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見とけ世界っ!

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先ほどまでラグビーワールドカップの日本対ロシアを見ていました~。
日本が30対10で勝利ーーーーー!やったーーーー!
やはり開催国が勝たないとおもろくないからのう。
ラグビーではスクラム、モッシュでの反則行為やトライの判定をするために以前からビデオ判定を取り入れていますが、サッカーもですけど全部のプレイをビデオ判定するわけではないんですよね。
特にトライや反則行為についてジャッジ間で意見が分かれた時などに使用してますな。
フィギュアだったら特に判定が物議をかもしだす得点が高いジャンプやスピンのテクニカルパネルの仕事にだけ特化すればいいわけで、コレオやステップなど独特の空気感や目線などビデオで測れない部分は(PCSだけでなくGOEも関係してくると思う)ジャッジがジャッジングすれば良いですし。
ちなみにラグビーでは選手の反則・トライだけでなく怪我や脳震盪の有無もホークアイで判定しているようで。
あの広いフィールドでできるんだから、フィギュアスケートのエッジやジャンプの回転や離氷の判定にどうでしょうか。
はあああ、ラグビーやサッカーどころか体操やアーティスティックスイミングまで複数カメラや360度カメラ、AIまで活用しているのに白亜紀みたいな高性能でもないカメラ1台のみで判定しているフィギュアスケートっていったい。。。。怠慢じゃね??
できないできない言う人いますけど、ロシアW杯のVARを見た時の衝撃を体感していたら、「今までのジャッジって重要な部分でかなり間違っていたんじゃね?」って絶対思いますわww
そして、USクラシックはまだ男子フリーを見てみないとわかりませんけど、テクニカルはゆっるゆるでしたな。。。
平昌オリンピックの男子のテクニカルだそうで、まああのテクニカルはゆっるゆるでしたもんね~多分女子も男子もそういうテクニカルを選んでいると思いますが。フェスティバルな大会で超厳しいテクニカルで採点したら物議をかもしだすとおもうww
ちなみに国籍をみたら、テクニカルスペシャリストがラトビアの方、アシスタントがスウェーデン、コントローラーがカナダ、レフェリーがオーストラリア(というかISUで重鎮の方)でバランス良し。他のジャッジも地域が偏っていることはないし。
オータムのテクニカルはなんなん??
あと~ラグビーもやっぱり対戦国の地域の審判はなるべく担当にならないようになってましたぞ。
日本vsロシアは主審がウェールズの審判、他ニュージーランド、オーストラリアのセット。
ちなみに注目の試合、ニュージーランドvs南アフリカは主審フランス、他フランス、イングランドのヨーロッパのセット。

審判が多そうなヨーロッパの国の試合では、
イタリア対ナミビアでは主審がオーストラリア、他ウェールズ、アルゼンチン、南アフリカのセット。
うんうん、これが通常ですよ!
