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羽生君セルフコレオ!&プラド美術館展余談。

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こんにちは!
びっくりしました。
あのオープニングのケミストリーとの群舞コラボの羽生君と殿パートは羽生君のセルフコレオだったとは!
今までとは違うなと思っていたのですが。。。
まさに!
羽生君の魅力は!
瑞々しさとパッション!
70超えたリヒテルがズガーンとフィニッシュ演奏後にドヤ顔でステージを去っていくんですから、年齢を経たからといって無理やり枯山水にならなきゃいかんわけではないのであります。
特に瑞々しさっていつまでも保ち続けるのって難しいですからなあ、蒼さは貴重なんです、どんなロック野郎、ポップス歌手でも二作目からは蒼さと瑞々しさがなくなっていくんですお。
ちなみに私が大好きなスパイラルライフも第一作目が最大に蒼くて瑞々しくて大好きなんですが、羽生君は形を変えながらも常にデビュー作みたいな瑞々しさがあるんだなあ。
羽生君は希少ですな。。。
いや~あの冒頭のセルフコレオの部分は本当に素晴らしかったです(*´∀`人 ♪
ちなみにコラボ曲は誰の振付だろう!
セルフコレオっぽい感じもしたのですが。。
また、カットされてしまいましたが、ハビの新プログラムはサンドラ・ベジックさんとウィルソンの共作だそうで。。。ベジックさんといえば、ブライアン・ボイタノやタラ・リピンスキーのオリンピック用の振付をした名振付師でアイスショーの主役に使いたい選手に羽生君とハビとパトリックをあげ、平昌での羽生君の演技が「セクシー」だったとブログに書いた方❤️
A Few Lasting Impressions…(Sandra Bezic)
【男子シングルの箇所のみ抜粋】
I adore the swagger in the Men’s Event. Always have, always will. The Men’s practices at a major event are so much fun to watch. It’s alpha – each playing top dog throwing down his best to challenge the other.
Yuzuru Hanyu commanded the title. Period. His performances in PyeongChang were a statement to prove his dominance. He treated the ice surface like a stage. Like a rock star, he turned each performance into an experience and it was downright sexy – until the shower of Pooh bears exposed his sweet alter ego! Yuzu is thrilling to watch, in person and on TV, as a competitor and as a skater.

