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あらためて恐る恐るソチオリンピック男子フリーを見てみた④

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パトリック・チャン(カナダ)  178.10点
曲:ビバルディ「四季」ほか
【ジャンプ構成】4T-3T,4T(お手つき),3A(ステップアウト),/3Lz-1Lo-2S(本当は3S予定),3Lz、3Lo,、3F-2T、2A(ステップアウト)
Pチャンの演技が終わった時、口があんぐり空いてしまっていた。特に最後の2Aステップアウトのあと…。
「え、これってどういうこと?もしかして羽生君より下回るかもしれないってこと?」と。
まさか…Pちゃんがこういうことやらかすとは思っていなかったので(汗)
オリンピック2回目だから余裕でしょと思っていましたが、カナダの呪いの重圧、羽生君にGPFで大きなミスもしていないのに負けてしまったことは、相当なプレッシャーになっていたようです。
冒頭は良かったんだ!
4T-3TはプロトコルではGOE+3。全員+3かよ!という素晴らしさ。しかしここからが…。大技の4T-3Tが決まって、ふと気が抜けてしまったのかもしれない。
次の4Tで両手お手つき、尻餅まではついていないけど。ざわつく会場。羽生選手に続いてまさかパトリック・チャンまでも?という不安感。
苦手のトリプルアクセルで大きなステップアウト。ほとんど転倒に近い体勢で着氷。
3Lz-1Lo-2Sは、最後の2Sが予定どおりの3Sだったら、羽生君は負けていたかも…。それにしても、この3連続ジャンプのとき、羽生君と同じように足がもつれそうになっていた。
なんだかいつもと違って足下がバタバタしている。やはり緊張しているからだろう。
3Lz、3Lo,、3F-2Tは問題なし。
最後の2Aで体勢を大きく崩してのステップアウト。やはりオリンピックでは、技術に不安がある部分は増幅されちゃうんだろうな。
最後のルンルンのコレオもなんだかいつもと違う…。
最後笑顔でリンクを後にしたのは良かったけど。
金メダル候補の相次ぐミスに会場はさらにざわついて微妙な空気に…(汗)。
Pチャンの点数が出た時、やっぱり羽生君ファンの私は朝方の4時に跳び上がって喜んだのですが、今録画を見ると、Pチャンの後悔したようなやるせない表情に悲しくなった。
フラワーセレモニーでも、羽生君が一番高い台に上がったとき、少し泣きそうになっている表情になっていて、切なくなった。
またもや金メダルを逃してしまったカナダ男子…。もしソチオリンピックが6ヶ月…いや、3ヶ月早かったら、羽生君の仕上げは間に合わず、Pチャンが金メダルを取っていただろう。
それを考えると、オリンピックのメダルは年齢やタイミングも重要と言われるのが良くわかる。
羽生君の金メダル、Pチャンの銀メダル…Pチャンにとっては、羽生君に力負けしてしまったGPFから歯車が狂ってしまったのかもしれない。
しかしPチャンには、これからも小憎らしいほど強くあってほしい!
PチャンVS羽生君は、ヤグVSプルなみのデッドヒートなんだから(まあ、あの二人は異次元ですが…(汗))。
ライバルがいないと試合が面白くないのよ!
世界選手権には出ないけど、新シーズンにはさらにパワーアップして登場してほしいわ。
頑張れ、Pチャン!

ソチオリンピック
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