あのオータムクラシックの審判団の隔たり具合は、例えばニュージーランド対南アフリカだったら、主審アイルランド(今回W杯での優勝候補。世界ランク1位。ニュージーランドの今回の最大のライバル)副審アイルランド、他2人がウェールズ(6ネイションズで優勝)とイングランドの組み合わせみたいなものじゃないですか?ww
ないわ〜ないないww
あのオータムクラシックの審判団の地域の隔たり具合は異常ですよ、世界の様々な国籍のトップ選手が出場すると事前にわかっていたのに、あの偏り具合は私は悪意がなければ怠慢だとしか思えないですな。
なぜ同じ地域のジャッジがまずいかと言えば、例えば羽生君への採点は、韓国や中国、アジア系のジャッジは凄く高い評価をしてくれるんですよね。。。。やっぱり好みも同じですし(アジアはマッチョ系の叙情性のないお湿り感がないスケーターはお気にめさないと思う)応援する気持ちって一番のライバルがいなければ同じ地域だと応援したくなるんですよな。
ヨーロッパだってハビを応援していましたし、羽生君はとにかくアジアとヨーロッパ、ロシアからの評価がいいですよね。
さて、前置きは終わりまして、スポニチの羽生君の一問一答が素晴らしかったのでコピーですのじゃ。
羽生君は、勝ち負けもですが、きっと誰も見たことがない景色を見たいんだろうなと感じました。
以前そういうことを話していたような。。。
彼ほど前に前に前進していくスケーターは今後現れることはないでしょう。
アスリートであるだけでなく、姿を現しただけで目がいってしまう天性の華やかさと存在感。カリスマ性がある選手なぞそうそう現れるものではない。
男子では、ヤグディン、プル様、羽生君。。。。あ、3人だけかw
昌磨君も華があると思います~(ジャンプを見てしまうと癖にウッとくるのだが。。。)
真央ちゃんも真凛ちゃんもですが、こういう選手ってジュニア時代からすでにそうなんですよね。。。だからジュニア時代から地味地味思っていた選手はなあ。。。うん。誰とは書きませんがwwだって地味なんですもん(4年くらい前からずっとそう書いてましたよ!)。。。
羽生結弦、10年目の胸中「明確なゴールがある。その目標に向かって」[ 2019年9月19日 05:31 ]スポニチアネックス
フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(24=ANA)が今季初戦のオータム・クラシック(オークビル)を終え、合同取材に応じた。いよいよ幕を開けた新シーズン。完成形を目指すショートプログラム「秋によせて」、フリー「Origin」や、静かに研ぎ澄ます超大技4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)、その先の未来まで――。シニア10年目に突入した男が、その胸中を語り尽くす。
 ――オータム・クラシックのフリーの演技を振り返って。
 「悪くはないかなと思ってるんですけど。結果としては、よくないので。もうちょっと頑張っていかないとなとは思います」
 ――練習ではループなどのタイミングが合わない様子もあった。
 「悪いところが全部出たなと思ったので。ショートも含めて、自分の力みすぎちゃうところだったり、逆にリラックスしすぎて力が抜けちゃうところだったりとか。全部悪いところが出ちゃったと思ったので。ある意味、いい集中状態をフリーではつくれたかなと思います」
 ――今季はフリーで4回転トーループ―3回転半は入れない予定か。
 「そうですね。やっぱりGOEでは、得点としてのうまみがあんまりないので。自分としては納得できた出来を昨シーズンできたので。まあ、いいかなと思っています。ただ、リカバリーとして使えるジャンプではあるので。アクセル―アクセルだったり、最終的にその構成を組んでいった時に、例えばアクセルが1回しか入らないような状態に最終的に構成としてなった場合は、アクセル―アクセルだとか、最後に持ってくることも可能なくらいの練習はしてきているので。それは頭の中に置きつつ、練習して、さらにトレーニングして、いい精度で、完成度で跳べるようにしたいなと思います」
 ――初戦を終え、今季戦っていくに向けて見えてきた課題は。
 「とりあえず試合としての演技っていうものを、あらためて本当に何回もやっているはずなんですけど、やっぱり毎回毎回気持ちっていうのは違いますし。特に自分にとっては、ノーミス以外は敗北みたいな感覚が常につきまとった状態で試合をやっているので。そういう意味では、また新たなプレッシャーと戦いながら試合できたと思っていますし。これからもまた試合ごとに違った緊張感であったり、体調だったり、そういったものが存在すると思うので。これまでの経験をうまく生かして、うまく対処しながら、いい演技を目指したいなと思います」
 ――どの大会でもたくさんのメディア、ファンの人に囲まれる。競技に集中するために意識していることは。
 「うーん。試合の時はやっぱりホテルから出る時もそうですし、部屋の中にいる時もそうですし、帰る時もそうなんですけど。凄く集中させてくださっているというか。ファンの方々も気を使って、演技の方に集中させていただいているので、そこは何も問題なくクリアできているのかなと思っていますし。あとは、もちろん今回は特に、新しい衣装で出てたのでジャージーを脱いだ時に凄い歓声が起きたりとか。何もしてないのに歓声が起きたりとか、他の選手に迷惑じゃないかなと思うところもあるくらい凄く歓声をいただいたりする中で、やっぱり自分はそういう期待があるからこそ、いい演技をしなきゃなっていう活力にはなりますし。もちろん、対外的っていう意味では、結果を出すこと、またいい演技をすることっていうのがファンの方には全てだと思うので、頑張りたいなと思っています」
 ――今季、昨シーズン入れていなかった新しいジャンプを入れる予定は。
 「後半4回転3本構成と、とりあえずグランプリシリーズ中にルッツを入れるか入れないかっていうのを考えながら練習したいなと思っています」
 ――後半4回転3本というのは具体的に何か。
 「サルコー、トー、トーかなと思っていますけど。あ、後半…。今は後半って言わないんですかね?後半で分かりますかね。とりあえず、そうですね、後ろ3つのジャンプ…。違うな、そっか、こう言えばいいのか。“4回転5本構成”と言えばいいんですか。5本でいけるようにしたいなっていう風に思って。そのトレーニングも積んでいます」
 ――(4回転)アクセルも今シーズン中に?
