今日はスケカナ女子雑感+羽生君のことです。
まきまきで申し訳ない!
○真凛ちゃん「トゥーランドット」
動画が著作権にひっかかるらしく、音が途中で消えているので動画は貼らず。
DOIでの滑りを見た時には良いと思ったのですが。。。。JOでも思っていたのですが、とにかく繋ぎが薄い!
これ,本当にあの繋ぎの鬼のウィルソン作?と思うほどに。
元々はもっと複雑で凝った素晴らしいプロなのでは。
特に、スパイラルの後の振付がああああああ、ただ滑って髪をなでているだけ汗汗。
目の前に荒川しーさまの豊かなトランジションのステップシークエンスが蘇り、脳内補完完了。
あえて言おう、できるのになぜやらない??(どこかで聞きましたな!)
たぶん省いているんだろうな。。。羽生君も省略していたけど、最初からこんなに省略してはいないとおもふw
才能があるのに本当にもったいない!
この省略ぶりではロシア女子はおろか、国内女子も射程圏に入るのは難しいのでは汗汗。
スイハンもジュニアからシニアに上がって苦しんでいた頃、ウィルソンプロにして、素人目にももの凄く難しい養成ギプスプロで、シーズン当初は苦しんでいたけど、ワールドでは素晴らしい演技をしたんだよなあ。そして銀メダル。
そこから駆け上がって、昨季のワールドでは金メダル。
「あーた!チャンピオンになりたいならこのプロをやりきりなさい!」みたいな。
真凛ちゃんには元の構成でやりきってほしいのだけれども。
Wenjing Sui / Cong Han FS 2015 – World, Shanghai HD
金メダルがほしいならコレをおやり!
○ケイトリン・オズモンド「黒鳥」
B.ESP. Kaetlyn OSMOND FS – 2017 Skate Canada(figure skating 2014様)
元気な黒鳥。これはもう手の使い方が「よッはッ!」で元気がよすぎてしなりは全くなし。。。というのがバレエ要素なしに拍車をかけているような。
これを見て、うーん、羽生君にエキシでもいいからブラックスワンをしてほしかったなあと思ったり。
あ、でもSPでブラックスワンでなくて良かったかもねむ。。。北米の振付師ではミルズ先生とウィルソンとローリー以外はバレエプロははまらない気がする~。
タラママもご立腹だけど、わかるww
ロシアのスケーターがつくってきたプロを見れば、気持ちがわかりますう。
イリカツ、ヴォロトラの黒鳥は素晴らしかったのだもの。。。。。
ブログ「あれこれ」さんより。ありがとうございます!
2017/10/29 タチヤナ・タラソワ「人が恋をすれば、客観的ではいられない」
ロシアのマスコミは厳しいですな汗汗。タラママはかわいい♡
通常はなかなか他の国の選手にこういうことは言えないと思うの。
フィギュアスケートを心の底から愛しているゴッドマザーですね。
○アシュリー・ワグナー「ムーランルージュ」
B.ESP(HD). Ashley WAGNER FS – 2017 Skate Canada(figure skating 2014様)
実は、一番ショックだったのはアシュリーのムーランルージュでした。
ご存じ、新作のララランドから三期目となるムーランルージュにしましたが、2016ワールドや2016全米、2015GPFで見たような輝きが感じられなかったのだ。
古ささえ感じてしまったのだ。ショックでした。
羽生君のことを思い出して、やはり二作リバイバルはリスキーなのでは?と思ったり。
今季の表現は今までで一番好みですが、ジャッジするのはファンではなくてジャッジだからなあ。
思うに、バラ1にはループを、SEIMEIにはクワドルッツが入るのですが、単に構成を上げるというだけではなく、ジャンプ自体が持つ大きなエネルギーがプログラムに輝きを与える、というのがあるのではと。
特にSEIMEIは緊張感があるプロなので、冒頭にまっすぐで大きな軌道から入るクワドルッツはまさに炸裂ですよね!
ルッツだけは大きな軌道で大きく跳んでほしい派ww
あと、羽生君の一番の強みは何か?と言われたら、
「研ぎ澄まされた美しさ」
だと思います。
この思いは以前に貼った羽生君と同じ再演・再再演プロだったペトレンコのSP・FSを見てあらためて思ったことでした。
Viktor Petrenko – 1992 Olympics – Short Program(Miscskateclips様)
[HD] Viktor Petrenko – 1992 Albertville Olympic – Free Skating(Mintaka Alnilam様)
GPFやオリンピックでは、自分の強みが生かせますように。
NHK杯では抑えめでね~(・Д・)ノ
コメント
そう真凜ちゃんわたしもあれれ?と思ったのですDOIではこれは凄いと思ったんだけどなまだ進化すると思いたい
ケイトリン物凄くパワフルなスワン(汗)これスワンである意味ある?とか自分でもわけのわからない感想が沸き起こる(笑)
白鳥の湖とトゥーランドット多すぎと思いますが、ソツコワちゃんの可憐なピンクの可愛い小白鳥(大柄なのに繊細)
ザギトワちゃんの新感覚近未来風疾風怒濤のオデット(!)元気になれば絶対はまるあの状態でも美しかったポゴラリア
しかし私は見てしまったニース杯の荒い画面でシャオユー・ジャンハオ組の白鳥の湖これ真打かも、綺麗な画面で早く見たいです
シャオユーちゃんはなんて嘆きの美女が似合うんだろう、とりあえずハオさんは何の役なんだろうという疑問はしまっておきます(笑)
トゥーランドットもいよいよスイ・ハン組がベールを脱ぐわけでこれは楽しみ
トゥーランドットは荒川さんより雪組を思い出すわたしです(荒川さんは素晴らしかったですが)これを超えてゆけるのか
ペアについてはわたしは昔から中国ペアに憑りつかれているのです(笑)
「できるのになぜやらない」全く同感です確かにどっかで聞いた(笑)若い選手が怪我でもないのに守りに入るのはどうかなと思います
みんな小さくまとまんなよー(笑)
お仕事お疲れ様ですっ!
この季節、大切にしなければいけないモノがありつつ、見逃せないモノがたくさんある現実。
紙に書いて、コレとコレっ!
と選んだつもりで、寝不足なのはなぜーーー!
JOであれれ?なまりんちゃんに、カンのいい子だから…と申しましたが、その後に「ルッツコンボを…」のお話に、いやそれでなくてよっ!
と、汗が出ました。
まいたそや、メドヴェを目の前で見てそれはないじゃろうと。うう。
濱田組の子達は、とても個性を大切にされていて、自分を表現することに屈託が無いのが強みだと思っています。そこでコーチが苦言を呈したことを、どんな風に消化していくかは今後のスケート人生において大事な分岐点なんじゃぞーー!と、そっと言っておこうっと。
ケイトリンは、なーぜブラックスワンだったのか…何故それを選んだのか…
そこんとこから疑問符。
曲ない方がいいかもよ…すら思っちゃった。
SEIMEIはんも、バラ1も。ロステレリピしてます。大事にしようという意志が見えるから。
思い入れのあるプロを滑るって大事ね…と思わせられたから。
両プロ。最初のジャンプが鍵ですよね。
バラ1の想いの1滴。なにかが流れ始める1滴。
SEIMEIルッツの壮大さは、物語の始まりに欠かせない。森羅万象、宇宙を味方に闘う晴明は大きくなくてはのぅ。はぁ、凄すぎ。
中国杯…どのカテゴリも外せない熱い週末が待っている。
…スケジュール見直してきます。