超おそですが(四大陸の準備は道半ば)、羽生君が韓国へ到着したーーーーー!
オーサーのこのラフな感じが姫を守るボスって感じで頼もしい♡やはりジスランとオーサとプーは揃っていませんと!
ところで大騒ぎになった(しかも羽生君達もバイオで発表になるとは思っていなかったらしいww)プログラム変更ですが。。。
平昌オリンピック直後のシーズンではやる気を取り戻すためにも、憧れだったプルシェンコとジョニーのプログラムを滑ることにして、それは当初の「楽しむ」ための試合用のプログラムとしては良かったけど、さいたまワールド、今季のオータムクラシック、GPF、全日本と通して滑っていく中で、段々と試合の強度が増していくにつれて、魂をさらけ出して滑るタイプの羽生君にとってはズレが生じてきたのかもしれない。
それほど大きくはないカジュアルなライブではカバー曲で良いかもしれないが、紅白歌合戦(全日本)やカーネギーホール(GPF、ワールド)のような場所でする大規模なライブの大トリでカバー曲。。。トリビュート曲を魂込めて歌うのはちょときついよね。。
紅白でも大トリ飾るのはサブちゃんの祭りだったり和田あきこのあの鐘を鳴らすのはあなただったり、やはり歌手のオリジナルの勝負曲だもんね。。。
他の選手ならそれでも良かったのかもしれませんけど、羽生君が滅多にいない氷の上に自分をさらけ出すことができる精神の自由さがある希有な才能の持ち主なんですわ。。。。これと同じタイプはヤグディンくらいしかみかけないなあ。
羽生君のこの滑りの特質については、ロシアのダニエリアン君が膝を何度も打ちまくりたいほど秀逸な表現で表していますので、絵子ちゃんの翻訳ツイートをありがたくお借りします。(ちゃんと絵子ちゃんの許可を得ています。)
https://t.co/MV6crlV8r3
ロシアジュニアのArtur Danielian君。羽生君のスケートの好きなところを聞かれ、
「ユヅの感情と内なる自由をとてもうまく伝えることが出来る才能。世界中の誰もそんな自由と共にスケートする人はいない。」と。 https://t.co/eLGTlqEBy6— BBI絵子ー my superhero Hanyu can fly☆ (@yuzueco) January 28, 2020
「ユヅの感情と内なる自由をとてもうまく伝えることが出来る才能。世界中の誰もそんな自由と共にスケートする人はいない。」
ダニエリアン君凄いですお。。。やっぱりロシアは文学と詩人の国だなあ。
羽生君を見ていて一緒に滑っているような感覚になったり、自分も何でも出来そうに思えたり、滑りを共有するような感覚になるのは感情を氷の上に投げ出すことができるからではないだろうか。そして、フリーダムであること。。。そう、これこそが羽生君のスケートの特質なんですよね。
そして、感情と内なる自由をさらけ出すためには、やっぱりオリジナルで自分が納得するプログラムじゃなきゃダメなんだよう、うんうん。
ジスランコーチもインタビューで「自分の内からわきあがるものが必要だった」と言っていましたもんね。
そして、先ほど放送があったフジテレビのニュースαでの最新インタビュー!
やはりオリジナルでないと自分スケートではないと感じたのか。。。それはMOIでSEIMEIを滑った時にわかったと。
そしてSEIMEIやバラードNo.1のように自分自身だと思えるぴったりの新しいプログラムというのも考えたけど、現実的に時間がなかったと(そりゃそうだ)。そのため、今一番自分自身だと思えるバラードNo.1とSEIMEIに戻すことに決めたという訳だったのですなあ。
そして、このプログラムをやりきることで自分のスケートをまた見つけていきたいとな。
つまり、今回のプログラム変更はさらに最高の自分に到達するためのプロセスなんじゃないかな??
終わりじゃないような気がしましたけれども??
楽観的すぎいい!!って言わないで~!