 「うーん。跳べれば。とにかく、その跳べるっていう感覚が自分の中で試合で跳べる、なのか。本当に練習で一発たまたま跳べる、という感覚なのか。いろいろあると思うんですけど、とりあえず試合で成功させることができるレベルに達して、それから完成度を上げていって、ちゃんとGOEを取れるというレベルまでしていかないと試合に入れることできないと思うので。そこは、ケガのリスクももちろんありますし。うまく試合と両立して、トレーニングをしていかないといけないなと思います」
 ――トーループの3連続は新しく練習していると思うが?
 「あれは1点でももぎとろうという風に思っているので。まあ、どこからでもいろんなジャンプを跳べるようにっていうことは、ちょっと心がけていろいろ練習しています」
 ――今季、新しいジャンプへの挑戦が多いが。
 「自分の中でOriginとオトナルはある意味、完成形っていうのが、自分が入れたいジャンプの構成、今の構成とその完成形で目指しているジャンプ構成とはやっぱり違うので。具体的に、まだ言わないですけど。だからこそ、いろんなジャンプの練習はしないといけないと思いますし、最終的にOriginとオトナルの完成形のためにも、難しいジャンプをもっとやっていかなきゃなという風に思っています」
 ――新しい挑戦への原動力は。
 「完成させたいのが一番ですかね。やっぱり。この2つのプログラムを。もちろん勝敗はあるんですけど、勝たせないと意味ないと思っているんですけど。その上で、やっぱり自分が求めるクオリティーの自分が求めるジャンプ構成でやりたいなという気持ちが強いです」
 ――4回転アクセルは今どの段階か。
 「とりあえず回ってこけてます。なので、あとは降りるだけかなとは思っているんですけど。まあ、回るだけでいっぱい、いっぱいのところはちょっとあるので。先ほども言ったように、試合とトレーニングの両立をさせなきゃいけないからこそ、その試合に集中すべき時はやっぱ試合に集中して。時間があったら、余裕があったらアクセルの練習をしてっていう形にはなってくるかなと思います」
 ――昨シーズンは、自分の中で「炎」がキーワードと話していた。今シーズンのモチベーションは何か。
 「最初からありますよ(笑い)。最初から別に、なんだろう、あんなフニャフニャした自分ではないなと思っていて。本当に明確なゴールが凄くあるので、その目標に向かって毎日練習したいなと思っていますし。モチベーションはあの世界選手権の悔しさというのはもちろんあるんですけど、このプログラムに対してすごい胸を張って終われる演技をしたい、というのが一番のモチベーションかなと思っています」
 ――プログラムの完成、アーティストの部分と、世界選手権でもう1度、頂点に立ちたいというアスリートとしての部分はどちらが強いか。
 「何かどっちも一緒だと思っているんですよね、僕は。僕はどっちかに寄りたいとは思ってないし。フィギュアスケートってそういうものじゃないと思っているので。ただ、芸術点がどうのこうの、技術点がどうのこうのという風潮は、やっぱり自分は一スケーターとして感じてはいるんですけど、それって結局、圧倒的な技術があってその上でプログラムは完成させられると思うので。やっぱり難しいことをやりつつ、その上でプログラムとして“やっぱりこのプログラムにはこういうジャンプが必要だよね。こういう難しさがあって、もっとワクワクしなきゃダメだよね。ドキドキしなきゃいけないよね”っていうものを感じた上での、プログラムの完成にしたいなと思っています」
 ――先日、4回転フリップも跳べていると言った。完成形はアクセルを含めて全部の4回転?
