今日、久々にアニメの「時をかける少女」を見ました。
何年も前に、テレビで何の予備知識もないまま、偶然このアニメを見まして、最後のたたみかけるような怒濤の展開と、初夏の、真夏ほどは照りつかない、カラッとした明るい日差し、空気と匂いを感じさせるアニメで、感動して速攻アマゾンでDVDを注文したほど好きになったアニメでした。
(ちなみにサマーウオーズは田舎のお盆のおさんどんを思い出すのでイマイチ。。。)
今はもう好みは変わっているのかもしれないけど、このアニメは羽生君が好きな映画にあげていた作品なのです。(映画でアニメを選ぶところがまたらしいというか何というか)
細野さんの作品は、諸行無常といいますが、移ろいゆく季節、時間、命をテーマにしているのかなと感じさせてくれます。
物語の季節が夏が多いのは、輝く太陽と青空と、いつかそれも終わりがやってくるという物語のテーマとの対比のためなのかも。
そういえば、以前本で読みましたが、季節の中で夏だけが「夏が終わる」という表現をすると。
虫も花も、盛りがあればあるほど、終わりのときへのコントラストが強くなることから、終わりがくる感覚がするのかもしれないなと思います。
そして、今日、私が住む地方は梅雨が明けてすっかり夏空になったこともあいまって、この映画を見て、ふと羽生君は蝉のようだなと思い出しました。
八月の蝉。という小説がありましたが。
いつか終わりがくると知っているような、命の限り全力で滑るその姿が蝉のようだなと。
選手を引退するのが終わりではなく、そこからがスタートだとは思いますが、彼は常に後ろ向きではない諸行無常の感覚を持ち続けているのかなと感じています。
「天と地のレクイエム」も、私は遠くから、蝶の羽化を眺めているかのようにもの珍しい美しい生き物が苦しみ、もがき、生きる姿を見ているかのようでした。
これは私の個人的な感想ですが~。
そういうわけで(どういうわけで)、お酒が入っていることもあり、今日は少しポエムをつぶやいてみました。
早く梅雨があけますように!
それでは。。。
コメント
好きです。アニメ「時をかける少女」
私も時々見ては、号泣する。わかっちゃいるのに泣いてしまうw
そして、終わった後に残るちょっともの寂しい気持ちと清涼感がハンパない作品ですよね。
私はどちらかというと(いや、どちらかと言わなくても)時をかける少女と言えば、原田知世世代のBBA世代ですが…ゲフンゲフン
このアニメを見ると、ノスタルジックな気持ちがするというか、気持ちが高校生に戻っていきます。
そういえば、日本のアニメ、青春ものはだいたい季節は「夏」が多い気がしますね。
>いつか終わりがくると知っているような、命の限り全力で滑るその姿が蝉のようだなと。
私もそう感じるな。そして、そういう彼を
いっけぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!! ←時かけの名ゼリフ(笑)でいつも応援してしまいます。
時かけの「ガーネット」がまたいい曲でしたね。
好きという気持ちがわからなくて
二度とは戻らないこの時間が
その意味をあたしに教えてくれた
あなたと過ごした日々を この胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと特別で大切で
またこの季節がめぐってく
この歌詞は、私のゆづへの思いとシンクロしています…
↑…あとで床ローリングすることに1000時かけ!
「時をかける少女」名作ですね。音楽も大好きです。羽生選手がときおり年少の子の頭撫でするのはこの映画からかな・・・って思っています。
蝉といえば羽化したばかりだと薄い緑色でちょっとレクイエムの衣装の色合いに似ていますね。
またポエム呟いてください。
>あいあいさん
あいあいさんのコメントを読みながら私が床ローリングしましたよ!
このアニメを見るとさっぱりしているけど、なんとも言えない寂しい気持ちになるんですよね。
ところで、ガーネットの歌詞は。。夕方に例の関西の三人衆対談がありましたが、動画をみましたか?
私も日頃ツンデレかましてツンデレですが、正直に言おう。
寂しいよお~。
ジェラシーじゃないんだよね。
なんでかな。はにゅ君が彼女がいるとか結婚するのは当然で幸せになってほしいと思うのですが、みんなで応援していたはにゅ君が、キャーキャー言っていたはにゅ君が、みんなの羽生君がそうでなくなってしまうような、そんな感覚かな。これも思い込みなんでしょうけどね。
恋愛は発覚しても、結婚しても、だんだん慣れてキャーキャー言っているかもしれないけど。
でも確実にどこか変わってしまうだろうし、ファン層も変わるかもしれないね。
変わるのが怖くて寂しいのかもしれないな~と。
ガーネットの歌詞がドンピシャですわ。
でも、私もいつでもどこでも、あいあいさんと同じく「いっけええええ!」で応援してますぞ!
>cocosyan9135さん
時かけは本当に名作アニメですよね。奥さんの挿入歌と主題歌も、メロディー、歌詞ともに映画にぴったりで涙腺を刺激します~。
そういえば、よくちっちゃい子を頭クシャしますよね。。。
レクイエムの衣装は、最初のポーズもあいまって、羽化したばかりの蝉や蝶の色合いに似ているような気がします。見ている人によって、感じ方が変わってくる不思議な衣装、プログラムです。
ポエムつぶやき、失礼しました。
ありがとうございます~。