何はともあれ、わたすは平昌では超遠くからバラードNo.1もSEIMEIも見ましたので(うう)、今度は割と近くで見られそうなので楽しみにしています!(見られるのはフリーだけですが。。)
目指せスーパー・スラム!!
ちなみに今の現役男子でスーパー・スラムを達成しそうな対象者は羽生君しかおりませんので!!
それでは四大陸選手権の用意もまだなので汗
ではでは。
PS:四大陸選手権男子のテクニカルスペシャリストはUSAでよくジャッジしていて札付きらしいとの話がが。要チェックや!
○羽生のコーチが明かす「彼は今、誰のためでもなく自分のために滑っている」2020年2月4日 6時0分スポーツ報知
【仁川(韓国)3日=ペン・高木恵】フィギュアスケートの四大陸選手権はソウルで6日に開幕する。男子で五輪連覇の羽生結弦(25)=ANA=のジャンプコーチ、ジスラン・ブリアン氏が3日、仁川空港に到着。羽生が2018年平昌五輪で使用したプログラムに戻すことについて「世界選手権で勝つためのプログラムを探った」と代弁した。今大会で主要国際大会完全制覇を成し遂げ、3月の世界選手権(18~22日、モントリオール)でのネーサン・チェン(米国)からの王座奪回へ弾みをつける。男子ショートプログラム(SP)は7日に行われる。
今回の決断には驚いた。しかし、羽生らしいとも感じた。SPはショパンの「バラード第1番」、フリーは「SEIMEI」へ。ともに羽生の代表作に戻した。シーズン途中での変更は、シニア転向後初めてのこと。この日、韓国入りしたブリアン・コーチは「世界選手権で勝つためのプログラムを探った」と語った。3月の世界選手権での王座奪回へ、羽生自身が決めたという。
平昌五輪後、SPでジョニー・ウィアー氏(米国)が滑った「秋によせて」を、フリーではエフゲニー・プルシェンコ氏(ロシア)の演目をアレンジした「Origin」を滑ってきた。ブリアン・コーチは続けた。
「より自分らしいプログラムを選んだ。彼はウィアー、プルシェンコへの尊敬の念からこれまでの演目を滑っていた。しかし、それをやると、本来の自分の演技にはならない。自らの内からあふれ出るものが必要だった。彼は今、誰のためでもなく自分のために滑っている」
「バラード第1番」は通算4季目、「SEIMEI」は3季目。ルール改正前の世界最高得点を2度更新した伝説のプログラムは、羽生にとって頭で考えずに“跳べる”プログラムだ。指先の細やかな動きまで、体に染みついている。今大会は見送り、世界選手権での投入を視野に入れている人類初の大技「4回転半ジャンプ」(クワッドアクセル)も組み込みやすい。平昌五輪ではサルコー、トウループの2種類4本だった4回転は今大会、ルッツ、サルコー、トウループの3種類4本を予定している。
伝説になった五輪金プログラムは、人々の記憶に刻まれている。それをこのタイミングで再演することは、非常に勇気がいることだ。「あれ以上」が求められる。そして羽生のことだ。さらに進化した「バラ1」と「SEIMEI」を披露する準備を積んできたに違いない。生半可な決断ではない。勝つための羽生の覚悟が垣間見える。今年の誓いは「限界の5歩先へ!」。クワッドアクセルを入れた超異次元の「SEIMEI」を携え、奪還に向かう。
○羽生結弦 演目変更に初言及「そのプログラムたちと一緒にまた滑りたいなと心から思えた」[ 2020年2月4日 18:00 ]スポニチアネックス
フィギュアスケート四大陸選手権(韓国・ソウル)に出場する男子の羽生結弦(25=ANA)が4日、仁川空港に到着した。黒のジャージー姿に、白いマスクを着用。ともに到着したブライアン・オーサー・コーチの後ろに隠れ、笑顔も見せた。
今大会からショートプログラム(SP)、フリーとも五輪2連覇を達成した18年平昌大会で使用したプログラムに回帰。その理由について自らの口から初めて語った。空港でのコメントは以下の通り。
「BIOで発表されちゃうのがちょっとビックリしたんですけど、SEIMEIとバラード第1番をやる予定です。その理由としては、いろいろ言いたいことは多々あって、今はパッとは言えないんですけど。とにかく自分自身が一番、自分が目指しているフィギュアスケートとして、できるものが今はSEIMEIとバラード第1番が一番かなと思ったのと。あとは、そのプログラムたちと一緒にまた滑りたいなと心から思えたので。その理由もいろいろあるんですけど。また後で詳しく話しますけど。とりあえず自分らしく滑れるプログラムかなと思ってやります」
コメント
いい曲ですよね♡
ちいこさん、こんばんは!