 「そこまではまだ考えてないですね(笑い)。フリップに関しては、跳びたいなとは思うことはあるんですけど、やっぱり明確じゃないので。自分のフリップに関しては。そんなに自信を持って、これが正しいフリップですって言えるフリップではないので。そこはちょっと分からないですね。ただ最終的にアクセルまで跳べて、自分にも余裕があって、公式の記録として全種跳べました、というのが欲しいなって思ったらフリップ入れます」
 ――競技をやっていると、そういう欲が出てくか?
 「もともとアクセルは跳びたいと思っていたので。ただ思ったよりも壁が分厚くて、苦戦はしたんですけど。してるんですけどまだ。でも、何か今は本当に4Aやるためにスケートやってるなって思うし。そのために生きてるなって思いますし。本当、何か、何て言うんですかね。自分の体のこととか、いろいろもちろん考えなきゃいけないんですけど、ケガがあまりにも多いので。その中で、やっぱり自分の体だからこそできるジャンプ。自分の演技の中だからこそ見えるジャンプというものを追求しながら、高難度を目指してやっていきたいなと思っています」
 ――本当に4A跳んだら辞めてしまうのか?
 「いや、分からないですよ。フリップやるかもしれないですし(笑い)」
 ――4Aも跳べるように頑張って、フリップも、さらには5回転というワードも出てきた。今、どういう気持ちでやっているのか。以前のベストな状態で(第一線を)引くという気持ちはどこに終着したのか。
 「ベストがどこなのか分からないんですよね。やればやる程、もっとこう出来るな、ああ出来るなっていうのは凄い感じますし。なんか、うーん。とにかく今を一生懸命、生きてるっていうか。今、一生懸命トレーニングしてて、今よりいい自分に。ベストって言い切れないかもしれないですけど、やっぱりベターな自分に毎回、毎回、更新できるようにというのは凄い考えてやってます」
 ――それが北京五輪の2022年になったら、その時はどうするのか。
 「そのままやってたら出ますし。そのまま…。多分あの、何て言うかな。負けるぐらいだったら辞めろって思ってるんで、自分は本当にはっきり言って。ぶざまな姿は絶対見せたくないので。やっぱりそれまでやってるんだったら、たぶん4Aを目指しながら、全種クワッドを目指しながらやっているんだと思いますし。今もその気持ちでやっぱり練習はしていますし。フリップはやる気ないけど(笑い)。でもやっぱり、うん。常に強い自分で。明言はできないですけど、常に強い自分でありつつ、その先にそれがあったら、みんなうれしいかなって思います。(笑い)。…下手くそだな、コメント。ごめんなさい。何年、インタビュー受けてるんだろう…。ありがとうございます」(続く)
――3月の世界選手権では2位。ネーサン・チェン(米国)との点差を埋めるために考えたことは。
 「結局、ベースバリューを上げるしかないかなと思っています。やっぱりGOE取ってナンボだと思っているので。ただ、その中でやっぱりGOEの限界もありますし。うーん、そこにはやっぱり人の評価軸というものが存在するので。結局、難しいものを跳んでナンボなんだなという感じはしています」
 ――4回転5本の構成と言ったが、チェンに勝てる構成という意識か。
 「というよりも、自分ができ得る最大限の構成を常に考えているという感覚ですね。もちろん、あの世界選手権の構成が彼の全てではないですし。もっと上げようと思えば、いくらでも上がると思うので。その時に、彼が最大限にやってきた時に、やっぱり勝てる状態じゃないとダメだなとは思います」
 ――昨シーズン、4回転トーループー3回転半を入れるとなった時に、GOEがマイナスでもやりたいものはやりたいと言っていた。
 「ふふふ。だから、本当にやっぱり平昌五輪が終わってフワフワしてたんだなと思います。ただ、実際に4Tー3Aやってみて、しっかりきれいに決めたいっていう気持ちは強くありましたし。それで、最終的に先シーズン中にきれいに決められたというのは、自分の中でやっぱり、ずっとショーでもやってきてたんで。それを公式記録として初めて決めた人間になりたいという気持ちは強くあって。そこは納得できたというか、消化できたかなと思っています」
