今日は簡単にですがロシアの女子シングルのテストスケート感想～。
それにしても客席密ですな、マスクもあごにかけたり意味がない人多数汗。
ワリエワ
Камила Валиева. Произвольная программа. Предсезонные контрольные прокаты по фигурному катанию（Первый канал）
もしかしたら良いのかも？と思いもう１回見たけど、逸材のワリエワたんにこの振付って残念すぎるとしか汗。
グレイヘンガウスでボレロ？で不安だったのですが。。。
まず、まだ１４歳、来期シニアに上がっても１５歳のローティーンにボレロってところでまずいただけないwボレロって官能プロですよね汗。
私はボレロとイオチサロとエクソジェネシスを１０代の選手に振り付けるのはやめてくれい派です！
かつてはカロリーナ・コストナーもローリーがボレロを提案した時に「それだけはない」と辞退しようとしたり、ミッシェル・クワンがほぼ禁止曲状態だったボレロをキャリアの集大成として、ソルトレイクシティオリンピック後にクリストファー・ディーンに振付を依頼したりとハードルが高い曲だったのですが。。。ちなみにアイスダンスでは今でも禁止曲ですねwペアでも見ないw
ロシアではどうか知らないけど、ライスト直後TLで流れた後西側のスケオタの間では落胆の評ばかり。
もちろんわたすも落胆汗。
何が落胆かというと、振付に対して音楽がBGM化していて、あのボレロの独特のリズムや繰り返しのフレーズを振付に落とし込んでいないところです。
手だけは確かに若干ベジャールですけどw特に後半のステップシークエンスまで滑って跳んでいるだけで印象的な箇所がないんだよなあ、冒頭のポーズ以外。
カロリーナ・コストナーの振付を見ると、波のように繰り返すメロディーとリズムを印象付けるようなポーズや円を描くようなターンを組み込んでいるんですよね。だからジャンプが続く前半部分もちゃんと「ボレロ」特有のリフレインの印象が残るんだよね。
これはワリエワたんのせいではなく問題は振付ですよ、うん。
振付は映画の脚本のようなものなので大事です。
お次、シェルバコワたん。
美しかったがいつものとおりという印象が否めず汗。
そろそろ４Lz、クワドは難しくなってくるかな、という感じです。
お次は電撃的にプルコーチに移籍したトゥルソワ。
トゥルソワ
Александра Трусова. Произвольная программа. Предсезонные контрольные прокаты по фигурному катанию（Первый канал）
正直今まではトルソワたんは好みではなかったのですが、移籍後のＳＰ・ＦＳとも好みでございます～。
特に個人的にはＦＳが好み！
やっと固定的なイメージから解放されて違うジャンル、違うメロディーに取り組めるようになったんだなあと。
ＦＳは近年のロミジュリの中では編曲がまとまっているのと、特にスローパートがいい。あのトルソワちゃんがこのような抒情的な演技ができるようになるとは、と感じました。
あと後半のステップシークエンスはとにかく鬼！ですが、かっこいいですね！アクロバティックですし成功すれば映えそうです。
全体的にはまだ闘うロミジュリといった印象かもしれないでうすけど、チャレンジという意味でも楽しみなプログラムです。
スローパートも含めトランジションてんこ盛りですな。。。
ただ、トルソワちゃんはお身体大丈夫なんでしょか。。。女性らしい身体になるのを止めるようなことをしていないかが正直気になるんですが汗。
（私はソチでの穴あけドーピングや政治家やマスコミへの毒盛りの件からことロシアに対してはこの分野では信用していません）
メドベーデワ
Евгения Медведева. Короткая программа. Предсезонные контрольные прокаты по фигурному катанию（Первый канал）
シルク・ド・ソレイユの「アレグリア」。振付はシェイ＝リーン・ボーン。
転倒はありましたが、多くの興味深い振付がありました、これは本当に独創的なプログラム！
こなせるかどうかは別として、凄く面白いプログラムで今後が楽しみです。
ま、側転は省略しても十分他の箇所でも独創的なのでいいのでは。。。ＳＰの時から背中に違和感がありそうでした。
背中は確か古傷だったかと。キム・ヨナさんも背中の古傷がずっとあってバンクーバー以降はビールマンポジションのスピンをしていないんですよね。
スマホでオーサーと遠隔コーチをしているのをクリケットらしい（わざとらしい）とのたまっている悪質マオタ兼しょうまファンの方をみかけましたが、ほんッッとにクリケットが嫌いなんだな！バンクーバーから何年経過してんだよwwで呆れましたわ。
一部の羽生君ファンでも見かけるのが残念ですが、こうならないようにしたいww
うーむ、女子カテゴリーなのにそこまで嫌いになるのがハテナ。まあ確かにメドべちゃんはお騒がせ系ではありますが、はっきり言ってパーソナルな部分まで興味ないんですよね。
私の個人的な感想では、演技のクオリティは
ワリエワ、シェルバコワ、トゥルソワ
プログラムは
トゥルソワ、メドベ、シェルバコワ
でしょうか。
後は簡単にDOIの感想～。
佐藤駿君はショート・フリーともに面白いおリショさんの新プロでしたが、特にＦＳの「バトル・オブ・キングス」は凄くかっこいいプログラムですね！最後のステップシークエンスは鬼ですがこれは成功したら盛り上がること間違いなしだと思います。
鍵山君はショートがおもろい！デニス・テン君も使用した曲ですが、土着的なメロディーとリズムが鍵山君にとても合っていると思います。テン君よりもっとフリーダムな印象ですな。
さかもっちゃんはショートがいい。こういう柔らかなシャンソンも意外に合いますなあ。
が、ＤＯＩ全体を見て、応援はしている、しているんだが今までの華やかなりし百花繚乱の時代と比べると小粒感が否めず汗。
これ、世界的に見てもそうで、羽生君・プル様・ヤグディン・ロロ様、真央たそ・キムヨナ・カロリーナのような華がある選手というのがいなくなってきているんだよね。多分新採点方式も影響しているんじゃないかなと思います。あのロシアでさえもそうだからなあ。
単に上手いのと華があるのとは全然違うんですよね。
北京後はこれが平常運転になるんだよなあと思うとちょい寂しい。。。うん。
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