんと言っても片足スケーティングでもすいーーーっと滑るスケーティングと、ディティールの全てがブリリアントなスピンでございますよ。
まるで宝石が回っているかのような美しさではあーりませんか？
ちょいソチオリンピック個人ＳＰパリの散歩道での、全日本からさらに細部まで拘っていて驚いたスピンを思い出しました。
ＳＰは２分３０秒しかないのに、スピンが３つもあって加点も大きいし、プログラム全体を決めポイントでありますから、スピンで輝きを放つのは宝石を綿密にカッティングしていくようなものですよな。
ステップシークエンスはレベル３でしたが、こちらも良かったですなあ。
そしてＰＣＳ！４８．４７ですよおおおおおおお！ほぼ満点。ここまでＳＰで出せるのは柔軟性も持ち合わせたスピナーでもある羽生君しか無理だと思う。
１０．０が６個。５番ジャッジのアメリカと８番ジャッジの日本も出していますね～。ちなみにアメリカのジャッジは若いＧＰＳはお初の方みたいですね。年寄りのアメリカジャッジは固定観念が強すぎる印象なので、この方が良いわ。（インマンとか）
そして、１番ジャッジのカナダもいい点出してます～♡
そして、ＳＰ前に出たこちらのインタビューに唸りましたなあ。
○羽生結弦　GP初戦前に泰然自若「しっかり地に足を付けて」　スケートカナダ公式練習
[ 2019年10月25日 07:13 ]スポニチ
フィギュアスケートグランプリ（GP）シリーズ第2戦スケートカナダに出場する男子で五輪連覇の羽生結弦（24＝ANA）が24日（日本時間25日）、ケロウナの会場で公式練習を行った。午前練習では4回転ジャンプ3種類などを跳び調整。10番目に決まったショートプログラム滑走順抽選後に取材に応じた。
　今季初戦だった9月のオータム・クラシック後はフリーのブラッシュアップなどを行ったという。「これまで試合のための練習を繰り返してきた。調整の仕方も、1発だけに懸ける感じじゃなくて、1つ1つかみしめるように調整をしてこられた。いい調整はしてこられた感触はある」。4回転ルッツ、4回転半の大技ジャンプは今大会は組み込まないが、上質な演技でスタートダッシュを狙う。
　今季のGP初戦を前に、泰然自若の姿勢だ。「自分の現段階としてはとにかくこのシリーズ通して、ファイナルまでしっかり行きたい。ファイナルが終わっても全日本をしっかり戦いたい気持ちが強くある」と語る。「1、2年前の反省もある。しっかり地に足を付けて、何がリスクで何がメリットなのかを計算しながら落ち着いてできたら」と静かに闘志を込めた。
　GP第1戦スケートアメリカの映像を見て、自らがやるべきことを再確認できたという。「ネーサン選手の演技を見ていて、自分はやっぱりこういうタイプじゃないから自分の演技をしなきゃいけないとあらためて感じた。彼にはない自分の武器もあると思う。それをうまく使っていきたい」。本格的なシーズン。羽生はオンリー1の演技を目指している。
自分はやっぱりこういうタイプの選手じゃないから、が気になりますけどww
羽生君はやっぱり総合力の選手なんですよね、ジャンプ・スピン・スケーティング。。。。特にここまでジャンプができてかつ柔軟性があってスピンまで美しい（上手い選手はいるが美しいまで達している男子選手がいるだろうか？）のは稀も稀。
ラズキン君は確かに４Lz決めているんですけど、他で少しづつミスしてスピンもステップもレベル取れてなくて、結局７８．９９点ですからな。。。特にSPはメンタルの強さが如実に表れてくると思うなあ。
まあ、今シーズンは特に全日本は何がなんでも今度こそ出場しないとと羽生君も思っていると思いますのでな。。。
頼んだよおおおおおおお！苦節３年。。。ぐぬぬ。。。。今度こそ全日本で羽生君を見たいです！
ワールドがあるカナダでいい演技ができて良かったです。スケカナではお初ですよねww
これはもうリピ案件でしょう！！
梨花ちゃんもいい演技でしたので、これは今夜の放送が楽しみ♡
その前にラグビー見ます♡（ニュージーｖｓイングランドですからの）
プロトコルをペタリ

○リッツオ君　７０．１２点
ごめん、上の空でした。。。好きなんですけどね、リッツォ君。。。
○ラトデニ君　８４．０１点
すごくランビってたな。。。手を上に上げた動きとか。。。もろもろ。。。スピンが相変わらず面白い！
３Ａが決まって良かった～。
シングル男子ＳＰのスモールメダルは
羽生君、カムデン君、ナム君になりました～おめでとうございます！
刑事君も頑張ったああああ。。。フリーで無事滑りきることができますように。
そして。
オータムのテクニカルざまあああああああ！
結局あれが可笑しかっただけじゃんよ～騒ぐのを揶揄する人もいるけどさ、騒がなかったら国籍バイアスなんか今季もやりたい放題だったと思うよね？w透明性も先進性もない組織なんだから（ルール改正のワーキンググループに有色人種の国を一つも入れない時点でもうね）ちゃんと指摘することは大事だと思う。
女子も書きたいですけど、梨花ちゃんのＳＰはもうほんと「この曲どうなんすかね。。。」と思っていたことごめんさないでしたわ。。素晴らしかった！ダントツに上手かったし驚かされました。
トルソワちゃんはなあ。。。。クワドがないとつまらんな。。。。
テネルちゃんのＳＰ大好きなんですけど、あの演技で３位までに入れない女子厳しす。
スケカナ放送がますます楽しみですね～♡
ではでは！
このお写真かわいい♡ゆずプーが投げられている～。

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＜スケートカナダ・男子SP＞演技終了と同時に宙を舞う無数のプーさん（撮影・長久保　豊）

スポニチ写真部公式インスタグラム 工事中(@sponichitokyophoto)がシェアした投稿 – 2019年10月月26日午前4時41分PDT

ちなみにスケカナはちゃんと人数を増員して対応していたのでいいと思いますぞ。
できれば包装をしてほしいけど、軍隊みたいなきっちりした日本のマナーをゆるやかな観戦スタイルの持ち主である海外のファンにまで厳密に求めるのは無理な話だと思うわ。
ちなみに真凛ちゃんや他の女子スケーターにもそのままのぬいぐるみが投げられていてキスクラに持っていってましたね～。