 ――そして、結局、勝ちにこだわるところに戻った。
 「そうですね。もちろん勝ちたいっていう気持ちは強くありますし。それで勝てればよかったですけど、そんなことも言っていられないなと思ったので。やっぱり武器としてのアクセルは早く手に入れなきゃいけないと思ってますし。その前の段階として、別に段階を踏もうとは思ってないですけど、まずはルッツを。だいぶ使える感覚ではあるので。順を追ってというか、その時々で必要か、必要じゃないか、やるべきか、やるべきじゃないかを踏まえた上で入れていけるようにはしたいなとは思います」
 ――ぶざまな自分にはなりたくない、と言っていたが。
 「だって、なんか、“あー、羽生結弦終わったな”みたいな感じで言われるのは絶対、嫌なんで。だから、今日も、何て言うんですかね。自分の中で頑張ったな、とは思ったんですけど。ああいう点数とか見ると、かっこ悪いなとか、すっごい思ってるんで。もう、本当に、もっと練習します」
 ――自身が思うぶざまな自分とは。
 「なんか毎年オータム・クラシックとスケートカナダは、ぶざまだなと思っています(苦笑い)。かっこ悪いなあと思ってやってますけど。でも、やっぱり自分は元からいい時と悪い時の差が凄い激しかったですし。いいものはいいって言えますし、悪いものは悪いって言うタイプなんで。自分自身に対しての評価が一番厳しいと思っているので。今回はまず悪かったなと凄い言えますし。やっぱり、うーん。あのSEIMEIとバラード第1番の時のノーミスした感覚は今でも追い求めてたりとか。あとはヘルシンキのワールドのホープ&レガシーの感覚を追い求めてたりとか。あの完璧だった自分をさらに超えたいっていう欲がもの凄くあって。それができた時にやっと、かっこよかったなと。かっこよかったなと言うのは変だけど、アスリートとしていい形だったなって思えるようにはなるんじゃないかなと思います。それ以外は全部、かっこ悪いです」
 ――やりたいことがいっぱいありそうだが、今シーズンというよりも、どんどんシーズンが過ぎていく感じがあるが。
 「まあ、やれることをやって、という感じですかね。とにかく、できることっていうのは、その時々で限られているので。それをやりつつ、結果としてそうなったらという感覚でいます。とにかく、まだ成長できる余地があるなと凄い感じながら練習しているので。一時期、厳しいなって思った時もあったんですけど。アクセルの壁があまりに分厚かったので、これ、できるようになるのかなと思ってたけど、意外とできそうだなって今なってきているんで。いろんなことを試しながら、いろんな情報を得ながら強くなれたらなと思います」
 ――「一時期」とはいつ、どんな壁だったのか。
 「やっぱり、去年のオータム前とかオータム後とかですかね。アクセルやってる場合じゃないなみたいになった時があって。やっぱりアクセルもほど遠かったので。ハーネスでは降りてたんですけど。ハーネスなしで回る気配がなかったので、ただ、やっと回り始めて。昨年の試合期間中はアクセルの練習なんてしてる場合ではなかったですし、もちろんケガもしていたので、世界選手権に合わせることでいっぱいいっぱいだったんですけど、フタをあけてみたらトレーニングになっていたのかなと思います」
 ――22年という話も出た。実際、どれくらい明確に22年を思っているか。
 「そこ聞きたいんですよね…。でも、なんか、自分の中では競技生活の延長線上にあるくらいですかね。本当に、とりあえず今のところ、猛烈に出たいとか、猛烈にそこで勝ちたいという気持ちでいるわけじゃなくて。とにかくアクセル跳びたいって。何だろう。アクセル跳べた上でのOriginを完璧にしたいっていう気持ちが一番強いです」
 ――今のゴールはアクセルを跳んでOriginを完璧にすることか。
 「まあ、それが3年間か、4年間になるかもしれないですけど(笑い)。とにかく体が壊れないように、というのを意識しながら徐々に徐々に、ですかね」
