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大阪エキシビション

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 4月5日(土) 18:00から大阪なみはやドームであった「大阪エキシビション」に行ってきました!
 実はアイスショーは初めて。席はスタンドS席。ロングの方でしたが、正面とは反対方向ですた…まあ、いいや。下に見えるはアリーナ席。あれが良くテレビに出てくるアリーナ席か…近いのう!うらやま!でも、最初アリーナで申し込んだら全て外れちゃったからね、あの席の近さみたら、人気の訳がわかります。今度はアリーナ席で申し込んでみよう。
 
  オープニング、1日たって、すでにうろ覚え(笑)なのですが、最初、鈴木明子さんとジュニアの選手、コストナーさんとソトちゃん…などときて(←省略してますごめんなさい)、男子シングル陣、Pチャンとテン君、最後に羽生君キター!「花になれ」の衣装だわー、私の夢がかなう!
 そして、なにこの圧倒的なオーラ。19才にして王者の風格!最後、皆でならんでスピンするんですが、羽生君が真ん中にいるというのもあるんですが、目を離せなくなるんですよ。ライサチェックさんが、ソチオリンピックの公開練習を見て、優勝するのはユヅルだ、彼は数人のスケーターと一緒に練習していても、彼から目が離せなくなる、なんとも言えない魅力があると言っておりましたが、これがそうなのか…。
 
  さて、お楽しみのスケーターの皆さんの演技。すでに記憶があやふやなので、印象に残った選手をば…。
 無良くん。四大陸選手権で優勝してから、一皮むけたのかな?男の色気がだだ漏れ~な素敵なショーグン様。ジャンプも迫力満点で、あまりの迫力に「おおー!」の歓声があがる。来季が楽しみです!
  テン君。ソチオリンピックEXで見てファンになったカザフスタンの音楽にのったナンバー。本当に高貴で砂漠の皇子様のよう。テン君は、来季は体調の回復と靴問題が解決したら、ハビと並んで羽生君の最大のライバルになるかも…?(もち一番はまっちーやこづ、無良くんがライバルですとも)
 カロリーナ・コストナーさん。
 一度でいいから生で見たかった、アベマリア!神々しい~まさに女神です。手足が長く、独特の緩急をつけた演技。そして、あのスケートのスピード。漕いでないし、足もあんなに細いのに、コレオシークエンスの時も全くスピードが落ちないんです。プラチナのような衣装もあいまって、本当に輝くように美しかった!もちスタオベ。
アンコールは「ボレロ」きた!最後のコレオシークエンスのところしてくれたけど、迫力満点で素晴らしかった。世界選手権の女子フリーは席が遠かったため、良く見えなかったので(泣)
 Pチャン。
 書いてる途中で消えてしまったので手短に。
  Pチャンのスケーティングは芸術。生でみて初めてそう思った。まるで氷との間に摩擦が全くないかのような吸い付くような滑らかさ。羽生君が夢中になるはずです。
  アンコールでしてくれたエレジー、最後のコレオシークエンス美しかった。
 ソトニコワさん。
  白鳥の湖。衣装は黒。ブラックスワンのイメージ?曲が途中からディスコ調になって、普通のオーソドックスなのでいいのに~とちょっと残念に…(汗)ソトニコワちゃんのプロって、曲が少々残念な時があるのよね。振付も、イリカツのようなわかりやすい振付でなくて、少し難解。終わったときも、Pチャンのときはみんなスタオベしていたけど、どう反応していいかわからない、みたいな感じだった。
 でも、ソトニコワさんはスケートもスピード(想像以上に速い)があって、ジャンプの高さもあって、演技も華があり、リンクに映えるので、これからもっと伸びるスケーターだなと思いました。
 でもなんでかリプニツカヤの方が好きなのよね~☆
  さあ、大トリ、羽生君です!
 
  なんと、白鳥の衣装です!思わず「え!」とビックリして声に出してしまうほどでした。
  そして、この白鳥の衣装、テレビで見るより…ずっとずっとずっとずっと…
  きらっきらっして美しか~です!
 上半身の部分にたくさんのラインストーンが埋め込まれていて、光が反射するごとにキラキラ輝くのです。色は黒に紫、ホワイトでしょう、もう黒髪、色白美肌、黒紫の衣装のキラキラ、黒パンツのコントラストが、悶絶しそうに美しい!リアル白鳥王子!ブラヴォー!
 こりゃあ、リプニツカヤちゃんは間近で見たら惚れちゃってもおかしくない…というくらいの素敵さです。
 あと、カリスマ性ね。登場したときから王者オーラすごかったよ。目が離せないんですよ!ここでもやっぱなぜか体が大きくみえるんだよね…。世界選手権で見たときより、さらに風格増したように感じました。
 演技は、試合の疲れもとれつつあるのか、エレガントでダイナミック、白鳥そのものでした。パンケーキツイヅルも、ソチのEXのときよりキレキレで、美しかった。
 
 ホワイトレジェンド、大好きだったけど、生で見て、こんなに美しいものだとは思わなかった。本当に素晴らしいプログラム!
 あと見ていて思ったこと。
  
 私は、ワールドEXで旧ロミジュリを演じたことで、羽生君が過去から解き放たれたんじゃないかと感じました。
 震災以降の苦しい生活、カナダに渡ってからのつらい日々、心ないバッシング…。
 それもありますが、羽生君が少年から青年になりつつある時期。
 いろいろ経緯はあったでしょうが、カナダに渡って、英語もしゃべれない、異文化社会の中をもがき苦しみながらトレーニングを積んでいたのは、ネクストステージに立つため、次の目標を見据えて、さらに進化するためでした。
  ソチオリンピックで優勝する器があった羽生君にとっては、つらい決断だったとは言え、必要なことだったと思います。2番、3番で終わるか、それとも優勝できる選手になれるかどうかは、周りに優秀な選手がいて切磋琢磨し合い、レベルの高いコーチ陣、長期のオリンピックシーズンを戦略を立てて指導できる世界レベルの指導者が必要でした。
 
 私も菜々美先生のプログラム好きです!でも、菜々美先生指導の元で、オリンピックで優勝できたか?といわれれば、リンク環境も含め、困難だったでしょう。(ベースはもちろん菜々美先生、都築先生ではありますが…。)
 ワールドで旧ロミジュリを演じること。随分前から決めていたんじゃないかと思います。
 自分自身が、「旧ロミジュリの頃のように追いかける存在じゃない、王者羽生弓弦」として決意するため、少年時代との決別、震災以降の激変した時期への一区切り、何より、ニースロミオ…あの伝説的な演技の呪縛から解き放たれるための儀式だったように思います。
そして、ファンに向かっても。
「さあ、前に進もうじゃないか」  と。
実は~私もこのワールドEXの旧ロミジュリ見ると,切なくなるので,朝は見ないようにしているんです。それくらい色々な思いがこもった演目だったような気がします。
なぜか最後はワールドEX旧ロミジュリ語りになってしまいました。
でもねえ、菜々美先生が指導者ではなくて、振付師として、今の羽生選手にぴったりな、鬼つなぎ高難度プログラムつくってくれたら、最高にかっこいいと思う。
EXで旧ロミジュリをしてくれたことで、かえって気兼ねなく依頼できやしませんかね?と思ったり。手始めはEXから…。

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