羽生君、皇位継承の先にあるもの。

羽生君のメダル表彰式、いい笑顔でしたね～。
ぴょんと表彰台に乗って、満面の笑み。
あらためて、なんて綺麗な子なんだろう、と見とれてしまいました。
記者会見で震災のことを話した時の誠実さ、真摯さ、いつでも全力投球な姿勢、それらが姿勢、表情に現れるのでしょう。特に口元が引き締まっています。
実は笑い顔が真央ちゃんにそっくりなんです！同じ妖精、天使さんだからかな。
（羽生君は中身はザ・男塾だが。真央ちゃんも漢だが。）
金メダルとったけど、本人的にはフリーでミスを２回してしまい、悔いが残る部分もあったでしょう。しかし、今見返してみると、ジャンプミス以外は、とても心がこもった素晴らしい演技でした。それだけに、ジャンプミスが悔やまれるといえば、悔やまれる。
しかし、今後のことを考えると、むしろ少し悔いが残る状態の方が良いのかもしれない、と思います。
向上心、闘争心が強く、完璧主義者の羽生君に限ってそんなことはないと思いますが、１９才、史上２番目の若さで金メダルをとって、演技も完璧なものだったら、周囲からあがめ奉られ、気が緩むこともあるかもしれない。
しかしフリーで悔いの残る演技をしたことにより、３月の世界選手権、また、４年後の平昌に向けて、トリノのプル様のように「忘れ物を取り返しに行く　→　完璧な演技で金取りに行く」というモチベーションがあげあげになるのではと思います。
その前に、エキシビションで高難度プロやってくれそうで楽しみなんですけど！
たぶん、「俺の技術を疑っているやつらにゴールドメダリストの美技を見せつけてやるぜ！」と思っていると思うwww。
新プロか、旧ロミジュリか、悲愴か。悲愴はロシアの作曲家スクリャービンだし、何気に高難度プロなので良さそうだけど、もともとがＳＰだから金メダルのエキシビには短いかも。
意表をついてジャスティンビーバーとかwww。オリンピックのエキシビって、カジュアルな曲使っている人少ないんだよね～。フィギュアスケートってどうしてもお客さんが年齢高めだから、若さを生かして、カジュアルな流行の曲を使って若者を悩殺するのもいいかもしれない！
アルメニアでの練習風景で曲が何かわかりそう。
プル様、ツイッターで羽生君に対して、「僕のアイドルの羽生、おめでとう」「彼は天才だ」と言っていたそう。
本当に、不思議な気がします。天才は天才を知るというのでしょうか。
彼が引退を決めた日に、ＳＰで羽生君は世界最高得点、史上初めて１００点の壁を越えた。玉座の背に手を掛けたというところでしょうか。
次は３００点超え、４Ａにも挑戦しそうですが、４Ａはあまりにも負担が大きすぎそうなので、ファンとしては微妙なところです。
プル様とヤグ様、壮絶なライバル争いの末にどちらも満身創痍で引退したからなあ。
パトリック・チャン選手がしばらく休業・又は引退する可能性があるような情報があるようですが、思った以上にショックです！
あの滑らかなスケーティングがもう見られなくなるかもしれないなんて。
Ｐちゃんの域に達している人は今だ誰もいないのに。
また、羽生君も、自分と同じレベルで競い合うライバルがいなくなることで、ヤグディン引退後のプル様のように、「前にも後ろにも誰もいない、独りぼっちの天才少年」になってしまうのではないかと。
Ｐちゃんと羽生君、２人によるデッドヒートは、それくらい他と次元が違う域に２人とも達してしまっていた。ヤグディンとプルシェンコのように。点数がそれを物語っている。
歴代高得点トップ１０が、Ｐちゃんと羽生くんと大ちゃんとナンデス君で占められているのである。そのうち、Ｐちゃんと大ちゃんが引退したら、ＳＰで９５点以上、フリーで１９０点台出しているのは羽生君のみ。その時点が…フリーでは２０点以上差があるのです。
ソチオリンピック、ＧＰＦ、全米、カナダ、欧州選手権と見ていて、オリンピックに出ていた選手以外でこれという逸材は見当たらなかった…。
あとは…ジェイソン・ブラウン君に４回転を装備してもらい、デニス・テン君には表現力を磨いてもらい（今も十分すばらしいけど）、ヨーロッパからランビ様、ジュベさんの後を継ぐ人がでてくるのを待つしかないわ！日本男子は楽しみな逸材は多いけど！
世界的なフィギュアスケート人気復活のためには、アメリカとヨーロッパから逸材が登場することが一番なんだけどな～。会場にお客さん少ないと悲しいし。
ちなみに中国では羽生君、大人気になっているそう。
日本と同じように、２０１２世界選手権の旧ロミジュリの映像が注目を集めているようで、やはりあの演技は誰が見ても名演なんだなと思った。
さあ～、これからアイスダンスのショートが始まるぞ！
リード姉弟、シブタニズ、メリチャリ頑張れ～！