 ――ゴールに到達した先は。
 「うーん、なんか昔は考えていたんですけど。あまりにも環境が変わりすぎて。自分が思い描いていた環境とは、結構かけ離れていて。というのも、あまりにもいろんな方々に支えられすぎているっていうか。こうやってB級の試合だったかもしれないですけど、その中でB級だからといって手を抜く人がいるわけではないですし。やっぱりサポートメンバーの方々はもちろんなんですけど、試合のスタッフの方とか、セキュリティーの方とかも含めてなんですけど。凄いなんか、普通の選手ではあり得ない待遇をたぶんさせてもらっていると思うので。それに応えたいっていう気持ちが、うん、一番強いんですかね。自分がこうなりたいとか、ああなりたいとかってなんか…。本当は平昌オリンピック獲って、辞めて、1年間プロになって、しっかり稼いでってことを、小さい頃はずっと思っていたんですけど。うーん、何か…。もちろん平昌終わってアクセルやるか、みたいな感じで、なあなあな気持ちで始めてしまって。結果、今めちゃくちゃ勝負楽しいって思ってスケートやってるんですけど。今の自分の根底にあるのは、もちろんアクセルとか、Origin完成させたい、オトナル完成させたいっていう気持ちももちろんなんですけど、支えてもらっている方々に対して期待に応えられる演技をしたいっていうのが、強いかなと思っています。それがどこまで続くのか、分からないんですけど」
 ――世界選手権の時に「負けは死も同然」とも言った。勝利への欲は今、どれくらいあるのか。
 「今回の試合はあんまり勝つ負けるということは考えていなくて。割とノーミスしたい、とりあえずこの構成で完成させたいっていう気持ちが強くあったので。その点に関してはやっぱり、うん。達成できていないなっていう。ああ、もっとこうだったかな、ああだったかなっていう、なんだろう。課題を凄い感じている段階ですかね。とにかくなんか、うん…言葉にするのが凄い難しいんですけど。まあ、やっぱり世界選手権で本当に届かないなっていう感覚で負けて。なんていうかな。スケートやってて勝ちたいなって思ったんですよね、凄い。さっきも言ったように、平昌というか、平昌とも思ってなかったんですけど。とりあえず、なんか19歳でオリンピック出てみたいな、23歳でオリンピック出て両方とも優勝して、辞める!みたいな感じで、本当に幼稚園くらいの時から思っていたんで。だから、その後、あまり勝利への欲っていうのがなかったんです。ただまあ、去年のグランプリシリーズでやっぱり勝ちたいっていうのは思っていたとは思うんですけど。まあ世界選手権、実際にその差を、ノーミスしてたらどうなっているか分からないんですけどね。もちろんそうなんですけど、まあ実際の演技が実力だと思うので、その時点で実力の差を感じて負けたっていうのが、また何か…。凄い勝ちたいってなっています。だから、今回の試合はもちろんそれを抑えつつみたいなところはあったんですけど、それ関係なく今回は自分の演技を完成させたいみたいなところはあるんですけど。でも、やっぱり今の自分がスケートをやっている根底には、その支えてくださっている方々への期待への感謝、期待に応えたいみたいなところと、やっぱり、あの時、負けた悔しさが両方あって、うん。今シーズンは特に頑張れているのかなっていうのはあります」
 ――4回転アクセルのために生きているってどういう日々か。想像できない。
 「修行僧みたいな感じですね(笑い)。本当になんか、パパラッチの方とか来ても面白くないんだろうなって思って。だって、リンク行って、練習して、帰ってきて、ご飯食べて、トレーニングして、お風呂入って、寝るみたいな(笑い)」
 ――そんな中で、リンク以外に楽しみとかは見つかったか。