SEIMEIを、平昌の時より前の席で?
いいなぁ~!
「楽観的すぎいい!!」なんて言いませんよ(キリッ)
私なんて、北京後のブルーレイ「〇〇の時」の、プログラムの並びが気になってるくらいです💦できれば、競技プロだけじゃなく、エキシやショーの演技も多々入れてください。m(__)m
お調子もの~!!って言わないでね、ちいこさん!
なんせ、羽生選手の言葉と最新の情報などで、テンションが上がってます(〃艸〃)
絵子ちゃんが伝えてくれたダニエリアン君の言葉・・・。評されるYUZUも凄いけど、こんな表現ができるダニエリアン君も素晴らしい!本質を掴んでますね。
「四大陸選手権で、シーズンベストを更新し優勝した、羽生結弦選手が、男子シングルでは初めてとなる、スーパー・スラムを達成いたしました。」(言霊)
プラスの気を日本から送ります!(札付きジャッジなんて〇〇喰らえ)
大変な中ですが、素晴らしい大会になりますように!
ちいこさんも、体調万全で、楽しんできてくださいね!!
夜更けにこんばんは
ちーこさん
ソウルに出かける前で忙がしく過ごされていると思います
一つだけ
羽生くん ちーこさんのブログを読んでいるのじゃないかしら
カバー曲とオリジナル曲にびびびと反応してしまいました
ちいこさん、こんばんは。
先日は初コメントへのご返信ありがとうございました。これからも時々コメント欄に来させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
ネイサンくんのインタビュー記事の全文(たぶん)を読めて勘違いしていたところに気づいたりもしたので、お礼方々あちらの記事に再コメントするつもりだったんですが、プログラム変更のニュースでそれどころじゃなくなっちゃいました☆
カバー曲とオリジナル曲の例えはドンピシャ、ご本人もそう話していましたね。
OtonalとOriginもけっこう羽生くんの本質に近いと思うんですが、完全には一体化できないと判断したのかー。憧れというか理想の背中というか他者の存在が混ざっているのがそこまで影響するとは…。羽生くんのリスペクトの強さと曲への入り込み方の深さゆえですね。そこまで一体化しようとする選手はなかなかいないからなぁ。特にあれだけ難度の高い技を組み込んでの競技としては。
ダニエリヤンくん、羽生くんの引き込む力に心を動かされることには何の不思議もない(それこそ山ほどいる…ファンの数が証明してる)けど、あの若さでそんなふうに本質を表す言葉が出てくるなんてすごすぎ…技術力もあるみたいだし、羽生くんのフィギュアスケートを継いでいく選手の一員に育ってくれるといいなあ。
四大陸選手権、あのプログラムなら安心…と言いたいところですが、新しい構成での滑り込みはまだ少なめだと思うし、練習で転んだり抜けたりするのを見るとやっぱりドキドキしてしまいます。本番へ向けて調子を合わせていって羽生くんの望むフィギュアスケートができますように!
フリーは現地で観られるのですね~うらやましいです!お気をつけて。レポを楽しみにしてます。