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フランス対ドイツ戦。

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サッカーファンでもある私は、先日のパリでの無差別テロ事件で、標的の一つがサッカーのフランス対ドイツの親善試合だった、ということに心を痛めていました。
マスコミでは、メインのターゲットがこのフランス対ドイツ戦だったといわれており、本当に恐ろしい。
スタジアムの入り口で係員が爆弾を発見し、見つかった犯人はその場で自爆テロを行ったそうです。。。
使用された爆弾には多数の鉄片が含まれていたため殺傷能力が高く、万が一観客席で爆発していた場合には死者数百人以上の被害が出ていた恐れがあるとのこと。
数名の方が亡くなられたそうです。
試合終了後には、観客の方々はピッチに避難したとか。。。
試合はどちらも強豪チーム、ことにドイツは現在2位(1位がベルギーになっていて、ええー!とびっくり)で、フランスも今現在はランクは落ちているとはいえ、ワールドカップ優勝したことがある強豪チーム。
試合も世界に生中継されていたでしょうし、会場にはオランド大統領も観戦にきていらっしゃっていたとか。
だからこそ、ターゲットにされたのでしょう。
なぜ、1親善試合に大統領が観戦にくるのか?
フランス対ドイツ・・・かつては、第二次世界大戦以前から戦火をまじえ、第二次世界大戦でのナチスドイツによるフランスの支配、パリ解放時の写真などは有名です。
それ以降も、サッカーにおいても宿敵同士として、プラティニの時代も激しいライバル争いをしていました。
日本でいえば、日本対韓国の試合のようなものでしょうか。
そのため、フランス対ドイツ戦、というのは、現在もいろいろ問題はあるかもしれないけど、ずっと争ってきた歴史から、サッカーの親善試合ができるまでの間柄になった、という意味合いがあると聞いています。
だから、W杯の試合でもないのに、1親善試合に大統領がおでましになる。
平和の象徴としての意味もある親善試合です。
そういう歴史的な意味合いも知った上での犯行でしょう。
本当に恐ろしいし、悲しい。
また、サッカー選手には、多くのムスリム系の選手がいます。また、フィギュアスケートの選手にもいらっしゃいます。
フランスにも、ヨーロッパにも、日本にもいらっしゃいます。
どうか、卑劣なテロリストとひとまとめにされて、理不尽な行いがされないことを願っています。
私自身も、何が正確な情報なのか、自分自身の目で見て、心で考え、見極めようと思います。

スポーツ
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