 「凄い悲しい人みたい…(笑い)。そうですね、特に外行かないですけど。外に行くことに対して楽しみを知らないので、小さい頃から。まあ別にそれに対していいなとか、悪いなっていうのは特にないんですけど。ただ、やっぱりファンタジー(・オン・アイス)の期間で、アーティストの方々と触れ合えるっていうのは、凄い自分にとって刺激ですし。うん、表現者として、こういうことがあるんだ、ああいうことがあるんだ、っていうのを学べる機会ですし。楽しさじゃなくなるかもしれないけど。そういう刺激があって凄い楽しかったなって思っています。だからまあ、それはもうファンタジーはファンタジーでその時に楽しんだって思っているので。もちろん、かなり削ったは削ったんですけど、足も。だけど、まあそれがオフシーズンに自分がたぶん、ある意味での心の休養みたいな。頭のリフレッシュみたいな感じにはなりましたし、今年は全然休養を取ってないんですけど、でも、凄いスケートに集中している日々ですね。まあ、ゲームは楽しいですけど(笑い)」
 ――今、右足首はどういう状態か。腱が少ないという話もあった。同じようなケガをしたらどうなるか。
 「どうなるんですかね。どうなるかはよく分かんないんですけど、簡単に捻挫するなとは思っています。ほんとに(昨年11月の)ロシアの時もそんなに腫れると思ってなかったんですけど、凄いなんか、パーンって腫れちゃって、本当に靴入るかなって思ったんですけど。うーん、何なんですかね。でも注意しながらやんなきゃいけないのは確かです。でも痛みとかは特に今ないので、右に関しても左に関しても。ただ古傷みたいな痛みはもちろんちょっとあるんですけど、朝起きたときとか。まあそれぐらいですかね。競技に支障はないかなと思います。ただ、ケガするリスクが人よりも明らかに高いよっていうのは思っています」
 ――ありがとうございました。
 「別に全然引退しないですからね、まだ!」
 ――ゲームは具体的に何をやっているか。
 「今はファイアーエムブレムをやっています。(ハードは?)スイッチです」
 ――アクセルを楽しみにしている。
 「きれいなの跳びますよ、僕。本当にきれいなの跳んでやるからな。見とけ世界っ!」(終わり)
え?3年も4年もオリジンとな??
こ、黒鳥。。。。ふッまあいいさ。。。。
もう好きにやっちゃってーーーーー!
最後の「きれいなの跳びますよ、僕。本当にきれいなの跳んでやるからな。見とけ世界っ!」が少年だなあ。
もうこんな負けん気一杯なやんちゃ坊主、くそアメ公ジャッジ(あら失礼!)なんか吹き飛ばす陽の気がありますなあ。
しっかしこれだけプッシュされていたら聡いスケーターはわかるだろうし、別の意味でプレッシャーになりそうな気もw

2019-2020試合
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コメント

  1. よっしー より:

    こんなにもジャッジがフワフワしているスポーツって他にあるのだろうか?
    と今更の疑問が沸きあがりますね・・
    オリンピック競技としてどうなん?と変な疑問を抱かれないだろうか・・
    が一番心配です。
    オータムのジャッジについてはファンがSNSでいろいろと検証&解説してくださっていますが、プロのジャッジがこういう素人の判断と同列、という感じがなんとも・・
    いくらでも見ようによってどうにでもできる。
    今年のルールから言うと、高難度のジャンプを決めれば演技構成点が上がるシステム?なんでしょうか。私、本当にシロウトなのでよくわからないのですが。
    『人間の目と主観によるものさし』での判定がとても多い競技なのに、毎年毎年微妙なところのルール改正が多すぎなのでは・・
    自分の国の選手を勝たせたい、と思うあまりフィギュアスケートが『競技』として認められなくなってもいいんでしょうかね・・
    AIを導入しないのは、導入したら困っちゃうという人が多いからなんじゃないですかね。 なんだかな、もう・・

  2. より:

    いやあ、面白かったー。途中ヤキモキするところありましたが初戦勝つのは重要ですよね。
    日本、けっこう基礎的なミス多かったですね。(ここでヒヤヒヤw)
    ハイパント下手なのは照明のせいなんですかね?