Shoma Uno had his eye on the target all season.
Although Javier Fernandez has earned the right to it time and time again, he shows little bravado. His ease belies the difficulty of balancing technical excellence, meaningful choreography, and an openhearted performance. He’s a storyteller. His marks should have better reflected his virtuosity.
Anyone who has shared the ice with Patrick thinks of their own edges a little bit differently.
Adam delivered. His accomplishments are bigger than skating.
Let the Nathan Chen vs. Vincent Zhou battle for the next four years begin! Both these young men have the foundation and the potential for that perfect balance between athleticism and artistry. They will push each other.
全体を見ても、羽生君の滑りそのものがフィギュアスケートの一つのハイライトだったことがわかりますなあ。
個人的には、羽生君がフリーでルッツを降りた後の笑顔でのスピン・コレオとテサモエのムーランルージュでの、永遠にこの瞬間が・滑りが終わってほしくないかのように笑顔で滑る箇所は平昌オリンピックのハイライトだったと思う。
最近では競技会用のプロの振付はあまり見ていませんが、こんな独創的な振付を見ると、また誰かにしてほしいなと思っちゃいます。
ハビのプロは完全版で放送されることを期待!あと金沢、神戸でもチャンスがありますな。
さて、羽生君のコラボプロの衣装がゴッホの「星降る夜」という絵に似ているとの話から、「♯スケオタだけど好きな画家ベスト5をさらせ」という話題が出てまして、わたすも超ライト美術ファンとして晒してみようかとw
伊藤若冲←不動のナンバーワン
尾形光琳
ベラスケス←ナンバーツー
クリムト
ゴヤ
時点でエゴン・シーレかな。
常々羽生君は伊藤若冲みたいと感じてきましたが、実物が見られる展覧会はなかなかないんだなあ。
そして超大物のベラスケス。
外国では滅多に見られないベラスケスの絵が日曜日まで国立西洋美術館で開催されていたプラド美術館展で展示されていると聞き、見に行ってきました~。
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当然ながらお写真は撮影できませんので、文字だけ。
あの教科書やネットでしか見たことがない
「バルタザール・カルロスの騎馬像」や「ドン・ファン・デ・アウストリア」や「カルロス2世(スペイン・ハプスブルク家最後の王)」、「狩猟服姿のフェリペ4世」、「バリェーカスの少年」などがズラリ!
もうもう感激でした!
多くの画家の絵が並んでいるのですが、その中でもベラスケスは違うんですよね。。。。とても人間味があるというか、内面が滲み出ているような表情が真に迫っていて、画家と被写体が対等な印象なのです。
それは王であっても障がいをもっている少年でも変わらないのです。
特に目が違います。
あとハイライトの使い方が今の漫画や印象派にも通じるところや、近くで見ると雑に書いているようなのに、遠くから見ると精緻な模様や金属の輝きに見えるところが不思議でした。印象派の魁だそうで。。。
あと王室・ハプスブルク家マニア(ミュージカル・エリザベートも博多座に見に行きましたww)としては、あの肖像画!この肖像画!というのもズラリ。
ファナ・デ・ボルボン(フランス王家から嫁さんとしてきた)とかイサベル・クララ・エウヘニアとか~。
話は帰りますが、最後の王であったカルロス2世の肖像だけは人となりが感じられる他の王や王女の肖像画と異なっていて、どこか焦点の定まらない茫洋とした表情の王がそこにいまして。。。。目がブラックホールのようでした。
こちらの肖像画はベラスケスでした。
あと、フランドルの画家達も良かった~ブリューゲル父子の絵もたくさんありました。
スペイン王家になぜフランドル(今のオランダあたり)の画家の絵が多いかというと、ブルゴーニュ公の領地だったのが男子がなく相続人である女大公マリー・ド・ブルゴーニュ(美女:同名のワインもあるよw)と結婚したのがハプスブルク家のマクシミリアン大公(美男)で、その後孫のカルロス1世に相続され、さらにその後ハプスブルク家はスペインとオーストリアに分かれ、その際にブルゴーニュ領はスペイン・ハプスブルク家に引き継がれたのですな。
マニアですみません汗汗。
展覧会を見終わって、グッズ売り場に行きましたら、とあるTシャツが売られておりまして。
スペイン・ハプスブルク時代の黄金期と言えば、ヒラヒラの襟~。
その襟がTシャツにプリントされていまして、いわくその襟の名は。。。。
「レタス襟」(本当です。)
え?レタス。。。。レタスといえば。。。。。。
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肩にレタスと言われた(らしい)ガンダムSEED衣装。
この黄色いヒラヒラ襟と同様、スペイン王室時代のヒラヒラ襟も「レタス」と言われていたのだ!
むしろレタスと言われて同格ではなかろうか?
高貴!

以上であります。
さあて、今週はISUのルール改正話がありますね~ワクワク♪(野次馬根性)
6番さんのブログでは、男子がジャンプ8個から7個になると苦手な種類のジャンプをますます入れなくなるから、日本が提案している6種ジャンプへのボーナスは意味があるとか(そういえばしょうま君はルッツ矯正の話を全くしなくなったなww)、クワドは1種類のみにする案は怪我を誘発するという話に全面同意だったり(今中堅の25歳くらいの選手とかどうするんだ?)、ヨーロッパ勢はこの案に賛成かとかアメリカが賛成するんだろうなとか?
面白いです~ワクワク♪
それでは、ではでは。
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コメント

  1. nishi より:

    はじめまして
    SOCHIにわかの羽生選手ファンとして貴ブログを楽しく拝読させていただいております。
    今回の記事でリヒテル、ヴェラスケス、ハプスブルク等に親和性を持ちつい、書きこんでしまいました。
    プラド美術館はまだですが、ウイーンのKHMで堪能致しました。何気にロンドンのウォレスコレクションでも、希少な裸婦というかヴィーナスがありましたね。
    数ヶ月前は牛田君のショパン聴きましたよ、かれも羽生選手のdeepファンでしたよね。
    美しさを楽しめるのは幸せですね、これからも、楽しい記事をお待ちいたします。 草々

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