    それともビビっちゃったせいなんですかね?w
    しかし、このクラスの真剣勝負ってやはり見てて面白い。
    ラグビーの面白さを堪能できました(ライトにだけどw)
    肉と肉のぶつかり合い。肉の砦を築いていくのが、まさに肉弾戦!って感じw
    松島のプレイは、美しい野生動物観てるような気持ちになったなぁ。
    人間って動物なんだなーって改めてなんとかに浸りましたよ。
    ラグビーではビデオ検証のことTMOって言うんですね。
    松島のトライでグラウンディングがなされていたかを別室でビデオ検証されていた。
    いろいろな角度からのビデオを見て(←ここ重要!)
    スローでリプレイ検証する(←ここも重要!)
    今回の場合、松島のトライはノックオンという判定で認められなかったけど、納得はいきましたよ。
    確かにスローリプレイで見ると、ボールを地面に押さえつけてはいなくて、前に流れてる感じだった。
    うーん、やっぱり検証ってこういうことですよね。
    いろんな方向から多角的に検証する。
    ワシもラグビーみて、またフィギュア思い出しちゃいましたよ。
    やっぱり一方向からのビデオ検証は限界ありますよう。
    ジャンプって平面ではないですし立体ですしおすし。
    しつこいようですけど、オータムのゆづのジャンプの着氷は別角度から観た映像だと全く問題ないレベルだと思うんですよ。
    しつこいんですけどね、ほんとにしつこいんですけどねw

  3. Pao より:

    こんにちは。
    羽生結弦選手の採点をめぐってなかなかアツいオータムクラシックでした。
    もともと、オータムでの羽生選手は芳しい成績を残せないことが多かった。
    オータムで初披露のSEIMEIは、たしかステップがレベル2ではなかったなか?
    今回羽生選手は、氷も合わない印象でしたね。フリーは、あのほっそい身体で、転倒をぐっと堪える姿が目に焼き付いています。
    観客の熱気もあってか、氷の状態がいまいちで、フリーでは選手みんなが大変そうでした。
    感覚の鋭い羽生選手の課題は、試合前刻々と変化する悪環境で、どれだけ自分に集中できるか、でしょう。
    それを考慮しても、なかなか興味深い採点でしたね。
    今後しばらくは、日本人選手への甘い(失礼、好意的な)採点が続くと思います。
    ちゃんとやってます、政治的な意図はありません、US選手だって辛口採点します、とね。
    標的はひとりなので。
    羽生とネイサンが対戦する男子シングルに、ロシアのジャッジが入るのかも、注目です。
    さいたまに入っていれば、あの点差にはならなかったと思っています。個人的に。
    選手には全く関係ない話ですけど、アメリカが本気になったら、フィギュアの世界では誰も勝てません。
    ラファが迂闊にもしゃべったとおり、彼らはネイサンという才能を獲得し、彼に沿ったルールを構築しつつある。
    今季オータムは、それを内外に宣言した歴史的な試合なのです。
    やはりここは、五輪担当大臣の出番であり、各国スポーツ省庁を通じたコンプライアンスと試合環境の再構築に着手すべき時が来たのかと思います。いや、皮肉ではありません。国内でスポーツロビーに強い人材を育成してこなかったツケを払うときが来たのです。
    羽生結弦というメガスターが関わる事象だからこそ世間の関心もあり、動機にもなりうる。
    今は無理でも、科学の目を取り入れて産業化しないと人材は集まりません。
    未来のスケーターのためにも、ここはぜひ予算を組んで対応してもらいたいです。
    最後は、政治が決めることだと思います。

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